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【年末特別企画】2015年に注目を集めた記事を発表します! | 週間人気記事ランキング

9 years 11ヶ月 ago
2015年1月1日~2015年12月21日にUU数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

2015年の年の瀬が迫ってきましたが、おかげさまで「ネットショップ担当者」は無事2年目を迎えることができました。第2回目の発表となる人気記事ランキング。今年は物流関連の話題が多かった1年でした。2015年の人気記事ランキングで、今年1年を振り返ってみてください。

1~10位

  1. セブン&アイグループのオムニチャネル戦略が描く、異業態連携による“新たな買い物体験”

    tweet28このエントリーをはてなブックマークに追加
    複数業態のリアル店舗とネットを融合するという独自モデルが、セブン&アイ・ホールディングスの「オムニチャネル」を支える2015/4/14
  2. ファッションECサイト「グレイル」の社長が逮捕、人気ブランドを模倣し販売した疑い

    tweet60このエントリーをはてなブックマークに追加
    ファッションECサイト「GRL(グレイル)」を運営するGioの塚原大輝社長ら2人を不正競争防止法違反容疑で逮捕2015/7/1
  3. 閉鎖状態の「ニトリネット」が6/23にサイト運営を再開、不具合の主因はCPU不足

    tweet804このエントリーをはてなブックマークに追加
    リニューアル遅延の原因は、CPUの不足、委託先でのプログラムの不具合が主な原因という2015/6/23
  4. ニトリが6/17にECサイトをリニューアル、配送計画の自動化を実現へ

    tweet360このエントリーをはてなブックマークに追加
    伊藤忠テクノソリューションズが提供しているクラウドサービスを活用し、配送サービスを向上2015/6/11
  5. クロネコメール便廃止の代替新サービス「宅急便コンパクト」「ネコポス」を発表、ヤマト運輸

    tweet16このエントリーをはてなブックマークに追加
    小さな荷物を専用BOXで送る「宅急便コンパクト」は594円から、ポストに投かんする「ネコポス」の上限は378円2015/3/3
  6. ついにロコンドが単月黒字を達成。黒字転換を遂げた5つのポイント

    tweet99このエントリーをはてなブックマークに追加

    「買ってから選ぶ」という通販・EC業界に新しい風を吹き込んだロコンドが、ついに月次ベースで黒字転換を達成

    2015/12/1
  7. 楽天SOY受賞のファッションECサイト「スプリングデイズ」運営の高田企画が事業を停止

    tweet30このエントリーをはてなブックマークに追加
    「Yahoo!ショッピング」店は2月末に、「楽天市場」店は3月3日に運営を終了、自社サイトも現在は閉鎖されている2015/3/13
  8. ヤマト運輸の新サービス「ネコポス」「宅急便コンパクト」の詳細と反響を担当者に聞いてみた

    tweet19このエントリーをはてなブックマークに追加
    ヤマト運輸法人営業部 ECソリューション課の中西優マネージャーに話を聞いた2015/4/6
  9. 激安タイヤの「セレクションパーツ」運営のエクシブが自己破産申請へ、安売りなどで収益が悪化

    tweet28このエントリーをはてなブックマークに追加
    輸入タイヤをECサイトで“業界最安値”をめざし販売していたが、円安による輸入単価などで収益性が悪化2015/4/9
  10. 購入代金詐欺疑惑の「エルショップ」は音信不通、ヤフーは「振り込み控えるように」と正式告知

    tweet79このエントリーをはてなブックマークに追加
    購入代金を振り込んでしまった消費者に対して、ヤフーは「未着トラブルお見舞い制度」に沿って対応するという2015/2/6
瀧川
瀧川

通販・ECへの規制が強化されてしまうかもという法改正の動向が印象に残った1年でした。結局のところ、締め付けが強化されそうな法改正はいまのところなさそうですが、お役所や消費者団体が業界に向ける目が年々厳しくなっているような感が……詳しくはまたの機会に。今年1年間、ご愛読いただきありがとうございました!

中川
中川

越境ECがいよいよ本格化してきた1年だったように思います。中国向けでは11月11日の「独身の日」に大きな売り上げを達成する日本企業も出てきています。配送や売り場などさらに便利なサービスも増えました。この動きは来年さらに加速していくでしょう。1年の計は元旦にありといいますが、まだ越境ECをやっていないショップは正月休みに、越境ECについて計画してみてはどうでしょうか。

内山
内山

一消費者として印象に残っているのはAmazonログイン&ペイメント。これまでは住所などを入力している間に冷静になり、衝動買いが抑制できていたのに、その隙がありません。なんと恐ろしいシステムでしょう(笑) 来年はどんなサービスが出てくるのでしょうか。楽しみです。

安田
安田

物流環境の変化と、法律改正への動きが大きかった2015年でしたね。
ネッ担は記者が取材してのニュース記事にも力を入れていますので、みなさんぜひニュース記事をウォッチして、「おっ」と思ったらソーシャルメディアなどで、ぜひシェアしてくださいませ! 良いお年を。

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11~20位

  1. 納品書って信書?宅配便で送ってはダメ? 知ってると役に立つ商品配送を巡る基礎&豆知識

     
    信書に該当する納品書は「何で宅配便で同梱しても大丈夫なのか?」。知っておくと役に立つ配送に関する豆知識を解説2015/4/3
  2. 2014年度のEC売上高300社合計は約2.9兆円、ヨドバシは800億円で3位にランクイン

     
    2014年度EC売上高の1位は断トツのトップでアマゾン、2位は千趣会、3位はヨドバシカメラ2015/10/8
  3. 婦人服通販のドゥクラッセが迎えた転機、“ファッションブランド”へと舵を切る理由とは

     
    前期(2014年7月)連結業績は売上高が4%増にとどまったのに加え、利益面では創業以来初の赤字となったことが1つの要因2015/4/7
  4. ヤマト運輸がクロネコメール便を廃止、代替サービスとして3サービスを用意

     
    法律に違反する信書の送付の恐れがあるとして2015年4月1日から新サービスに切り替える2015/1/22
  5. 自社ECサイトでアマゾンのログイン&決済機能が使える「Amazon ログイン&ペイメント」をリリース、アマゾンジャパン

     
    2013年にアメリカでスタートし、2014年にはイギリス・ドイツ・インドでもサービス提供を始めており、日本は5か国目2015/5/11
  6. 楽天スーパーセール、アマゾンなど6モールの年末セールまとめ【2015年】

     

    12/5から楽天スーパーセール、12/8からAmazonの「サイバーマンデーウィーク」が始まる

    2015/12/5
  7. ニトリのリニューアル失敗から得られる教訓。リスク分散としての多店舗展開は重要だ

     
    「ニトリネット」の休止期間中による売り上げは、予算比で半分程度に落ち込んだ2015/6/26
  8. 「今ならポイント○倍」はアウトに?通販・ECを狙い撃ちの消費者契約法見直しは把握すべし

     
    消費者契約法の見直し動向について、通販・広告・経済といった各種業界団体も猛反発2015/8/6
  9. 大塚家具が通販サイトを相次ぎ閉鎖、理由は「社長と会長の事業方針の違い」

     
    大塚勝久会長と長女の大塚久美子社長の事業方針の違いが影響したという2015/3/27
  10. ヨドバシカメラ、ネット通販の無料当日配送サービスの対象地域を長崎県と大分県に拡大

     
    「配達料金無料でご注文当日お届け」の対象エリアは長崎県長崎市、佐世保市、大村市、諫早市と大分県全域2015/7/22

21~30位

  1. メルカリがヤマト運輸と提携した出品者向け配送サービスの料金公開、最小サイズで195円から

     
    最も小さなサイズの商品を発送する際に利用される「ネコポス」は200円を下回る価格で提供2015/4/2
  2. Yahoo!ショッピング出店サイト「エルショップ」で購入代金詐欺か? ヤフーは「現在調査中」

     
    ヤフーは購入手続きを行った消費者に対し、振り込みをしないように注意喚起を促すメールを送っている2015/2/6
  3. スマホの検索順位が変わる? 4月21日までにサイトのモバイル対応で、やっておくべき4つのこと

     

    Googleのアナウンスを受け、スマホサイトの最適化についてお伝えします。(連載第8回)

    2015/3/20
  4. ヤマト運輸&日本郵便の新配送サービスまとめ【一覧表PDFダウンロードあり】

     
    両社の配送サービスについてまとめてみた2015/4/9
  5. 追加料金なしで映像作品見放題、Amazonプライムの特典を拡充

     
    「プライム・ビデオ」をAmazonプライムに追加するが、年会費3900円は据え置いている2015/8/31
  6. ほとんど知られていない「Amazon ログイン&ペイメント」導入の仕方とその詳細

     
    ECプラットフォームの「FutureShop2」を提供するフューチャーショップが「Amazon ログイン&ペイメント」を実装する2015/5/12
  7. 約43億円調達のメタップス佐藤CEOが語る、登録者5万件突破した決済サービス「SPIKE」の今とこれから

     
    メタップスの佐藤航陽代表取締役CEOに今後の展開などについて聞いた2015/2/17
  8. グレイル社長逮捕の衝撃。コピー商品の販売に手をそめる企業の実態と課題

     
    値段が高いブランドよりも、手頃に購入できるファストファッションを求めるユーザーのニーズは高いという現実がある2015/7/7
  9. 越境ECはやるべきか? やらないべきか? 海外通販を巡る市場環境を分析してわかったこと

     
    2014年にアジア太平洋地域は、これまで最大のEC市場規模を誇った北米地域を追い抜き1位の市場になる見通し2015/1/16
  10. ヤマト運輸の新サービス「宅急便コンパクト」「ネコポス」に通販企業が熱視線を送る理由

     
    既存法人顧客への説明ではサービス内容が評価、「予想以上に反響が大きい」という2015/3/30

31~100位

  1. アマゾン日本事業の2014年売上高は約8300億円、ドルベースでは3.6%増の79億1200万ドル

     
    第三者の販売を合わせた流通総額は1兆3000億円となった模様2015/2/2
  2. 廃止になる「クロネコメール便」の代替策はあるのか? 通販・EC事業者がとるべき対応策とは

     
    クロネコメール便廃止でEC会社が採るべき対策は配送会社のメニューを知り、目的に応じた複数のサービスを効率よく使い分けること2015/1/30
  3. 小型荷物を全国一律180円で発送する「スマートレター」を4/3開始、日本郵便

     
    ネットオークションやフリマサイトなどの個人、小規模なネット通販事業者の小型の荷物などに対応2015/3/9
  4. ついに「Instagram」からECサイトへの誘導がOKに。購入ボタンの設置など広告強化策

     
    商品購入などを促す「ボタン」を付けて広告主のサイトに誘導する「カルーセル広告」などを開始2015/9/18
  5. 通販女子は「いつ」「どこで」「どのデバイスで」ネットショッピングを利用するの?

