ネットショップ担当者フォーラム

ユニクロとジーユー、店頭受取ならECの送料無料

7 years 10ヶ月 ago

ユニクロとジーユーは、ECサイトで注文した商品を店頭で受け取ると、送料が無料になる配送サービスを開始した。

ECサイトを利用した場合、購入金額が5000円未満で配送料が450円かかるが、店頭受取サービスを利用すると購入金額に関わらず送料が無料になる。

ユニクロのオンラインストアで購入した商品はユニクロ店舗で、ジーユーのオンラインストアで購入した商品はジーユー店舗で受け取ることができる。

店舗で試着し、サイズが合わなかったり商品が気に入らなかった場合は返品や交換することも可能。

ユニクロとジーユーは、ECサイトで注文した商品を店頭で受け取ると、送料が無料になる配送サービスを開始

ECサイトでは店頭試着などを提案している(画像は編集部がキャプチャ)

ジーユーはコンビニ受け取り開始

ジーユーは新たに「セブン-イレブン受取りサービス」も開始した。ジーユーオンラインストアで購入した商品を「セブン-イレブン」で受け取ることができる。購入金額が5000円未満で送料450円、5000円以上なら送料無料。

ユニクロはすでに「セブン-イレブン」や「ファミリーマート」などでの店頭受け取りサービスを実施している。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

「よなよな」のヤッホーブルーイングが会員限定ストアを開設、定期販売を刷新

7 years 10ヶ月 ago

クラフトビール大手のヤッホーブルーイングは5月1日、定期宅配サービスの会員向けに限定ストアを開設する。

定期宅配サービスで届くビールの種類を、会員限定ストアで選べるようにする。

会員限定ストアの開設に先駆け、2007年から実施している年間定期宅配サービスをこのほどリニューアル。サービス名は従来の「よなよなエールの年間契約」から「ひらけ!よなよな月の生活」に変更した。

従来は会員登録期間が年4回だったが、本店に限りいつでも加入できるようにした。また、会員費用の支払いは年払いに加え、月払いも選択できるようにした。

ヤッホーブルーイングが年間定期宅配サービスをリニューアル

年間定期宅配サービスを刷新した(画像は編集部がキャプチャ)

会員登録期間の拡充や月払いは顧客からの要望が多かったため、システムを改修した。

定期宅配サービスの会員数は年間130%で伸長しており、今後も増加が見込まれるという。システムを改修したことで必要な工数が3分の2に減り、今後会員数が増加しても、スタッフの人的リソースを顧客満足度向上の業務に充てることが可能になったとしている。

「ひらけ!よなよな月の生活」は毎月、または隔月で24~48缶のビールが届く定期宅配サービス。ビールの種類は定番商品と限定醸造ビールを1缶単位で組み合わせて選ぶことができる。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

アマゾンにも負けないECサイト運営のカギは「データ活用」にあり | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

7 years 10ヶ月 ago

Web、モバイル、店舗を含むすべてのチャネルやデバイスで、カスタマージャーニーのステージに合わせてパーソナルで説得力のあるコンテンツ提供し、顧客のニーズに応えるには、オムニチャネルのインフラを整える必要があります。

インターネットのおかげで、現代の消費者は情報通で目が肥えています。そして、Amazon(アマゾン)のような世界最高峰のユーザーエクスペリエンスを体験しているため、他のブランドにも同じような体験を求めます。そんな消費者から買ってもらうには、卓越したカスタマーペリエンスやパーソナル体験を提供する必要があるのです。

小売事業者は、さまざまな方法でデータとアナリティクスを活用することで、パーソナルな体験を提供し、利益率を上げることができるでしょう。データとアナリティクスによって、ユーザーエクスペリエンスの最適化、個別プロモーションの展開、顧客の嗜好分析、カート破棄の減少、リアルタイムの機会活用、価格調整や在庫の管理などが可能になります。

残念ながら、多くの小売事業者は利用可能なデータを生かしきれていません。Retails Systems Research(RSR)社によると、「利益率を上げるために小売事業者たちが利用している方法や技術は、真に活用されておらず、最適化もされていない」そうです。

データに無関心な事業者は売り上げを落とす

消費者は、自分に関係ないプロモーションを提供する小売事業者を選ばなくなります。アクセンチュア社の調査によれば、66%の消費者は大勢のなかの1人として扱われたら、別のブランドに乗り換えると答えています※1。

※1 編注:原文ではアクセンチュア調査と書かれているが、調査資料はセールスフォース発表のもの。
セールスフォースのグローバル消費者調査によると、顧客の66%は1人の個人として扱われることを望んでいる(編注:セールスフォースの資料を編集部がキャプチャし、追加)
https://www.salesforce.com/blog/2016/10/stats-from-state-of-connected-customer.html

同様に、セールスフォースの調査では75%の消費者が、自分の名前を覚えてくれている、過去の購買履歴からおすすめ商品を紹介してくれる、過去の購買履歴を把握してくれている企業から商品を買いたいと考えています。

ウェブ、モバイル、店舗を含むすべてのチャネルやデバイスで、カスタマージャーニーのステージに合わせてパーソナルで説得力のあるコンテンツ提供し、顧客のニーズに応えるには、オムニチャネルのインフラを整える必要があります。

データで差別化する

小売事業者が顧客に個別プロモーション提供するには、データを収集し、効果的に活用する必要があります。消費者から選ばれているマーケットプレイスは、小売事業者が消費者の動きを追跡し、SNSの活動をモニタリングし、豊富なデータを集めることを可能にしています。パーソナライゼーションに必須である、詳しい顧客プロフィールを作ることができるのです。

パーソナライゼーションは、包括的な顧客プロフィールを持つ中央集権的なデータベースを構築することで最もうまく機能します。プロフィールデータには、「年齢」「性別」「職業」「居住地」「オンライン上の行動」「過去のデータ」などの要素が含まれます。抜けている部分があれば、「Acxiom」「Datalogix」「Epsilon」「BlueKai」などのサードパーティが提供するでもグラフィックデータや行動履歴データを活用してみましょう。

消費者が何を欲しているのかを予想するのではなく、コミュニティを作ったり、チャットボットを活用してお客様の質問に答えたりすることで、より正確な情報を入手することができます。

アナリティクスとアクション

詳しい顧客プロフィールが完成したら、データを分析し、パーソナライゼーションに活用していきます。AIやマシンラーニングに基づき、簡単に使えるビジネスアナリティクスは、今はクラウド上で利用することができ、IBM、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、セールスフォース、アドビなど、さまざまな企業がサービスを提供しています

全米小売連盟のレポートによると、マシンラーニングに基づく最新のアナリティクスは、小売業界に革命を起こすそうです。フォレスターリサーチ社の調査にも、次世代のカスタマーエクスペリエンスを最適化するうえで重要な要素は、最先端のアナリティクスだと書かれています。

顧客にとって最も関連性の高いプロモーションを提供するために、小売事業者は最先端のアナリティクスを活用できるでしょう。キャンペーンの結果データを分析し、どの要因が最も売り上げに貢献したかを確認することができます。

消費者のリアルタイムの行動を把握できるシステムでクリックの流れを分析すれば、消費者がどんな興味を示したときに、どのようなトリガーを与えるべきか決定できます。たとえば、結婚式や卒業式がありそうな人、新しい車や家を買いそうな人には特別なプロモーションを提供できるのです。

サイト離脱やカート破棄に対して、カスタマイズされた個別メールを配信することで、販売損失を最小限に抑えられます。

在庫と価格の管理

データを上手に活用すれば、在庫や価格の管理など、さまざまな部分で利点があります。消費者は、在庫の状況がわかる小売事業者から購入する傾向があります。RSR社のレポートによると、在庫管理で得られた知見は、小売事業のサプライチェーン管理にも生かせるそうです。

データ活用が大きな違いを生むのは、「ダイナミックプライシング」(価格調整)です。アクセンチュア社が指摘するように、価格調整ほど小売事業者の利益率に直接的かつ大きなインパクトもたらすデータは他にほとんどありません。最近まで、「ダイナミックプライシング」が大胆にできるシステムは大変高額で複雑なものでしたが、現在ではボタン1つで価格を変更できる簡単なサードパーティのシステムがあります。

データはユーザーエクスペリエンスの最適化にも活用できます。「GlassBox」や「IBM」「TeaLeaf」といったソリューションを利用すればユーザーのセッションを分析することができ、モバイルのインターフェースでどのようにユーザーが動くのかもわかります。デザインで足りない部分や、ナビゲーションのネックになっているところを理解し、修正することもできます。

小売事業者がコンバージョン率を上げるために活用できるデータ分析技術は「Personali」「Dynamic Yield」「Segmentify」「Charodic」「Nosto」といった新しいタイプのパーソナライゼーションやレコメンデーションを可能にする企業が提供しています。このようなソリューションシステム使えば消費者がどこで離脱するのか、どこで接触してプロモーションを提供すれば購入が起こるのかがわかります。「MaxTrafiic」「OptiMonk」「Sleeknote」「Sumome」「OptionMonster」などのソフトウェアを使ってポップアップを表示し、メールアドレスを取得することも可能です。

新しいチャンスを最大限活用する

急速に進化していくマーケットでは、小売事業者が競争力を保つために活用できる、多くの新しい技術やデータソースが生まれています。マッキンゼーの調査では、IoTによって小売事業者に大きなチャンスがやってくると言われています。たとえば、IoTセンサーに送られるデータを活用すれば、消費者のリアルタイムな購買行動を追跡し、カスタマイズしたプロモーションを提供できるのです。

