HubSpotが「Breezeアシスタント」と「HubSpot Smart CRM」刷新、新機能「コンテキストホーム」
「Fall Spotlight 2026」でAIエージェントを中心に刷新した製品・機能群を発表
7:03
CRM(顧客関係管理)プラットフォーム事業の米国HubSpot(ハブスポット)の日本法人、HubSpot Japanは9月17日、半期ごとの製品発表「Fall Spotlight 2026」でAIエージェントを中心に製品基盤を刷新するアップデートを発表した。AIに求められているのはアウトプット(出力)の量ではなく質の高いアウトカム(成果)との考えから、自社の事業、顧客、チームの具体的かつ最新の情報をコンテキスト(文脈)としてAIが継続的に学習できる環境を作る「Growth Context(グロースコンテキスト)」を土台にした製品群になった。
中核となるのは、①AIエージェントにタスクを割り振る役割に刷新した「Breezeアシスタント」、②データが自動で最新の状態に保たれるように刷新した「HubSpot Smart CRM」、③コンテキストの充足度を可視化する新機能の「コンテキストホーム」――の3つ。このうち①のBreezeアシスタントは、質問に答えるだけでなく、指示に基づいて自ら行動し、必要なことを伝えると適切なエージェントに作業を割り当て、提案書、レポート、キャンペーン計画の作成まで実行する。
②と③はAIが参照するGrowth Contextを最新の状態に保つ機能で、②のHubSpot Smart CRMは、Growth Contextを基盤に顧客との通話、メール、会議の内容を自動で取り込み、CRMに同期する。ユーザーの手作業での入力に頼らない設計で、AIエージェントが最新のコンテキストに基づいて動作する。③のコンテキストホームは、AIが参照するコンテキストを一か所で確認・管理する。CRM上でコンテキストの土台がどれだけ整っているかをスコアで示し、不足している箇所を可視化する。
このほか「マーケティングスタジオ」を強化。「HubSpot AEO」で自社の表示状況のスコア、伸び悩んでいるキャンペーン、対応できていない見込み客などパフォーマンス改善の起点となる情報を提示する。CRMで初めて「ChatGPT広告」と連携し、情報を調べて意思決定しているAIとのやり取りの中で直接訴求できる。「Microsoft広告」とも連携して「Bing」「Copilot」「MSN」「Outlook」などのサービスを通じて、「LinkedIn」認証済みアカウントなど価値の高いオーディエンスに訴求する。
