国内BtoB企業のSDGs評価ランキング、「パナソニック」「日産」を抑えた1位は?【ブランド総合研究所調べ】

企業間取引におけるSDGs評価をランキング形式で発表。

ブランド総合研究所は、「BtoB企業のSDGs調査2023」を実施した。「サステナブル購買(Sustainable Procurement)」の重要性が高まる中、国内の有力なBtoB企業256社がSDGs面でどのように評価されているかを調べている。

SDGs評価ランキング、1位は「トヨタ自動車」

企業間取引におけるSDGsへの取り組みの重要性

まず、企業間取引において、SDGsへの取り組みがどの程度購買に影響するかを聞くと、「購買や調達する際の選定条件となっている」「購買や調達の際の参考にしている」などを合計して、約35%の企業がサステナブル購買を重視していることがわかった。

SDGs評価ランキング(1~10位)

SDGsへの取り組みとして最も評価が高かった企業は「トヨタ自動車」。2位は「パナソニック」、3位と4位には「日産自動車」「本田技研工業」と自動車大手が並んだ。また、5位には「サス鉄ナブル」のキャッチコピーが注目された「JFEスチール」がランクインした。

17ゴール別評価では「USJ」が3項目でトップに

SDGsの17ゴールについて、最も取り組んでいると評価された企業名

SDGsの17ゴール別の評価としては、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が3つの項目においてトップに。「村田製作所」「商船三井」も2つの項目において高く評価された。

ESG活動について、最も取り組んでいると評価された企業名

同様に、各社のESG活動(SDGsゴールと類似している項目は省く)の評価についてみると、トヨタ自動車が「環境に配慮している」や「社会貢献活動をしている」などの5項目でトップとなった。

各社のSDGs情報はどこから入手したのか

各社のSDGs情報を入手した経路としては、「テレビCM」が11.4%と最多。以下「テレビ番組やニュース」「企業のホームページ」「ネットニュースや情報サイト」と続いた。

調査概要

  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査対象】国内で企業間取引の多い256社(業種別に売上高が大きい企業を中心に抽出)
  • 【回答者】登録調査モニター(約450万人)から全国の20~69歳の会社員、経営者、役員。総回収数計26,000人(各社1,000人ずつとなるように回収)
  • 【有効回答数】計23,228人(不完全回答および信頼性の低い回答は集計対象外)
  • 【調査時期】2023年5月1日~5月3日
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