パーソナライゼーションのツールや技術を活用して、データにこだわる小売事業者は将来大きな利益を手にする可能性が高いでしょう。フォレスターリサーチ社の調査では、過去5年間でカスタマーエクスペリエンスに注力した企業は、遅れをとっている企業よりも売り上げが14%高いという結果が報告されています。データによって提供されるチャンスを最大限に生かすことによって、顧客を喜ばせ、競合を出し抜くことができるのです。

Internet RETAILER

世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

Internet RETAILER

ECの雄「ナチュラム」創業者の中島さん、これからの「EC」と「自身の活動」を語る

7 years 10ヶ月 ago

“ECの雄”と呼ばれるフィッシング・アウトドア用品のECサイト「ナチュラム」を立ち上げた中島成浩さん。家業の釣具店でECをスタートしたのが1996年。その後、店舗を閉鎖してECに注力、そして株式を上場。「ナチュラム」運営のナチュラム・イーコマースなどを傘下に持つミネルヴァ・ホールディングスの会長兼社長CEOとして、2018年1月まで“ECの雄”のかじ取りを担ってきました。

EC黎明(れいめい)期の1996年からネット通販をスタートし足かけ約22年。「ナチュラム」の運営・経営から退いた中島さんは今のEC業界をどう見ているのでしょうか? 今後どんなことをするのでしょうか? 「新しいことに取りかかっている」という中島さんにインタビューしてきました。

競争はさらに厳しくなる。だから「価値創造」「顧客創造」を

――「ナチュラム」のスタートから約22年間、お疲れさまでした。

ECが急激に成長して2000年に独立(釣り具の製造販売を手がける家業のナカジマからEC部門を分離し、株式会社ナチュラムを設立)。ベンチャーキャピタルから資金を集め、システム投資も本格化。株式を上場した2007年まではあっという間でしたね。

2015年に上場を廃止したけど、2016年から2017年までの2年間が一番平和でした。それまでは、赤字が続いたりずっと“お祭り状態”。アウトドア・フィッシングECのシェアNo.1を維持してきたけど、今振り返ると高をくくっていたなと感じますね。

ここ数年で、Amazonのアウトドア・フィッシングの取り扱い点数が急増し、シェアNo.1を取られてしまった。僕自身は2012年頃、このままではAmazonにやられるなぁと思っていた。シェアが逆転されたのはそれから3年後。

そんな中、「ナチュラム」は黒字に転換(ナチュラム・イーコマース単体での黒字)。売り上げも再び拡大傾向にある。道筋をつけて「ナチュラム」を含めた会社の売却(2018年1月、スクロールに売却)に至りました。

中島成浩氏
EC黎明(れいめい)期から業界を引っ張ってきた中島さん

――最近のEC業界をどう見ますか?

過去、「ナチュラム」もそうだったように、仕入れ販売しているEC企業は構造的に厳しくなりそうですよね。Amazonがどんどん品ぞろえを増やしている今、消費者から見れば「買うのはAmazonでいいでしょ」となりますよね。

じゃ、他の販売チャネルはどう? となる。「楽天市場」は利益度外視で売る出店者が増えて、価格競争が激化ECビジネス全体の構造が“Amazon化”“採算度外視の販売”に移っていると思っている。そんな中、どこで儲けるの? こんな状況ですよね。

僕は商品を右から左に流す小売ビジネスは今後、存在意義がなくなると思っていました。だから「ナチュラム」ではPB(プライベートブランド)の取り扱いを始めるために、フランス最大のスポーツショップ「デカトロン」など運営のオキシレングループの傘下に入った。

この現状を打破するための1つの策は、商品を売るのではなく、市場や顧客を創造していくことですよね。フィッシング・アウトドアのジャンルであれば、「楽しさを伝える」ことで、これまでそのジャンルに触れたことがなかったユーザーを増やしていける可能性がある。つまり、違った切り口で新しいユーザーを作っていくこと。「ナチュラム」では、2012年から「市場創造」「顧客創造」を切り口にしたビジネスを進めてきましたよ。

ナチュラム
近年は「市場創造」「顧客創造」を切り口にECビジネスを展開していたという「ナチュラム」。中島氏は2000年前半から自社ブログを活用したコミュニティ、そこからの集客をしかける自社アフィリエイトなど、常にECビジネスの先端を走ってきた

――EC実施企業がこれからどう戦っていけばいいと考えますか。

生き残るのは2通りでしょう。1つは「価値を創造する」ところに特化するビジネス顧客や市場を創造していかなければ、生き残って成長していくのは難しくなる。極端な言い方だと、「顧客創造」「価値創造」に特化することに存在意義があるのではないでしょうか。残りの1つはインフラ化。Amazonや楽天のようなインフラになるのには資本が必要。かつ、価格競争に勝たなければいけない。でも、それは幸せになれないような気がしますよね。

厳しい環境と言えば物流コストの問題。2018年、2019年は一気に送料の値上げの波が訪れるでしょう。そうなった時、その先はどうしますか? どこもさらに厳しくなりますよね。だから、顧客や価値を創造していかなければならないんです。

――株式会社ネオ・イーコマース総合研究所を立ち上げて、代表取締役に就任しました。どんなことをされるのですか?

経営、サイト運営、上場準備、フルフィルメント、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)など、いろんなことのお手伝いをしたいと思っています。「ナチュラム」の立ち上げから得てきたものを、業界や企業にフィードバックしようかなと。

今後、AI(人工知能)が発達し、バックヤード業務も物流業務、アウトソーシング業務もさまざまな業務がAIに移り変わっていく。人間は何をすべきでしょうか? やっぱり創造するということをやるべきなんですよね。僕はそう結論づけました。そのための新しい価値をさまざまな企業、そしてEC業界に提供していきたいですね。

中島成浩
これからはEC企業の支援などに携わるという

日本初のEC学術団体を設立、産学連携でEC企業に「新しい価値を」

――早稲田大学など研究機関を巻き込んだECの学術機関として一般社団法人日本イーコマース学会(JASEC)の立ち上げに参画し、副理事長に就任しました。なぜ学術的な団体を作ったのですか?

先端のテクノロジーなどを研究して、それをECビジネスに生かしていくためです。僕の経験も踏まえると、ネット通販などの小売業の人が独創的な商品を作るのは難しいと思っているんです。それは“商売”という観点があるからでしょうね。

日本イーコマース学会を立ち上げるきっかけになったのが、早稲田大学メディア研究所と一緒にAI活用技術の共同研究を行う「AIコンソーシアム」の活動です。ネット通販に携わる人たちが活動に参加したのですが、これがすごくよかった。「この技術は商売にこうすれば活用できる」――といった声がたくさんあがるんですよね。ビジネスマンがディスカッションすることで商売への応用方法を見つけることができるということで、大学側もすごい新鮮だったようなんです。

アカデミック側、ビジネス側の交流が1年ほど続き、コンソーシアムも終了。その後、どうしましょうか? となって、今回の学会設立に至ったわけです。

一般社団法人日本イーコマース学会(JASEC)
日本イーコマース学会(https://www.jasec.or.jp/

日本イーコマース学会の活動の柱は「商品開発」「学術検証」「人材育成」

――日本イーコマース学会は参加企業にどんな価値を提供しますか?

アカデミックな研究成果と、ビジネスのアイデアを合体することで、これまでにないモノやサービスが世の中に出ていくことをお手伝いしたり、その活動を学術観点でサポートできること。企業、研究者の双方が認められる機会にもなります。

また、活動に参加することで、企業は最先端技術などの研究に触れることができる。それは、新たなビジネスチャンスが広がる可能性が生まれるということ。企業は他にはない独創的なサービスやモノを生み出していかなければ生き残っていくのはとても難しい。そんな環境下での経済活動を支援できると考えています。

世の中の勉強会はインプットで終わることが多く、実践的なアウトプットを実現するにはなかなか難しい環境。日本イーコマース学会はインプットよりも、研究をベースに製品の開発、新サービスを世に出すといった形でのアウトプットを重視したいですね。

日本イーコマース学会は早稲田大学などとの産学が共同で取り組む学術団体です。教育の側面があるで、将来的には大学のカリキュラムにネット通販の授業を組み込んだり、業界をめざす大学院生などとの交流の場にもしていきたい。そうすることで、EC業界に即戦力となるような人材も送ることができるようになるのではないでしょうか。

一般社団法人日本イーコマース学会(JASEC)
理事長には早稲田大学 人間科学術院 教授の西村 昭治氏が就いた

――全国の各会員を束ねる支部長には、名だたるEC事業者たちが名を連ねています。入会条件は。

ECに興味があるのは必須で、個人でも法人での入会は可能です。ただ基本は個人。学会としての本格スタートは4月14日です。北海道、東北、関東、東海、関西、四国・中国、九州に各支部長を任命しました。各支部ベースでの活動が中心となります。

当面は月1回ペース、各支部ベースで集まり、勉強会・発表会を開いてもらいますが、情報の発信は東京からが多くなるでしょうね。動画の生配信などを用いて、支部が参加できる体制を整えたいと思っています。

研究部会員は月額1000円で、法人賛助会員などを設けています。

一般社団法人日本イーコマース学会(JASEC)
全国の支部長にはEC業界の有名人がずらり。照国電機の堂園秀隆社長(地域振興部会長)、エーデルワイスファームの野崎創社長(北海道支部長)、ヤマウチの専務取締役・山内恭輔氏(東北支部長)、柳田織物の柳田敏正社長(関東支部長)、オーディーエーの小田盛治朗社長(中部・東海支部長)、イージーの岸本栄司社長(関西支部長)、ピアリビングの室水房子社長(九州支部長)

