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記者視点のポイント満載!ニュースリリース書き方基礎講座(無料)2016年開催情報

10 years 1ヶ月 ago
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ニュースリリース書き方基礎講座

ネットPR事業を展開している株式会社ニューズ・ツー・ユーでは、リリースライティングの基本を学ぶ「記者視点のポイント満載!ニュースリリース書き方基礎講座」(受講無料)を、定期的に開催しています。

ニュースリリースやプレスリリース、と聞くと専門的で難しい、というイメージがあるかもしれません。初めて書くときには、どのような書き方をすればよいか迷ってしまうこともあるかと思います。

そんな不安を払拭し、自信を持ってリリース作成ができるよう、リリースの役割からリリースの基本構成や表記ルールなど書き方の基本を学ぶ基礎講座を用意しました。記者視点での書き方のポイントも満載。実際に企業から発信されているニュースリリースも多数紹介しながら解説します。

「ニュースリリース書き方基礎講座」内容
  1. ネットPR時代のリリースの役割とその効果
  2. リリースの基本的な書き方(記者に書いてもらうための工夫ポイント・読み手を意識した書き方ポイント)
  3. 他社のリリース事例
こんな方におすすめ
  • ニュースリリースをほとんど書いたことがない方、未経験の方
  • 自己流で書いており、作成の基本を学びたい方
  • より効果的なニュースリリースの書き方を学びたい方
講座概要
日時2016年2月24日(水)15:30-17:00
場所株式会社ニューズ・ツー・ユー 1階セミナールーム 地図
(東京都千代田区一番町2-2 一番町第二TGビル)
定員12名
料金無料
お申し込み

2016年2月24日(水)開催分は締め切りました。次回は3月下旬予定です。お申し込みは本ページで行います。お申し込み開始はメールマガジンでもお知らせします。

ネットPR.JP編集部

NHN テコラスが「カートスター」をリリース、消費者調査の「かいもの研究室」を新設

10 years 1ヶ月 ago
「カートスター」は、売り上げアップを支援するECサイト構築プラットフォームとして「コレカゴPlus」を刷新したもの

NHNグループで、EC支援を手がけるNHN テコラスは1月27日、ショッピングカート「コレカゴPlus」を、売り上げアップを支援するECサイト構築プラットフォーム「CARTSTAR(カートスター)」に大幅刷新した。

あわせて消費者の行動を理解するための調査・研究を行う「かいもの研究室」を設立した。

「CARTSTAR(カートスター)」の大きな刷新点は、名称変更のほか、業種ごとに最適化した標準デザインを準備し、簡単に導入できるようにしたこと。

新たに設立した「かいもの研究室」で実施した消費者アンケートを通じ、消費者目線による最適化したデザインテンプレートを業種別に用意。テンプレートは消費者のトレンドを把握しながら、随時アップデートしていく。

NHN テコラスが「カートスター」をリリース、消費者調査の「かいもの研究室」を立ち上げ

「CARTSTAR(カートスター)」で提供するテンプレート例

運用面での強化では、マルチデバイスに対応。複数のデバイス間をまたぐことによるカートからの商品消滅、リダイレクトの問題を解決する。

新たに立ち上げた「かいもの研究室」では、消費者がどのようにネットショップを利用するのか、アンケート調査を実施。また、ユーザー行動を把握するためのユーザー行動観察調査も行う。

こうした消費者に対する調査結果はNHN テコラスのECサービス利用者に提供。売り上げアップに役立つ資料などとして活用してもらう。

NHN テコラスは従来のシステム提供といった立場から、システム導入店舗の売り上げアップまでを総合的にサポートする体制に移行。ECサイトの管理システム「TEMPOSTAR(テンポスター)」とあわせて、EC企業の売上UP、業績UPを支援する。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

長期的な利益を生み出す「熱狂ブランド」の戦略を学ぶ書籍12冊+αを読んでみた

10 years 1ヶ月 ago

久しぶりに日経BizGateのコラムを更新したので、ついでに関連本をまとめを。

こちらの記事、ぜひ読んでみてください。

購入金額だけで「顧客を格付け」する愚行 ~ 本当に大切にすべきは「熱狂する顧客」
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/95643011.html

ということで、こちらでは長期的な利益を生み出す「熱狂ブランド」の戦略を学ぶ書籍をご紹介。


1. スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営

スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営スノーピーク「好きなことだけ! 」を仕事にする経営
山井 太

日経BP社
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2年前からキャンプを初めて大好きになったキャンプ用品メーカー「スノーピーク」代表、山井太さんの本。スノーピークは、年間キャンプ場で数十泊もするハードキャンパーがこよなく愛する熱狂ブランド。スノーピーカーと呼ばれる熱狂顧客と熱狂的推奨者によって順調に売上を伸ばし、2014年12月に東証マザーズに上場を果たした。

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同社決算説明資料「平成27年12月期第2四半期 投資に関する説明会」には、上記の通り顧客の育成ステップが明記されており、得意客、営業支援顧客、経営参画顧客などの顧客を巻き込んだ経営を重視していることが明記されている。「顧客満足ではぬるい。顧客を熱狂させるのだ」「熱狂顧客と熱狂的推奨者こそが、スノーピークブランドの持続的な競争優位の源泉である」という想いが伝わってくる。


2. 顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
トニー・シェイ,本荘 修二,豊田早苗

ダイヤモンド社
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皆さんご存知の通り、ザッポスはネバダ州のラスベガスに本社を置き、米国とカナダで靴や衣料、アクセサリーなどを販売するEC事業者だ。靴のオンライン販売では米国最大で、1999年の創業からわずか10年後の2009年に12億ドルで米アマゾンに買収された。

ザッポスは自らを「靴を売ることになった顧客サービス企業」と称する感動創造企業である。「信じられないくらい素晴らしいサービスだった」「ザッポス最高!」「超音速の配送で、顧客サービス博士号持ちですね」など、感動のあまり涙ながらに書いた礼状を送る顧客がいるほど、ザッポスは顧客を感動させ、熱狂させている。

必読です。


3. シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略

シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略シャオミ(Xiaomi) 世界最速1兆円IT企業の戦略
陳 潤,永井 麻生子

ディスカヴァー・トゥエンティワン
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多くの人は中国の携帯キャリアとして認識しているかもしれない謎に包まれた急成長企業シャオミの戦略について考察した本。「中国のスティーブ・ジョブス」の異名をとる創業者・雷軍(レイジュン)が打ち出す「インターネット思想」というコンセプトや「シャオミ方式」と呼ばれる戦略、ユーザーを囲い込む「参加感」の秘密に迫っている。シャオミの戦略は、集中(一機種しかつくらない)、究極(消費者の期待を超える)、口コミ、スピードの4つで、特に口コミが重視されている。携帯電話を売りだす前に、100人の熱狂顧客が参加するコミュニティフォーラムをつくり、驚くべきスピードで機能改良を果たし、熱狂顧客のSNSを使った口コミによって爆発的な成長を遂げたとされる。代表の雷軍(レイジュン)は、「飾らずに言えば、シャオミが売っているのは『参加感』なんだ」と言っている。

厳密な統計ではないが、シャオミフォーラムのユーザーは1000万人に達しており、QQ空間のユーザーは1000万人、ウェイボのフォロワーは300万強、ウィーチャットのフォロワーも280万人に上る。フォーラムやウェイボ、ウィーチャットを通じてできたコミュニティやファンクラブが様々な意見を出し、シャオミもそれを即座に商品に反映させる。このようなひとつひとつのやり取りのなかで、シャオミファンは自発的に口コミを広げていく。

フォーラムには商品開発担当者だけでなく、雷軍などの経営ボードメンバー、開発に携わるエンジニアも積極的に関わり、一日一時間以上もユーザーとのコミュニケーションに投じていたらしい。そこがすごい。また、ユーザーとのコミュニケーションでは「話し言葉で書け。聞いてすぐにユーザーが理解できることがすべてだ」「簡潔にしろ。ユーザーが実際に感じ取って、心が動かされるように」といったルールもあるそうな。シャオミは、とにかく徹底的に顧客に愛されることを志向しており、「ビーフン(シャオミの熱狂顧客)がいて、シャオミがある」という状態になっているとのこと。

