Instagramユーザーの75.9%が「買うつもりのなかった商品を購入」【ネオマーケティング調べ】
生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、「SNSでの商品購入に関する調査」を実施した。SNSで商品を購入したことがある男女984名が回答している。
SNS上での購入頻度、1位は「Instagram」2位は「Pinterest」
まず、それぞれのSNSの利用率について調べると、上位3位は「LINE」が83.4%、「YouTube」が82.6%、「Twitter」が66.0%となった。性年代別でみると、「Twitter」と「Instagram」は10~20代の利用が多く、「Facebook」は男性のほうが女性よりも20ポイント以上高い結果となった。
SNSごとに商品の購入頻度を調べ、「よく購入する」と「ときどき購入する」の合計を比較すると、「Instagram」が僅差で1位となり、2位は「Pinterest」となった。
Instagram、Twitter、LINEでは7割以上が「購入予定ない商品を購入」
「購入した商品をSNSで見る前から購入予定であったか」を聞くと、「Instagram」では75.9%が、「Twitter」では72.8%が、「LINE」では72.6%が「購入の予定はなかった」と回答した。男女別でみると、女性は男性よりも最大23.2ポイント上回っており、SNSが商品購入のきっかけになりやすい傾向が見られた。
商品購入の決め手は「口コミ」よりも「商品の紹介動画」
「SNSでの商品を購入した際、どのような内容が商品購入の決め手になったのか」を聞くと、1位は「商品の紹介動画」で、2位の「友人やフォローしている一般の方の口コミ投稿」とは15ポイント以上の差をつけた。男女別でみると、男性は女性よりも「商品の紹介動画」を参考にしており、年代別代では50~60代が動画を参考にする傾向があった。一方で、「インフルエンサーの投稿」「ハッシュタグ検索で見つけた投稿」は10~20代、30~40代の利用が多かった。
調査概要
- 【調査対象】全国20~69歳までの男女/SNSで商品を購入したことがある方
- 【有効回答数】984名
- 【調査期間】2022年7月5日(火)~2022年7月7日(木)
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