――4/14の第1回シンポジウム「そのうちamazonに駆逐されて終わってしまう」は刺激的なタイトルですね。

これは差し迫った問題なんです。EC事業者は変わらなければならない。お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏、世界屈指のジャーナリストである湯川鶴章氏の2講演を用意しました。何か変わるためのきっかけ作りにしてほしいと考えています。

第1回シンポジウム概要
  • イベント名:
    お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏、湯川鶴章氏が登壇する
    「そのうちamazonに駆逐されて終わってしまう」
    第1回日本イーコマース学会シンポジウム
  • 日時:4月14日(土)15:00~
  • 会場:早稲田大学井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14)
  • 料金:3,000円(税込)
  • 主催:一般社団法人日本イーコマース学会
  • 詳細・申込はこちら

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

オルビスも送料を値上げへ。自社負担の限界で創業以来の「1品から送料無料」を廃止

7 years 10ヶ月 ago

化粧品通販大手のオルビスは5月末で送料無料を廃止する。配送会社からの料金値上げの要請を受け入れた。

現在は注文金額にかかわらず送料無料(送料をオルビスが負担)だが、6月1日以降は注文金額が税込3240円未満の場合、宅配便は350円、メール便は180円の送料を徴収する。

オルビスが送料無料サービスを変更

送料の変更内容(画像はオルビスのECサイトを編集部がキャプチャ)

オルビスは送料値上げの理由について、通販サイトで顧客に対して次のように説明している。

昨今、社会問題となっております配送業界の運賃値上げ、負担増大などの疲弊に対し、オルビスとしましてはこのような諸般の状況を真摯に受け止め、配送業界からの料金値上げ要請を受け入れるに至りました。

オルビスでは、「お客様に通信販売を安心してご利用いただきたい」という思いから、創業以来、「1品から送料無料(=当社負担)」にてお届けしております。

しかしながら、配送業界の料金値上げにより、私どもの努力だけでは送料無料サービスの維持が困難となりましたため、下記の通りサービスの変更をさせていただきます。お客様にご負担をおかけしますことは大変申し訳なく、誠に心苦しい限りではございますが、何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

6月1日からポイント制度も変更する。現在は注文金額が税込2000円以上の場合に限り、買い物でポイントを利用できるが、変更後は注文金額にかかわらずポイントを使えるようにする。

通販・EC業界では2018年3月以降、送料の値上げが相次いでいる。セブンネットショッピング、ディノス・セシール、ファンケル、ベルーナ、ニッセンなどが、送料無料の廃止や送料の値上げに踏み切っている

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

RIZAPグループのイデアがバッグ企画・製造のシカタを買収

7 years 10ヶ月 ago

RIZAPグループの子会社で雑貨や家電などを販売するイデアインターナショナルは、バッグ製造大手のシカタを買収する。商品開発のノウハウを共有するほか、販売チャネルの相互活用や生産流通の効率化などに取り組む。

全株式を約16億円で取得する。株式取得予定日は4月27日。

シカタはバッグのOEMなどを手がけており、2017年2月期の売上高は21億4500万円。

イデアインターナショナルはインテリア雑貨やキッチン家電、オーガニックコスメなどを販売している。販売チャネルは直営店とECサイト、卸。2017年6月期の売上高は前期比17.0%増の72億500万円。シカタの完全子会社化で、2018年6月期の連結売上高は90億円となる見通し。

イデアインターナショナルはECを強化している

EC売上は拡大を続けている

イデアインターナショナルはシカタを買収後、次の取り組みを進めるとしている。

  • EC分野における販売見直しによる収益構造の強化
  • トラベルグッズブランド「ミレスト」のバッグカテゴリーに、シカタのバッグブランド「Y’SACCS」「LA BAGAGERIE」のノウハウを生かすことでブランド価値を高める
  • バッグの企画・製造・販売に関するノウハウ、人員、物的経営資源を相互に活用し、双方の事業の発展と企業価値の向上を図る 
  • 2社の生産流通における効率化
  • シカタのSPA事業におけるコラボレーション商品の開発
  • 新たなカテゴリーの開発による2社の収益拡大
  • 2社の販売チャネルを活用することによる収益向上

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

CPOに関する問題です。媒体効率と利益計算について、正しいものを1つ選んでください | 例題で学ぶ EC・ダイレクトマーケティングの基礎知識

7 years 10ヶ月 ago

「通販エキスパート検定」の問題から、毎回1問ずつ出題します。今回のテーマは「CPO」。あなたは正解できるでしょうか?

[問 題] 
媒体効率と利益計算について、次の中から正しいものを1つ選んでください。

媒体効率と利益計算について、正しいものを1つ選んでください。

CPOの算出方法は「売上高 ÷ 受注件数」である。

プロモーションの成否は1回目の施策でCPOを算出し、継続するかどうかを決めるべきである。

プロモーション費用には媒体制作料も含まれる。

正解はこちら!

 

正解は③。「プロモーション費用には媒体制作料も含まれる」は、正しい。

 

新聞広告や折り込みチラシ、ダイレクトメール、番組枠を購入したテレビ通販など、各種媒体でプロモーションを行う場合、受注1件あたりにかかるコストをCPO(Cost per Order)と言う

算出方法は プロモーション費用 ÷ 受注件数 で、CPOの金額が利益に直結する。通販企業にとっては、いかにCPOを低く抑えるかが大きな課題となる。

プロモーション費用の中には

  • 広告出稿費用
  • 媒体制作費用
  • 印刷費用
  • サンプル費用
  • 送付費用

などが含まれ、これら必要な費用の合計を、受注件数で割って算出する。

CPO(Cost per Order)
プロモーション費用(広告出稿費用、媒体制作費用、印刷費用、サンプル費用、送付費用 ……etc.)
受注件数

CPOを低くするためには、

  • 受注件数を上げるように、広告クリエイティブなどを工夫する
  • 媒体コストが安い地方紙や地方局を活用する

など、各費用を抑えるための努力が不可欠。

ただし、CPOは必ずしも初回のプロモーションだけで効率を論じるべきではない

特に化粧品や健康食品など、いわゆる継続商品は、顧客が複数回購入してくれることにより、CPOのカーブは次第に下がっていくことが多い

1回や2回のプロモーションで短期的に結論を出すのではなく、ある程度長い目で見ることが必要と言える。

 
一般社団法人 通販エキスパート協会

一般社団法人 通販エキスパート協会

2009年設立。「ダイレクトマーケティングの可能性を追求するための優秀な人材を育成・輩出する」をテーマに、「通販エキスパート検定」を実施。通販に携わる人材の育成に貢献している。

一般社団法人 通販エキスパート協会

あなたは何問正解できる? 全問正解なら通販王! 難問だった「通販ウルトラクイズ」

7 years 10ヶ月 ago

「ラスベガスに行きたいか~!」。人気クイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を模した通販・EC業界向けのクイズ大会「通販ウルトラクイズ」が2018年3月に行われた。主催はダイレクトマーケティングゼロ(DM0)。9周年記念パーティーの特別企画として行われたクイズ大会の商品は、優勝者に「ラスベガス行きエアチケット」がプレゼントされるというもの。

DM0の取引先が集まったクイズ大会で出された問題は超難関。参加した通販・EC業界人からも「難しい」との声があがる。そんな中、「ラスベガス行きエアチケット」を手に入れたのは、空気を読まずに本気を出した、あの社長だった……。

通販・EC業界向けのクイズ大会「通販ウルトラクイズ」

早速、「通販ウルトラクイズ」の本戦(100人の中から本戦に進める人数を絞るため、予選が行われた)で出されたクイズ10問を紹介。あなたは何問解けますか?

[第1問]
化粧品の効能効果として表示し、広告できる項目数はいくつ?

正解はこちら!

正解は……56項目。平成23年7月、「乾燥による小じわを目立たなくする」が追加されて56項目になった。

[第2問]
広告主のサイトを訪問したことがあるユーザー向けに検索広告をカスタマイズするGoogleの機能を何と言う?

正解はこちら!

正解は……RLSA(Remarketing Lists for Search Ads/検索広告向けリマーケティング)

[第3問]
コールセンター用語で、オペレーター1人が1時間あたりに処理する件数をアルファベット3文字で何と言う?

正解はこちら!

正解は……CPH(Call Per Hour)。テレコミュニケーター1人が1時間当たりに処理する件数。

[第4問]
電子メール広告を送付する際、受信者の許可が必要となる特定商取引法において、この情報の保管期間は?

正解はこちら!

正解は……3年間

3.未承諾者に対する電子メール広告の提供の禁止(法第12条の3、12条の4)

消費者があらかじめ承諾しない限り、事業者は電子メール広告を送信することを、原則禁止しています。(オプトイン規制)

この規制は、通信販売(提供)事業者のみならず、通信販売電子メール広告受託事業者も対象となります。したがって、当該電子メール広告の提供について、消費者から承諾や請求を受けた場合は、最後に電子メール広告を送信した日から3年間、その承諾や請求があった記録を保存することが必要です。以下のような場合は、規制の対象外となります。

[第5問]
大気汚染、PM2.5、タバコの煙などによる肌ストレスを対策する化粧品を何と呼ぶ?

正解はこちら!

正解は……アンチポリューション化粧品

[第6問]
下の赤線の数はバーコード記載による割引額を表しています。割引の基準を答えなさい。

正解はこちら!