     
    通販は「気軽に試してみることができない」「情報が多すぎて欲しいものや好みのものが見つけられない」という不満も2015/7/2
  6. 破綻寸前からロコンドはなぜV字回復できたのか? どん底からはい上がった信念の経営

     

    5期連続赤字、資金難、破綻寸前……それでも2015年10月度に初の単月黒字を達成したロコンドの“ぶれない経営”とは

    2015/12/15
  7. 健食・化粧品通販は大打撃を受けるかも。特商法改正でアウトバウンドは規制強化?

     
    通販企業にとってアウトバウンドは新規客の引き上げなど欠かせない事業活動の1つで、制限は事業活動に大きな影響が出る2015/6/19
  8. 「Amazon ログイン&ペイメント」の導入方法など知っておくべき5つのポイント

     
    「Amazon ログイン&ペイメント」の導入や顧客情報の管理といった方法、Amazonが取得する情報の範囲などを解説2015/5/15
  9. 優良顧客を満足させるECサイトにすることで、売上高を約2倍にしたナノ・ユニバースの事例に学ぶ

     
    ナノ・ユニバースが成功した秘訣はロイヤルカスタマーをECサイト上で満足させたことにある。ecbeingの布田茂幸EC営業本部マーケティングソリューション部長兼執行役員が具体的内容を紹介した。2015/3/20
  10. 「ZOZOTOWN」の検索経由の流入は47%。ファッションEC上位3サイトの集客構造調査など

     
    来訪頻度の高い上位ファッションECでは直帰率が20%前後で、平均滞在時間は約10分もある2015/4/21
  11. 海外向け通販で月商約1億円も。越境ECに挑む5社の事例から学ぶ課題と可能性

     
    トーキョーオタクモード、山ト小笠原商店、多慶屋、爽快ドラッグ、ケンコーコムの事例を紹介2015/4/20
  12. EC担当者の9割は(きっと)見たことがないネットショップの本当の裏側、データセンターの内部に潜入!

     

    IDCフロンティアの白河データセンターを探検(連載第11回)

    2015/6/15
  13. ECの利用金額が多いのは60代、女性は年間22万円で男性19万円。年齢下がると額も減少

     
    60代の男性の平均利用額は19万3608円で、女性は22万6089円2015/6/9
  14. 楽天が重点的に取り組む2015年の施策は「楽フェス」「楽天BOX」「クロスボーダー」の強化

     
    安心・安全の取り組みの一環として、ユーザー評価の高い店舗を検索結果の露出を増やす取り組みも進める2015/5/8
  15. だから売れなかったのか! スイーツ通販サイトに欠かせない4つの要素

     

    3か月経っても発注ゼロ! 俺に何が足りないんだ!?(連載第2回)

    2015/6/15
  16. 楽天市場最大のお買い物祭り「楽フェス」を体感【記者の現地レポート~1日目】

     
    出店者の数多くがいろんな工夫を凝らし、イベントを盛り上げていた2015/8/2
  17. アーバンリサーチやリクルートなど、有名サイトが導入した新たなEC接客ツール「KARTE」とは?

     
    ECサイトのほか、「Green」「Lancers」「CAMPFIRE」といったWebサービスサイトにも導入されている2015/3/12
  18. 楽天が老舗ファッションEC企業を吸収合併する理由とは? スタイライフ・松山副社長に聞く

     
    松山奨取締役副社長に吸収合併の決定に至るまでの経緯、今後の事業構想などを聞いた2015/3/25
  19. 「クロネコメール便」廃止の背景と、小型荷物向け「宅急便」新サービスなど巡るヤマト運輸の目算

     
    「クロネコメール便」は13年度で取扱冊数約21億冊、売上高約1200億円の規模を擁する主力サービス2015/2/3
  20. 日本郵便の新サービス「スマートレター」は信書もOK、フリマサイトなど個人取引ニーズなど開拓へ

     
    ヤマト運輸の小型荷物対応の「宅急便」新サービスに対し、割安な料金や信書が送れる点などを訴求する2015/3/13
  21. 客が集まる年会費200万円の高級時計レンタルサービス。“高くても利用される”秘訣

     
    定期的な購入負担を和らげるという価値の提供で、“できそうでできなかった”微妙なニーズに応えた2015/7/1
  22. 注文は取消可能に? ネット広告は規制される? 特商法・消契法の見直しは知っておくべし

     
    虚偽・誇大広告への取消権の付与、ターゲティング広告やSNSなどを通じた勧誘・広告への規制などが検討されている2015/6/16
  23. EC市場は12.8兆円に拡大し、EC化率は4.37%に上昇。2014年のBtoC-ECの市場規模調査

     
    2014年のBtoC-EC市場規模は「物販系分野」などの合計額。「物販系分野」の市場規模は、前年比13.5%増の6兆8042億円2015/6/3
  24. 最初に断言しよう。 この本は通販・ネットマーケティングの 「最強バイブル」である。

     
    売れるネット広告社 代表取締役 加藤公一レオ氏の著書をチラ見せ!2015/3/6
  25. ヤマト運輸社長が語る、「クロネコメール便」廃止の真相と「宅急便」新サービスの中身

     
    新サービスは「BtoCの通販事業者様が発送される商品のプレゼンスを上げるサービスになる」2015/3/2
  26. ダメな広告代理店のカモにならないために、あなたに知っておいてほしいこと。

     
    売れるネット広告社の加藤 公一 レオ氏の著書をチラ見せ!2015/5/11
  27. 起業資金12万円で3年後に年商12億円。男性向けギフトECサイトが急成長した秘訣

     
    「売ることよりも、“売るための顧客ニーズ”を知ること」などを徹底して商品開発に生かし、利用者を増やしていった2015/9/2
  28. 楽天、不正に好意的なレビューを投稿したディーシーエイトに対して訴訟を提起

     
    11万超のレビューを不正に投稿したディーシーエイトに対し、約2億円の損害賠償を求めている2015/3/24
  29. 楽天市場の「レビュー書いたら値引き」などは禁止。商品レビューのルールを変更

     

    「レビューを書いたら送料を無料にする」「レビューを書いたら値引きする」といったキャンペーンを禁止

    2015/12/9
  30. 機能性表示食品制度がスタート、業界最大手サントリーウェルネスは「セサミンEX」で届出

     
    4月1日に機能性表示食品制度がの届出が確認できたのは、サントリーウエルネス、ファンケル、ライオン、八幡物産2015/4/15
  31. 「ウェブ広告やめる」。成果を上げるコンテンツマーケティング戦略をガシー・レンカー・ジャパンの事例から学ぶ

     
    コンテンツサイト「ニキペディア」を軌道に乗せ、一部を除きウェブ広告の停止を検討、浮いた広告原資は顧客還元に2015/4/23
  32. 「楽天市場」など2014年の国内EC流通総額が2兆円を突破、モバイル経由は44%に伸長

     
    流通総額のうちモバイル経由の比率が44%に伸長し、流通額の拡大を牽引2015/2/12
  33. SEOの肝はキーワードの選定。まずは使うべきツールを知ろう

     

    「キーワードプランナー」と「キーワードウォッチャー」について解説します。(連載第9回)

    2015/5/27
  34. Amazonが「サイバーマンデー」セールを開催、12月8日から1週間

     

    数千点の商品をタイムセールで販売

    2015/11/30
  35. ファンケルが機能性表示食品「えんきん」のTVCMを放映、俳優の村田雄浩さんを起用

     
    ファンケルによると、サプリメント計上の機能性表示食品のテレビCMは日本初という2015/7/9
  36. 「ZOZOTOWN」「SHOPLIST」「HMV」「フェリシモ」など、大型ECサイトが「LINE Pay」を導入へ

     
    フリマアプリの「Fril」なども対応し、近く加盟店第2弾を公表する予定2015/3/2
  37. 「10年後のEC市場」をヤフー小澤氏とGMOメイクショップ向畑氏が語る

     
    10年後も消費者に支持されるネットショップになるためには、両者は“研究”と“本気度”が必要と指摘2015/3/20
  38. 50代〜60代の女性。消費行動の決め手は「上質」「有意義」「健康」「信頼」

     
    シニア通販をけん引する「こだわりの大人女性」。メインターゲットは50〜60代の女性2015/3/31
  39. 「ニトリネット」が運営を再開、商品詳細ページで店頭在庫を表示する機能など追加

     
    プログラムの改修、CPUの強化などサーバー増強を進め、6日ぶりにECサイトを公開した2015/6/24
  40. 総務省が初公表、ネット通販による商品別の購入金額など家計の消費状況実態調査結果

     
    ネットショッピングの支出額は1世帯あたり8816円、EC利用世帯だけでは同3万1757円2015/3/6
  41. 通販荷物の配送料の値上げ予定はなし。日本郵便が行う8月の「ゆうパック」運賃改定

     
    事前メール通知サービスや代引き処理のスピードアップなども実施予定2015/5/20
  42. 「ゆうパケット」「スマートレター」などで通販・EC領域を攻める日本郵便に現状などを聞いてみた

     
    「ゆうパケット」は開始1カ月で年度内の目標だった1000社との契約を突破した2015/4/2
  43. ニッセンの通販サイト&カタログの商品、「セブン-イレブン」での店頭受け取りを今秋にも開始へ

     
    セブン&アイグループのインフラを活用し、新たな価値を提供していく2015/2/12
  44. 男性ファッションEC「MAYHEM」運営のワールドコンクエストが破産

     
    「MAYHEM」はキャバクラ嬢ドレスECのAngel Rが引き継いだ2015/6/17
  45. 通販・EC売上高の上位300社合計は5.6兆円で8.8%増、1000億円超え企業は12社に

     
    500億円超企業の売上高を合計すると2兆8096億円で、市場(上位300社合計)に占める割合は49.8%2015/1/8
  46. アマゾンが15周年記念でキャラクターを印刷した限定段ボールなどのキャンペーン

     

    12月14日まで8つのキャンペーンを実施する予定

    2015/11/5
  47. 最も顧客満足の高いECサイトは「ヨドバシ.com」、2015年度JCSIの調査結果

     
    サービス産業生産性協議会が2015年度JCSI(日本版顧客満足度指数)の調査結果を発表2015/7/30
  48. LINEで新規客2割増、客単価3割上昇など。事例から学ぶ通販・ECに役立つLINE@活用法

     
    LINE@を使って成果をあげているEC事業者3社の事例から、LINEの通販・EC活用における可能性に迫る2015/6/8
  49. 130億円売り上げる「快適生活」のライフサポートに措置命令、ダイエットサプリの優良誤認表示で

     
    ラジオショッピング番組内で「4粒で1000キロカロリーカット」などと表現、優良誤認表示に該当する行為と消費者庁が判断した2015/2/17
  50. 「機能性表示食品」制度の4/1施行前に知っておきたいガイドライン案の内容

     
    消費者庁では4月1日から新制度を施行、「届出」の受け付けを開始する予定2015/3/18
  51. アマゾンが7月15日に過去最大のセール「プライムデー」を実施

     
    米国最大のショッピングデー「ブラックフライデー」よりも大規模なセールと予告2015/7/7
  52. LINE@は使えるか? …考えるんじゃない、使うんだよ!

