83.2%の中高生、無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化した場合「他の無料のコンテンツを探す」と回答【MMD研究所調べ】
MMD研究所は、テスティーが提供するスマートフォンアンケートアプリにて共同調査を行った。第5弾となる今回は、12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生、高校生の男女6,950人を対象に2018年8月9日~2018年8月25日の期間で「2018年11月 中高生のデジタルコンテンツの利用と消費調査」を実施した。
無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化した場合、83.2%が「他の無料のコンテンツを探す」
スマートフォンを所有する12歳~18歳の中学生、高校生の男女6,950人を対象に、無料で利用しているアプリやサービスについて聞いたところ(複数回答可)、利用上位3つは「SNSやLINE」が91.8%、「カメラ、画像加工」が86.3%、「音楽」が82.1%となった。
これを性別・学生区分別に見てみると、男子中学生(n=927)と男子校高校生(n=525)は「ゲーム」の利用がもっとも高く、女子中学生(n=2,904)と女子高校生(n=2,594)は「SNSやLINE」の利用がもっとも高かった。
さらに、現在無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化したらどうするか聞いたところ、83.2%の中高生が「他の無料のコンテンツを探す」と回答し、13.9%の中高生が「有料になっても値段や内容によっては利用を検討する」と回答した。
フリマアプリやネットオークションを使ってお金を稼いだ経験があるのは17.8%。うち11.1%が「1か月に10,000円以上稼いだことがある」と回答
フリマアプリやネットオークション等で商品を販売してお金を稼いだ経験があるか聞いたところ、17.8%が「ある」と回答した。
稼いだことがあると回答した1,239人に対して、1か月に稼いだ最高金額を聞くと、もっとも多かったのは「1,000円未満」で36.6%、項目中でもっとも大きい金額である「10,000円以上」は11.1%という結果になった。
14.0%が有料デジタルコンテンツの購入経験あり
AmazonのギフトコードやLINEのポイント交換などを除いた、電子マネーや現金で有料デジタルコンテンツを購入したことがあるか聞いたところ、購入経験が「ある」と回答したのは14.0%、「ない」と回答したのは86.0%となった。
有料デジタルコンテンツ購入時の決済方法で最も多いのは「iTunesカードやGoogle Playギフトカード」で69.6%
有料デジタルコンテンツの購入経験者(n=975)に、購入時の決済方法を聞いたところ(複数回答可)、最も多かったのは「iTunesカードやGoogle Playカード」で69.6%、次いで「キャリア決済」が21.3%、「自分自身のプリペイドカード」が18.5%となった。
課金状況を親が認知していると回答したのは73.1%、しかし課金に対するルールが決まっている家庭は26.4%
有料デジタルコンテンツの購入経験者(n=975)に有料デジタルコンテンツの課金に対して、自分の親がそれを知っているか聞いたところ、「知っている」と回答したのは73.1%、「知らない」と回答したのは26.9%となった。
続いて、課金に対する家庭内ルールが決まっているか聞くと、「決まっている」と回答したのは26.4%、「決まっていない」と回答したのは73.6%だった。
調査概要
【調査期間】2018年8月9日~2018年8月25日
【有効回答】6,950人
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生、高校生の男女
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