正解は……送達余裕(配達日数)特になければ1本。3日猶予で2本、7日猶予で3本。

横線が1本なのは「基本割引」、横線2本が3日程度の送達余裕を示す「特割」、横線3本は7日程度の送達余裕を示す「特特」

[第7問]
保健機能食品3種類の正式名称を答えよ。

正解はこちら!

正解は……特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品

[第8問]
消費者が手に取って見るような標示物の場合、打ち消し表示は何ポイント以上で表示する必要があるか。

正解はこちら!

正解は……8ポイント以上。また、背景の色と打ち消し表示の文字の色とは対照的な色の組み合わせにする必要がある。

[第9問]
2001年の薬事法改正以来、化粧品の全成分表示が義務付けられていますが、例外として認められている成分のことを何と呼ぶ?

正解はこちら!

正解は……キャリーオーバー

配合成分に付随する成分で製品中にはその効果が発揮される量より少ない量しか含まれないもの(キャリーオーバー等)については表示の必要はないこととする。

[第10問]
定期購入で販売する際、最終確認画面で主な契約内容のすべてを表示しなくてはなりません。この主な契約内容として表示しなければならない3項目のうち、2項目以上を答えよ。

正解はこちら!

 

正解は……契約期間(受け渡し回数)、金額(総額)、その他特別な販売条件

優勝者は……

「通販ウルトラクイズ」の本戦に進んだのは5人。大手通販企業の担当者など、回答者は「通販に詳しい現場担当者」の集まり。そして、主催者のダイレクトマーケティングから、田村雅樹社長が参加した。

「通販ウルトラクイズ」の難問を見事、4問正解で1位に輝いたのは主催側の田村社長。優勝の喜びを語った際に、「空気を読みませんでした! 次回開催するかわかりませんが、次回も全力で挑みます」と宣言した。

ダイレクトマーケティング 田村雅樹社長

「通販ウルトラクイズ」はダイレクトマーケティングゼロが業界発展を目的に開催した業界初の参加型スキルアップイベント。通販・ECに携わる常識・事例・専門知識に関するクイズに、参加者全員で回答しながらノウハウを高めていくことをコンセプトとしている。

ダイレクトマーケティングゼロは、「同じ通販・EC業界で夢や情熱を抱く『同志』として、『戦友』としてお互いを高め合うことが開催の目的です」と話している。

ネットショップ担当者フォーラム編集部

メーカーが信頼できるECサイトを認定、フランスベッドが「公認販売店制度」

7 years 10ヶ月 ago

寝具や家具を販売するフランスベッドは4月12日、同社の寝具や家具を扱うECサイトに対する認定制度「公認販売店制度」を開始する。

認定を受けたECサイトは、サイト内に公認マークを表示することが可能。メーカーが販売店を審査し、公認マークを付与することで、消費者が安心して購入できるようにするのが狙い。

フランスベッドによると、こうした公認販売制度はベッド業界で初めて。

フランスベッドの認定制度「公認販売店制度」の「公認マーク」イメージ

「公認マーク」イメージ

家具の購入チャネルが多様化する中、フランスベッドはECや通販など新たな販路の開拓に注力してきた。ネット通販向けの寝具ブランド「La deuxieme(ラ・ドゥーゼム)」では、マットレスや羽毛ふとんを販売している。

「公認販売店制度」では、フランスベッドが独自に設けた基準にもとづきECサイトの信頼性を評価する。公認販売店はフランスベッドのホームページでも一覧で表示する。

公認販売店に認定されたECサイトは、フランスベッドのインターネット向け商品を優先して販売できるほか、商品研修プログラムを受講できる。

「公認販売店制度」の掲載イメージ

「公認販売店制度」の掲載イメージ

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

【4/14開催】ローソン社長、ヤッホーブルーイング社長が経営論などを語るECイベント

7 years 10ヶ月 ago

一般社団法人イーコマース事業協会が開催する設立16周年の記念イベント「ネットショップカンファレンス2018」を4月14日(土)に大阪市内で開催する。非会員も参加可能。

ネットショップカンファレンス 2018 特設ページ

[基調講演]「お客様のニーズの変化と、お客様に選ばれる店の条件」

ローソンの竹増貞信代表取締役社長が登壇。「商いの本質とは何か? お客さまに選ばれる店とは何か?」といったテーマなどを披露する。

[基調講演]「よなよなエール流 差別化戦略~赤字企業からクラフトビール最大手への軌跡~」

ヤッホーブルーイングの井手直行代表取締役社長が登壇。地ビールブーム衰退によって業績が低迷、どん底を味わった後にV字回復を果たした差別化戦略などを解説する。

一般社団法人イーコマース事業協会が開催する設立16周年の記念イベント「ネットショップカンファレンス2018」

その他のプログラム

優れたネットショップを表彰する「第10回 全国ネットショップグランプリ」の発表と授賞式も行う。

一般社団法人・イーコマース事業協会は、インターネットを介した商業活動(eコマース)にかかわる全ての事業者に開かれたEC商工会で、現在200社以上の会員が所属する日本最大規模のeコマース団体。

パネルディスカッションも行う予定。登壇者などは次の通り。

「小さくても強い会社 大集合!「うちの店のオンリーワン」」

  • モデレーター
    • 徳山 友紀 氏(NHN SAVAWAY株式会社)
  • パネリスト
    • 實光刃物 實光宏明氏(株式会社實光)
    • ジュメル神戸 井上千鶴子氏(ジュメル)
    • ふとん通販 ねむりサプリ 鳥居博昭氏(株式会社 鳥居)
    • エソラワークス 白石哲一氏(エソラワークス)

イベント概要

  • イベント名:一般社団法人イーコマース事業協会16周年記念イベント
  • 日時:4月14日(土)13:00~18:30(12:30受付開始)
  • 会場:YMCA 国際文化センター(大阪市西区)
  • 参加費:非会員は5,000円
  • 主催:一般社団法人イーコマース事業協会会員
  • 詳細と申し込みhttp://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting_info/201804/

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

瀧川 正実

TSIの通販サイト「MIX.Tokyo」がリアルからWeb、アプリを横断した接客をスタート

7 years 10ヶ月 ago

TSIホールディングスグループでECを手がけるTSI EC ストラテジーは近く、直営のファッションECサイト「MIX.Tokyo」のアプリに接客機能を導入する。

すでにWebのECサイトには接客ツールを導入しており、今後はリアルからWeb、アプリまで横断した最適な顧客体験の提供をめざす。

「MIX.Tokyo」が導入するのは、プレイドが提供しているアプリ向け接客ツール「KARTE for App」(CXプラットフォーム「KARTE」のアプリ版)。アプリ利用者の行動をリアルタイムで解析し、プッシュ通知やアプリ内メッセージなどを顧客ごとに配信できるというもの。

「KARTE for App」の利用イメージ

「KARTE for App」の利用イメージ

「MIX.Tokyo」のWeb版のECサイトはすでに「KARTE」を導入しているため、今後はWebとアプリを横断してユーザーの行動データを解析できるようになる。たとえば、Webサイトでカゴ落ちしたユーザーに対し、アプリのプッシュ通知で購入を促すような施策も可能になる。

TSIは今期、パーソナライズ、顧客起点でサービスを設計することを命題に掲げているという。アプリに接客機能を導入する背景について、CRMと連携したサービス強化の結果として自社EC化率の向上を目指しており、リアルからWeb、アプリを横断し最適な顧客体験の設計を可能にする必要があったと説明している。

TSIグループのEC事業は拡大を続けており、2018年2期にける第3四半期累計(2017年3-11月)のEC売上高は前年同期比14.9%増の197億8900万円。

アプリ運営プラットフォーム「Yappli」が「KARTE」と連携

「MIX.Tokyo」のアプリは2014年から、クラウド型のアプリ運営プラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」で運営している。

「Yappli」がこのほど「KARTE for App」と連携。「MIX.Tokyo」のアプリでも「KARTE for App」を利用できるようになった。

「Yappli」を提供しているヤプリによると、「Yappli」はECや店舗、オウンドメディア、BtoBなど幅広い用途で利用されており、導入社数は250社。

パーソナライズを強化するさまざまな機能開発を進めており、ユーザーの興味関心や属性に応じたプッシュ通知機能、コンテンツの出し分け機能、会員データベースと連動したプッシュ通知機能などを提供している。パーソナライズ機能をさらに強化するため、このほど「KARTE」と連携した。

「Yappli(ヤプリ)」と「KARTE for App」の連携イメージ

「Yappli(ヤプリ)」と「KARTE for App」の連携イメージ

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

Amazonよ、お前もか……! 非プライム会員の送料値上げ【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

7 years 10ヶ月 ago

ついにAmazonがプライム会員以外の送料を値上げしました。とはいえ、2,000円以上買えば無料ですし、他と比較すればまだまだ送料が安いのは事実。プライム会員が増えて無料配送が増えたときにどうなるかが気になります。

年10回程度Amazonを利用するならプライム会員がお得(今のところ)

アマゾンも一部の送料を値上げ、EC事業者は「プライム会員の利用価値が高まる」と指摘 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5304

まとめると、

  • Amazonプライム、Prime Student会員は送料無料を継続
  • プライム会員以外は一律350円から本州・四国は400円に、北海道・九州・沖縄・離島は440円に変更
  • お急ぎ便も一律360円から本州・四国で500円、北海道・九州で540円変更
ご注文が2,000円以上の場合:無料
ご注文が2,000円未満の場合:本州・四国(離島を除く)400円、左記以外440円
通常配送の配送料金(画像は編集部がAmazonのECサイトをキャプチャ)

