電通デジタルの「AI活用型コンバージョン率改善サービス」が「BigQuery」に対応

GA4のデータをAIを活用して分析、1カ月かかった「ゴールデンパス」の発見が数分に

電通デジタルは、AI(人工知能)を活用してWebサイトのコンバージョン率(CVR)改善を一括支援する「AI活用型コンバージョン率改善サービス」で、米国Googleのクラウドサービス「Google Cloud」のデータウェアハウス(データ倉庫)「BigQuery」に対応したメニューの提供を始めた、と1月22日に発表した。アクセス解析ツール「Googleアナリティクス4(GA4)」による分析やレポーティング作業が数日でできるようになる。

「AI活用型コンバージョン率改善サービス」の概要図

AI活用型コンバージョン率改善サービスは2021年12月から提供。企業のWebサイト内でのユーザーの行動をAIで精緻に分析し、コンバージョン(CV)予兆・離脱予兆の発見とCV起点のクラスターを抽出してCVが高まるゴールデンパス(主要な導線)を発見する。最も効果の高いCVR改善を導出して、パーソナライズのPDCA(計画・実行・評価・改善)と改善策の実行まで一気通貫で対応する。これまで数十社以上にサービスを提供してきた。

BigQueryは、多くの企業で導入されているGA4で、整形する前の生の「RAWデータ」と連携できる。BigQueryと連携してGA4のデータをAIを活用して分析することで、これまで1カ月程度かかっていたゴールデンパスの発見を数分で行うことが可能になる。BigQueryはオンラインだけでなく、店舗などで取得したオフラインのデータも蓄積して、データウェアハウスとして利用されるケースが増えている。

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