     

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年2月13日〜22日のニュース

    2015/2/24
  53. 「BUYMA」が全国でテレビCMの放映を開始、梨花さんや小嶋陽菜さんらを起用

     
    モデルの梨花さん、アイドルの小嶋陽菜さんなどを起用した5バージョンのCMを制作2015/6/16
  54. KDDIとの連携強化など、DeNAショッピングが仕掛ける出店者の売上拡大を図る3つの施策

     
    2015年は再び既存出店者の売り上げ拡大に注力する考え2015/4/8
  55. ヤマトグループの業務効率化統合パッケージ「YES!」の詳細を担当者に聞いてみた

     
    ヤマト運輸法人営業部 ECソリューション課の滝澤志匡課長に話を聞いた2015/6/23
  56. ブルーボトルもいいけれど、コーヒー好きに知ってほしい「スペシャルティコーヒー」の世界

     

    舘田珈琲焙煎所さんでおいしいコーヒーについて勉強してきました!(連載第7回)

    2015/2/24
  57. 「楽天市場」の1~3月期流通額はマイナスに、前年同期比1.2%減の5079億円

     
    ヤフーショッピングに続き、楽天も2015年1~3月期の流通額がマイナスとなった2015/5/8
  58. ヨドバシカメラのお年玉企画にアクセス殺到、不具合発生で予約販売は12/21に延期

     

    12月17日午前9時に予約をスタートしたがアクセスが集中したため、不具合が起きた

    2015/12/18
  59. 「家電専門店まいど」が全店舗を閉鎖、ポイント不正取得の一部報道が原因か

     
    「Yahoo!ショッピング」の出店手数料無料化のスキを突いた不正で、ヤフーの運営体制の甘さを指摘する声も2015/3/12
  60. 中国ECはなぜモールに出店するのが定石なのか。自社ドメイン展開が困難な3つの理由

     
    自社ドメイン展開を求める日本企業は多いが、現状では難しい状況2015/7/6
  61. ソフトバンクホークス優勝で「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」がセールを開始

     
    「Yahoo!ショッピング」ではポイントが最大41倍付与されるキャンペーンなどを展開2015/9/18
  62. EC化率4%超で2015年はオムニチャネルが本格化する。ワークスアプリケーションズの提言

     
    米国では2010年にEC化率が4.4%を超え、オムニチャネル化が一気に加速した2015/4/17
  63. 繁盛する楽天店を作るには「分析・解析・改善」の5ポイントを押さえておくべし!

     
    1日8時間を売り上げアップのための仕事に費やすために知っておくべきポイントを解説2015/5/29
  64. 「楽フェス」2日目は2会場使って最大の盛り上がり【記者の現地レポート~2日目】

     
    2日目で出店ラストとなるEC事業者からの感想などをまとめた2015/8/3
  65. アパレル・雑貨通販のバックヤードを支えていたのは熱いホスピタリティでした!

     

    スクロール360のSLC磐田とコンタクトセンターを探検しました(連載第10回)

    2015/5/25
  66. メルカリがヤマト運輸と提携、出品者の発送負担を軽減するサービスを4/1から開始

     
    両社のシステムを連携して配送伝票を自動で印刷する仕組みや、メルカリが配送料の一部を負担する2015/3/18
  67. 中国直販EC最大手の京東集団が日本製品専門の「日本館」をオープン、日本企業の出店募集を開始

     
    中国国内の物流サービスもあわせて提供する2015/6/2
  68. 世界中の起業家が集まりイノベーションを起こせる会社へ~BEENOS佐藤輝英取締役に聞く

     
    2014年12月にグループの代表取締役社長兼CEOから辞任したBEENOS・佐藤輝英取締役にインタビュー2015/1/30
  69. 森下仁丹、機能性表示食品のサプリメントブランド「ヘルスエイド」を新たに立ち上げ

     
    4種類7商品の機能性表示食品を6月19日から、通販などで販売2015/5/11
  70. 「家電専門店まいど」がポイントを不正取得? ディーケイシーが廃業した理由とその背景

     
    「家電専門店まいど」を運営するディーケイシーは廃業を告知、3月6日付で各仮想モールに閉店の連絡をした2015/3/17

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

takikawa

サンプル百貨店、日本企業の越境ECをサポート 中国大手のショッピングモール「Tmall Global」に出店 

9 years 11ヶ月 ago
株式会社オールアバウトの子会社であり、サンプリングサイト「サンプル百貨店」を運営する株式会社オールアバウトライフマーケティングは、アリババグループ(阿里巴巴集団)が運営する中国の消費者向けショッピング...

オーマイグラスが2店舗目の直営店を東京・浜松町に開設

9 years 11ヶ月 ago
渋谷に次いで2店舗目、30代以上のビジネスマンの利用を見込む

メガネECのオーマイグラスは12月21日、2店舗目となる直営店舗「Oh My Glasses TOKYO 浜松町店」を開設した。

メガネの試着を提供する一方、店頭に設置したタブレットやユーザーのスマートフォンで商品の中から、店員と相談しながら適切なメガネを選択できる環境を用意。オムニチャネル時代の新しいメガネ購入体験の実現を図る。

オーマイグラスは2014年11月に初の直営店舗「Oh My Glasses TOKYO 渋谷ロフト店」を開設。同店では20~30代の購入者が中心となっている。

2店舗目となる直営店舗「Oh My Glasses TOKYO 浜松町店」は浜松町駅直結という立地から、30代以上のビジネスマンの利用を見込む。

店頭ではオリジナルブランド商品など常時約350種類の商品を販売。店頭に設置したタブレットなどで「Oh My Glasses TOKYO」のサイトにアクセスし、約470ブランド2万3000種類以上の商品の中から自分にあった商品を見つけることができるようにしている。

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店 外観イメージ

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

ネット通販関連調査36選[2015年版] | 調査データまとめ

9 years 11ヶ月 ago
「2015年のEC業界ってどうだっけ?」と思ったときに役立つページ【保存版】

2015年に発表されたネット通販に関連する市場規模、市場予測、消費動向などの調査データから、無料で参照できる国内36の調査データをまとめました(一部、ユーザー登録を必要とするものを含みます)。「2015年のEC業界ってどうだったかな?」と調べたくなったときのためにせひブックマークを!

市場を知る 市場を知る

  1. 平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)
    経済産業省|発表日:2015年5月29日
  2. 2014年モバイルコンテンツ関連市場規模
    モバイル・コンテンツ・フォーラム|発表日:2015 年8月24日
  3. 食品通販市場に関する調査結果 2015
    矢野経済研究所|調査期間:22015年6月~8月
  4. 通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2014-2015 市場編
    富士経済|発表日:2015年1月19日
  5. ITナビゲーター2016年版
    野村総合研究所|発表日:2015年11月25日
  6. インターネット通販売上高ランキング 2014年度調査
    日本流通産業新聞社|調査対象:505事業者|調査期間:2014年4月〜2015年3月
  7. ネット販売実施企業上位30位のネット販売売上高
    通販新聞社|調査対象:通販・通教実施企業約1,000社|調査期間:2014年6月〜2015年5月

ユーザーを知る ユーザーを知る

  1. 2015年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第2回調査
    サービス産業生産性協議会|発表日:2015 年7月29日
  2. ファッションEC 訪問頻度ランキング
    ヴァリューズ|調査期間:22015年1月~3月
  3. 平成27年版 情報通信白書
    総務省|発表日:7月247日
  4. 2015年版 スマートフォン利用者実態調査
    MMD研究所×スマートアンサー|調査対象:2,750人|調査期間:2015年11月27日〜28日
  5. 10~50代女性のスマホショッピングに関する調査
    NifMo|調査対象:10代~50代の女性615人|発表日:2015年1月8日
  6. モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年6月度)
    Fastask| 調査対象:15歳~69歳の男女1,100人|調査期間:2015年6月25日~7月1日
  7. スマホによる衝動買いの実態把握
    NTTアド|調査対象:1,000サンプル|調査期間:2014年11月28日〜30日
  8. フリマアプリに関する利用実態調査
    MMD研究所|調査対象:10歳~30歳の男女559人|調査期間:2015年1月13日~14日
  9. フリマアプリの利用に関するアンケート
    Fastask|調査対象:10代~30代の女性550人|調査期間:2015年10月14日~19日
  10. 統計Today No.96
    総務省統計局|調査期間:22015年1月〜3月
  11. 高齢者の家計
    総務省|発表日:2015年9月20日
  12. インターネット利用動向
    nielsen|発表日:2015年5月26日
  13. 生活者1万人アンケート調査
    野村総合研究所|調査対象:満15~79歳の男女10,316人|調査期間:2015年7~8月
  14. 平成27年版 消費者白書
    消費者庁|調査対象:満15歳以上・日本国籍の6,449人|調査期間:2014年11月27日~12月21日
  15. 2015年5月ネットショッピングに関する調査
    MMD研究所×スマートアンサー|調査対象:15歳以上の男女1,953人|調査期間:2015年5月20日〜21日
  16. インターネットショッピングに関する調査 2015年
    リサーチバンク|調査対象:10代〜60代の男女1,200名|調査期間:2015年1月16日〜21日
  17. インターネットショッピングに関する調査
    バルク|調査対象:20代~60代男女1,045人|調査期間:2015年1月22日~27日
  18. 「ネットショッピング」についてのアンケート
    ソフトブレーン・フィールド|調査対象:30代~40代の既婚女性947人|調査期間:2015年2月19日~25日
  19. ECサイト利用実態調査
    GMOペイメントゲートウェイ|調査対象:20代~60代の男女805人|調査期間:2015年5月8日~11日
  20. 500人のネットショッピングの実態調査
    LiVELY|調査対象:20代以上の男女500人|調査期間:2015年8月21日
  21. ネットショッピングで何を買う?
    アサヒグループホールディングス|調査対象:20歳以上の男女484人|調査期間:2015年11月18日~24日
  22. 通販利用実態調査
    QVCジャパン|調査対象:20代〜50代女性400人(各世代100人)|調査期間:2015年4月24日〜27日
  23. オンライン決済に関する調査
    ネオマーケティング|調査対象:20代〜50代の男女400人(各世代50人)|調査期間:2015年7月7日~9日

