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はじめての面接(番外編) 体や心の悩みにどう対処する?

面接時に気になる外見や生理的な悩みの例とアドバイス
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リーマンショック以後の雇用情勢が伸び悩んでいるいま、企業の採用担当者はこんな風に考えています。

きっと今なら優秀な人が沢山市場に溢れているはず

ということは、積極的に採用を進めている企業は、より選考ハードルを高くしてきています。そのためか、転職活動をしている人のなかから、転職時の面接に関して、仕事の経験を面接時にアピールすることとはまた別の側面として、外見や生理的な悩みが多く寄せられるようになってきました。

今回は、そうした事例をいくつか紹介します。

はじめての面接(番外編) 体や心の悩みにどう対処する?

○お悩み ①

WEBデザイナーのA君、凄く汗かきで、ハンカチだとすぐにビショビショになるほどです。面接の最中は汗が気になって、面接官の話に集中できず、まちがった受け答えをしてしまうなど失敗しました。

○サッチー先生のアドバイス ①

面接時にタオルを持ち込んでも大丈夫ですよ。ただ、面接官が驚くでしょうから面接前に「緊張して、汗をかくタイプなので、タオルを使わせていただいてよろしいでしょうか?」と一言ことわっておくのがいいでしょう。

また、汗対策として吸汗速乾タイプの服を着るようにしたり、事前に制汗スプレーを使ったり、面接時間より1時間早めに来て落ち着いて挑めるようにしたりするのもいいでしょう。

◇◇◇

○お悩み ②

保険会社でWEBサイト運営を担当していた、Kさん。皮膚炎がひどく化粧ができませんが、そのために印象が悪くなることはないでしょうか?

○サッチー先生のアドバイス ②

実際のところ、外見の印象は第一印象で大きな比重を占め、面接でも重要なポイントです。しかし! 面接官は、面接をする中での反応や態度に注目しています。

まずは、あなたが面接官の目を見て溌剌とふるまうことで印象度はアップします。そのほうが、化粧をバッチリと決めているけれども目を見て話さない候補者よりも、数倍印象が良くなります。

◇◇◇

○お悩み ③

ベンチャー企業でWEBコンサルタントをしていたHさん、タバコに対してひどくアレルギーがあり、転職先企業では環境を重視しています。

○サッチー先生のアドバイス ③

タバコや化学物質に過敏に反応する人が最近増えてきています。ほとんどの大企業は禁煙、分煙体制をとっていますが、中小の企業ではまだ整備されていないところもあります。面接の際に分煙か禁煙か質問しても、もちろん構いません。

とはいえ、面接の際に分煙だと言っていた会社も「社長だけは特例だ」とか「会議中は喫煙OK」など入社してみて驚くこともあるかもしれません。人材エージェントなどを通して事前に企業文化などを調べておくことをお勧めします。

◇◇◇

○お悩み ④

制作会社でWEBディレクターとして勤めていたSさん、鬱病を発症して休職期間がありました。現在は完治していますが、病名を詳しく言うべきでしょうか?

○サッチー先生のアドバイス ④

聞かれなければ、病名を詳しく説明する必要はありません。また、面接官は病気での休職後、完治したかどうかを気にしますので、病名を詳しく伝えるよりも、治療して完治したことをしっかり伝えることが大切です。

最近は女性特有の病気で悩む方も増えてきました。ひとりで面接をすすめることに不安がある場合、女性担当者の人材エージェントをつかうことにより、言いにくいことも代理で伝えてもらうことができます。

◇◇◇

面接という短い時間の中で、自分の本意とするところを伝えるのはなかなか難しいものですが、努力をしてもすぐには改善できない外見や生理的な問題は、自分の個性だと思って開き直ることが重要です。逆にコンプレックスに感じて、暗い印象を面接官に与えてしまうと、ますます悪い結果を引き起こします。面接官も人間ですので、魅力的な印象を持つ人は高く評価します。コンプレックスを乗り越えたときにさらに大きな魅力があなたに備わっていると思いますよ!

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