商品購入のきっかけになるSNS、1位Instagramに続いた超意外な2位とは?【ネオマーケティング調べ】

購入予定がなかったのにSNSきっかけで買う人、Instagram・Twitter・LINEでは7割超え。

ネオマーケティングは、「SNSでの商品購入に関する調査」の結果を発表した。SNSで商品を購入したことがある984人が回答している。

購入予定がなかったのにSNSきっかけで買うのは男性より女性

まず主要なSNSの利用率を見ると、上位から順に「LINE」83.4%、「YouTube」82.6%、「Twitter」66.0%、「Instagram」56.6%、「Facebook」34.3%、「TikTok」17.7%、「Pinterest」11.2%だった。性別では、男性のFacebook利用者、女性のInstagram利用者が相対的に多い。年代別では、若年層のTwitter・Instagram利用者、シニア層のFacebook利用者が目立つ。

これらのSNSごとに「SNSをきっかけにして商品を購入する頻度」について聞くと、「良く購入する+ときどき購入する」の合計比率がもっとも多かったのは「Instagram」48.3%で、僅差で「Pinterest」48.2%が続いた。Pinterestは利用者母数は少ないが、行動に強く影響を与えていることがわかる。

「購入した商品をSNSで見る前から購入する予定だったか」について聞くと、「興味はあるが予定はなかった+興味も予定もなかった」が半数を超えており、上位は「Instagram」75.9%、「Twitter」72.8%、「LINE」72.6%などで、最も少ない「Pinterest」でも56.6%に達していた。

性別で見ると、すべてのSNSで女性のほうが高く、特にTikTokとPinterestは男性と20ポイント以上の差が付いている。SNSきっかけあるいはSNSに押されて商品を購入している女性が多いと思われる。

また性年代別で見ると、女性は年齢が若いほど「予定はなかった」という人が多い。逆に男性は利用者が多いSNSだと年齢が上がるほど「予定はなかった」が増える傾向が見られた。

そこで具体的に「SNS上のどのような内容が商品購入の決め手になったのか」を聞くと、「商品の紹介動画」43.2%が特に多く、「友人やフォローしている一般の方のクチコミ投稿」27.7%、「企業アカウントのキャンペーンやクーポン」26.0%がかなり離れて続く。性別で見ると、男性のほうが「商品の紹介動画」が決め手になっている人が多い。女性さらに若年層は「インフルエンサーの投稿」「ハッシュタグ検索で見つけた投稿」などを参考にする傾向が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】SNSで商品を購入したことがある、全国20~69歳までの男女
  • 【調査方法】ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したウェブアンケート方式で実施
  • 【調査時期】2022年7月5日~7日
  • 【有効回答数】984
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