年俸1000万円を目指すWebギョーカイ転職道場

はじめての面接は合コンや初デートのマインドで(基本編)

面接は、合コンや初デートのつもりで望むと、「コミュニケーション力不足」が理由の不採用を減らせるかも。
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○今回のお悩み

28歳、Y君。理系の大学卒業後、インターネットの将来性に憧れサーチエンジンマーケティングに特化した企業に入社。当初はWEBディレクションやログ解析の運用ワークフローやシステム設計を行った後、コンサルタントとしてSEMを中心とした効果測定、顧客サポートを行ってきました。5年の業務経験を経て事業会社側でマーケティングをやりたいと数社に応募。書類は通るのですが1次面接が突破できません。

年俸1000万円を目指すWebギョーカイ転職道場:はじめての面接!(基本編)

○サッチー先生のアドバイス

面接時に必要な“見た目”

Y君は見た目にあまりこだわらないタイプで、面接には新卒で使った6年前の黒いリクルートスーツを使用。また自分のこととなると自信がなくなり、目を見てスムーズに話せないという方でした。面接終了後に「コミュニケーション力不足」や「会社とカルチャーが合わない」という理由で不採用になるケースが多く、何を改善すれば良いのかわからず壁にぶつかっていました。

この壁を突破する為には、ぜひマインドをチェンジしてほしい……。たとえば「面接」ではなくて「合コン」?!「初デート」だと思ってファッションにも気をつけて、相手のことを考えてウキウキ、ハラハラの気分で面接に挑むという方法です。理由は“見た目”や“雰囲気から受ける印象”であるノンバーバルコミニケーションは第一印象に大きく影響します。これを改善することで、面接官の評価は格段にUPします。具体的には、声、表情、振る舞い、服装などから変えていきましょう。

  • 表情 ―― 眉間のシワ、口がへの字にならないように、スマイル(大笑いではない)。
  • 姿勢 ―― 姿勢を正す、猫背や斜めに傾いていないか(自分でも気がついていないかも)鏡を見てしっかりチェック。
  • 服装 ―― 新卒ではなく経験者、スペシャリストとしての服装を。靴が汚い、派手、シャツが黄ばんでいる、汗臭いはNG。
  • 振る舞い ―― 自ら始めに挨拶をする、声は大声でなく面接官の目を見てハッキリと話す。徹夜明けでボーッとしていたり、眼鏡やコンタクト忘れて行動がたどたどしいなどはNG。もちろん帰り際の挨拶も忘れずに!
  • その他 ―― 口臭はないか、歯にモノは挟まっていないか確認。また、ヘアスタイルを変えるだけでも(女性ならメイクアップも)印象は明るくなります。

面接時に必要な“会話の内容”

面接時に必ず面接官から質問されるのは「志望動機」と「転職理由」。この2つが明確でポジティブでないと勝率は低くなります。Y君の場合、自己PRが苦手で自分のことを話すのに精一杯でした。ここでも合コンの話をすると「一方的に自分の話をする人はモテません」よね?私がこのタイプの方にご提案したいのは、苦手な自己PRに終始せず、相手が求めていることを良く読み取って「志望動機」と「転職理由」この2つを中心にお話できるようにする方法です。

  • 志望動機 ―― ナゼ応募するに至ったか?事前にしっかりと企業研究をし、自分がこの会社に入ったらどのようなメリットがあるのか実績や経験をもとに話せるようにしておきましょう。
  • 転職理由 ―― ポジティブな転職理由を!「上司が嫌だった」などという理由だと「短絡的に転職を考えているな」と面接官の目には映ります。前向きで説得力のある転職理由を話せるよう自分の気持ちと向き合ってみましょう。

少し前にネット系社長が秘書と結婚するニュースがありましたが、実はWeb業界、社内恋愛がすごく多い! 転職先で未来の夫や妻が待っている可能性も高いのです。話がズレてきましたが、合コンと同じくモテモテの人材になる為に、せっかくのチャンス! 面接官に好まれる努力をしましょう♪

以上 次回は「はじめての面接」(応用編)です。

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