業界を知る 業界を知る

  1. 2014年度通販市場売上高調査
    JADMA|調査対象:会員481社+非会員165社|調査期間:2015年6月18日~8月21日
  2. 通信販売業者174社の業績動向調査
    帝国データバンク|調査対象:通信販売業者174社|調査期間:2015年3月9日
  3. 通信販売事業関与者の実態調査2015
    エルテックス|調査対象:300人|調査期間:2015年6月20日~22日
  4. メルマガ調査レポート 2015年版【EC売上ランキング上位50】
    Cuenote FC|調査対象:ECサイト売上トップ50サイト|調査期間:2015年8月17日~9月27日
  5. 宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について
    国土交通省|発表日:2015年8月25日
  6. 平成26年度 宅配便取扱実績
    国土交通省|発表日:2015年8月25日
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Google の検索データからわかる就活生のホンネとは?~人材採用戦略におけるデジタル ソリューションの最前線

9 years 11ヶ月 ago
Posted by 佐川 大介 - Marketing Manager


2015 年 11 月に六本木アカデミーヒルズで開催された Google 主催イベント「Google と考える新卒採用戦略 〜検索データから紐解く就活生の本音と採用課題を解決するデジタル ソリューション」の講演動画を YouTube で公開いたしました。

本イベントは、Google で人材業界を専門とする担当からの講演をはじめ、全世界で 4,300 社以上の導入実績を持つマーケティング オートメーションのマルケト様、さらに両社のサービスを活用し、施工管理技士の転職支援サービスで急成長する C4 様にご登壇いただき、デジタル マーケティングやテクノロジーを駆使した人材採用戦略の最前線についてご紹介いたしました。

当日のセッション  ※敬称略

1. オープニングトーク

グーグル株式会社 執行役員 営業本部長 武藤 健一郎

2. 学生を動かす Web 戦略の最前線

グーグル株式会社 新規顧客開発本部 マネージャー 今尾 大

3. Google 検索データから紐解く就活生の本音

グーグル株式会社 新規顧客開発本部 アカウントエグゼクティブ 藤澤 潤

4. Google テクノロジーと自社サイトを活用した新採用戦略

グーグル株式会社 新規顧客開発本部 アカウントエグゼクティブ 藤澤 潤

株式会社マルケト 戦略・ビジネス開発担当 バイスプレジデント 小関 貴志

C4株式会社 人事本部 人材採用チーム 課長代理 有益 伸一

当日はライブ配信も含めて約 150 名の方にご参加いただき、イベント後のアンケートでは、91% の方に満足とご回答いただけるイベントとなりました。

以下より、講演内容を是非ご覧ください。

1. オープニングトーク


2. 学生を動かす Web 戦略の最前線


3. Google 検索データから紐解く就活生の本音


4. Google テクノロジーと自社サイトを活用した新採用戦略
noreply@blogger.com (Google Blog)

2015年のネットショップ業界は何があった? 厳選34記事で振り返り【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

9 years 11ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年のニュース

2015年にお伝えした本連載48本から、重要トピック34記事をピックアップしました。今年は「リアル接点」「越境EC」「配送」「プレミアム会員」「打倒Amazon」あたりがキーワードでした。来年もこの流れがベースとなりつつ新しいことも出てきそうですので、いつでも対応できる体制を整えておきたいですね。

今年のニュース
  1. 【2014年まとめ】今年EC業界でチェックしておくべきトレンド5選と2015年のEC業界展望
  2. 楽天市場で最大規模となるウェブとリアルのイベント「楽フェス 2015」を8月に開催
  3. BASEが都内5箇所でイベントを同時開催!様々なショップとのコラボレーションを行うWEEKEND BASEとは?
  4. MakeShop EXPO 2015
  5. ついにロコンドが単月黒字を達成。黒字転換を遂げた5つのポイント
  6. メルカリはすでに黒字化、数億円の利益を生んでいる
  7. 売り上げの約半分が海外向け。「北海道お土産探検隊」が海外から注文を集める理由
  8. 越境ECを手軽に開始できるオプションを「ショップサーブ」に追加、Eストアー
  9. 日本勢も爆買いの恩恵受けた「独身の日」。8社の成果と浮かび上がった課題とは
  10. モールやネット広告などの規制が強化される特商法改正案…今回は見送りの方向へ
  11. 「安さ」よりも「利便性」を重視するイマドキの消費行動。1万人調査でわかったこと
  12. ネット通販市場の20兆円超えは2019年度。ネット広告は2016年度に1兆円超へ拡大
  13. アーバンリサーチやリクルートなど、有名サイトが導入した新たなEC接客ツール「KARTE」とは?
  14. Amazonログイン&ペイメント、開始から5ヵ月で200社が導入
  15. 年間9万人の労働力、1.8億時間分が宅配の再配達に費やされている。国交省調査
  16. Amazonが20周年を記念した史上最大のセール「プライムデー」を開催
  17. Amazonプライム会員特典として、30分早くタイムセールに参加できるサービス開始、アマゾン
  18. ZOZOTOWNが有料会員サービス開始、通常会員の即日配送料は無料から350円へ
  19. ヤフー小澤氏らが語る「eコマース革命」2年間の評価とこれから
  20. ヨドバシの通販がアマゾンを超える?「来店客にネットで買わせる」巧みな戦術で急成長
  21. 取り扱い品目は約370万点:年商1000億円へ ヨドバシ・ドット・コムが王者アマゾンを猛追
  22. ヨドバシカメラが店頭での撮影行為を解禁、価格比較やSNS投稿などの利用を促進
  23. 店内スマホ撮影OK、高いと思ったら「高い」と言って 好調のヨドバシ副社長インタビュー
  24. EC-CUBE 3 2015.07.01 誕生! これまでも、これからも ともにECの未来へ
  25. ラウザ上で買うだけがECじゃない バージョンアップした「EC-CUBE3」が描く未来とは
  26. 「LINE@」がEC事業者にも解禁! コミュ力が問われるプッシュ通知をあなたはどう使う?
  27. そもそもInstagramとは何ですか? 企業が活用を考えた時に知っておくべきこと
  28. Instagram広告でのクリエイティブベストプラクティス
  29. 商品もコンテンツも統一した編集方針で編まれているか「北欧、暮らしの道具店」はメディア化の次へ
  30. 「北欧 暮らしの道具店」の青木さんから5時間ぶっ続けで濃い話を聞いた件
  31. 【本好き】田舎にあるのに全国から注文が鳴り止まない本屋さん「いわた書店」(現在650人待ち)
  32. あのセブンの上を行く「最強コンビニ」とは?
  33. [対談]とがった「のれん型」アパレルECの楽しさについて、ファクトリエ・山田敏夫さんと話す
  34. 加藤公一レオはなぜ、LTVを重要視するのか?

 

まずは2015年最初の記事の要チェック記事からスタートです。流れをつかむという意味と予想は当たったのか? の検証です。

1. 【2014年まとめ】今年EC業界でチェックしておくべきトレンド5選と2015年のEC業界展望 | eコマースコンバージョンラボ

http://ecclab.empowershop.co.jp/archives/3200

2014年のまとめ

  • フリマアプリの勃興と躍進
  • 物流革命 EC物流は新しいステージへ
  • ECサイトのコンテンツ化
  • Amazonの攻勢
  • ビッグデータ活用

2015年の展望

  • EC店舗数増加による弊害
  • 運営の自動化
  • キュレーション型EC

私もここに書かれている通りだと思いますが、2014年では決済関連も大きく動いた年でしたね。後払いの利用者が急増し、NP後払いの累計利用者数が5,000万人を突破しました。2015年もお手軽な決済手段が手数料も安く使えるようになってくるはずなので、ネットショップを運営している人は面倒だと思わずにどんどん導入したいですね。

2015年1つ目の記事はこれでした。決済に関しては2015年はAmazonログイン&ペイメントが目立ったぐらいで大きな動きはありませんでしたので、私の予想は見事に外れております……。

では、2015年はどうなったのかというと2014年の流れが強まった感じがします。メルカリは黒字化、ZOZOもフリマに参入。物流は革命というかパンクしかかっていそうな感じ。コンテンツはもはや当たり前で、Amazonは攻勢だらけ、ビッグデータは接客ツールで置き換えられている……といったところです。

この流れを覚えておきながら各ジャンルごとに見ていきましょう。

EC全般

2. 楽天市場で最大規模となるウェブとリアルのイベント「楽フェス 2015」を8月に開催 ー 東京ビックサイトで5日間のイベトン | Shopping Tribe

http://shopping-tribe.com/news/20286/

3. BASEが都内5箇所でイベントを同時開催!様々なショップとのコラボレーションを行うWEEKEND BASEとは? | BASE U

http://baseu.jp/officialshop_operation/20150629123003/

4. MakeShop EXPO 2015

http://www.makeshop.jp/magazine/expo/

2015年はリアルイベントの多い年でした。オムニチャネルが進んでリアルとの接点がないショップ(モールもカートも)はチャネルを失ってしまいますので当然といったところでしょうか。ちなみに楽フェスは大成功だったようですので、来年もリアルでイベントが力を発揮しそうですね。

5. ついにロコンドが単月黒字を達成。黒字転換を遂げた5つのポイント | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2345

6. メルカリはすでに黒字化、数億円の利益を生んでいる | TechCrunch Japan

http://jp.techcrunch.com/2015/12/08/mercari-3/

売れているけど実際はどうなの?と思っていたロコンドとメルカリは黒字化を達成しました。来年はさらに伸びて既存のショップやモールを脅かす存在になっていくでしょう。個人的にはairClosetなどのファッションレンタルサービスがどうなっていくのかも楽しみです。

7. 売り上げの約半分が海外向け。「北海道お土産探検隊」が海外から注文を集める理由 | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2076

8. 越境ECを手軽に開始できるオプションを「ショップサーブ」に追加、Eストアー | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2226

9. 日本勢も爆買いの恩恵受けた「独身の日」。8社の成果と浮かび上がった課題とは | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2332

越境ECも話題になった年でした。モールもカートも対応して、翻訳や海外発送などのサービスもどんどん出てきています。中国の独身の日の余波が強烈だったのを見ると、ここも伸びていきそうな分野ですね。

10. モールやネット広告などの規制が強化される特商法改正案…今回は見送りの方向へ | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2416

11. 「安さ」よりも「利便性」を重視するイマドキの消費行動。1万人調査でわかったこと | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2309

12. ネット通販市場の20兆円超えは2019年度。ネット広告は2016年度に1兆円超へ拡大 | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2342

