MMD研究所は、「日米韓3カ国比較:マンガ・WEBTOON・アニメに関する動向調査」を実施した。
マンガを読むなら紙で? アプリやブラウザで?
まず、マンガを読む方法を聞いたところ、日本では「アプリ」「紙媒体」の利用が比較的多かった一方で、韓国では「アプリ」「ブラウザ」が主流であることがわかった。アメリカでは、媒体ごとに大きな差は見られなかった。
利用したことがあるコミックアプリ・サービスを聞いたところ、日本では「LINEマンガ」「ピッコマ」「少年ジャンプ+」が拮抗。アメリカでは「Marvel Unlimited」が63.4%と最も多く、韓国では「네이버 웹툰(Naver Webtoon)」が88.2%で最多となった。
日本とアメリカは「横読み」、韓国は「縦読み」が主流か
縦読み形式(WEBTOON)のマンガを読む頻度としては、「週に1回程度以上」の割合は日本が35.7%、アメリカが64.6%、韓国が67.0%となった。
また、横読み形式(従来型)のマンガを読む頻度としては、「週に1回程度以上」の割合は日本が64.5%、アメリカが63.9%、韓国が37.6%となった。
興味のあるマンガタイトルを読みたい形式として、日本とアメリカは「横読み形式」が多く、韓国は「縦読み形式」が多数派となった。
調査概要
- 【調査期間】2023年7月18日~7月23日
- 【有効回答】<予備調査>日本671人、アメリカ568人、韓国576人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施 <本調査>日本484人、アメリカ452人、韓国475人 ※予備調査結果に基づきウエイトバックを実施
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】<予備調査>日本、アメリカ、韓国に住む20歳~39歳の男女 <本調査>半年に1回以上マンガを読むもしくはアニメを見る人