ついにAmazonも一部送料を値上げしましたね。2017年5月の調査では「Amazonプライム」の加入率は利用者の16.6%だったということなので、これが増えることは間違いなさそうです。しかし、これで無料の配送が増えてしまうと、どこかでプライム会費も値上げということになりそうですね。送料の詳細は関連記事を見ておいてください。

関連記事

ショップ側でもできそうなアイデアがたくさんあります

「こうすれば宅配便の再配達は減る!」55人の関係者と消費者が考えた再配達削減策 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5268

まとめると、

  • 「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」(環境省主幹)のワークショップで発表されたアイデア
  • 再配達削減のアイデアは、1回での受取にインセンティブを与える、再配達にペナルティーを与える、アプリの機能を拡充するなど
  • 消費者への呼びかけは、TVCM、YouTubeなどで、有名人を起用した告知を行う、配送車に再配達削減をアナウンスしながら配達してもらうなど

環境省 地球環境局 地球温暖化対策課の加藤 聖氏は閉会に際し、「最初は事業者を集めてワークショップをしようと言っていたが、若い担当官が“消費者や若者の声を聞きましょう”と言った。なるほど、ユーザーに直接話を聞く方が良いと思い、今回やってみた。なかなかない機会だった」と語った。

いいアイデアがたくさん出ているので、ネットショップに関わる人は見ておくと良いですね。

問題は引用文に取り上げたように環境省側の意識がずれているということ。先週のまとめにあるようにネットショップ側はぎりぎりの努力をしているし、配送会社も努力しているので、問題は受け取る側の意識にあることは間違いないです。にもかかわらずワークショップなどという悠長なことを言っている場合かと……。「なかなかない機会だった」ではなくて環境省自らから削減の努力をすべきではないのでしょうか?

関連記事

お客さんになってみると売れるヒントがたくさん出てきます

ネットショップは特別じゃない。日常では誰しもお客さん コマースデザイン取締役 兼 コピーライターの川村トモエさん | marketee
https://marketeer.jp/kawamura/

まとめると、

  • スタッフには自分がお客さんとして買ったものに対し、「なんで買ったんだっけ?」と俯瞰的に見る癖をつけてもらいたい
  • 知っていること、やっていることをどこまでやり切れているかを考えて欲しい
  • お客さんの意図を考える初歩としてオススメなのは、楽天のランキングをひたすら見ること

ペルソナを細かく設定するのは良いんですけど、そもそもそんな人実在するの?みたいな違和感が生まれてしまう。表面的すぎるというか、実際に購入している層と見比べると乖離が出てしまう。

なので、常日頃から自分ごと化して身の回りのことに興味を持ち、インターネットでものを買うべきだと思います。

商売なんですから理屈ではなくて現場ですよね。どこかで知ったことではなくて、見たこと・聞いたこと・やったことを増やさないといけません。日常に組み込んでしまえばそんなに難しくないんですが、ここがやれていない人って多いです。つまり、やれば抜け出せるということ。

EC全般

「スラッシュルール」知っていますか? -- 食品表示法で添加物表示が変わりました | 商業界オンライン
http://shogyokai.jp/articles/-/582

スーパーなどで実際の商品を見てみましょう。ネットで売る時も表記には注意。

広がるアマゾン「包囲網」 「割引補填」疑い濃厚か、"安さのカラクリ"、公取委がメス | 通販新聞
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2018/04/post-3093.html

アマゾン側は「審査には全面的に協力させていただいております」と話すのみですが、実態は明らかになるのでしょうか?

顧客満足度で「ヨドバシ」が3位、顧客を失望させない企業の上位を通販・ECが占める | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5306

上の記事内でアマゾンがライバル視しているのがヨドバシ。店頭の接客も良いですし、満足度も高いのが気になるのでしょうか。

中小企業ネットショップの「ちょうどええ」カゴ(ショッピングカート)選び | April Design
https://aprdesign.me/small-netshop-shoppingcart-select/

カート選びは最初の資金、数年後の売上目標などから決めると良いですね。途中での乗り換えはなかなか大変です。

【コラム】フォロワーよりファンを、ユニークユーザーより固定客を | a2i.jp
http://a2i.jp/activity/mailmagazine-column/20163/

固定客をつかんでおかないとちょっとしたことでガラガラっと崩れますよね。

セブン&アイグループの買い物アプリは6月リリース、「新しい『お買物体験』を提供する」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5289

こういったアプリって誰が使うんだろう? って思うんですが、使ってみると実は便利でやめられないこともありますよね。

今週の名言

僕は“商品は最大の広報”だと思います。たった一つの商品でも、それを磨き上げていたら広がった。そのために販促活動や広報など、売るための努力はものすごくしているんです

ケンズカフェ東京「ネット通販やめたら売上げ3倍、利益率は2割増」 -- 地方百貨店や高級車販売店からの注文も入って | 商業界オンライン
http://shogyokai.jp/articles/-/556

販促活動や広報だけでは売れないということ。商品やサービスを磨き上げる努力をしていますか?

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

しまむらのECは約1400店を使う店舗受取型EC、スタートはいつ? 販売チャネルは? | 通販新聞ダイジェスト

7 years 10ヶ月 ago

カジュアル衣料大手のしまむらは、消費者の購買行動の変化などに対応してECチャネルの開拓に着手する。まずは早期に外部のECモールに出店するほか、顧客が気になる商品を最寄りの実店舗に取り寄せることができるスマホアプリを今夏にも投入する。来期には自社通販サイトも開設する方針で、専用倉庫の確保も視野にEC市場に打って出る。

競合となるSPA型のファストファッションブランドがEC展開を加速する中、しまむらは仕入れがメインで、多品種小ロットの品ぞろえもあってEC参入に消極的だった。

ただ、同社の2018年2月期の連結売上高が前年比0.1%減の5651億円と9年振りの減収となったことに加え、衣料品のECや古着、フリマアプリなどのCtoCビジネスが拡大していることを受け、「(店頭の)小売りだけを見ていればいい時代ではなくなった」(北島常好社長)としてECチャネルの開拓に乗り出す。

しまむらの北島常好社長
しまむらの北島常好社長

現状、外部ECモールへの出店準備を進めており、楽天やアマゾン、ヤフー、ファッション専業では「ゾゾタウン」などとの契約交渉を行っているようで、今期(2019年2月期)の早い時期に出店する。しまむらではモール出店を通じてECチャネルのノウハウを蓄積し、自社ECの開設につなげたい意向だ。

ECモールでの品ぞろえは自社プライベートブランド(PB)を中心に、商品全体の2~3割を展開するという。

また、今年8~9月をメドに、消費者が気になる商品を最寄りの実店舗に取り寄せることができるスマホアプリをローンチする計画で、主力業態の「ファッションセンターしまむら」だけで1401店(前期末時点)を構える店舗ネットワークを生かした“店舗受け取り型EC”を開始する。通常は他店から商品を取り寄せるのに2週間程がかかるが、アプリの活用で短縮化を図りサービス水準の向上につなげる。当該アプリも定番品を中心にまずは商品全体の2~3割が受け取りサービスの対象となるようだ。

自社ECについては来期(20年2月期)のスタートとなる見通しで、EC専用の倉庫を構えることも検討。注文を受けてから平均2日で届けられる配送スピードが自社ECのサービス水準として不可欠と判断すれば、システム面だけでなく物流拠点も含めた投資に踏み切ることになる。

しまむらでは当面、EC投入する商品群をPB中心に絞る考えからも、「どんなに頑張ってもEC化率は10%程度ではないか」(北島社長)としており、前期のしまむら事業の売上高が4461億円であることから、まずは400億円超のEC売上高を目標に取り組むと見られる。

通販新聞

自転車のあさひ、EC売上は約44%増の37億円

7 years 10ヶ月 ago

自転車販売ショップ「サイクルベースあさひ」を展開する、あさひの2018年3月期のEC売上高は、前期比43.9%増の37億2300万円だった。店頭受け取りサービスが好調に推移した。

単体売上高に占めるEC売上高の比率は6.9%(前期は5.1%)。

ECサイトで販売した商品を店頭で引き渡す「ネットで注文、お店で受取り」が好調に推移。電動アシスト自転車のカテゴリーが大きく伸びたという。 店頭受け取りサービスは2013年3月に開始した。

「ネットで注文、お店で受取り」が支持されている理由は、次の5点だという。

  • 送料無料で全国の店舗で受取可能
  • 自転車のプロによる接客対応
  • 自転車組立から点検、部品取り付けが無料
  • 梱包のゴミが出ない
  • 自転車総合保証にも加入可能

あさひの自転車ECでは、「ネットで注文、お店で受取り」が支持されている

あさひのECサイトは店頭受け取りが好評(画像は編集部がECサイトからキャプチャ)

あさひが運営しているECサイトは、店頭では取り扱っていない専門性の高い自転車パーツやアクセサリーを中心とした自社ECサイト「ネットワーキング店」と、一般ユーザー向けの「Yahoo!店」「楽天市場店」がある。

あさひは2021年2月期決算の目標値として店頭売上高600億円、EC売上高30億円を掲げている。ECは2018年2月期の時点で計画を上回った。

2019年2月期はオムニチャネルシステムの導入を計画している。店舗とECを合わせた売上高の計画は、前期比8.5%増の561億5000万円に設定した。EC単体の売上高計画は公表していない。

あさひの2020年度に向けた売上目標

2021年2月期決算の目標値(画像は編集部がIR資料をキャプチャ)

