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ローソンの購入履歴・あきこロイドちゃんなどを活用したアプリ・サービスを開発「HackaLawson 2013」レポート

ローソンの各種データやキャラクターを活用したアプリやサービスを募集する

「ローソンとできるソーシャルチェンジ」をテーマに、ローソンの各種データやキャラクターを活用したアプリやサービスを募集する、ローソン主催のイベント「HackaLawson 2013」が8月19日に東京のローソン本社内でスタートした。

「Hack」と「Marathon」を組み合わせたハッカソンは、プログラマなどが共同作業によって短期間でプログラムなどのプロトタイプまでを一気に作り上げようというもの。そのハッカソンとローソンを組み合わせたHackaLawsonでは、エンジニアやクリエイターが集まり、ローソンが提供する位置情報や、ローソンが活用しているソーシャルメディアAPI、ローソンのキャラクターなどを活用して、アプリの開発技術やアイデアを競い合う。

イベントは、参加者がアイデアを出し合うワークショップ形式の「アイデアソン」(8/19)と、共同作業でアプリ・サービスを開発する「ハッカソン」(8/24~8/25)として、3日間にわたり開催される。

初日のアイデアソンでは、参加者がアイデアを出し合いながらチームビルディングを行い、週末のハッカソンにチャレンジするための準備が進められた。この場で出されるアイデアはこの場にいた人の公共財として、参加者のだれでもが利用できる事が前提となる。

「自分がローソンのCEOだったら」そんな視点のアイデアを募集したい

ローソン
取締役
代表執行役員COO
玉塚 元一氏

ローソンの企業理念は『私たちはみんなと暮らすマチを幸せにします』というもの。幸せにするのであれば、いろいろなことをやっていきたい。ローソンの外にいる人から客観的に見て、自分がローソンのCEOだったら、COOだったらこういうことができるのではないか、中にいる人間には思いつかないようなアイデアを出してほしい。

HackaLawsonの開幕にあたり、ローソンの玉塚氏が挨拶。HackaLawsonでは、もともと位置情報データなどを提供する話になっていたが、急遽、より良いアイデアを出してもらうために、個人情報が特定できないダミーのPOSデータも提供することになったという。

初日のアイデアソンで発想するアイデアのテーマは、「ローソンとできるソーシャルチェンジ」。ローソンという拠点やサービスを活用し、ソーシャルチェンジ(自分の生活を少しでも良くすること)につながるアプリやサービスを、ローソンが提供する次のデータを活用しながら考えていく。

  • ローソン購入履歴データAPI
    以下の情報を取得可能(データはダミー)
    購入日時、レシートID、商品ID、商品名、商品単価、購入店数、店ID
  • ローソン店舗の位置情報データ
    店舗種別(ローソン、ナチュラルローソンなど)、店舗名、店舗ID、TEL、開店日、住所、営業時間、緯度経度
    OpenStreetMapとして保存されているので、POI情報として利用したりなどさまざまな利用が可能
  • ローソン運営のソーシャルメディアAPI
    Facebook、Twitter、Google+、foursquare、mixiなどをはじめ公開されているもの。データ利用に関しては各プラットフォームの規約に従う
  • ローソンキャラクター
    あきこロイドちゃん(あきこちゃんのVocaloid)、3Dデータ・音声データ

イベントを通じて開発されたアプリやサービスは、さまざまな分野の審査員たちによって評価される。

HackaLawson 2013の審査員。左から、
一般社団法人 オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン 副理事長 古橋 大地氏
東京証券取引所 マーケット営業部 菊池 和宏氏
ドワンゴコンテンツ ライブ事業部 担当部長 中野 真氏
公益財団法人日本財団 経営支援グループ 事業企画チーム チームリーダー 高島 友和氏
リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ cameran チーフプロデューサー 大城 哲也氏
リクルートホールディングス メディアテクノロジーラボ MashupAwards運営事務局長 伴野 智樹氏
ローソン マーケティングステーション 広告販促企画部 マネジャー 白井 明子氏

ローソンが提供するデータを活用してアイデア発想を膨らます

イベントの参加者は約60人。20代半ばから30代が中心で、エンジニアが5割~6割ぐらい。一般の会社員も多く参加していた。アイデアソンでは、まずブレストの練習となる個人アイデアワークが、連想を膨らます「マンダラート」を用いて行われた。

その後は、5分交代のペアブレスト「speedstorming」や、各自が作ったアイデアスケッチを参加者同士で評価することを行い、いくつかのプロジェクトチームが形成されていった。チーム内で議論しながらアイデアを膨らませていき、各チームで練り直されたアイデアが1分間のプレゼンテーションで発表されていった。

アイデアを広げる「マンダラート」。中心にローソン・コンビニを置き、周囲の8つにアイデアやサービスに結びつくものを書き出す。
「speedstorming」では、2人1組のペアで5分間アイデアを紹介し合い、1分でメモをする。
自分の出したアイデアや耳にしたアイデアを整理して書き出す。
各自が作ったアイデアスケッチを評価し「☆」マークを付ける。

各自3~4つのアイデアスケッチを行い、約180~200個のアイデアが出た。それらの中で評価が高かったものを上位案として採用し、さらに事前に考えてきたアイデア持ち込み枠などを合わせ、最終的に17のプレゼンテーションが行われた。ここで出たアイデアは週末に行われるハッカソンに引き継がれる。

プレゼンテーションの様子。

アイデアソンからハッカソンへブラッシュアップ

ローソン
白井 明子氏

審査員であるローソンの白井氏は、3時間半にわたるアイデアソンを終えて、「みなさんありがとうございました。普段、プロモーションを企画している立場としては、トイレや大雨時の傘などを軸にしたアイデアは、思いつかない内容で驚きました。また、あきこちゃんというキャラクターを作った人間として、あきこちゃん関連のアイデアには感激。この先のハッカソンでどんな成果が出てくるのか期待しています」と締めくくった。

イベント後半のハッカソンは、8月24日から25日の週末にかけて渋谷ヒカリエで開催される。24日の冒頭にアイデアソンで最終的に残ったアイデアを発表し、改めてチーム編成を行い、そのチームで25日の15時まで開発を行う。最後に各チームで2~3分のプレゼンテーションを行い、その結果を審査員が審査する。最優秀賞作品は、ローソンと共同でサービス化を検討する。また、「ローソン賞(からあげクン1年分相当)」をはじめ、各審査員による特別賞なども授与される。

ハッカソンで利用できるデータの詳細は、Facebookのグループで公開の予定。参加者たちは、ハッカソンまでにチーム内でアイデアをブラッシュアップしてもよし、新しいアイデアでプロジェクトを立ち上げてもてもよし。それぞれが最終プレゼンへと向かっていく。

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