freeeが受託・請負型のスモールビジネス向けクラウドERP「freee統合型ERP」の提供を開始

必要なオペレーションがクラウドソフト「freee」上で完結、中小・個人事業の生産性向上

SaaS型クラウドサービス事業のfreee(フリー)は、受託・請負型ビジネスを行うスモールビジネス向けクラウドERP(統合基幹業務システム)「freee統合型ERP」の提供を始めた、と8月24日発表した。受託・請負型ビジネスで必要になるオペレーションが同社のクラウドソフト「freee」上で完結でき、中小企業・個人事業者の生産性を高められる。

freeeは「freee会計」「freee人事労務」といったバックオフィス業務のクラウドソフトを展開し、2022年11月には営業などフロントオフィス業務で使う販売管理「freee販売」を投入。企業全体の経営資源となるヒト・モノ・カネの一元管理を可能にした。今回新たに、工数管理と原価計算の連携機能を搭載し、freee統合型ERPとして提供する。

スモールビジネスでERPが必要な理由
バックオフィス・フロントオフィスも活用できるサービス

freee統合型ERPでは、案件原価の可視化、案件別の収支管理・入出金管理がfreee上で実現する。得意先・外注先がfreeeを導入していると、受発注業務もfreee上ででき、見積書や請求書をfreee上で送ったり受発注のやり取りをしたり、支払い状況の確認が可能になる。今後は在庫情報をリアルタイムで確認して発注できる機能の開発を進める。

案件原価の可視化を実現
取引先もfreeeのサービスを導入している場合発注業務も効率化
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