自転車通販・ECは成長分野で、エイチームが2013年12月にスタートした自転車通販サイト「cyma -サイマ-」は、2017年7月期のEC売上高は前期比64.7%増の20億100万円だった。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

「AI+ビッグデータ」活用を本格化するエニグモのマーケティング施策とは? | 通販新聞ダイジェスト

7 years 10ヶ月 ago

CtoC仮想モールの「バイマ」を運営するエニグモでは今期(2019年1月期)より、ビッグデータとAIを活用した新たなマーケティング施策を本格化する。顧客ごとに最適なクーポンやポイントを付与するもので、構築・運用費用として2億円を見込んでいる。

前期(18年1月期)は増収となったものの、韓国の連結子会社解散に伴う特別損失や、国内のウェブメディア事業子会社の株式売却に伴う減損損失などを計上したことで減益となっている。

主力のバイマ事業については引き続き成長が続いており、ファッション情報を記事形式で発信して、商品画像のクリックからバイマに送客するオウンドメディアサイト「スタイルハウス」が新たな流入経路として機能。同サイト経由でのバイマ新規会員数は前期比31%増、総取扱高では同30%増となった。

また、テレビCMを軸とした新たなマーケティング施策を前期の下期より試験的に開始している。予算1億円弱を使い、2つのセールを起点とした合計5日間のスポットCMを実施。アプリ限定の500円均一セールと、アメリカ買い付けのアイテムが現地価格より割安で購入できるセールで訴求した結果、第4四半期の新規登録会員と総取扱高が四半期ベースで過去最高値を記録した。

今期はこのマーケティング施策を更に本格化する考えで、これまで人力で行ってきた顧客特典の配分作業などについてAIを使って効率と精度を向上させる。具体的には顧客に応じたクーポンの配布量やポイント発行数、付与するタイミング・範囲などの組み合わせを自動化する考え。同施策の構築・運用予算については2億円を想定しており、アクティブ会員数の増加と1人当たりの購入件数向上を図っていく。

AIを使って効率と精度を向上させるエニグモのマーケティング施策
エニグモが取り組むマーケティング施策のイメージ(画像はエニグモのIR資料から編集部がキャプチャし追加)

そのほか、2月5日にはバイマのアプリを刷新。ホーム画面は日々更新されるバイマの最新トレンドが確認できるデザインにしており、検索についてもお気に入りの検索条件の保存作業を簡素化したことで検索ページへのアクセスを改善した。

また、中古品買取サービスについても、即時の下取り割り引きサービスを今期中に開始する予定。バイマで購入した商品であれば即時査定・承認し、新たにバイマでの購入を希望している商品から値引きする内容を想定している。

さらに、昨年10月に韓国版を売却し、英語版に会員を移行して一本化した「グローバルバイマ事業」についてもテコ入れを行う。移行後の一時期はアクティブ率や一人当たり購入金額が低下したものの、香港での会員数が前期比240%増、アクティブ率が同24%増、となるなどマーケットが伸長。今期は香港で得たノウハウを使って同じアジア圏内での顧客拡大を図り、同事業での単月黒字化を目指していく。新規関連サービスへの投資も含めて、同事業でもサービス増強に関する2億円の投資を行う計画。

なお今期の個別業績については売上高が前期比12%増の47億8000万円、営業利益が同2%増の17億4000万円、経常利益が同2%増の17億4000万、当期純利益が同84%増の12億円、バイマ総取扱高(決済手数料を含む)では同13%増の419億5000万円を見込んでいる。

「AI+通販・EC」「コミュニケーション」など全13講座の無料イベント【4/12(木)東京開催】

2018年4月12日(木)に参加費無料のセミナーイベント「ネットショップ担当者フォーラム2018春 eコマースコミュニケーションDay」を開催します。EC事業者さんだけが参加できるイベントで、EC業界に携わる皆さんが抱えている課題や悩みを参加者で共有し、解決するための場です。

基調講演はワコール、ゼネラルセッションはニトリとJIMOS(内容は通販/ECとAI化)、スペシャルトークセッションはメルカリ(講演内でRIZAPグループ、C Channelが登壇)とLINE(講演内で千趣会、コメ兵が登壇)という豪華な顔ぶれ。

「AIと通販/ECが与える影響」(JIMOS)など興味深いテーマがたくさんの全13講演です。

  • ワコールが取り組む顧客視点のコミュニケーション
  • ニトリのECサイト運営の裏側
  • AI化、オートメーション化がECサイト運営に与える影響
  • メルカリが語るライブコマースの可能性
  • LINEを活用したECビジネス
  • チャットボットの活用方法
  • Amazon Payの最新事例
  • コメ兵が実施している売上UP施策
  • 運用型広告のインハウス化事例
  • 収益UPのためのCRM活用術
  • 事例で学ぶ「サイト内検索」の改善ポイント
  • サイト内検索改善事例
  • 成長通販の人気アプリの徹底解説
通販新聞

アダストリアのEC売上は17%増の333億円。ポイントプログラム強化が今期の重点施策

7 years 10ヶ月 ago

「グローバルワーク」「ローリーズファーム」などのアパレルブランドを展開するアダストリアの2018年2月期におけるEC売上高は、前期比17.3%の333億円だった。

単体売上高に占めるEC売上高の比率は16.6%で、自社EC比率は約8.6%。EC売上高の比率は5年間で約2倍に拡大した。

アダストリアのEC売上高とEC構成比の推移

アダストリアのEC構成比の推移(画像はIR資料を編集部がキャプチャ)

自社ECサイト[.st](ドットエスティー)の会員数は前期末比140万人増の約700万人。

第1四半期に[.st]の会員制度に「ダイヤモンドランク」を追加。ランクアップの査定時間を短縮するなどサービスを改善した結果、優良会員に位置付けるシルバーランク以上の構成比が上昇したという。

2017年秋には、店頭で[.st]の会員を対象としたポイントアップキャンペーンを行うなど、リアル店舗と連動したポイント還元施策を実施したことで新規会員の獲得が進んだ。

2019年2月期はポイントプログラムを強化

2019年2月期の重点施策としてポイントプログラムの強化を掲げる。新規会員の獲得を加速させるとともに、既存会員の活性化を図る。

アダストリアは2019年2月期、ポイントプログラムを強化

ポイントプログラムを強化する(画像はIR資料を編集部がキャプチャ)

具体的には、「ポイント付与率の増強」「全国の店舗網を活用した会員獲得」「会員登録手続きの簡略化」「ポイント利用の選択肢の拡充」「会員データの分析を通じたサービスの向上」を計画している。

基幹システムへの投資も強化しており、オムニチャネル化に向けた在庫・ポイントのリアルタイム化を計画している。また、既存のECシステムでは今後の売上拡大や海外展開などに対応できなくなっていることから、新しいECシステムの開発も進めているという。

基幹システムやECシステムの切り替えは、2019年2月期以降に実施する計画。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

EC事業者は知っておくべき「不正競争防止法」とは? 北の達人の訴訟事案から学ぶ商売のルール | 竹内謙礼の一筆啓上

7 years 10ヶ月 ago

最近、eコマース業界で注目されている訴訟をご存じだろうか。この訴訟は、ECビジネスなど“商売”に携わる事業者は知っておかなければならない不正競争防止法に関するものであり、こうした問題に直面する可能性はゼロではない。

訴えを起こしたのは東京証券取引所1部市場と札幌証券取引所に上場している北の達人コーポレーション(本社・札幌市北区)。2018年2月7日に、福岡市中央区のはぐくみプラス(本社・福岡市中央区)に対して、不正競争防止法違反を根拠に被告の行為の差し止め及び1億円の損害賠償の支払いを求めて、東京地方裁判所に訴訟を提起した今回の事案から、ECに携わる企業が知っておかなければならないことなどをまとめてみた。

不正競争防止法とは
不正競争防止法とは(経済産業省が公表している資料からキャプチャ)

どのような行為が不正競争防止法に抵触したのか

プレスリリース(※クリックするとPDFが開きます)によると、はぐくみプラスが販売している「はぐくみオリゴ」のオリゴ糖純度100%の表示は“品質誤認表示”に当たり、さらには北の達人コーポレーション(以下、北の達人)が販売している「カイテキオリゴ」に対して、「北の達人のカイテキオリゴは、オリゴ糖100%ではない。はぐくみオリゴはその点良品で100%である」と、虚偽の事実を述べる行為を行ったとのことである。

そして、これらの違法行為が不正競争防止法上の“品質誤認表示乃至信用棄損行為”に当たり、不正競争防止法に基づき、はぐくみプラスの営業の差し止めと1億円の賠償請求を求める訴訟を提起したのである。

訴状の内容が正しいとした前提で、大きな問題点は以下の2つである。

  • 消費者、アフィリエイターに対して「オリゴ糖100%」であるという虚偽の情報を流し、需要者に対し、品質を誤認させるような表示を行ったこと
  • 消費者、アフィリエイターに対して「オリゴ糖100%」であるという虚偽の情報表示をして、カイテキオリゴの商品(競合商品)よりも優れた商品であるということを宣伝文句として使用したこと

原告は、この2点が知財法に含まれる不正競争防止法に抵触するとして、今回、訴訟提起にまで至っている。ちなみに、不正競争防止法が属するのは知的財産権法(知財法)であり、これには特許、意匠、著作権、商標なども含まれる。

しかも、民法の場合は原則損害賠償を請求することまでしかできないが、知財法は損害賠償に加えて相手の操業を止められる「差止請求」を起こすことができる。そのため、ビジネスに関わる法律の中でも、強力な効果を有する法律の1つとして認識されているのである。