口コミ、集中、究極、スピードの4原則について引用。

ユーザーが出した意見は、採用されるとたった一週間でMIUI(基本OS)のシステムに反映される。これは旧来の携帯電話メーカーでは想像もできなかったことだ。ノキア時代には3~5年にやっと1回システムが更新されるだけだったし、Appleの新システム発表は年に1回で、Googleですら四半期に1度だ。だが、シャオミは毎週1回の更新を厳守している。シャオミはその尋常ではない効率と、ユーザーとの密接なコミュニケーションによって、口コミを確立し急速に成長し、今に至っている。

もうひとつ、コミュニティやフォーラムにおいて理想的な状態の記載があったので引用。

シャオミフォーラムには毎日数十万の書き込みがあるプログラマーはそのすべてを読むことはできないため、書き込みの80%以上は、ユーザーが自発的に、他人の質問などに回答をしている。質問だけではない。「シャオミの社員は豚だ」というような悪意の書き込みや悪口にもユーザーは回答しており、問題は大変友好的かつ的確に解決されている。シャオミフォーラムには非正規の管理者であるユーザーがたくさんいて、彼らがBBSの管理を行い、重複した質問を消去し、深く話し合うべき問題にマークをつけ、そののちに、シャオミフォーラムの担当社員に報告している。シャオミのプログラマーの手許に届けられる書き込みは毎日数百にすぎないが、それらは非正規管理者による選別のおかげですべて新しい問題に限られ、同じ問題が重複することはない。このようにしてプログラマーたちは問題の解決に集中できるのである。

すごい。

その他シャオミの顧客に対する理念。

・顧客は友人である
・社員を管理するのは社長ではなくユーザーである
・経営において最善の手段は、すべてをユーザーに委ねること

最後にシャオミのマーケティングについて。

・最もヘビーなユーザーを満足させれば、他のユーザーを満足させることはたやすい
・現在必要とされているのは体験型マーケティングだ
・旧来のメーカーは1台の携帯電話を売ると、それで商売が終わったと思っている。しかし、シャオミにとってそれは商売のはじまりにすぎない

※しかし、良いことだけではない。シャオミは、限定発売を繰り返すことによって飢餓感商法と揶揄する者も多い。これから真価が問われるが、ここまで熱狂戦略を実践するブランドも少ない。ぜひ研究してみて欲しい一冊。

こちらも読んでみるとおもしろいですよ。僕も同じこと(中国製品は安かろう悪かろう)思ってました。

●激安8コアスマホ「Mi 4i」に触れればXiaomiがなぜ急成長できたのか一発で分かる(Gigazine)
http://gigazine.net/news/20150725-xiaomi-mi-4i-review/


4. 利益を生み出す熱狂ブランドの作り方

利益を生み出す熱狂ブランドの作り方利益を生み出す熱狂ブランドの作り方
アレン・P・アダムソン

ダイレクト出版
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いかにして偉大なブランドが構築され、優位性を保ち、トップの座を守っていくかについてまとめられた一冊。『優位に立つすべての企業は、自社ブランドのベースとなる「魔力(フォース)」を常に肝に銘じている。』『すべてのものを象徴しようとするブランドは、結局、何も象徴することができない』と説く。

 成功し続けるブランドがある一方、急速に人気を博し、同じような勢いで消えていくブランドがあるのはなぜか?
 優れたニッチブランドは高度に差別化されていて、ある特定の顧客にとってその違いに高い価値がある。
 だからこそ、マーケッターは、人々の関心が高い上に誰も見たことがないような何かを、見つけなければならない。
 しかし、史上の変化の激しい今日においては、そだだけでは十分ではない。
 優位に立つためのさらなる原動力が必要になる。
 それは、「熱狂」だ。
 成功するブランドは、顧客を熱狂させるエネルギーを持っている。
 熱狂は、「顧客」を「信者」へと変え、巨大な利益を生み出す。
 GE、アップル、ザッポス、それにアマゾンといったトップブランドは、いかに優位性を確立し、維持しているのか?
 本書は、あならのブランド構築戦略において、即座にかつ効果的に実行できる貴重な見識を授けてくれるだろう。

でも、言っていることは、「顧客が他者に話したくなるようなストーリーやWOW体験をつくってソーシャル拡散!」という平凡なものだった。うぅ…。


5. ムーブメント・マーケティング 「社会現象」の使い方

ムーブメント・マーケティング 「社会現象」の使い方ムーブメント・マーケティング 「社会現象」の使い方
スコット・グッドソン,山田 美明

CCCメディアハウス
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副題の通り、「社会現象のつくり方や使い方」について考察した本。PR本に多い「流行のつくりかた」とは少し違うアプローチをとっている。そもそもムーブメントとは何なのか?について明確な記載が無いので、自分的に整理すると、「ムーブメントとは社会的課題が人々のつながりによって動的に解決されていくプロセスである」または「ムーブメントとは、世の中に兆しのあるテーマを見出し、世の中ゴト化や仲間ゴト化を促進させることによってブランドマーケティングを行うこと」と言える。

ジャパニーズカルトのムーブメントを創出することによってオニツカタイガーを話題化させた事例や、ペプシのリフレッシュプロジェクト(コーズマーケティング)、生活共同体を築きたいコ・ハウジングムーブメントの事例などが紹介されている。

また、著者は本書の中でムーブメントとトライブの違いについてこんな考察をしており、興味深い。

マーケティングの第一人者であるセス・ゴーディンは、その著書『トライブ 新しい”組織”の未来形』(翻訳:講談社)の中でムーブメントのことを、「あるアイデアや信念が、情熱によりコミュニティ全体に広がる現象」と記している。私は、ムーブメントに参加する人を”トライブ(同族)”と呼ぶゴーディンには必ずしも賛成できない。いろいろな意味でムーブメントは同族的ではない。一般的にムーブメントは民主的で、参加したい人すべてに門出を開いているため、結果的にさまざまなタイプの人が集まるからだ。

ムーブメントは同族の集まりではない。

世間には、ムーブ園とは”トライブ(同族)”の集まりだという誤った認識がある。”同族”とは、先述したセス・ゴーディンらが世に広めた言葉である。しかし私は、ムーブメントに関してこの単語を使うことに異議を唱えたい。”同族”は、グループ内のメンバーが同質・同種であることを意味しているからだ。”同族”という言葉は主に、民族、伝統、居住地などを同じくする人に対して使われる。一方、ムーブメントの場合、全く異なる人々、さまざまな地域のありとあらゆる種類の人々が集まる。彼れが共有しているのは、ムーブメントの中心にある基本的な考え方や、それに対する情熱だけだ。

共通の興味関心を持ったトライブ(部族)の中にも異質な人たちはいるだろ、と思いつつ、言葉の定義って大切よねと。僕の考えるトライブの定義はシンプルで、「共通の興味関心やライフスタイルを持っている」ことだけ。例えば、湘南トライブであれば、湘南居住者が多いだろうけど都内在住で湘南スタイルに憧れる人も含まれるだろうし、サーフィントライブであればサーフィンが好きなだけで性別や居住地関係ないし。誤解しがちなのは、サーフィントライブにもショートボードトライブとロングボードトライブがいたり(お互いそんなに仲が良くない)、湘南トライブと千葉トライブ(居住地や場所としての嗜好)がいたりすること。イメージとして、トライブ内で起こる動的な動きがムーブメントなのかな、と思ってます(ムーブメントが形成されるプロセスでトライブが生まれることもある)

ちなみに、本書の中で

最初の”伝道者”が重要。

社内文化の改革をこれほど重視する理由はほかにもある。それは、企業の従業員がムーブメントの最初の”伝道者”となるからだ。従業員は、社内文化の改革次第で、社外にメッセージを伝える最初の人間になるかもしれない。あるいは、日常的な活動全体を通じて、ムーブメントの理想に従って行動する人間になるかもしれない。

