休日の職場からの連絡、7割以上が経験アリ。嬉しくないのはやはり「上司から」!【エアトリ調べ】

職場の人との距離感が近くなりすぎて困った経験、あるある過ぎるエピソードが多数。

エアトリは、「職場の人との繋がり方」に関する調査結果を発表した。「休日の職場からの連絡」および「同僚とのSNSでの繋がり」について、20代~70代の働く男女722名から回答を得ている。

休日の職場からの連絡、「嬉しくない」人がやはり圧倒的多数

まず「休みの日に職場の人から連絡が来たことがありますか?」と聞くと、「仕事の連絡が来たことがある」43.0%、「仕事・プライベート両方で連絡が来たことがある」30.4%、「プライベートの連絡が来たことがある」6.0%、「ない」20.6%という結果となった。7割以上の人が、休日に仕事の連絡を受けた経験ありということになる。

これに対する感想を、上司・同僚・部下、仕事・プライベートのそれぞれの組み合わせで聞いた。その結果、同僚・部下からの仕事・プライベートの連絡は、「何とも思わない」という人が多い一方、上司からの連絡は、仕事・プライベートともに「嫌だ」という人が多かった。

同僚・部下に比べ、上司からの連絡は、やっかいごとの可能性が高く、気分的にもダメージを受けそうだからと思われる。また、休日の連絡を「嬉しい」と思う人は、最多の「同僚からのプライベートの連絡」でも14.6%に留まっている。“休日はプライベートに徹し、職場の人と関わりたくない”人が、やはり主流といえる。

職場でもSNSでの繋がりが増える、一方で4割近くが「繋がりたくない人がいる」と回答

続いて「職場の人(上司・同僚・部下)とSNSで繋がっていますか?」と聞くと、「同僚と繋がっている」62.7%、「部下と繋がっている」52.7%、「上司と繋がっている」40.9%という結果だった。メールよりも速く連絡できるツールとして、業務アカウントにとどまらずSNSでの繋がりが普及していることがわかる。

一方で「SNSで繋がっている職場の人のうち、本当は繋がりたくなかった人はいますか?」と聞くと、38.7%が「いる」と回答。理由については「仕事の報連相のために仕方なかった」「上司から申請が来て断れなかった」「共通の友人が多くなり、さすがに承認しないとまずい感じになりそうだった」「ついでに私も、と交換させられた」といった声があがったという。

またSNSで繋がると、連絡ツールとしてだけでなく、その人の個人的な投稿も好き嫌いにかかわらず目にすることになる。これについて「職場の人がSNSに投稿したプライベートを見たいと思いますか?」と聞くと、「見たくない」という回答は、「上司のSNS投稿」54.7%、「部下のSNS投稿」47.0%、「同僚のSNS投稿」43.8%と、いずれも半数前後。「見たい」はいずれも1割未満で、「職場の人のプライベートに対して、明確に線を引きたい」という意志を感じる結果となった。

なお、「職場の人との距離感が近くなりすぎて困った経験」の具体例では、「記念に撮った内輪向けの写真のポーズに文句を言われた」「上司から飲みの席で不倫している話を聞かされ、がっかりした」「お休みの日に何かとイベントをやろうとする人がいた」「先輩と同僚が仲違いをし、双方から悪口を延々と聞かされた」といったエピソードがあがっている。似たような経験を思い出し、思わず渋い顔になる人も多そうだ。

調査概要

  • 【調査対象】20代~70代の働く男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2019年10月29日~11月1日
  • 【集計サンプル数】722名
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