不正競争防止法の表示規則の概要
不正競争防止法の表示規則の概要(経済産業省が公表している資料からキャプチャ)

北の達人が問題視した「品質誤認表示」とは

ここまでの文章を読むと「それだけのことで訴えられるの?」と思った人もいるかもしれない。しかし、この不正競争防止法に関しては、実はEC事業者が最も理解していなければいけない重要な法律の1つであり、知らぬ間に法に抵触している可能性もある商売上のルールなのである。

今回、私自身が訴訟に関するビジネス書小説『訴訟合戦』を執筆した関係もあり、法律に詳しい弁護士にヒアリングする機会を得ることができた。北の達人が訴訟を起こした不正競争防止法について、分かりやすく解説していきたいと思う。

まず、北の達人の訴状の内容から、今回、問題になっている状況をもう少し掘り下げて解説しておきたい。

北の達人が取り扱っている「カイテキオリゴ」という商品は、文字通りオリゴ糖の健康食品である。オリゴ糖はおなかの調子を整えてくれたり、砂糖よりも糖分が控えめなのでダイエットの食品として活用されていたり、老若男女問わず愛用している消費者も多い。北の達人は複数種類のオリゴ糖をブレンド配合することで相乗効果を生み出すという独自製法により、オリジナル商品のカイテキオリゴを人気商品に育て上げた。

対して、訴えられたはぐくみプラスのオリゴ糖は「はぐくみオリゴ」という商品名で売り出されているものである。発売時期もカイテキオリゴよりも後発で、似たような製法で作られたオリゴ糖商品のために効果効能や顧客のターゲット層が似通っている。そのため、北の達人と、はぐくみプラスは商品として“競合会社”という立場になる。

しかし、今回の訴状によると、はぐくみプラスは、北の達人に対して違法な販促手法を展開していたとのことである。

1つは不正競争防止法に抵触する「品質誤認表示」の問題である。以下は、訴状に記載のある事実である。

はぐくみプラスは自社のオリゴ糖の最大の特徴を「オリゴ糖100%」と謳っており、その特徴を武器にして販売実績を伸ばしてきた。しかし、今現在の化学技術では100%純度のオリゴ糖を製造することは不可能であり、原料となるオリゴ糖を販売しているメーカーですら100%純度のオリゴ糖を製造販売しているところはない。つまり、製造不可能な“オリゴ糖100%”の商品を、100%と偽って消費者に誤認を与える行為で販売してきたのである。

対して競合商品にあたる北の達人のカイテキオリゴは「オリゴ糖100%」というのは虚偽に当たるので一切表記していない。そのため、はぐくみプラスは消費者やアフィリエイターに対して「北の達人のカイテキオリゴは、オリゴ糖100%ではない。はぐくみオリゴはその点良品で100%である」というのを差別化のポイントをアピールして売り上げを伸ばしてきたのである。ホームページのキャッチコピーや店頭POP、さらにはアフィリエイターに対する資料にも「オリゴ糖100%」を謳い続けたことは、北の達人のカイテキオリゴとの“違い”となり、北の達人の売り上げを貶める販促効果となったはずである。

訴状によると、アフィリエイトのイベントにおいても、過去にはぐくみプラスの社員がオリゴ糖100%をアピールして、カイテキオリゴよりも優位性のあることを強調していた事実が記載されている。そして、2016年11月に北の達人は弁護士を通じてオリゴ糖100%の表記が不適切であることを通知して、はぐくみプラス側も弁護士を立てて「オリゴ糖100%」という表現が不適切であり、ホームページの不正確な表示を改善していくことに合意していることが訴状にも記されている

経産省の公表資料で「偽装表示の例」として掲示されている事例
経産省の公表資料で「偽装表示の例」として掲示されている事例(経済産業省が公表している資料からキャプチャ、一部編集部が加工)

しかし、不適切発言、不正確な表示を認めたのにも関わらず、はぐくみプラスは引き続き「オリゴ糖100%」の虚偽の表示を行い続けた。訴状によると、2017年9月に開かれたアフィリエイトのイベントにおいても、社員が「間違いなくオリゴ糖100%」と発言しており、カイテキオリゴよりも優位性のある商品であることを強調していた。そのため、北の達人は、はぐくみプラスが不正競争行為を意図的に行っており、かつ悪質なのものであると判断して訴訟を起こしたのである。

自社が不正競争防止法に抵触する被害を受けていたらどうすればいい?

EC事業者の場合、他社と比較されやすい市場環境にあるために、不正競争防止法に抵触するような売り方をしているケースが目につく

「●●の商品と違って、当社は国産品ですよ」

「▲▲の商品は壊れやすいですが、当社は丈夫ですよ」

このようなキャッチコピーや商品説明文がもし、虚偽であり、さらには競合企業の売上を侵害するような行為になるのであれば、今回のケースのように不正競争防止法に抵触することになり、損害賠償や差し止め請求を起こされてしまうのである。

仮に請求が認容されるとしたら、被告となったはぐくみプラス側も、「このくらいの表現なら大丈夫だろう」という脇の甘さがあったのかもしれない。たった数%ぐらいの差だったらバレやしないし、注意されても逮捕されるわけではないから無視すればいいなど、ネット特有の“他もこのくらいのことをやっているから、自分たちも許されるだろう”という、認識不足なところがあったことも十分に考えられる

しかし、その嘘が不正な競争を引き起こしてしまい、さらには消費者を騙すことにつながるのであれば、やはり嘘の大小にかかわりなく、我々ネットショップ運営者はもっと言葉の表現の重さを真剣に考えて、eコマース事業に仕事に携わっていかなければいけない

読者の中には、今回の北の達人が訴訟を起こしたケースと似たような体験をしている人がいるかもしれない。もし、今回と同じようなケースで自社商品が不正競争防止法に抵触するような行為を受けているのであれば、まずは弁護士に相談することをお勧めするeコマースは新しいビジネスというところもあり、経営者のモラルも低く、今回のような知財法に関するトラブルが後を絶たない業界と言える。

ホームページを真似られたり似たような商品を販売されたり他の業界に比べても“節操がない”と言われても致し方ないところがある。そのため、今回、北の達人の勇気ある行動は、質の悪い業者をネット市場から撤退させて、市場全体の浄化にもつながっていくはずである。

ただし、知財法に触れたからといって、なんでもかんでも訴訟をすればいいという問題ではない。裁判には当然お金もかかるし、時間もかかる。今回の訴訟に関しても、第一回口頭弁論から始まって、判決が出るまで1~2年はかかるであろうし、訴訟を起こすからには強い覚悟を持って臨まなければいけない。

知財法で訴訟を起こす際の注意点としては、やはり知財法に詳しい弁護士に相談することである。弁護士にも得意不得意があり、特に知財法に関する裁判は経験と専門知識を要するところが多々あるので、相談する弁護士に関してはしっかりと選定した方がいいだろう。また、怒りに任せて訴えてしまうと、無駄な時間とお金を費やしてしまうだけで終わってしまうので、全体的な見通しを決めてから、アクションを起こした方がいいだろう。

知財法の訴訟を起こしたことによって自分の会社にどのような影響を受けて、取引先や顧客に対してどのようなメリットとデメリットを生むのか、しっかりと把握した上で戦略的に取り組んでいかなくてはいけない

経産省が推奨している偽装表示に対する対応
経産省が推奨している偽装表示に対する対応(経済産業省が公表している資料からキャプチャ)。経済産業政策局 知的財産政策室の情報はこちら

自社が不正競争防止法に抵触すると訴えられたら?

反対に知財法で訴えられた企業側も、モラルのある対応をしてもらいたいところである。弁護士に早急に相談して、原告側に対して早期に誠意ある謝罪をすることで、少しでも穏便にことを済ますような行動を取ることが望まれるケースも多いのではないだろうか。事の重大さを理解せず「こんな訴状、無視すればいいや」と軽い気持ちでいると、社会的信頼が失墜していき、顧客だけではなく、働いているスタッフのモチベーションのダウンや、人材採用にも大きな影響が出始めてしまう

ちなみに、今回の訴訟に関する記事を執筆する上で、はぐくみプラス側に対して弊社からメールにて取材を申し込んだのだが、期日までに返事を頂くことはできなかった。せめて弁護士を通じて取材のお断りの返答を頂くか、もしくは訴訟中につき取材が受けられないという旨の返事を頂けるのかと思ったのだが、そのような誠意ある取材対応が受けられなかったことは非常に残念に思えるところである。

どちらにせよ、このような不正競争防止法に触れてしまうと、訴えられるだけではなく、働いているスタッフや取引先、お客さまの思いを踏みにじってしまうことにも直結していくことは、経営者は肝に銘じていなくてはいけないところである

経産省が推奨している偽装表示に対する対応
経産省が推奨している偽装表示に対する対応(経済産業省が公表している資料からキャプチャ)
◇◇◇

今回の訴訟の一件はEコマース業界において非常に大きなターニングポイントにもなると思われるので、引き続き訴訟の動向をチェックしながら取材を行っていきたいと思っている。

竹内 謙礼

有限会社いろは 代表取締役

竹内 謙礼(たけうち・けんれい)

1970年生まれ。大学卒業後、出版社に勤めた後に観光牧場に転職。企画広報担当を経て2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場、ビッダーズ等で多くのネットビジネスの受賞履歴あり。また、千葉文学賞等の小説、エッセイでも数々の受賞暦を持つ。