(中略)そこでペディグリーはまず、企業活動の手引き書となる”ドグマ”(Dogとかけている。我が社の活動はすべて犬のため、という意志を示すもの)を作成しました。従業員全員に、今後のペディグリーの活動指針を伝えるパンフレットです。ペプシやペディグリーにこのようなアイデアを提示した時、私はこう言いました。「自社が信じる理念に賛同してくれる消費者を獲得したいのであれば、ムーブメントを生み出す必要があります。そのためには、自社がその理念を信じていることを態度で示した上で、同じリストバンドやTシャツを身につけてムーブメントに参加するよう大衆に呼びかけなければなりません」

という記載と事例紹介があって、「熱狂ブランド戦略をより強固なものにするためには、熱狂社員の存在や巻き込みが重要」という自分の主張と同じで自信を深めた。


6. パーミッション・マーケティング

パーミッション・マーケティングパーミッション・マーケティング
セス・ゴーディン,Seth Godin,(序文)ドン・ペパーズ,Don Peppers,谷川漣

海と月社
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「マーケットシェアから顧客シェアへ」という潮流が生まれた1990年代後半に書かれたセス・ゴーディンによる全米大ベストセラーである本書。「(新規顧客ではなく)既存顧客の70%に焦点を当て、利益を増やす」。そのためには、「顧客に心を開いてもらう=パーミッション」を獲得することが重要であることを説いている。「パーミッションはプロセスであって、瞬間のものではない」 「パーミッションはいつでもキャンセルされうるものである」といったソーシャルメディア時代における企業と消費者の関係性の本質が書かれています。リレーションシップマーケティング(関係性マーケティング)やCRM(Customer Relationship Management)の本質を理解するためにも読んでおきたい一冊。


7. 顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング

顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング-顧客の信頼を勝ちとる18の法則-アドボカシー・マーケティング-
山岡 隆志

日本経済新聞出版社
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アドボカシーマーケティング(徹底的に顧客側に立って物事を考え実行する信頼ベースのマーケティング手法)を学ぶなた間違いなくこの一冊。アドボカシーマーケティングの権威であるグレンアーバン教授に師事した山岡氏が著した渾身の一冊。究極まで顧客利益を優先した(売り手主導型ではなく顧客主導型の)マーケティングを行うことによって、企業と顧客の間に長期的な信頼やロイヤルティが形成され、売上および利益が向上することを解説している。高いロイヤルティが形成された顧客は、単なるファンではなくブランドのエバンジェリスト(伝道者)になって次のお客様を連れてきてくれる。世の中がデジタルやソーシャルだからこそ、思想や企業哲学について学んでおきたい。


8. 売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門

売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門
遠藤 直紀,武井 由紀子

日本実業出版社
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今回紹介している本の中で最も強く推奨したい一冊。全員必読です。

以下「はじめに」から引用。

 本書では長期顧客志向の経営を実践し、顧客が喜び、その結果、継続的に収益がもたらされるための方法論を紹介する。
 これまで企業が散々取り組んできた顧客満足(CS)活動と、本書で紹介するロイヤルティ経営は、似て非なるものである。前者が顧客の期待にしっかり答えることを目指すことに対して、ロイヤルティ経営は顧客の期待を良い意味で裏切るレベルまで目指す。
 「この会社はこんなに親身になってくれるんだ」と感動した経験のある顧客は、企業に対して強い愛着を感じ、他社の誘惑には決して乗らず、「この会社はいいよ」と人におすすめし、より長くその企業を支える存在になってくれる。今いる顧客基盤をテコに新規事業を構想する経営者は多いが、ロイヤルティのない顧客は、いくら長年の付き合いがあっても新商品に見向きもしない。(中略)
 モノにあふれ、顧客の気持ちも移ろいやすい今、企業はロイヤルティ創出から目をそむけられない状況にある。そして、短期的利益重視の経営と長期的視点に立った顧客価値重視の経営では、後者のほうが好業績を生むことは、数多くの事例研究からすでに明らかになっている。

自分が言いたいこと(セミナーで熱弁していること)の多くが、すでに言語化&理論化されていることに強い嫉妬と悔しさを感じつつ、心の底から賞賛の声を上げたい。ビービットさんすごい。ということで、皆さん読んでください。


9. サポーター論~一度きりのお客さんが熱狂的サポーターに変わる!

サポーター論 ~一度きりのお客さんが熱狂的サポーターに変わる!~サポーター論 ~一度きりのお客さんが熱狂的サポーターに変わる!~
勝村 大輔

ギャラクシーブックス
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Amazonでひっかかったので一読。

<ファン>
・観戦する人
・楽しむ人
・夢を見る人
・LOVE

<サポーター>
・応援する人
・支持者・賛同者
・夢を共有する人
・クレイジー

と、ファンとサポーターを分け、サポーターを増やすことを提唱。また、ファンにないサポーターの特徴として「当事者意識」を挙げている(ただ単に好きなだけでなく、そのブランドやお店の当事者として振る舞う)。サポーター論という題名ですが、サッカーやスポーツに限ったことでなく、熱狂顧客や熱狂的推奨者が、いかに持続的な利益の源泉となってくれているかを説いている。


10. ネットコミュニティの設計と力 つながる私たちの時代

角川インターネット講座 (5) ネットコミュニティの設計と力 つながる私たちの時代角川インターネット講座 (5) ネットコミュニティの設計と力 つながる私たちの時代
近藤 淳也

KADOKAWA/角川学芸出版
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はてな代表取締役会長の近藤淳也氏によるネットコミュニティ設計のハウツー本。熱狂ブランドを育成するためには、ブランドと顧客、顧客と顧客がコミュニケーションをとり、熱量を上げていくコミュニティが設置されることが多い。しかし、このコミュニティというもの、とにかく設計と運用が難しい。それを証拠に、2000年代に開設された多くのブランドコミュニティは、そのほとんどが閉鎖されている。

本書では、はてなの近藤氏だけでなく、ネット界で著名な実践家(Hagexさんやnanapiのけんすう君)によるコミュニティ運営術やつくり方について、そのノウハウをあますところなく公開してくれている。めちゃくちゃ参考になるので読んだほうがいい必読の一冊。


11. Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール

Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルールHooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール
ニール・イヤール,ライアン・フーバー,Hooked翻訳チーム,金山 裕樹,高橋 雄介,山田 案稜,TNB編集部

翔泳社
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これまたおもしろい本でした。人びとがなぜこんなにもTwitterやFacebookやInstagramにハマるのか、実践的な心理学に基いてまとめられています。

本の中で紹介されているのが下図のフックモデルというもの。

外的・内的なトリガーによって「習慣化」のきっかけをつくり、簡単なクリックやスクラップによって行動を促し、人との「つながり」や「承認」によって報酬を与え、フォロワーの蓄積や完全にパーソナライズされたお気に入りコンテンツのスクラップ(リスト)などによってサンクコスト(埋没原価)を生み出させ、離脱を防止する(投資)という、ユーザーをハマらせる仕掛けと仕組みが抱負な事例とともにまとめられている。

メディアやコミュニティ担当者、もしくはそれらを立ち上げたいと考えている人にとって必読の一冊。


12. 小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書

小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書
岩崎 邦彦

日本経済新聞出版社
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最後に。熱狂ブランドの戦略を学ぶ前に、とても奥が深いブランドマーケティングの全体像や体系を学んでおくことをお勧めしたい。難解な本が多い中、個人的に良かったのはこちらの一冊。タイトルに「小さい会社を強くする~」とあるが、街のパン屋さんや中小企業の話ではない。年間数百億円~数千億円を売り上げる巨大ブランドにおいても普遍的で重要なことがわかりやすくまとめられている。ぜひ手にとってもらいたい一冊。


番外編

いわゆる「熱狂戦略」とはずれるけどおもしろかった本はこちら。

ぼくらの仮説が世界をつくる

ぼくらの仮説が世界をつくるぼくらの仮説が世界をつくる
佐渡島 庸平

ダイヤモンド社
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宇宙兄弟や働きマンやドラゴン桜をヒットさせた敏腕編集者、佐渡島庸平さんの著書。人生を最高に楽しむための仕事の仕方について考えさせてくれる本。めちゃくちゃ良書なので、超お薦めです。下記引用。