こちらの業界動向をも押さえておきましょう。特商法の改正は今回は見送りの方向となりましたが、活動が著しく制限されてしまう恐れもありますのでとても気になります。価格を気にしないユーザーも増えていますし、市場規模は拡大を続けるようです。全体の流れに逆らわないように上手く波に乗っていきたいところです。

テクノロジー関連

13. アーバンリサーチやリクルートなど、有名サイトが導入した新たなEC接客ツール「KARTE」とは? | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/1348

14. Amazonログイン&ペイメント、開始から5ヵ月で200社が導入 | Shopping Tribe

http://shopping-tribe.com/news/22472/

2015年はこの2つでしたね。EC接客ツールはどこでも見るようになりましたので、規模の小さなショップにも広がっていく流れでしょうか。Amazonログイン&ペイメントは取り上げた記事の通り拡大中です。

配送関連

15. 年間9万人の労働力、1.8億時間分が宅配の再配達に費やされている。国交省調査 | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2096

配送関連は市場拡大とショップの価格競争にもろに巻き込まれた状況になっています。送料は上がらないけど仕事は増え続ける状況から脱することはできるのでしょうか? コンビニ受け取りや専用ボックスでの受け取りなどの手段も普及した一方で、即配サービスもどんどん出てきています。目が離せないジャンルです。

モール関連

16. Amazonが20周年を記念した史上最大のセール「プライムデー」を開催 | Shopping Tribe

http://shopping-tribe.com/news/20346/

17. Amazonプライム会員特典として、30分早くタイムセールに参加できるサービス開始、アマゾン | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/1967

18. ZOZOTOWNが有料会員サービス開始、通常会員の即日配送料は無料から350円へ | ECzine

http://eczine.jp/news/detail/2334

19. ヤフー小澤氏らが語る「eコマース革命」2年間の評価とこれから | ネットショップ担当者フォーラム

https://netshop.impress.co.jp/node/2375

モールの動きは何といっても有料会員対策です。あまり話題になってませんがAmazonのプライム会員優遇は行きすぎなぐらいですよね。30分早くセールに参加できて、動画も見放題、音楽も聞き放題、場所によっては1時間で配送されちゃいます。ヤフーもプレミアム会員対策が業績アップに貢献したと発表していますし、ポイントではなく「ひいき」することで囲い込む流れが来そうです。

20. ヨドバシの通販がアマゾンを超える?「来店客にネットで買わせる」巧みな戦術で急成長 | ビジネスジャーナル

http://biz-journal.jp/2015/05/post_9959.html

21. 取り扱い品目は約370万点:年商1000億円へ ヨドバシ・ドット・コムが王者アマゾンを猛追 | ITmedia

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1507/08/news037.html

22. | ネットショップ担当者フォーラムヨドバシカメラが店頭での撮影行為を解禁、価格比較やSNS投稿などの利用を促進

https://netshop.impress.co.jp/node/2138

23. 店内スマホ撮影OK、高いと思ったら「高い」と言って 好調のヨドバシ副社長インタビュー | ZUU online

http://zuuonline.com/archives/85013

Amazonとはまだまだ差があるのに何かと話題になったのはヨドバシ。リアルとネットの良さを活かして便利さを追求しています。個人的にはここに「接客」の要素がネットとリアルで上手く加わると一気に伸びるのではないかと思っています。

カート関連

24. EC-CUBE 3 2015.07.01 誕生! これまでも、これからも ともにECの未来へ | EC-CUBE

http://www.ec-cube.net/product/info_3.php

25. ブラウザ上で買うだけがECじゃない バージョンアップした「EC-CUBE3」が描く未来とは | ECzine

http://eczine.jp/article/detail/2071

カートでは機能追加がメインで大きな動きはありませんでした。日本発のEC-CUBEには来年も頑張ってほしいですね。

SNS関連

26. 「LINE@」がEC事業者にも解禁! コミュ力が問われるプッシュ通知をあなたはどう使う? | ECzine

http://eczine.jp/article/detail/1709

これはもう当たり前に使われています。ちょっと前に話題になったのに早すぎ。

27. そもそもInstagramとは何ですか? 企業が活用を考えた時に知っておくべきこと | MarkeZine

http://markezine.jp/article/detail/23098

28. Instagram広告でのクリエイティブベストプラクティス | TORCHLIGHT

http://www.torchlight.co.jp/blog/instagram/instagram-ads-creatives.html

こちらは手探り状態ところも多いですね。SNSなのでユーザーとの良い関係を壊さないように慎重に進めていきましょう。

売上アップのヒント

29. 商品もコンテンツも統一した編集方針で編まれているか 「北欧、暮らしの道具店」はメディア化の次へ | ECzine

http://eczine.jp/article/detail/1544

30. 「北欧 暮らしの道具店」の青木さんから5時間ぶっ続けで濃い話を聞いた件 | ネットショップ運営支援ブログ「ecバカ一代(仮)」

http://www.commerce-design.net/blog/archives/1420

31. 【本好き】田舎にあるのに全国から注文が鳴り止まない本屋さん「いわた書店」(現在650人待ち) | FEELY

http://feely.jp/14770/

32. あのセブンの上を行く「最強コンビニ」とは? | 東洋経済オンライン

http://toyokeizai.net/articles/-/68523

33. [対談]とがった「のれん型」アパレルECの楽しさについて、ファクトリエ・山田敏夫さんと話す | ECzine

http://eczine.jp/article/detail/2013

34. 加藤公一レオはなぜ、LTVを重要視するのか?加藤公一レオはなぜ、LTVを重要視するのか? | Unyoo.jp

http://unyoo.jp/2015/12/kato-leo/

売上アップのヒントは「お客様と長くつながっていくための方法」の記事が多く見られた1年でした。資本で勝負できない小規模ショップはここを突き詰めていくしかなさそうですね。

2016年はネットとリアルの境目が今まで以上になくなってきそうです。イオンなどの大型ショッピングセンターでさえこの流れに巻き込まれてしまうんじゃないかと思うほどです。ライバルはそこら中にいますのでアンテナを張り巡らしつつ、差別化というか生き残り戦略を考えないといけないですね。逃げるのかくっつくのか我が道を行くのか、それを決めることから始めていきましょう。皆さん良いお年を!

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

メルマガ1通あたりの獲得売上が50倍に! cottaの事例で学ぶ離脱フォローメールの効果 | カゴ落ちメールが変えるECサイトの新しい“接客”のカタチ

9 years 11ヶ月 ago
開封率45%、コンバージョン率25%。「カゴ落ちメール」驚きの効果(連載第1回)

商品を買わずに離脱してしまったユーザーの4人に1人が再訪問して購入してくれる。しかも細かい設定なく自動で行えるとしたら……そんな夢のようなマーケティング施策が近年のテクノロジーの進化により可能になっている。 今回は、お菓子やパン作りの材料販売サイト「cotta」を運営する株式会社TUKURUが2015年に新たに取り組み、目覚ましい成果を上げた離脱ユーザー向けのメールマーケティングの事例を紹介する。

法人客から個人客へ─ cottaの大きな方針転換

お菓子・パン材料の通販サイト「cotta」
お菓子・パン材料の通販サイト「cotta」

ターゲットとするユーザーが変われば販売戦略も変わる。これは、どの業界でも当たり前の話。

TUKURUの会社設立以前から「cotta」(コッタ)を運営していた親会社の株式会社タイセイは、2008年のサイトリニューアルを境にメインのターゲット顧客を「中小菓子店の職人」から「菓子を趣味で作る個人」へ変更した。

法人とは異なり、個人の顧客に継続的に購入してもらうには、“菓子・パンを作りたい欲求”の喚起が必要だ。

そこで「cotta」では購買ニーズを引き出すための「コンテンツマーケティング」と、ユーザーと密接なコミュニケーションを取る「個客マーケティング」の2つの施策に注力することになった。

「個客マーケティング」につきまとう壁

コンテンツマーケティングのひとつとして2014年にソーシャル・キュレーション・メディア「me likey」(ミーライキー)をオープンし、28万人の通販会員の“菓子・パンを作りたい欲求”を高める施策を開始した。

お菓子・パンのレシピサイト「me likey」
お菓子・パンのレシピサイト「me likey」

地道な取材やカリスマブロガーなどによる掲載レシピ数の増加、ユーザー同士の接点増加により、順調にアクセス数や売上は拡大した。

一方で、もうひとつの注力施策である「個客マーケティング」は多くの課題を残したままだった。

特に、会員との大切な接点のひとつであるメールマーケティングにおいては、菓子とパン、初級者と上級者など、それぞれ求められる商品や情報が異なるにも関わらず、同じ商品やコンテンツを一括配信しているのみで、「個客マーケティング」とは程遠い状態。

手作業でメールを出し分けるにしても「リソースの限界」がつきまとい、メール配信を自動化するマーケティングオートメーションシステムを構築するにしても「コストの限界」に直面し、有効な解決策を見出せないでいたという。

「カゴ落ちメール」と「ブラウザ落ちメール」とは?

「cotta」が取り組んだのは、以下の2つのみ。

カゴ落ちメール:商品をカートに入れたが購入しなかったユーザーに、カートに入れた商品を配信

ブラウザ落ちメール:商品を閲覧したが購入しなかったユーザーに、閲覧した商品を配信

それぞれ、離脱してから30分後に1通目、そのうちコンバージョンしなかったユーザーに絞り、さらに23時間後に2通目のメールを配信する。 必要なシステム連携を行えば管理画面でメール配信の設定が可能で、それ以降は完全に自動的にメールが配信される仕組みになっている。

さて、この取り組みがどれだけの成果を生んだのかが、今回の事例紹介のハイライトなのだが、メルマガを含む全メール配信数のうち、「カゴ落ちメール」の配信はわずか0.3%だったにも関わらず、売上はメール経由売上全体のなんと13.8%を占める結果となった。この事実は、今回の取り組みのインパクトを説明するに余りある数字だ。

配信数と売上高の割合
画像中文字
対象売上はメール配信後2日以内の売上。通常のメルマガ経由の売上は集計期間(2015年5月1日〜31日の1か月間)内での売上

これだけの成果数値を目の当たりにすると、「さぞかしリッチなメールを」と思われるかもしれないが、実際に配信したのは「カートに入れた商品」「閲覧した商品」「検討中商品と関連商品」のみで、メールタイトルや特典も以下の通り、通常のメルマガと大きく変わらない。

メール種別ごとのタイトルと内容
メールタイトル例 コンテンツ 特典
カゴ落ち
(30分後)
【ご確認ください】カートに入ったままのアイテムがあります かご投入商品 なし
カゴ落ち
(23時間後)
【¥6,000以上で送料無料】カートに入ったままの商品があります かご投入商品 送料無料
ブラウザ落ち
(30分後)
【cotta】〇〇様が最近cottaでご覧になった商品 直帰閲覧商品 なし
ブラウザ落ち
(23時間後)
【cotta】〇〇様へおすすめアイテムをご紹介します 検討中商品と関連商品 なし

