Movable Type 7をいち早く体験できるデベロッパープレビュー提供開始。本リリースは2018年4月予定
CMSツールを提供するシックス・アパートは、CMSプラットフォームMovable Type 7を2018年4月にリリースすると発表し、Movable Type 7の機能をいち早く体験できる(デベロッパープレビュー)を公開した。
Movable Type 7では、「コンテンツタイプ」という新しい機能を搭載し、より運用しやすいコンテンツ管理を実現するという。
新しいMovable Type 7では何ができる?
Movable Type 7では、具体的には次のようなことが可能となる。
コンテンツタイプという新機能を搭載することにより、アーカイブマッピングの柔軟性や多様性は従来のままで、より自由にコンテンツをデザインして管理できる。もちろんMTタグも利用できる。
たとえば、次のようなイベント情報ページでは、開催日・会場・説明文・講師情報などの要素が必要になる。
いままでは、必要な情報をすべて「本文」に入れる必要があった。
つまり、講師情報というコンテンツタイプを一度作成してしまえば、別のイベントページでもこの講師情報を再利用できるわけだ。
できることをまとめると次の通り。
- さまざまな情報をすべて本文に入れる必要がなくなる
- 「エントリー」「ページ」以外の名称をつけられる
- タイトルを必須としないコンテンツが作れる
- プラグインやアドオンなしでコンテンツタイプが作れる
- 特定のメディアアセットの参照ができる
- 使い回しができるコンテンツの管理がしやすくなる
コンテンツタイプの導入で、マルチデバイスの対応や他メディアへのシンジケーション、Data APIを利用してアプリやサイネージへの配信などが可能となる。
本発表に際し同社は、200人規模のカンファレンス MTDDCを開催。キーノートに登壇した同社取締役 CTOの平田大治氏は、Movable Type 7開発にかける意気込みを次のように語った。
2016年に会社がスリムになったことがきっかけで、出社しないテレワークという働き方「SAWS」を導入しました。このことにより開発スピードが増しました。
皆さまの期待に応えられるように、より安全で使いやすいMovable Type 7の開発を進めていきたいと思います。
Movable Type 7は2018年4月にソフトウェア版とクラウド版を同時リリース予定で、それに先立ち1月にベータ版をリリースするという。
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