 世の中を変える「ドミノの1枚目」は、どこにあるのか?
 魔法のような一手は、どこにもありません。誰も気付いていない、秘密の楽な方法なんてものは、どれだけ論理的に考えても、どれだけ未来を予測しても、見つからないでしょう。
 1枚目のドミノは「基本」である、ということを述べましたが、実はそれよりも大切なものがあります。
 1枚目のドミノ、それは、「たった一人の熱狂」です。
 熱狂している人が、仮説を立てること。それが、2枚目のドミノ。
 3枚目のドミノは、もう一人では倒すことができません。熱狂している人のまわりに集まってきている人たちが倒すのです。
 それで、やっと、ぼくらの仮説が世界をつくることができるのです。

しびれます。必読。


熱狂するシステム

熱狂するシステム (シリーズ社会システム学)熱狂するシステム (シリーズ社会システム学)
中井 豊

ミネルヴァ書房
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個人の熱狂というより、社会に流行が発生するメカニズムの科学的解明にアプローチしている一冊。ロジャースのイノベーター理論を細かく解説している印象。自分ゴト化、仲間ゴト化から世の中ゴト化に至るプロセスに迫っている。学術的な本なので、理論をおさらいしておきたい方は読んでみても良いかも。


熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素

熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素 (ウォートン経営戦略シリーズ)熱狂する社員 企業競争力を決定するモチベーションの3要素 (ウォートン経営戦略シリーズ)
デビッド・シロタ,スカイライトコンサルティング

英治出版
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熱狂ブランドは熱狂社員から生まれる。自身が担当している商品を、身内には薦めたくない担当者が多いブランドに未来はないからだ。

本書は、熱狂ブランドを育成するための熱狂社員育成本ではないが、経営層やマーケティング本部長、ブランドを統括的に管理するブランドマネージャーは読んでおきたい一冊。①公平感、②達成感、③連帯感の3つをモチベーションの源泉とし、それぞれ細かく解説してくれている。

うちも頑張ります。


社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論
イヴォン シュイナード,Yvon Chouinard,森 摂

東洋経済新報社
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THE NORTH FACEと並んで好きなアウトドアブランドであるpatagonia創業者による経営論。百年後も存在する経営を志向し、無理な成長よりも環境との共生や「持続可能性」を重視する。ほとんど広告を打たず、pagagoniaの熱狂顧客と熱狂的推奨者によるクチコミこそが持続的な成長を実現すると提唱している。

人事の理念で紹介されていたのは下記の言葉。

「人生の達人は、仕事と遊びに区别も、労働時間と余暇、心と体、教育と娯楽の区别もつけない。両社の違いがわからないのだ。何をするのであろうとひたすら至高の状態を求め、仕事か遊びかの判断は他者に委ねている。本人にしてみれば、常に両方を行っているようなものだ」―― フランソワ・オーギュスト・ルネ・シャトーブリアン

社員は、サーフィンだろうが、クライミングであろうが、育児であろうが、勤務時間に関わらず、好きに自己で判断して仕事に取り組めば良い。

もしサーフィンに行くことで仕事が遅れたら、夜や週末に仕事をして遅れを取り戻せばいい。そんな判断を社員一人一人が自分でできるような組織を望んでいる。

理想だ…。


※こちらに「熱狂ブランド戦略」についてまとまってます。合わせてぜひ。

購入金額だけで「顧客を格付け」する愚行 ~ 本当に大切にすべきは「熱狂する顧客」
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/95643011.html

池田紀行

「楽天市場」でバーチャル試着サービスを試験導入、楽天

10 years 1ヶ月 ago
昨年7月に子会社化したFits.meの技術を活用

楽天は1月26日、「楽天市場」において、バーチャル試着サービス「バーチャル・フィッティングルーム」と、最適な衣服サイズを提案するサービス「フィット・アドバイザー」の試験提供を開始したと発表した。

2015年7月に子会社した「Fits.me Holdings Limited」の技術を活用。バーチャルで試着できるサービスを提供し、購入促進につなげるほか、返品率の低下につなげる。

バーチャル・フィッティングルーム

「バーチャル・フィッティングルーム」は、衣服の購入前に、ユーザーがいろいろなサイズを試着する際のイメージをバーチャルで確認できるサービス。

ユーザー自身の身長や体重などのほか、好みのフィット感(ゆったりめ、ぴったりめ)を入力することで、どの衣服やサイズが体型に合うのかを確認できる。

バーチャル・フィッティングルームのイメージ

フィット・アドバイザー

「フィット・アドバイザー」は、ユーザーが身長や体重など体型に関する情報を入力すると、その商品のおすすめサイズ(S、M、Lなど)を表示するサービス。

アパレルの場合、たとえばSサイズでもブランドごとにサイズが異なるため、ユーザー情報からその商品のおすすめサイズを表示し、迷わずに購入できるようにする。

フィット・アドバイザーのイメージ

「バーチャル・フィッティングルーム」は「紳士服はるやま楽天市場支店」のメンズ用ワイシャツ約60点で利用可能。「フィット・アドバイザー」は、「スタイライフ」における約8000点の商品を対象にサービスを展開する。

試験導入で良い結果が得られれば、「楽天市場」に出店するアパレルショップへの導入につなげていく予定。利用料金などは、現時点ではまだ決まっていない。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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2015年ベスト ネットPR賞 総まとめ! お手本にしたい12企業のニュースリリース活用事例を一挙紹介

10 years 1ヶ月 ago
2015年 ベスト ネットPR賞 総まとめ おさらい編

2015年 ベスト ネットPR賞 総まとめ おさらい編

ニューズ・ツー・ユーでは、ニュースリリース・プレスリリース配信サービス「News2uリリース」をご活用いただいている企業様の中から毎月、優れたネットPR施策に「月間ベスト ネットPR賞」を贈呈しています。

このたび、2015年1月から12月までの選考企業が出揃いました。

そこで一年間の受賞施策を改めて振り返り、ネットPRのお手本にしたいポイントを改めておさらいします。さらに、そこから「2016年のネットPRに求められる要素は何か?」についても考えてみたいと思います。

では、まず「おさらい編」です。

2015年1月【株式会社Z会】センター試験の受験生に寄り添うネットPR

2015年1月の大学入試センター試験に合わせて、「センター試験前日~当日~試験後の注意点!」という医学部志望者向けのブログ記事や、出題分析、ニコニコ生放送での当日答え合わせ企画、Vine(バイン)に縁起動画を配信して受験生を応援するプロジェクトなど、全国の受験生をサポートする情報をタイムリーに提供。受験生にリーチしやすいメディアを横断的に活用したネットPR施策が見事でした。

【ベスト ネットPR賞】2015年1月の初受賞は、Z会様の大学入試センター試験における受験生支援!各担当者様から受賞コメントを頂きました。

表彰制度「月間ベスト ネットPR賞」を新たに新設2015年度に新設されました、ネットPRサービス「News2uリリース」を活用する企業様の中から毎月1社、特に優れたネットPR施策を展開した企業様を選考…

2015年2月【株式会社ニューバランス ジャパン】大型プロジェクトのニュースをテーマごとに配信

「ニューバランスがフットボール市場へ参入!」というビッグなニュースを強く記憶に残してもらえるよう、「参入の背景」「サプライヤー契約クラブの紹介」「スポンサー契約選手の紹介」「グローバル記者発表会の報告」「日本の記者発表会の報告」など、内容ごとに分けてリリース配信。ビジネスの視点でニュースを受け取る人、サッカーファンとして受け取る人、ニューバランスのブランドのファンなど、立場の違うさまざまな受け手の視点を考慮して情報をきめ細かく届けました。

【ベスト ネットPR賞】2015年2月は、ニューバランス・フットボール ローンチに関するネットPR施策!