実施するにあたり、社内からは「購入しなかったユーザーに対し、サイト離脱30分後にメールを配信してユーザーに嫌がれないか?」と不安視する声もあったそうだが、配信停止率は通常のメルマガと比較しても変わらず、開封率45%、コンバージョン率25%と驚くべき成果を出した

また、未購入のユーザーに2度もメールを配信することについても懐疑的な意見があったというが、1通目より効果は数ポイント下がるものの、実際には開封率、購入率ともに十分な効果を発揮するに至った。一連のメールマーケティングを通じて、メール1通あたりの売上は実に通常のメルマガの50倍にもなったという。

メール種別ごとの開封率・クリック率・コンバージョン率
開封率 クリック率 コンバージョン率
カゴ落ち
(30分後)
43%〜 47% 18%〜 22% 24%〜 30%
カゴ落ち
(23時間後)
38%〜 40% 14%〜 18% 18%〜 21%
ブラウザ落ち
(30分後)
43%〜 44% 6%〜 13% 9%〜 13%
ブラウザ落ち
(23時間後)
40%〜 41% 9%〜 10% 6%〜 7%
通常のメルマガ 10%〜 25% 2%〜 10% 2%〜 10%
かご落ちメールの例

カゴ落ちメールの例(左)とブラウザ落ちメールの例(右)

今回紹介した「cotta」の“カゴ落ちメール”の取り組みは、「離脱ユーザーを収益に転換する」マーケティング手法として海外のECではすでに一般的な施策になっている。

一方で、日本国内ではシステム的な制約や導入コストの観点でいくつかの課題があり、まだ一般的な普及には至っていない。果たして、”カゴ落ちメール”の施策は、日本国内のECにおいても有効なマーケティング手法となるのだろうか。

本連載では、国内外の普及状況や具体的な取り組み内容、導入にあたって障壁になるポイントなどを紹介しながら、ECサイトの「新しい“接客”のカタチ」に迫っていく。

ナビプラス株式会社 井口 隆智

井口 隆智

ナビプラス株式会社

大手決済代行会社SBIベリトランスにてウェブマスターやマーケティング、営業、事業開発までと幅広い業務に従事。2006年よりASP型商品レコメンドエンジンの事業を立ち上げ責任者を務め、2010年には事業を子会社化し旧SBIナビ設立(現ナビプラス)、現在は新サービスの事業責任者としてコンセプトの企画立案から開発プロジェクトの運営・サービス立ち上げに取り組んでいる。

Search Consoleの検索アナリティクスに新しいフィルタが追加、アプリのインストールボタンのデータをレポート

9 years 11ヶ月 ago

Googleは、Search Consoleの検索アナリティクスに新しいフィルタを追加した。Search Appearanceという名称で、モバイル検索でのアプリのインストールボタンに関わるデータを調べることができる。

- Search Consoleの検索アナリティクスに新しいフィルタが追加、アプリのインストールボタンのデータをレポート -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

2015 年下半期に話題になった YouTube の動画広告

9 years 11ヶ月 ago
Posted by YouTube プロダクト マーケティング マネージャー 井上 貴子

国内における YouTube 上の動画広告トレンドを、2015 年下半期に話題になった動画広告 10 本をもとに 5 つのポイントに沿って紹介します。

*集計期間 2015 年 7 月 1 日〜 2015 年 11 月 15 日に投稿された動画の中から、動画の人気(自然に発生した再生回数)とプロモーション(広告から発生した再生回数)を考慮して選出されました。多くの視聴回数を獲得している動画でも、海外を含む YouTube 動画広告出稿の有無、自然動画視聴の比率など、複数の要素によってリストに入らない可能性があります。なお、動画の再生回数は 2015 年 12 月時点の数値です。


1. 視聴者の参加、動画投稿を促すプロモーション


スマートフォン等の普及により動画を撮影し共有することが簡単になってきていることから、多くの広告主が視聴者に動画投稿を促すプロモーションを実施するようになりました。

その中でも多くの視聴者が動画投稿しキャンペーンに参加した好例が、江崎グリコの「シェアハピ ダンスコンテスト」という企画です。テレビで放送された CM をそのまま動画広告にした、ポッキー「シェアハピダンス」篇の再生回数は 320 万回を超え、YouTube 限定で公開された Sharehappi スペシャルムービーの再生回数は、1,100 万回を超えました。
このプロモーションでは、「ポッキーを分かち合う行為が、だれかとのハッピーで新しい関係性につながってほしい。」というテーマに沿って、三代目 J Soul Brothers (小林直己、岩田剛典、登坂広臣)が「シェアハピ!」「ポッキー」の声とともに踊るダンス CM を公開し、一般視聴者から同ダンスを踊る投稿を募集するコンテストも実施しました。
小島よしおなどのタレントが投稿したダンス動画の再生回数が 100 万回を超えたほか、一般参加者がダンスを練習するために公開されたデモ動画の再生回数も 580 万回を超えました。動画を視聴するにとどまらず、視聴者の動画投稿を喚起したプロモーションでした。


2. YouTube の新機能を活用したコンテンツ


YouTube は今春より、360 度動画という新機能への対応を開始しました。本機能は、デスクトップ、スマートフォンやタブレットから 360 度動画を再生すると、カメラの周りの風景を 360 度全方位視聴できる、視聴環境を提供しています。特にモバイル、タブレットで 360 度動画を視聴すると、デバイス上のスクリーン画面を傾けた方向に映像も傾き、自分の視界と近しい形で映像を見ることができます。この新機能を活用して制作された動画広告は、インタラクティブ性を組み込んだ体験を視聴者に与え、視聴回数を伸ばしました。

au が公開した「Hello, New World.」warp cube 360° ヴァーチャルトリップムービーでは、視聴者側の端末上で、人類史上最大の建造物と言われる「万里の長城」をはじめ、­幻想的なアイスランドの「ハットルグリムス教会」、ピンク色に染まったオーストラリア­の「ヒリアー湖」など、世界中を飛び回り、映像とともにバーチャルトリップを体験することができます。

日本コカ・コーラは 11 月より、対象飲料水に貼られた QR コードを読み取ると、楽曲の再生とともにサンタクロースなどの口が歌詞にあわせて動く映像を楽しむことができる、「ウィンター・ソングボトルキャンペーン」を開始しました。

このプロモーションの一貫で公開した【360°動画】Coke Lip Dub X’mas は、キャンペーン期間中に QR コードを経由して受け取ることができる映像を使いながら、冬の名曲を大勢で合唱する動画です。モバイル環境で視聴すると、コーラスに参加するメンバーの楽しそうな様子を 360 度のインタラクティブな映像と共に楽しむことができます。

その他の 360 度の動画も、https://www.youtube.com/360 でご覧いただくことができます。ぜひモバイルでご覧ください。


3. TV CM 効果の最大化


2015 年 1 月から始まった au KDDI の TV CM「三太郎シリーズ」の人気は衰えることなく、YouTube でも多数の動画広告が再生回数を伸ばしました。日本人に馴染みのある昔話の主人公たちが友達だったら…というコンセプトで作られた CM は、シリーズ開始以来、**11 ヶ月間連続で CM 総研・銘柄別 CM 好感度ランキング首位を獲得しました。

「秋のトビラ・もうひとつの鬼退治」篇では、「鬼退治」をテーマに、金太郎の初めての鬼退治を、桃太郎と浦島太郎が助けるという 3 人の友情を感動的に描く一方で、次に続く「鬼、登場」篇ではこれまでの鬼のイメージを覆す意外なキャラクターの鬼と遭遇する場面を面白おかしく表現しています。

「三太郎シリーズ」では、個々の CM がひとつのストーリーとして繋がる点や、シリーズごとに様々な登場人物が増えていく点等、「次の CM はなんだろう?」と視聴者の期待を醸成する仕組みが施されています。「鬼、登場」篇をはじめ、様々なバージョンで一寸法師が隠れキャラとして一瞬登場していることがウェブ上でも話題になり、多くのウェブメディアで取り上げられました。


4. 人気動画の要素を取り入れたコンテンツ制作


人気 YouTuber とのコラボレーション


2015 年に投稿された全ての動画の中で、国内で最も注目を集めた動画は、エグスプロージョンが公開した「本能寺の変」でした。エグスプロージョンの動画は、2015 年トレンド動画ランキング トップ 10 のうち 5 本がランクインしています。また、Google が公開した「2015 年の検索ランキング」では、”マイナンバー”という検索ワードが急上昇ランキング、話題のニュースのカテゴリーで 4 位にランクインしました。

今年話題になった 2 つのトレンドであるエグスプロージョンとマイナンバー制度を組み合わせて公開されたのが、NTT 西日本の動画広告、「マイナンバーの変 (「本能寺の変」~マイナンバー ver.~)」です。人気のダンスソングに合わせて、マイナンバー制度の仕組みや、制度導入に伴うリスク、NTT 西日本が提供する情報セキュリティーについて歌いながらわかりやすく説明する動画は、620 万再生回数を超えました。


トレンド動画カテゴリーの応用

近年では、エフェクトや音楽などを使い簡単に動画編集、投稿ができるサービスや、ループ再生されるビデオクリップを投稿できるサービスなど、様々な動画共有サイトが存在しています。それぞれの動画共有サイトの特徴を活かした動画投稿によって、話題に上がる動画フォーマットや、カテゴリーも多様化しました。

今年話題になった動画カテゴリーのひとつとして「マジック動画」が挙げられます。動画にはあたかも奇妙な出来事が起こっているかのように錯覚するマジックが施されている動画カテゴリーで、アメリカの Zach King が投稿した動画が人気の火付けとなりました。サントリーは JIM BEAM のプロモーションとして、この要素を上手く取り入れたマジックローラ by JIM BEAM を公開し、再生回数を伸ばしました。


5. 尺にとらわれないコンテンツ作り

「TV CM の尺にとらわれない広告表現が可能」という点は、TrueView 動画広告のひとつの特長です。今回も、通常の TV CM 用の素材に加え、長尺版を YouTube に掲載し、多くの視聴者に視聴された動画広告が並びました。フレキシブルな表現が実現できる点を活かして公開された動画は、多くの視聴者に視聴されました。

大塚製薬はカロリーメイトのプロモーションとして、「見せてやれ、底力。」の 120 秒版を公開しました。本動画広告では、主人公が受験勉強に奮闘する姿、そして家族や友達とのやりとりなど、受験までの 1 年間を描写しました。美大生をはじめとする総勢 34 名が制作した、6­,328 枚に及ぶ黒板アートのアニメーションを使い表現しています。

