大学生の6割以上が「パーパスを知ると志望度が上がる」。企業の社会貢献度にも好感 【学情調べ】
事業の目的を簡潔な文言で表現した「パーパス」が、24卒の就活生に与える影響を調査。
2022/12/5 15:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、パーパスに関するアンケート調査を実施した。「企業が存在する理由」「社会においてどのような責任を果たすのか」を言語化した「パーパス」が、2024年卒の就活にどのような影響を与えるのかを調べている。
学生の約6割が「パーパスを知ると志望度が上がる」
まず、パーパスを制定する企業に持つ印象について聞くと、「好感が持てる」と回答した学生が39.7%にのぼった。「どちらかと言えば好感が持てる」の33.0%を合わせると、72.7%の学生がパーパスに対し好印象を抱いていることがわかった。
また、パーパスを知ると「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生は、合計で61.9%にのぼった。具体的には、「ただ単にお金を稼ぎたいわけではない」「パーパスを通して、企業が事業を展開する目的を知りたい」「企業が目指す方向性と、自身の関心が一致していると志望度が上がる」との意見が寄せられた。
多くの学生が企業の「パーパス」や「社会貢献度」を意識している
パーパスや企業がどのように社会に貢献しようとしているかを、就活において「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生は、計57.0%となった。
自身の「パーパス」や、自身が解決したい社会課題を「意識する」と回答した学生は18.4%、「どちらかと言えば意識する」は26.2%となった。
調査概要
- 【調査期間】2022年11月12日~11月24日
- 【調査対象】2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生/「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
- 【有効回答数】370件
- 【調査方法】Web上でのアンケート調査
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