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年2月の「月間ベスト ネットPR賞」は 株式会社ニューバランス ジャパン 様です。 2015年2月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社ニューバランス ジャパン様のニューバランス・フットボール ローンチに関するネットPR施策です。 …

2015年3月【学校法人近畿大学】「WHY」「HOW」をしっかり伝えるニュースリリース

「近畿大学 平成27年度一般入試志願者数確定 過去最高の11万3,704人!」というニュースを、その要因となった3つの背景のデータと分析を添えてリリースで報告。「メディアの方をはじめリリースを読まれる方々に本学躍進の理由をご理解いただき、大学入試の現状もお伝えしようとするものでした」と、ニュース発信の意図を明確して、読み応えのある内容に仕上げています。 近畿大学様では、ほかにも全国の付属学校や学生のゼミ活動、クラブ活動などの話題も積極的にニュース発信しており、2015年は約360本のリリースを「News2uリリース」で配信いただきました。日本初の完全ネット出願や、教科書販売でAmazonと提携するなど、ネット活用で一歩先を行く近畿大学のネットPRは、お手本にしたいアイデアに富んでいます。

【月間ベスト ネットPR賞】2015年3月は「価値あるニュースを作り出し、オンラインで発信を続ける」近畿大学様のネットPR事例が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年3月の「月間ベスト ネットPR賞」は学校法人近畿大学様です。選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネットPR賞 選考委員会より)20…

2015年4月【日本テクノ株式会社】社会に役立つ質の高い情報をオウンドメディアで発信

省エネや電気事業に関する正しい情報を多くの人に知ってもらうために、環境問題や省エネの情報を企業、自治体、一般家庭、小・中学生などに向けて多角的に発信している日本テクノ様。そのコンテンツのひとつ、「ニッポン環境都市探訪」の記事が47都道府県を制覇した実績をリリースで報告。コツコツ取材を重ねて質の高いコンテンツを継続的に作り続けてきた取り組みや、ニュースリリース、Facebook、自社発行の新聞などを活用した情報発信で信頼感の高いネットPRを行っています。

【月間ベスト ネットPR賞】2015年4月は、環境都市ポータルサイト「ニッポン環境都市探訪」を中心とした、日本テクノ様のネットPR事例が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年4月の「月間ベスト ネットPR賞」は 日本テクノ株式会社 様です。 2015年4月の月間ベスト ネットPR賞は、コンテンツマーケティングおよび企業ブランディングのためのネットPRの優れた事例として参考になる、日本テクノ株式会社様の環境都市ポータルサイト「ニッポン環境都市探訪」に関する施策です。 …

2015年5月【アイリスオーヤマ株式会社】人に話したくなる暮らしの調査レポート企画

季節の行事や記念日に合わせたテーマで、「他の人はどうしているのか気になるけれどなかなか聞けない暮らしのあれこれ」をアンケート調査するコンテンツ「暮らし調査隊~暮らしのあれこれアンケート」の調査結果を、タイトルやイラストを工夫して、驚きと発見のある記事に仕上げています。受賞した調査結果のリリースは、Webメディアやソーシャルメディアでたくさん取り上げられて話題になりました。

【月間ベスト ネットPR賞】2015年5月は、「アイリス暮らし便利ナビ」アンケート調査に関する、アイリスオーヤマ株式会社様のネットPR事例が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年5月の「月間ベスト ネットPR賞」は アイリスオーヤマ株式会社 様です。 2015年5月の月間ベスト ネットPR賞は、アイリスオーヤマ株式会社様の「アイリス暮らし便利ナビ」アンケート調査に関するネットPR施策です。 …

2015年6月【株式会社MS-Japan】抜群のタイトル力とタイムリーなテーマ選定

会計分野の専門メディア「KAIKEI NET(カイケイ・ネット)」と、法律分野に特化した「LEGAL NET(リーガルネット)」という2つのオウンドメディアを運営し、その新着コラムをリリースで告知。時事に合ったテーマ選定と、タイトルのつけ方がとても秀逸です。コラム記事は社内のコンサルタントが3~4人で作成していて、続けているうちに質や専門性の高いコンテンツを自社で制作できる体制が整ってきたとのこと。ニュースサイトやブログで取り上げられる機会も目に見えて増えているそうです。

【月間ベスト ネットPR賞】タイムリーな話題をキャッチーなタイトルでお届け!2015年6月は株式会社MS-Japan様が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年6月の「月間ベスト ネットPR賞」は 株式会社MS-Japan 様です。 2015年6月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社MS-Japan様のネットPR施策です。 …

2015年7月【株式会社ゼロスタート】上半期の登壇実績を一覧化してニュースリリース配信

このところのEC市場をめぐる急激な変化に伴い、2015年多数のイベントに登壇したゼロスタート様は、7月に上半期に登壇したセミナーテーマをまとめて紹介するニュースリリースを配信。終了したセミナーの実績を改めて一覧にして告知することで、自社サービスの価値領域と強みをしっかり伝え、自社のブランド力強化にもなっているリリース活用のアイデアが評価されました。

【月間ベスト ネットPR賞】イベント・セミナーとコンテンツでの情報発信でリード増に繋げる!2015年7月はゼロスタート様が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年7月の「月間ベスト ネットPR賞」は 株式会社ゼロスタート 様です。 2015年7月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社ゼロスタート様の2015年上半期・登壇セミナーテーマまとめ報告のニュースリリース施策です。 …

2015年8月【東北芸術工科大学】大学の理念と価値がリリース1本1本に反映

アートとデザインで現代社会が抱えるさまざまな課題──人口減少や少子高齢化、震災復興などを創造的に解決していける人材を育成することを理念としている東北芸術工科大学様。同学が発信するニュースリリースは、カリキュラム、イベント、プロジェクト告知などすべてにその理念が反映されており、1本1本のリリースから社会貢献度の高い教育活動を行っている様子が伝わってきます。ニュース発信のひとつひとつが大学のブランディングにつながっています。

「芸術」が社会に与える「意味と意義」をリリースを通して広めたい!2015年8月は東北芸術工科大学様が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年8月の「月間ベスト ネットPR賞」は東北芸術工科大学様です。選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネットPR賞 選考委員会より)20…

2015年9月【株式会社ワコール】下着にまつわる素敵な「コト」をさまざまな形でPR

「睡眠の日」(9月3日)、「パンツの日」(8月2日)、「ブラジャーの日」(2月12日)といった記念日や、シーズンイベントに合わせてさまざまな“話題づくり”を行っているワコール様。パンツを一輪の花の形にラッピングしてプレゼントする「パンツフラワー」や、マンネリ化した恋人やパートナーとの関係をリフレッシュさせる「パン捨離」のススメ、2016年の縁起を呼び込む「申赤下着」など、記憶に残る提案を次々に発信しています。また、オウンドメディアの読み物コンテンツでも下着やボディに関する多彩な話題を提供しています。

思わず読みたくなるコンテンツを作り、リリースで伝える!2015年9月のベスト ネットPR賞のワコール様より受賞コメントいただきました

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年9月の「月間ベスト ネットPR賞」は 株式会社ワコール 様です。 2015年9月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社ワコール様の「睡眠の日」およびハロウィンのシーズンイベントにまつわるネットPR施策です。 ネットPRでは、季節や年中行事と絡めたタイムリーなニュース発信が効果的です。 …

2015年10月【株式会社ヴァル研究所】感謝・応援・ワクワクが伝わる「愛されるネットPR」

乗換案内アプリ「駅すぱあと」で大型連休中に「よく検索された駅ランキング」を調査・発表する企画を2015年秋からスタート。自社データを使った公共性の高い調査レポートはメディアやネットユーザーのニーズも高く、企業発のニュースづくりのお手本に。また、経営に苦慮している日本各地の鉄道を「1シェア5円」で支援する「YELL for 鉄道 JAPAN」プロジェクトでは、ハートウォーミングな動画を作って想いを伝え、たくさんの人たちの共感を呼びました。

共感を呼ぶ表現や企画で、潜在層に想いを伝える!2015年10月のベスト ネットPR賞のヴァル研究所様より受賞コメントいただきました

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年10月の「月間ベスト ネットPR賞」は 株式会社ヴァル研究所 様です。 2015年10月の月間ベスト ネットPR賞は、株式会社ヴァル研究所様のスマートフォン版「駅すぱあと」アプリおよび「YELL for 鉄道 JAPAN」プロジェクトのネットPR施策です。 …