「頑張る人を栄養バランスで支え、応援する」というカロリーメイトのコンセプトをもとに作られた CM ストーリーをより深く伝えるために、15 秒、30 秒の TV CM 素材に加え、長尺版の CM が YouTube でも公開されました。また、YouTube で本動画の視聴後に関連動画として表示されるメイキングドキュメンタリー動画の視聴も発生し、CM のメッセージに対する理解を更に深める役割を果たしました。


au は、三太郎シリーズ の「海の声」篇 CM の放送開始後、多くの視聴者から CM で使われた楽曲の心あたたまる歌詞や美しいメロディーに関する反響を受け、YouTube で「海の声」フル ver 篇フルバージョンの公開に至りました。そして、その再生回数は 1,000 万回を超え、多くの視聴者から楽しまれる動画となりました。

本楽曲「海の声」は、「涙そうそう」や「恋しくて」などの名曲を世に送り続ける「BEGIN」が CM「海の声」篇のために作曲したオリジナル楽曲で、CM の中では登場人物の浦ちゃんが三線(さんしん)弾き語りで切なくも甘い歌声を披露しています。

*出典: Google 内部データ
**出典: CM 総合研究所調べ
集計期間: 2015 年 1 月度~ 2015 年 11 月度(2014 年 12 月 20 日~ 2015 年 11 月 19 日)

noreply@blogger.com (Google Blog)

中国向けO2Oを強化。GL-Plazaが越境ECモール「Yamatou」店とショールームを連動へ

9 years 11ヶ月 ago
越境ECプラットフォーム「Yamatou」内のECサイトをリニューアルオープン、O2O型の越境ECを手がけていく

中国越境EC事業や訪日インバウンド支援事業を手がけるGL-Plazaジャパンは12月17日、中国人向けの越境ECプラットフォーム「Yamatou」内のECサイトをリニューアルオープンした。「Ymatou」内で展開していた「GL Plaza YMT店」を「日本広場YMT店」として刷新。GL-Plazaが上海国際フェリーターミナル内で展開しているショールームと連動し、O2O型の越境ECを手がけていく。

「Yamatou」は2009年設立の越境ECプラットフォーム。モール型と代理購入の2種類のサービスを展開し、20か国以上の商品を販売。自社で物流網も完備。ニューヨーク、ロス、サンフランシスコ、シカゴ、フランクフルト、東京、ロンドン、パリ、シドニーなどに倉庫インフラを持ち、週40便以上の航空便で商品を中国国内に届けている。

中国向けO2Oを強化。GL-Plazaジャパンが越境ECモール「Yamatou」店とショールームを連動へ

刷新した「Yamatou」内の「日本広場YMT店」

GL-Plazaジャパンは2015年、再開発が進んでいる上海国際旅客フェリーターミナルで、日本のEC企業が取り扱うサンプル商品などを展示し、その場でネット購入できる越境ECサービス「KJT Platform」を展開している。

リニューアルした「日本広場YMT店」は、「KJT Platform」と連動。リアルとネットで「Yamatou」で買い物をする中国人消費者にアプローチしていく。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

「日本郵便は優遇されすぎ」に8割が支持、ヤマト運輸の意見広告への支持広がる

9 years 11ヶ月 ago
ヤマト運輸へ寄せられた2137件の意見のうち、内容に対して「支持」の意見が81%、「不支持」が13%

ヤマト運輸は、11月12日に全国54紙に掲載した意見広告について寄せられた意見に関する特設ホームページを12月19日に開設した。12月15日時点で意見広告に関してヤマト運輸へ寄せられた2137件の意見のうち、内容に対して「支持」の意見が81%、「不支持」が13%となっている。

特設サイトでは、12月15日までに寄せられた意見の中で、特に質問や批判的な意見の多かった4つの項目について、寄せられた意見の要点をふまえながら説明。4つの項目は以下のとおり。

  1. 「郵便業務」のユニバーサルサービスについて
  2. 「信書」について
  3. 「意見広告」について
  4. 「クロネコメール便」について

通販事業者からも寄せられていた、「クロネコメール便は採算があわないのでやめたのでは?」という意見に対しては次のように回答した。

「クロネコメール便は2014年には年間21億冊、1200億円を売り上げる大切な黒字事業だった」が、「クロネコメール便で信書を送ったとする郵便法違反容疑で、書類送検される事態が発生」と説明。「信書をクロネコメール便で送ってしまうリスクをこれ以上放置することは、私たちのこれまで貫いてきた『お客さま第一』の姿勢と社会的責任に反すると判断し、クロネコメール便を廃止」したと言及し、「けっして採算があわないから廃止したものではありません」としている。

ヤマト運輸では特設サイトで2016年1月31日まで意見を募集し、12月16日以降に寄せられた意見の内容を踏まえ、2016年2月に特設サイトを更新する予定。

今後も寄せられた一つひとつの意見に耳を傾けながら、引き続き「公平・公正な競争条件」の実現に向けて取り組んでいくとしている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

Google アナリティクス解析講座(ゼミナール)の申込み(2016/3月実施分)を開始

9 years 11ヶ月 ago
本ブログの筆者「衣袋 宏美」による、Google アナリティクスの講座になります。
内容詳細はこちらをご覧下さい。

[カリキュラム]
Google アナリティクスのデータ収集の仕組み、トラッキングコードのカスタマイズ、計測のための準備やアカウント設計、指標やディメンションの定義、レポートに共通の機能、各レポートの見方、レポートの各種カスタマイズ法など、Google アナリティクスの機能を最大限に引き出せる知識を学んで頂きます。従来のGoogle アナリティクスと新しいバージョンのユニバーサル アナリティクスにも対応、User-ID機能や計算指標などの最新情報まで盛り込んでいます。


Part1:基本用語解説
Part2:データ収集の仕組み
Part3:主なレポートや機能
Part4:指標とディメンション、セグメント機能
Part5:全体の設計と諸設定
Part6:その他のレポートや機能
Part7:トラッキングコードの各種カスタマイズ
Part8:カスタムレポートとデータ連携
Part9:補助ツール群


[開催日時] 丸2日間、合計12時間のトレーニングプログラムです。
1日目 2016年3月8日 火曜日 (1日目) 10:00~17:00(昼休み1時間)
2日目 2016年3月15日 火曜日 (2日目) 10:00~17:00(昼休み1時間)


[開催場所] 新大宗ビル FORUM8、1103会議室
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−10−7 新大宗ビル11階
(JR、東京メトロ、田園都市線、京王井の頭線 渋谷駅 徒歩5分)


[費用]
[アナリティクス アソシエーション 法人会員・個人会員] 78,840円(税込)
[一般申込・アナリティクス アソシエーション 無料会員] 95,040円(税込)


さらに早期申込み割引があります
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

イベント出展のニュースを展示製品ごとに分けてリリース配信したエレクター様が2015年11月のべスト ネットPR賞!受賞コメントもいただきました

9 years 11ヶ月 ago
bestrelease_バナー2015_エレクター

すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年11月の「月間ベスト ネットPR賞」はエレクター株式会社様です。

選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネットPR賞 選考委員会より)

2015年11月の月間ベスト ネットPR賞は、エレクター株式会社様のイベント出展に関するネットPR施策です。

エレクターといえば業務用から家庭用まで幅広く使われているワイヤーシェルフが一般によく知られていますが、エレクター株式会社様では病院やフードサービスで使われる配膳車や多種多様なカート、キャビネットなど専門性の高い製品を多数販売しています。

2015年11月25日~27日に東京ビッグサイトで開催された病院・福祉設備機器の展示会「HOSPEX Japan」に、エレクター株式会社様は、病院・福祉給食向けの新調理システム「ニュークックチルシステム」や、医療現場で薬剤などを効率的に収納&運搬できるカートなどを出展。それに伴い7本のニュースリリースを配信しました。

「医療・福祉設備機器」という括りは同じでも、給食用の調理&配膳システムと薬剤などの収納管理用製品ではカテゴリーが異なります。それぞれに情報を届けたいターゲット、またはその情報を必要とする対象者も違うでしょう。その場合、同じイベントでも、ニュースリリースは分けて書いたほうが読み手は必要な情報だけを効率的に得られるので親切です。

開催最終日の27日には、出展製品を改めて紹介し、デモンストレーションの開催時間を告知するリリースを配信。そこには同イベント会場での自社ブースの撮りおろし写真も掲載されていて、最終日に訪れる人がブースを見つけやすい配慮があります。

さらに、開催後にはブース来場者への御礼リリースを配信し、「展示品とサービスに関しましてのご意見やご不明な点、ご入り用な資料等ございましたらいつでもお申し付けください」という言葉とともに、主な展示製品の製品ページへのリンクを掲載しています。BtoBのビジネスでは、このようなきめ細かなアフターフォローの姿勢をニュースリリースで示すことは、企業の信用度を高めることにも直結します。

こうした至るところに配慮の行き届いたネットPR施策を評価して、エレクター株式会社様に11月の月間ベスト ネットPR賞を贈らせて頂きます。

選考のポイント

  • イベント出展のニュースを展示製品ごとに分けてニュースリリース配信
  • 開催期間中にもイベント会場での最新情報や当日の日程を織り込んだリリースを発信
  • 情報の受け手のことを考え、1リリース1トピックで伝えたい内容がきちんと届くよう配慮されている
受賞コメントをいただきました!

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写真左より) エレクター株式会社 松岡 弘明 様、熊倉 弘実 様

今回「ベスト ネットPR賞」の受賞に伴い、社内からもお祝いの言葉をいただきました!

