“上司だが心の中ではコイツ呼び(-"-)”、上司を嫌いな理由1位は人間なら当たり前?【Biz Hits調べ】

働く男女500人に「上司のどんなところが嫌いか」「上司との関わりで一番イヤなこと」を質問。

ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「嫌いな上司の特徴ランキング!」を発表した。10代~60代男女500人に対し、「職場に嫌いな上司がいるか」「上司のどんなところが嫌いか」「上司との関わりで一番イヤなこと」などを聞いている。

嫌いな上司がいる人は7割以上、仕事の能力や立場以前に“人間的にムリ”な上司が多数

まず「職場に嫌いな上司がいるか」を聞くと、73.2%(500人中366人)が「いる」と回答した。やはり職場の人間関係は難しいと感じさせる。また「上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがある」とした人は65%に達している。

 

次に、職場に嫌いな上司がいると答えた366人に「上司のどんなところが嫌いか」を聞くと、「相手によって態度を変える」47人、「仕事を押しつける/仕事をしない」44人、「高圧的/偉そう」42人、「気分屋」41人、「自分がすべて正しいと思っている」40人が、とくに票を集めトップ5となった。上司であるかどうか以前に、“そもそもの人間性”に不快感を抱くケースが多いようだ。

自由意見を見ると、「気に入っている部下には親切なのに、気に入らない部下には無視や冷たい対応をする」など、好き嫌いで態度を変える上司に嫌悪感を覚える人が、多数存在した。また損得や権威に弱く「上の人には媚びる」のも嫌われる一因だろう。「仕事を押しつける/仕事をしない」など、そもそもの業務遂行能力に疑問の目を向ける人も多数存在した。

 

こうした背景を踏まえたうえで、「上司との関わりで一番イヤなこと」(上司の好き嫌いにかかわらず、やりたくないこと、面倒に感じること)を聞くと、1位は「報告・相談・確認」78人、以下「仕事以外の付き合い」68人、「プライベートな会話」44人が続いた。

「報告・相談・確認」などの、いわゆるホウレンソウは、社内コミュニケーションの避けられない基本だが、上司の機嫌やタイミングを伺うのが憂鬱・ストレスだという人が多数だった。一方、「仕事以外の付き合い」「プライベートな会話」は、業務上は本来不要なトピックのため“接待”“業務外労働”“プライバシーの侵害”といった感覚が強く見られたという。

 

上司側がこうした感情に気付くかどうかは、かなり疑問だが、役職の立場の人は、ぜひ一度、自分の振る舞いを見直して欲しい。

調査概要

  • 【調査対象】全国の働く男女
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査期間】2020年12月3日~4日
  • 【調査人数】500人(女性332人/男性163人/未回答5人)
 
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