2015年11月【エレクター株式会社】ニッチな製品ほどきめ細かいネットPRを

2015年11月に開催された病院・福祉設備機器の展示会に、給食向けの新調理システムや、薬剤の収納&運搬カートなどを出展。それぞれの製品の情報を、必要としている人たちに確実に届けるために、イベント出展のニュースを製品ごとに分けてリリース配信。さらに展示会当日にも、その日開催されるデモンストレーションの情報を自社ブースの写真を添えてニュースリリースで告知するなど、きめ細やかな情報発信が評価されました。

イベント出展のニュースを展示製品ごとに分けてリリース配信したエレクター様が2015年11月のべスト ネットPR賞!受賞コメントもいただきました

すでに ニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年11月の「月間ベスト ネットPR賞」は エレクター株式会社 様です。 2015年11月の月間ベスト ネットPR賞は、エレクター株式会社様のイベント出展に関するネットPR施策です。 …

2015年12月【ヤマハ発動機株式会社 コーポレートコミュニケーション部】社内外のブランディングを同時に高めるPR施策

ブランドスローガンである「Revs your Heart」を社内に浸透させるために、同スローガンをテーマとしたオリジナルの「Revストレッチ」を開発して2015年10月より全社に導入したヤマハ発動機様。社内での評判が非常によかったことから、導入1ヵ月後の成果をニュースリリースで報告。社外に向けた企業ブランドPRとインナーブランディング、および社内のさらなるモチベーションアップという好循環を生むネットPRを行っています。

自社ブランドスローガンがテーマのストレッチをリリース配信したヤマハ発動機様が、2015年12月のべスト ネットPR賞を受賞!

すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年12月の「月間ベスト ネットPR賞」はヤマハ発動機 コーポレートコミュニケーション部様です。選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネ…

以上、1月から12月までの受賞企業の優れたポイントを振り返ってみました。

後編では、これらを踏まえて「2016年のネットPRに求められる要素は何か?」について考察します。

ネットPR.JP編集部

Amazonの「Prime Now」を大阪市周辺でも展開、日用品などを1時間でお届け

10 years 1ヶ月 ago
関東でも新たに横浜市内の11区、川崎市の2区を対応エリアとした

アマゾン ジャパンは1月26日、注文から最短1時間以内で商品が配送するAmazonプライム会員向け配送サービス「Prime Now(プライムナウ)」の対象エリアに関西地域・横浜市を追加した。

今後も各地のニーズを把握しながら、対象エリアを拡大していくとしている。

関西エリア向けには、新たに大阪市淀川区に専用の倉庫を設置。食品や日用品など1万5000点以上を配送できるようにした。関西エリアの対象地域は、大阪府は大阪市の17区、守口市、摂津市、吹田市、豊中市など北部を中心に展開。兵庫県では尼崎市、伊丹市など大阪府に近い地域で対応した。

関東でも新たに横浜市内の11区、川崎市の2区を対応エリアとした。

エリア拡大にあわせて取扱商品も拡充した。全エリアで、ニーズの高い卵や牛乳の取り扱いを開始。関西地区では、大阪発祥の冷凍惣菜類、中華のチルド惣菜・調味料など、地域で人気の商品も取り扱う。

アマゾン ジャパンのジェスパー・チャン社長は「サービス対象エリアを拡大するにあたり、お客様の声や購買動向を参考に品揃えをさらに充実させた。今後もお客様のニーズに応え、サービスの拡充に努める」とコメントした。

「Prime Now」は、食品類、水、ジュース、お酒のほか、洗剤やシャンプー、ベビー用品、 PC 周辺機器、家電、ギフトなど約1万5000点超の商品を「1時間以内配送」(配送料:税込み890円)、「2時間便」(送料無料)で届けるサービス。注文は1回あたり2500円(税込)以上で、利用はAmazonプライム会員限定となっている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

「ハンコヤドットコム」のAmidAが事業領域を海外へ、米スタートアップ企業に出資

10 years 1ヶ月 ago
米国のスタートアップ企業Plango, Inc.への出資を決定、業務提携も締結する

通販サイト「ハンコヤドットコム」運営のAmidAは、事業領域を海外に広げる。

個人旅行を簡単にするための無料クラウドソーシングサービスを開発する米国のスタートアップ企業、Plango, Inc.(本社サンノゼ市、プランゴー社)へ出資することを決定。業務提携を締結する。

提携を契機に、訪日観光客ビジネスを展開する予定。特に海外から京都へ来訪する旅行者に向けた情報発信チャネルを強化し、インバウンド事業を新たな柱として育てていく。

AmidAは、デジタルマーケティング、WEB・ITコンサルティング、ECビジネス企画・運営などを手がける企業。ハンコヤドットコムを傘下に持つ持株会社AmidAを2014年に設立したときから、メディア事業に乗り出す方針を掲げていた。

プランゴー社は、UXデザイン、システム開発、WEBマーケティングを得意とするシリコンバレーの女性3人が創業者として起業。旅行の行き先選定から予約まで、下調べにかかる時間を大幅に短縮できるクラウドシステムの無料提供を予定している。

「ハンコヤドットコム」のAmidAが事業領域を海外へ、米スタートアップ企業に出資

プランゴー社のホームページ(画像は編集部がキャプチャ)

プランゴー社のWEBシステムは、実際に旅行に行った人の旅行プランを「旅のスタイル」や「テーマ別」に分け、テンプレートとして共有して提供するもの。「どこかに旅行に行きたい」という要望に対し、利用者は気分にあったテンプレートを見つけ、スケジュールに合わせてカスタマイズすると、旅行の出発準備を整えることができるという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

モバイルファーストの重要性と対応策をGoogleの担当者らが解説

10 years 1ヶ月 ago
モバイルサイトの表示速度とユーザーエクスペリエンスは、ECサイトのコンバージョンに大きく影響する

モバイルサイトの表示速度やユーザーエクスペリエンスは、ECのコンバージョン率に大きく影響する。サイトの表示速度を高速化することの重要性と、モバイルフレンドリーなサイトを構築する方法について、グーグル株式会社のシニアパフォーマンスソリューションエキスパート、水谷 嘉仁 氏と、ECサイト向けのモバイルプラットフォームを提供する株式会社ドーモの占部 雅一 社長が解説した。 写真◎Lab

セミナーのポイント
  • ユーザーの「Micro-Moments」をとらえよ
  • サイト表示に5秒かかると74%が離脱する
  • モバイルサイトの表示速度を高速化するツール

ユーザーの「Micro-Moments」をとらえよ

Googleは近年、検索エンジンの表示順位の基準としてウェブサイトのモバイル対応の有無を重視している。水谷氏によると、同社がモバイルフレンドリーなサイトを重視する理由は、消費者の「モバイルシフト」が鮮明になっているからだという。

グーグル株式会社 シニアパフォーマンスソリューションエキスパート 水谷 嘉仁 氏
グーグル株式会社 シニアパフォーマンスソリューションエキスパート 水谷 嘉仁 氏。2008年にグーグル入社。検索連動型広告を中心に新しいソリューションのアジア展開を支援。2014年からは日本国内のマルチスクリーンソリューションを担当している。

水谷氏が示した資料では、日本の生活者の49%が購買判断に検索結果を考慮しており、

購入を検討している商品について検索を始めるタイミングは「買う直前」が最も多いモバイルからの検索数がデスクトップを超えているほか、商品の比較を行う際は、約40%の生活者がモバイルを使っているという。

水谷氏はモバイル対応の重要性を説明する上で、「Micro-Moments(マイクロ・モーメント)」という概念を説明した。

Micro-Momentsとは「生活者が何かをしたいと思い、目の前にあるデバイスを使って情報を調べたり購買行動を起こしたりする瞬間」を指す言葉だ。Micro-Momentsを捉えることがECを成功に導く鍵となるという。