今まで展示会に関するニュースリリースでは、「開催前の出展情報」と「開催後のお礼」を配信していました。今回は加えて「開催直前」と「開催中」のリリースを配信。撮影した展示会場の写真とデモンストレーション開催時間の情報を一緒に配信したり、展示する商品やセミナーごとに分けて丁寧に情報を発信したことが、今回の受賞に繋がったと思います。

取り扱い商品がニッチだからこそ、必要としている人に確実に情報を届けるためにニュースリリースを活用しています。タイトルに対象者を限定できるようにキーワードを入れるなど、同じ情報を伝える場合にも言葉の使い方1つで見せ方は変えられると思います。

現在、ニュースリリースを配信する販促グループの3名は、展示会やセミナー運営、プロモーショーン、広報、マーケティングまで幅広く対応しています。ニュースリリースを作成する上では、リリース文の作成、タイトル付け、短い言葉で伝える難しさにも直面しています。今後、ますますネット上での情報発信が増えることにより、「文章で伝える」ことが重要になり、担当者一人一人にとってトレーニングという意味でもニュースリリースでの情報発信を続けていきたいと思います。

エレクター株式会社
マーケティング開発部 販売促進グループ アシスタントマネージャー 松岡 弘明 様
マーケティング開発部 販売促進グループ 熊倉 弘実 様

エレクター株式会社 様、ご受賞おめでとうございます。

saico

カーリースの取り扱いを開始、Amazon

9 years 11ヶ月 ago
オリックス自動車が国産新車17種、中古車5種の出品を開始

Amazonは12月18日、「カーリース」の取り扱いを開始した。マーケットプレイスに出品したオリックス自動車を通じて提供する。Amazonは2015年5月にBMWと提携し、電気自動車「BMW i3」の販売を開始、6月には中古車販売のネクステージが出品し、中古車の販売を行なうなど自動車販売を拡大している。

Amazon内に開設する「ORIX カーリース・オンライン店」で取り扱う車種は国産新車が17車種、中古車は5車種。一定金額を支払ってリースすることができ、9年間のリース契約満了後は所有権を取得することも可能になっている。

オープン記念として新車リースを契約すると、アマゾンポイント1万ポイントを、中古車リースを契約するとアマゾンポイント1万ポイントとポータブルナビをプレゼントするキャンペーンを開催している。

ORIX カーリース・オンライン店

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

販売完了まで「ヤフオク!」に自動再出品する機能を「テンポスター」に追加、NHN テコラス

9 years 11ヶ月 ago
落札されずにオークションが終了した商品を、「テンポスター」が自動で再出品する

NHN PlayArtグループで、EC支援を手がけるNHN テコラス(旧SAVAWAY)は12月15日、クラウド型の受注・在庫・商品一元管理システム「TEMPOSTAR(テンポスター)」に、「ヤフオク!」自動再出品機能を追加した。

新たに追加した機能は、落札されずにオークションが終了した商品を、「テンポスター」が自動で再出品するもの。商品数も無限に再出品できるので、販売が完了するまで「ヤフオク!」で常に商品を出品することが可能。

自動再出品中の在庫は、出展中の他のモールやカートと自動連携。運営業務の効率化と売り上げアップを支援する。

「ヤフオク!」の機能では、落札されずにオークションが終了した商品は、自動で3回まで再出品することができるが、4回目以降は1商品ずつ出品し直す必要がある。

NHN テコラスは、作業コスト抑えながら販売可能な商品を「常に、すべて売れる状態にしておきたい」といったEC事業者の要望をもとに開発した。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

【連載 テレビとネットの狭間を走れ!第二回】ネットでのテレビ視聴は計測できるか?

9 years 11ヶ月 ago

前回からスタートしたこの連載。第一回では、テレビの指標である視聴率の功罪について書いた。その続きとして、視聴率の課題はどう乗り越えられるか、いま行われている試みを紹介しよう。

先日、ある若者と話していた時、「テレビは持ってません」と彼が言うので、「じゃあテレビは観てないんだね」と言ったら「いえ、でもテレビは好きです。テレビ観てますから」と言われて大いに困惑した。

「だってテレビ持ってないんでしょ?」と聞くと、「ええ、テレビ持ってませんけど、テレビ観てます。『アメトーーク!』とか大好きです」と差し出したのはスマートフォンだった。

もちろんYouTubeなどで『アメトーーク!』を欠かさず観ているという話なのだが、彼が「テレビ観てます」と言いながらスマートフォンを見せたのが面白かった。彼にとって、スマートフォンはテレビでもあるのだろう。

テレビという言葉は、もともといい加減に使われてきて、テレビ局のこともテレビ番組のこともテレビ受像機のことも、我々は“テレビ”と呼んできた。でもいま、テレビ番組がネットで観られる状況の中、何がテレビかわからなくなっている。
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米国や英国、韓国など、海外では、テレビ局自身が番組をネットで配信している。これに対し日本のテレビ局はネット配信に消極的だった。そこにはいろんなハードルがあったからだ。

まず、社内の保守的な考え方。ほんの4、5年前までテレビ局では上層部ほど「ネットはテレビの敵だ!」と本気で言っていた。そこでの自分たちのビジネスの可能性を判断する前に、生理的感情を優先し、ネットへの門戸を閉ざしていた。

さらに、著作権と許諾の問題も立ちはだかっていた。日本の著作権の解釈は非常に保守的で、何をやるにしても主な関係者全員の許諾が必要になる。タレント事務所で、ネット配信に理解を示さないところも多かった。

そして最大の問題は音楽だった。放送では包括契約で個々の番組制作者は細かいことは気にせず使用できるため、海外の著名曲でも平気で使っている。ところがこれをネットで流す際には包括契約の範囲外なので、あらためてJASRACに申請したり、原盤権を持つ海外のレコード会社に使用料を払ったりしなくてはならない。

こうしたことが足かせになって、日本のテレビ局は番組をネットに出したくても出せない時代が続いた。

ただ、放っておくとYouTubeやDailyMotionに海賊映像がどんどんていってしまう。ちょっとした番組なら、放送後、誰かがYouTubeに動画をアップするのは当たり前になり、先の若者のようなテレビ視聴が常態化していた。

去年、日本テレビが見逃し配信サービスを立ち上げ、他のキー局も続いて、ドラマを中心に人気番組が、放送後一週間という制限があるが、ネット上で観られるようになった。

さらに10月26日にはTVerという、テレビ局の垣根を越えた共同での配信サービスもスタートし、いつのまにかテレビ番組が気軽にネットで視聴できるようになってきた。

Startup Stock Photos

実際、使ってみるととても便利なサービスだ。サービス立ち上げ後、三週間で100万ダウンロードを達成した。

こうなると、テレビ局の姿勢も一気に変わってくる。ネット配信にネガティブなことを言っていた人でさえ、身を乗り出しはじめた。ネット配信に躊躇していたタレント事務所もかなり態度が変わってきていると聞く。こうなると、一気に加速していきそうだ。

すると必要になるのは、視聴計測だ。放送における視聴率のような、広告取引の指標になりうる、ちゃんとした計測が求められる。

漠然と“再生数”だけを提示するのでは、YouTubeと変わらない。テレビの視聴率がそうであるように、どんな層がどこまでどれくらい見ているかをきちんと測ることで、まっとうな広告取引に活用できる情報にしていく必要がある。

日本のネット広告の価格水準は、どうやら低いらしい。動画広告も料金体系をひと回り上げていけないと、ジリ貧になりかねない。テレビ番組のネット配信は、そこに新たな風を吹かせる可能性を持っている。プレミアムコンテンツには、高額の広告費がつくと言われる。

テレビ番組につく広告は、これまでのネット上の動画広告より高く取引されるかもしれない。そのことがひいては、動画広告の水準全体を上げていく可能性は、かなり高いと思われる。

テレビ番組のネット配信、そしてその視聴計測は、大げさに言うと今後のネット上の広告取引全体をいい方向に導くかもしれないのだ。VIDEO SQUARE読者の皆さんも大いに注目すべき流れだと思う。

そこへタイミングよく発表されたのが、ビデオリサーチ社の「これからの視聴計測」だ。つい先週、12月8日、9日に彼らが開催したVR Forum2015で、まさにネットへの動画配信に対応した視聴計測の新方針が披露されたのだ。会場で大々的に投映されたのは、こんなチャートだった。
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正直これだけ見せられてもわかりにくいだろう。解説すると、まず視聴率の関東での調査母数をこれまでの600世帯から900世帯に増やす。それから、タイムシフト視聴も計測する。この2点の変更は来年10月の時点で行うそうだ。

さらに「ネットでの視聴計測については10月までに測定対象に加えてデータのあり方を検討する」としている。

持って回った言い方でほんとうにわかりにくいが、タイムシフトは10月から正式メニューに加えるが、ネットの計測はやり方を整えていく、ということ。

それくらいネット視聴の計測は困難でハードルが高い、ということだろう。

ネットでの調査が、どうしてそんなに難しいの?と言いたくなる人もいるだろうが、ここでは広告取引の指標が求められている。ただの調査とはちがうのだ。

そこで重要なのは“関係者が納得する”ことだ。ただ計測体制を整えるだけでなく、「こういうやり方で今後行きたいのですが、よろしいでしょうか?」と各テレビ局と広告代理店、そしてなんと言っても広告主企業が納得していないと、今後のビジネスの指標にはできないのだ。

ネットでの調査も合意するのは大変だろうが、その前にそもそも、タイムシフト視聴を計測してもそれが取引に反映できるかどうかも、これからの議論だろう。

言うまでもなく、いまやテレビ番組は録画して視聴することが非常に多い。テレビが好きな人ほど録画機を駆使し、とくにドラマファンは毎クール第一話を録画して、気になるものを再生して面白いと思ったものを継続して見ていく。もはや録画視聴はテレビの楽しみ方に組み込まれている。

テレビ局にとって厄介なのは、録画を再生する際にCMがスキップされてしまうことだ。タイムシフト視聴を計測したら、この番組はこんなにたくさん観られていることがわかりました!とスポンサーに言っても「そう、よかったね。でもCMはスキップされているんだろう?じゃあ広告費は上乗せしないからね」と言われると、ぐうの音も出ない。

ビデオリサーチ社はもちろん、そういうこともわかった上で、何か工夫したデータの出し方をするのだろうが、タイムシフト視聴のマネタイズは簡単な話ではないだろう。

米国では、実はすでにタイムシフト視聴も含めたデータが指標になっている。「C3」と呼ばれるのだが、放送後3日間の視聴をタイムシフトも合わせて計測した数値が使われているのだ。

C3のCはコマーシャルのC。つまり、CMが視聴された時間を、リアルタイムもタイムシフトも合わせて計測している。これならスポンサーも文句が出ない。

聞きかじった話だが、これには喧々諤々の議論があったそうだ。スポンサー側がある時「CMの時間になると視聴率はグッと下がるのだから、そこだけにお金を払いたい」と言い出し、テレビ局側は「録画した番組もある程度CMは見られているのだから、そこにもお金を払ってほしい」と応じた。ではどうするか。

ああでもない、こうでもないと議論していく中で出てきたのが「CMを見た時間だけを3日間カウントする」という案だった。これで決着できたのは、この時点で計測してみたら、いままでの指標の取引と金額がぴったり合ったからだったという。これはほんの偶然だが、“同じ金額で移行する”ことでお互いに納得できたのだ。

28/02/2013 Amsterdam Nederland: Beelden voor brochure en website van DSF Duisenberg school of finance.

同じ偶然が、日本でも起こるかはわからない。だがこういう、本音をぶつけ合う議論をするプロセスが不可欠なのだ。日本の広告業界はこれから、バトルを展開して新たなパラダイムを築けるか、それを避けてダダ下がりするだけかの瀬戸際にいる。その成り行きは、結果的に動画広告の将来にも影響するだろう。みんなで注目するべきテーマだと思う。

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境 治; コピーライター/メディアコンサルタント

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