日本の残業時間、2020年で下げ止まり。最新調査の結果は「23.90時間/月」【働きがい研究所調べ】

すでに残業過多な業種ほど残業時間が増えている。

オープンワークが運営する働きがい研究所は、「残業時間」に関する定点観測結果を発表した。OpenWorkでは、残業時間を含む、国内企業の社員のクチコミを収集しており、この定点観測は集まったデータを元に作成しているとのこと。今回の集計期間は2023年1~3月。

国内企業の社員のクチコミから分析

それによると、2023年1~3月における全体の平均残業時間は「23.90時間/月」。前期(2022年10~12月)の23.96時間/月とほぼ同じだった。ここ数年の推移を見ると、2014年の45時間前後をピークに減少が続いていたが、2020年で低下は収まり、ここ数年は20時間台前半の状況が続いている。

業種別で見ると、「コンサルティング」36.63時間/月が前期から3.30時間増で最多。「マスコミ」35.68時間/月・1.84時間増がそれに続くなど、すでに残業過多な業種ほど残業時間が増える傾向が見られた。

オープンワークでは、より詳細な情報、過去の動向に関するアーカイブを公開中。

調査概要

  • 【調査方法】OpenWorkが収集した、国内企業の社員のクチコミ
  • 【調査時期】2023年1~3月
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