Micro-Momentsは、マーケタ―にとって生活者の意図を理解し、それを確実にとらえるビジネスチャンスになる(水谷氏)

Googleの検索結果などを分析すると、多くのMicro-Momentsがモバイルから生まれていると水谷氏は指摘する。モバイルを起点とするMicro-Momentsには次のようなものがある。

  1. 何かを知りたい:知りたい情報をスマートフォンで検索
  2. どこかに行きたい:「近くの居酒屋」「ここから近いカフェ」などを検索
  3. 何かをしたい:スマホでアイデアを探したり、ハウツー動画を視聴したりする
  4. 何かを買いたい:店舗で買い物するときに、スマホで価格や口コミを検索する
多くのMicro-Momentsがモバイルから生まれている

マーケティングを自動化せよ

Micro-Momentsを捉えるためには、マーケティングサイクルを自動化することが重要になることを水谷氏は説明した。

例えば、楽天市場は2014年9月から2015年4月まで、動的なリマーケティング広告の入札単価の調整を手動から自動に切り換えてキャンペーンを実施した。その結果、コンバージョン数で12%増、売上に相当するコンバージョン値は14%増という成果が表れたという。その後、完全自動化に切り替え、予算の拡張や目標ROASの調整をした結果、コンバージョン数は2.6倍、コンバージョン値は2.9倍に向上した

UX向上でCVRは16%改善

マーケティングサイクルを自動化した後に重要になるのは、モバイルフレンドリーなサイトを構築すること。

Micro-Moments を見極めても、モバイルサイトでのユーザーエクスペリエンスが悪いとコンバージョン率が下がるためだ。Googleはモバイルサイトのユーザーエクスペリエンスを高めるための25の設計指針を公表している

水谷氏は、ユーザーエクスペリエンスを改善してコンバージョン率アップに成功した事例として、求人情報サイトを運営する「リブセンス」を紹介した。

リブセンスはモバイルサイトの応募フォームの項目を必要最低限に限定し、ファーストビューの入力だけで応募可能にすることで、ページのサイズを約半分に縮めた。その結果、モバイルからの応募率(コンバージョン率)は 16.7 ポイントも改善され、モバイルからの応募数は昨対比40% も増加したという。

広告からユーザーエクスペリエンスの悪いモバイルサイトにユーザーを誘導することは、野球で例えるなら打率の悪いバッターをひたすら打席に送るようなもの

少なくともAdWordsを運用しているランディングページは、100%モバイルフレンドリーにしておく必要がある。テキストのサイズや、互換性のないプラグインがないかどうかなどを今一度、確認していただきたい(水谷氏)

︎サイト表示に5秒かかると74%が離脱する

次にドーモの占部氏が登場し、日本のECサイトのモバイル対応が遅れている現状と、それによる機会損失について説明した。

株式会社ドーモ 代表取締役社長 占部 雅一 氏
株式会社ドーモ 代表取締役社長 占部 雅一 氏。PCサイトのソースを生かしてモバイル対応を実現するECサイト向けモバイルプラットフォーム「Mobify」を提供。アダプティブWebで国内130サイト以上への導入実績を持つ。2014年9月にはGoogle推奨ベンダーに認定された。

占部氏によると、一般のウェブサイトは約7割はいまだにスマホに対応していないという。またECサイトは平均に比べて対応が進んでいるものの、表示速度やサイト構造には多くの課題があり、完全に最適化されているスマホサイトは約1割。ECサイトはPC中心に運用されているため、モバイルサイトには多くの課題が残っていると指摘した。

不十分なモバイルサイトのために、Micro-Momentsというスマートフォンによって生み出された瞬間を、多くのマーケタは取り逃がしている(占部氏)

Amazonが2006年に発表したデータによると、表示速度が0.1秒遅れるごとにコンバージョン率は1%下がるという。CompWareが2011年に実施した調査では、サイトの表示に5秒以上かかると74%のユーザーが離脱する結果が示された。またモバイルの離脱速度はPCよりも早い。占部氏は、サイトの表示速度に関してEC事業者は「欲しい人は、表示が遅くてもガマンしてでも買う(見つける)」「表示速度の数秒の遅れは重要な問題ではない」と考えがちだが、これらは大きな誤解だと指摘した。

サイト表示に5秒かかると74%が離脱する

機会損失は月額数百万円に

モバイルサイトの離脱率を基にEC事業者の機会損失を計算すると、月商2,000万円のECサイトの表示速度を1秒早めるだけで月商140万〜200万円の売上増加が見込めるというシミュにレーション結果を示した。

コンバージョン率が高まればプロモーション費用の圧縮にもつながるため、プロモーション費用に毎月1,000万円かけているケースでは表示速度を1秒改善すると、プロモーション費用を7〜10%も圧縮することが可能になる。

モバイルサイトの表示速度を高速化するツール

占部氏によると、モバイルサイトの表示速度の改善に取り組めていない国内企業は多いという。モバイルの普及が急激すぎる上、これまではPCサイトの売上比率が大きかったため、モバイルサイトの改善に手が回っていないことが要因だ。

日本のスマートフォンサイトの表示速度をドーモが調査した結果、1ページあたり平均10〜15秒で、20秒以上かかっているサイトも散見されたという。占部氏はモバイルサイトの表示速度の改善策として下記のような施策を挙げた。

表示速度を改善する方法
  • 画像をあまり使わない
  • ページファイルを1MB以下にする
  • 画像は軽くする
  • JavaScriptはまとめる
  • サーバーを増強する
  • CDNを利用する

サイト表示の高速化の費用対効果を試算

本格的にサイト表示の高速化に取り組むには費用がかさむ。そのため、どのような施策を行えば、どの程度の売上増加が見込めるかを事前に試算できれば便利だろう。

こうした課題を解決するため、ドーモはサイト表示の高速化の費用対効果を試算する「収益改善シミュレーター」を提供している。月間ユニークビジター数や平均注文単価、コンバージョン率などの数値に基づき、表示スピードを速めた場合の売上高の増加を算出する。

ドーモの「収益改善シミュレーター」
ドーモの「収益改善シミュレーター」

「pagespeed」を活用する

モバイルサイトの表示速度やユーザーエクスペリエンスを客観的に評価する方法として「Google Pagespeed Insights」でスピードとユーザビリティの得点を調べることも有効だ。また、Google Analyticsを利用し、「pagespeedの提案」という項目に記載された改善策を参考にするのも有効だ。

Google Analyticsをスピード改善に役立てる
Google Analyticsをスピード改善に役立てる

最後に水谷氏は、Googleがリリースしたばかりの「Now on Tap」という日本語のサービスを紹介した。Now on Tapとは、スマホのホームボタンを長押しすると、表示中の画面情報を解析し、関連する検索や行動の操作を容易にするサービスだ。ブラウザに限らず、LINEやメッセンジャーなどのアプリを利用していても「Now on Tap」は作動する。

情報を解析し、ユーザーが求めている確率の高いアプリに誘導するので、検索の方法が変わるかもしれない」と、今後のモバイルの可能性を示唆した。モバイルシフトがさらに加速し、さらに多くのMicro-Momentsを生み出していきそうだ。

関連リンク:

狐塚 淳

ライター

ZOZOTOWNの流入元調査でわかったスタートトゥデイの集客戦略 | 知っておきたい ECサイトに役立つ分析データ

10 years 1ヶ月 ago
多くのリピーターを集めるZOZOTOWN。その人気の理由とは?(連載第2回)

スタートトゥデイさんは2009年からテレビCMを放映し、一気に「ZOZOTOWN」の知名度を拡大させましが、継続的なメディア戦略で認知度は拡大したため、費用対効果が悪化。そこで、数年前にはテレビCMとリスティング広告をやめたこともあったようです(テレビCMは昨年10月に約2年半ぶりに全国放映を開始)。そんなZOZOTOWNの流入元の推移を調べてみました。

主な流入元は自然検索とお気に入り

EC売上TOP50サイト
「ZOZOTOWN」の流入元別セッション数(2015年9月~11月)

