85%が「DL後にがっかり」…BtoBホワイトペーパーが抱える“タイトル詐欺”問題【IDEATECH調べ】
そのホワイトペーパー、本当に読まれてる? 低品質のDL資料は商談にも悪影響。
8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
リサーチデータマーケティング「リサピー」を運営するIDEATECHは、ダウンロードコンテンツに関する満足度実態調査を実施した。BtoB企業の経営者/マーケティング責任者・担当者312名が回答している。
個人情報と引き換えのDLコンテンツ、8割以上が「期待外れ」

まず、個人情報を入力して入手したコンテンツやホワイトペーパーに対し、「満足度が低い」と感じた経験があるかを聞くと、かなりある・ややあるの合計は84.5%となった。

満足度が低いと感じた理由を聞くと、「タイトルや広告と内容が合っていなかったから」が44.2%、「すでに知っている情報ばかりだったから」が41.2%、「表面的な内容で具体的な情報がなかったから」が40.0%で上位となった。自由回答では、「どこにでも転がっている情報の寄せ集めだった」など厳しい意見も見られた。

一方で、「満足度が高い」と感じた経験があるかという質問に「ある」と回答した人に対し、その理由を聞いたところ、「自社の課題解決につながる内容だったから」が51.7%で最多となった。
DLコンテンツの質は「サービスの品質を反映している」が6割超

商談相手が質の高いコンテンツを発信していた場合、発注意欲が高まるかという質問では、合計で80.5%が「高まる」と回答した。

コンテンツの質が商談における発注意欲に影響すると思った理由としては、「サービスの品質を反映していると思うから」が63.3%で最も多く、以下「企業の専門性を示していると思うから」「企業の顧客理解度を示していると思うから」と続いた。
調査概要
- 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 【調査期間】2025年04月23日〜同年04月24日
- 【調査対象】個人情報を提供してコンテンツ/WPをダウンロードしたことのある、BtoB企業(BtoBもしくはBtoBとBtoCのどちらも展開)の経営者/マーケティング責任者・担当者308名
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