ラック、セキュリティ監視センターがまとめた2009年の「侵入傾向分析レポート」公開

Webサイトの改ざんを狙った攻撃が多く、下半期には手法が外部から内部に変化

セキュリティソリューションのラックは、同社のセキュリティ監視センター「JSOC(Japan Security Operation Center、ジェイソック)」が収集し分析した2009年のインターネットの脅威傾向を「JSOC侵入傾向分析レポート」としてまとめ、3月17日発表した。Webサイトの改ざん手法が外部から内部に変化していた。

レポートによると、2009年はWebサイト改ざんを狙った攻撃が多く発生。上半期はSQLインジェクションなど外部から直接Webサイトを改ざんする攻撃を多数検知したが、下半期はこうした攻撃は減少。企業内のコンピュータを悪性プログラムに感染させる攻撃に変化した。

Windowsアカウントを悪用する「Conficker(コンフィッカー)」や、Webサイト管理者のFTPアカウントを盗み取る「Gumblar(ガンブラー)」が企業内のネットワークに広まった。特にGumblarの被害に遭い、改ざんされた企業サイトも目立った。

ラック
http://www.lac.co.jp/

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

SSL
「SSL」(Secure Sockets Layer)は、Webサイトを閲覧する ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]