結果からは、SEOによる「自然検索」と、ブックマーク経由が含まれる「お気に入り/履歴」からの流入が多いことがわかります。一方で、バナーなどの「一般広告」からの流入は少なく、リスティングからの流入もほとんど見られません。

検索エンジンに「ZOZO」と入力しても、リスティング広告は表示されません。下のグラフのように、リスティング広告をやめても商品取扱高の成長を続けているのは、若年層を中心としたユーザーからの圧倒的な支持と、CRM戦略があるのでしょう。

「ZOZOTOWN」の商品取扱高の推移
商品取扱高の推移(出典はスタートトゥデイさんのIR資料)

自然検索キーワードから見えるZOZOTOWNの強さ

ZOZOTOWNの自然検索キーワードのトップ10を見てみると、上位はやはりサイト名の「ZOZOTOWN」や「ZOZO」なのですが、「ZOZO USED」や「ZOZO 買取」などのキーワードもランクインしており、古着の通販・買取サービスである「ZOZOUSED」にもユーザーの関心が高いことがわかります。

「ZOZOTOWN」流入キーワード(2015年9月~11月)

2015年11月度の流入元別セッション数では自然検索が最も多かったように、検索経由の訪問が多いのもZOZOTOWNの特徴です。

販売力という点でネット通販トップをひた走るZOZOTOWNが、サイト関連のキーワードでの流入が多いのは、ネームバリューが大きいというが最大の要因でしょう。

一方、「ニットベスト」のように、商品に関するキーワードでも大きな人数を集めているのも注目しておきたいところ。トレンドの変化が激しいアパレル業界で、ZOZOTOWNは圧倒的な販売力を持っています。

仕入れなどに関するメリットを生かしながら、アパレルブランドの名称やアイテム名など、常に入荷する新作への消費者ニーズを的確に捉えたSEO施策を行い、それが有効に機能しているのでしょう。

◇◇◇

12月にはファッションフリマアプリ「ZOZO フリマ」のサービス提供を開始し、CtoCのフリマ事業にも参入。顧客の定着化やリピート施策にどのような影響を与えるのか、注目したいところです。

星 妙佳

株式会社ヴァリューズ エグゼクティブプランナー

星 妙佳(ほし たえか)

株式会社ファーストリテイリング(現株式会社ユニクロ)にて、ECサイトの運営・プロモーションを担当し、UNIQLOモバイルサイトを立ち上げ、ウィメンズやキッズ部門の通販MD(商品開発)にも従事。

2006年より株式会社リクルートにて、ベビーアパレル・育児用品の通販サイト『赤すぐnet』の編集長を務めた後、リクルートの各事業のネットマーケティングを横断的に支援する部署にて、データ分析グループのGM(ゼネラルマネージャー)に着任。社内外のデータサイエンティストと共に、需要予測、レコメンドなどデータ分析の強みを生かした複数のプロジェクトをマネジメント。

2012年ヴァリューズに入社し、現在は広報・商品企画・データ分析など幅広く担当。2人の子供を持つワーキングマザーでもあり、リモートワークを含めた多様な働き方にもチャレンジ中。

年明け直後は順位変動が発生しやすい、理由はコード凍結していたアルゴリズム更新が一度に実施されるから

10 years 1ヶ月 ago

年明け早々に頻発した順位変動の理由を長期休職中のマット・カッツが説明した。12月のホリデーシーズン中はGoogleはアルゴリズム更新を保留する。たまっていた更新を年明けに一度に実施するため、変動が起きやすい。

- 年明け直後は順位変動が発生しやすい、理由はコード凍結していたアルゴリズム更新が一度に実施されるから -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

ミスのないニュースリリース配信のための10のチェックリスト

10 years 1ヶ月 ago
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初めてプレスリリースを記者に配信するときや、配信サービスを使ってオンラインメディアに掲載するとき、「リリース内容に間違いがないか」「企業の公式文書として問題ないか」「読んだ人に分かってもらえる文章か」など心配になることがありますよね?

今回、配信前・公開前の最終確認として「リリース配信前チェックリスト」を作ってみましたので、ご紹介します。

1.内容に誤りは無いか

これを間違うと痛い!

配信後のリリース修正は基本的にはできないことが多いです。そのため、固有名詞や金額・日付などの数字は間違ってしまうと致命的です。以下の項目を重点的にチェックしましょう。電話番号は実際に自分でかけて確認するという担当者も少なくありません。

  • 社名、ブランド名、サービス名、人名などの固有名詞
  • 価格や品番
  • 日付と曜日
  • 電話番号やメールアドレス、担当者などの問い合わせ先情報
2.タイトルは簡潔で魅力的か

「リリースはタイトルが9割」の心づもりで!

メディアや記者がメールでプレスリリースを受け取るとき、タイトルを見てメールを開くかどうか判断することが多いようです。またネット上の検索結果や Facebook などでリリースが共有される場合も、タイトルが見る見ないの判断基準にもなります。
短い文字数で内容を理解できるタイトルか念入りに推敲しましょう。また重要な情報はタイトル前半に持ってくるように書きましょう。

3. リリースに必要な情報は入っているか

閲覧者が次のアクションを起こせるかどうかが大事!

リリースを書くときは、「リリースを読んだ人に次にどんなアクションを起こしてほしいか?」「興味を持った人が次に何を知りたいと思うか?」をイメージしながら書くと、そのためにどのような情報の記載が必要かが明確になってきます。たとえば、

  • 商品・製品 → いくらで買える? どこで買える?(どうすれば手に入る?)
  • ショップ → 店舗の場所は? 営業時間と定休日は? お店の連絡先は?
  • 募集 → 申込方法は? 期間は? 選考手順は? 賞品は?

などです。すべて明記すると長くなりすぎる場合には、詳細情報がわかるサイトもしくはページへのURLを必ず明記します。

4.文章はわかりやすいか

自社を知らない人が読むことを前提に!

リリース作成者は自社のことをよく知っているため、自社や業界の基本情報は既知のこと、としてリリース文を作成してしまいがちです。
5W1Hを基本に文章を構成し、自社や自サービスをよく知らない人のために周辺情報も記載すると良いでしょう。また業界用語や社内用語など一般的でないワードは平易な言葉で言い換えるか、注釈をつけてわかりやすく伝える配慮を心がけましょう。

5.使ってはいけない表現はないか

根拠の無い表現はNG!

「世界一」「業界初」のような最上位の表現は、明確な根拠がある場合のみ使用します。根拠が無い場合は使わないようにしましょう。

6.リンクURLは正しいか

機会損失を避ける!

オンラインメディア上に掲載されるリリースの場合、リンクURLは自社サイトへの誘導にもなります。リンク切れは、せっかく興味を持った閲覧者を誘導できず、機会損失になってしまいます。リンクURLが間違っていないかクリックして再度確認しましょう。

7.正しい画像が添付されているか

プレスリリース配信サービスを利用する場合、画像を添付できる場合があります。画像は目に留まりやすく、リリースを見てもらう重要な要素となるので、できる限り添付するようにしましょう。画像を選ぶときには、パッとみてリリースの内容がイメージできるものが最適です。
画像添付時には、画像内の表記や画像の説明文に間違いはないか、リリース内容とあった画像ファイルが添付されているか確認します。

8.日付は西暦も入っているか

いつのこと?とならないために!

リリース内に出てくる日付には西暦を入れましょう。企業のリリースは時系列で読まれるわけではありません。西暦を入れることで、いつの情報なのか明確に閲覧者にわかるようにします。

9.「てにをは」の間違いはないか

「てにをは」の間違いや、変換ミスによる誤字脱字は文章の意味としては通じる場合が多いので致命的なミスではないですが、リリースが企業の公式文書ということを考慮すると、この間違いもなくしたいものです。リリース文章を流し読みせず、一文一文日本語として正しいか確認しましょう。

10.複数人でチェック

ミスや間違いを減らすためには、自分だけでチェックするよりも他の人に見てもらうことも有効です。チェックリストを共有して、複数人に見てもらうことで、見過ごしてしまったミスも見つかるかもしれません。

以上、10個の配信前チェックでミスのない企業の情報発信、プレスリリース配信につながれば幸いです。
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ざわこ

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