大企業、中小企業のコンサルティングはもちろん、サイドビジネスや起業に対しての販促、営業、人材教育のアドバイスを行い、特に実店舗のキャッチコピー制作とネットビジネスへのコンサルティングには定評がある。また、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、180社近いコンサルティング指導を日々行っている。

販促、企画、会計、投資の書籍執筆の他、新聞や雑誌等でも連載を持っており、ラジオのパーソナリティとしても活躍。商工会議所や企業での講演、企業での人材教育等、経営コンサルタントとして精力的に活動している。NPO法人ドロップシッピング・コモンズ理事長。著書多数(詳しくはこちら

竹内 謙礼

セブン&アイのEC売上が1000億円を突破、BtoCのネット通販では3サイト目

7 years 10ヶ月 ago

セブン&アイ・ホールディングスの2018年2月期におけるEC売上高は、前期比11.4%増の1087億8500万円だった。

セブンネットショッピングの売上高が同約1.5倍に増えたほか、グループのアカチャンホンポやイトーヨーカドー、そごう・西武、ロフトも売り上げを伸ばした。

セブン&アイ・ホールディングスのEC売上高は、グループを横断したECサイト「omni7(オムニ7)」を通じた売上高の合計。

EC業界の専門誌『月刊ネット販売』が実施したEC実施企業の売上高調査を踏まえると、一般消費者向け(BtoC)のECの年間売上高が1000億円を超えたのは、「Amazon.co.jp」「ヨドバシ.com」に次いで国内3サイト目。

ブランド別の売上高は、「セブンネットショッピング」が同56.3%増の220億4800万円、「イトーヨーカドー」は同69.1%増の45億円、「赤ちゃん本舗」は同11.4%増の62億5700万円、「そごう・西武」は同26.2%増の35億9900万円、「ロフト」は同69.3%増の10億200万円。

食品宅配の「セブンミール」は同0.5%減の265億4800万円、イトーヨーカドーの「ネットスーパー」は同1.1%減の442億3400万円だった。

2016年11月に完全子会社化したニッセンホールディングス傘下の「ニッセン」の売上高は含まれていない。

セブン&アイのEC売上高(2018年2月期)

セブン&アイのEC売上高(画像はIR資料をキャプチャし、一部を編集部で加工)

BtoCのEC売上高1000億円は3社目

通販新聞の姉妹誌『月刊ネット販売』が実施したEC実施企業の売上高調査「ネット販売白書」によると、2016年度のEC売上高が1000億円を超えたのは「Amazon.co.jp」「ヨドバシ.com」の2サイト。通期のEC売上高が1000億円を超えたECサイトは、現時点で判明している限りセブン&アイ・ホールディングスの「オムニ7」が3例目となる。

セブン&アイ・ホールディングスの2018年2月期におけるEC売上高は、計画には届かなかった。計画値は前期比43.4%増の1400億円に設定していた。

「オムニ7」がオープンしたのは2015年11月。登録会員数は2018年2月に777万人を超えた(セブン&アイ・ホールディングスの公表値)。

グループのEC事業を拡大するため、2017年11月にアスクルと共同で生鮮食料品のECサービス「IYフレッシュ」を都内の一部で開始。2018年6月にはセブン-イレブン・ジャパンのオリジナルアプリ「セブン-イレブンアプリ」の提供を開始する。

セブン&アイのデジタル施策

セブン&アイのデジタル施策

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

ワールドがアパレルEC2社を買収、古着と衣類レンタルに参入

7 years 10ヶ月 ago

ワールドは4月2日、古着専門のセレクトショップを運営するティンパンアレイと、衣類のレンタルサービスを手がけるオムニスへ出資したと発表した。ワールドが古着の買取販売や衣類のレンタルサービスを行うのは初めて。

ワールドは子会社のワールドインベストメントネットワークを通じてティンパンアレイの全株式と、オムニスの発行済株式の46.6%を取得した。

2社へ出資した背景についてワールド広報部は、「特に若い世代を中心に、新品だけでなく、古着やレンタルサービスの需要が高まっている」と説明している。

ティンパンアレイは1985年に東京・原宿でブランド古着専門のセレクトショップ「RAGTAG(ラグタグ)」を開業。現在は渋谷、原宿、新宿、名古屋、大阪、神戸、福岡などで姉妹店を含め合計15店舗を展開している。1999年スタートのECサイトは掲載点数が約24万点で、業界トップの水準という。

ワールドはブランド古着の買取・販売を行う「RAGTAG」のティンパンアレイを子会社化

「RAGTAG(ラグタグ)」はオムニチャネルを推進している(画像は編集部がキャプチャ)

オムニスはファッションレンタルサービス「SUSTINA(サスティナ)」を手がけている。「SUSTINA」は中古の洋服やバッグ、アクセサリーなど15点を月額3900円で利用できるレンタルサービス。ユーザーは1点あたり500円で商品を交換できる。

ワールドグループに入った、ファッションレンタルサービス「サスティナ」のオムニス

サブスクリプション型のレンタルサービスを提供している

ワールドグループは今後、ファッションテック分野を強化する方針を掲げる。推進する「デジタル事業」「プラットフォーム事業」に新たなノウハウやリソースを加えることで、ファッション消費を喚起するサービスを開発・提供。二次流通事業を強化すると同時に、既存の店舗網や会員基盤を生かして顧客ニーズに合わせたデジタルサービスを開発する。

ワールドは近年ECを強化している。2011年、新たなECプラットフォーム事業の構築をめざしファッション・コ・ラボを設立。2011年10月にはファッション・コ・ラボを通じてファッション通販事業「FASHIONWALKER(旧fashionwalker.com)」を買収・統合した。

ワコール、ニトリ、JIMOS、メルカリ、LINEが登壇する全13講座の無料イベント【4/12(木)東京開催】

2018年4月12日(木)に参加費無料のセミナーイベント「ネットショップ担当者フォーラム2018春 eコマースコミュニケーションDay」を開催します。EC事業者さんだけが参加できるイベントで、EC業界に携わる皆さんが抱えている課題や悩みを参加者で共有し、解決するための場です。

基調講演はワコール、ゼネラルセッションはニトリとJIMOS(内容は通販/ECとAI化)、スペシャルトークセッションはメルカリ(講演内でRIZAPグループ、C Channelが登壇)とLINE(講演内で千趣会、コメ兵が登壇)という豪華な顔ぶれ。

「AIと通販/ECが与える影響」(JIMOS)など興味深いテーマがたくさんの全13講演です。

  • ワコールが取り組む顧客視点のコミュニケーション
  • ニトリのECサイト運営の裏側
  • AI化、オートメーション化がECサイト運営に与える影響
  • メルカリが語るライブコマースの可能性
  • LINEを活用したECビジネス
  • チャットボットの活用方法
  • Amazon Payの最新事例
  • コメ兵が実施している売上UP施策
  • 運用型広告のインハウス化事例
  • 収益UPのためのCRM活用術
  • 事例で学ぶ「サイト内検索」の改善ポイント
  • サイト内検索改善事例
  • 成長通販の人気アプリの徹底解説

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

2018年エープリルフール企画まとめ/55人で考えた宅配便の再配達削減策【ネッ担アクセルランキング】 | 週間人気記事ランキング

7 years 10ヶ月 ago

毎年恒例・エープリルフール企画のまとめ記事が人気でした。今年もやっぱり“あの会社”がやってくれました。2位は環境省主催で開催された宅配便の再配達削減に関するワークショップのレポートです。

  1. 通販・EC業界の面白いエイプリルフール企画まとめ【2018年】

    通販・EC業界の企業が創意工夫を凝らして展開するエイプリルフールネタ2018年版

    2018/4/2
  2. 「こうすれば宅配便の再配達は減る!」55人の関係者と消費者が考えた再配達削減策

    「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」レポート

    2018/4/3
  3. 数千万円の広告費を投下しても売上が伸びずに大批判! 大失敗から学んだ成長のヒント

    知名度&認知度アップに必要な広告とPRの考え方(連載第4回)

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  4. セブン&アイグループの買い物アプリは6月リリース、「新しい『お買物体験』を提供する」

    会計の際にアプリを開き、「会員コード(バーコード)」を読み取ると、購入金額や支払い方法などに応じて「バッジ」がたまる

    2018/4/2
  5. “送料無料時代”終了。セブン、ファンケル、ニッセンなどが次々と送料値上げへ【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2018年3月26日〜4月1日のニュース

    2018/4/3
  6. 家電ECサイトが特商法の表示義務違反、消費者庁が業務停止命令

    運営者名や電話番号を正しく表示せず、返金に応じていないなどとして、特定商取引法違反を認定した

    2018/4/2
  7. 海外向け発送はどうするのが最適ですか? 日本郵便さん、越境ECの基礎を教えてください!【比較表あり】

    今さら聞けない越境ECの基本と海外向け発送について、日本郵便さんに教えてもらいました(連載第22回)

    2018/3/30
  8. アマゾンも一部の送料を値上げ、EC事業者は「プライム会員の利用価値が高まる」と指摘

    注文金額が2000円以下だった場合、本州・四国は400円に、北海道・九州・沖縄・離島は440円に変更した

    2018/4/5
  9. 有力アパレルの自社EC強化策――アーバンリサーチ、アバハウス、三陽商会の事例

    「ゾゾタウン」などのファッションECモールではなく、自社ECサイトを強化するアーバンリサーチ、アバハウス、三陽商会の事例を紹介

    2018/4/4
  10. ニトリの通販売上は35%増の305億円、店舗連動の拡充などで高成長維持

    家具・インテリア用品の販売事業に占める通販売上高の比率は約5.5%

    2018/4/3

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m
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