ネットショップ担当者フォーラム

ナノ・ユニバースも導入予定の、物々交換で決済する「モノ払い」とは?

6 years 8ヶ月 ago

インターネットを使用した新しいビジネスを企画・開発・運営するバンクは6月12日、物々交換で決済する「モノ払い」を開始した。

あらゆるオンラインストアなどに埋め込むことができ、「不要なモノ」で「新しいモノ」が購入できる決済手段という。

アプリ内の決済手段で「モノ払い」を選択して、不要なモノの画像を撮影。査定金額を確認して購入額に充当できる。ナノ・ユニバースは運営する自社オンラインストアに導入する予定。

オンラインストアなどで商品を購入する際、今までは現金での買い物が当たり前だった。「モノ払い」によって、「不要なモノ」を提供して「新しいモノ」が購入できるようになるとしている。オンラインストアを運営する企業は、お金をがない消費者に対しての販売につながるという。

バンクが決済手段として購買機会に関わることで、お金を介さない新しい購買機会を提供。現代版の物々交換にあたる「モノ払い」という新しい決済手段を確立したという。

バンクは、物々交換で決済する「モノ払い」を開始
「モノ払い」の流れについて

買取アイテムの査定価格が注文の購入価格を上回った場合、その差額はバンクが運営する即金買取アプリ「CASH」のウォレットを付与する。引き出しの際の銀行振込手数料は消費者負担。

「モノ払い」利用時、購入価格に足りなかった不足額はクレジットカード決済方法での支払いになるという。

「モノ払い」のスタートに伴い、リリースパートナーとしてエボラブルアジアが運営する旅行予約サイト「エアトリ」に導入している。

石居 岳
石居 岳

楽天と西友がドローン商用配送サービスを今夏に提供、離島の一般利用者へ3か月間

6 years 8ヶ月 ago

楽天と西友は6月17日、一般利用者へ商品を届けるドローン配送サービスを、7月から3か月間実施すると発表した。神奈川・横須賀にある西友の店舗から、観光地の猿島を訪問している観光客に、食材や飲料、救急用品など約400品目の商品を届ける。

離島における一般利用者を対象としたドローンの商用配送サービスは、国内初の取り組み事例となる。

決済は楽天ペイを利用、配送料は500円

猿島を訪れる一般利用者が、楽天のドローン配送サービス「楽天ドローン」の専用アプリをダウンロード。「西友 リヴィンよこすか店」で取り扱う約400品目の商品からスマートフォンで注文する。

要冷商品は西友が新たに開発した専用保冷バッグを使用。「楽天ドローン」の専用ドローンで、指定された時間に猿島内のドローン着陸ポートに届ける。決済は楽天ペイを利用、配送料は500円(税込)となる。

ドローン配送のルートは主に海上を飛行するため、安全性を保ったドローン配送が可能となる。横須賀市では現在、スマートモビリティ(賢い移動運搬手段)を活用した新規ビジネスの創出や社会的課題解決を目的とした「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」を推進している。

今回のドローン配送を通じて、利用者が求める商品層の把握やドローン配送の運用ノウハウを蓄積し、将来的に同市内で地理的な課題を抱える地域における、買い物困難者の救済や災害支援へと貢献していくことをめざす。

一般利用者へ商品を届けるドローン配送サービスのイメージ動画

楽天・安藤公二常務執行役員のコメント

楽天市場および楽天西友ネットスーパーにおいても協業を行う西友と、今回新たにドローン物流の分野でも取り組みを共にできることを嬉しく思う。今回の取り組みをはじめ、今後もより多くの方にドローン配送の利便性を感じていただけるよう、イノベーションを加速していく。

西友の竹田珠恵執行役員シニア・バイス・プレジデント EC事業本部のコメント

ネットスーパーでのドローン配送を検討する中で、今回、楽天からお話しをいただき、ぜひともという形で参画した。将来的には、楽天と共同運営をする「楽天西友ネットスーパー」においても、店舗でのお買い物が困難な方も含めたすべてのお客様に、品質の高い商品を低価格でお届けし、より多くのお客様の豊かな生活に寄与したい。

楽天と西友の親会社であるウォルマートは2018年1月、戦略的提携を発表。同8月には電子書籍サービス「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」を立ち上げ、米ウォルマートの顧客が電子書籍やオーディオブック、「楽天Kobo」の電子書籍リーダーなどにアクセスできるシステムを整備した。10月から、ネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を展開している。

さらにウォルマートは12月11日、「楽天市場」に出店。アパレルや玩具など、米で販売している商品を、注文後に梱包して日本の顧客に空輸で届けている。店舗名は「ウォルマート楽天市場店」で、同店の運営は西友が手がけている。

石居 岳
石居 岳

ヤマト運輸、「Amazon Alexa」通じて音声で配送日時の確認&変更を実現

6 years 8ヶ月 ago

ヤマト運輸は6月17日、Amazonの音声認識サービス「Amazon Alexa」を搭載したデバイスを通じて、音声で宅配便の配送日時の確認や変更を行えるサービスを開始すると発表した。

「Amazon Echo」シリーズなどAlexa搭載デバイスに対して、ユーザーが「アレクサ、ヤマト運輸をひらいて」と話しかけると、当日配達予定の荷物の個数や配達予定時間をAlexaが音声で知らせる。

音声で配達日時の変更も可能

当日配達の荷物がある場合は、日時を変更することも可能。たとえば、Alexaが「本日、午前中にお届け予定の荷物があります。受け取り日時を変更しますか」と質問した際に、ユーザーが「明日の夕方にして」と答えると、Alexaは「明日、5月16日木曜日、16時から18時のお届けでよろしいでしょうか?」と再度質問を返すという。ユーザーが「はい」と答えると、翌日16時から18時の日時指定が完了する。

Alexa搭載デバイス以外に、「Amazon Alexaアプリ」をインストールしたスマートフォンでも利用できる。

ヤマト運輸は、Amazonの音声認識サービス「Amazon Alexa」を搭載したデバイスを通じて、音声で宅配便の配送日時の確認や変更を行えるサービスを開始する
お届け日時を変更する場合の例

クロネコメンバーズ会員が対象

こうしたサービスを利用できるのは、ヤマト運輸の会員サービス「クロネコメンバーズ」の会員のみ。サービスを利用する際は、スマートフォンでクロネコメンバーズの「クロネコID」と「Amazon アカウント」を連携する必要がある。

ヤマト運輸は2007年11月に「クロネコメンバーズ」を開始。配達予定日時を事前に通知する「お届け予定eメール」や、不在配達を知らせる「ご不在連絡eメール」といったサービスを提供している。ヤマト運輸によると、クロネコメンバーズの会員数は2019年5月時点で2800万人。

渡部 和章
渡部 和章

ecbeing、ECソリューション市場占有率で11年連続シェア1位。構築数は1200社を突破

6 years 8ヶ月 ago

ECサイト構築システム「ecbeing」を展開するecbeingは6月17日、富士キメラ総研が発行する『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』において、ECサイト構築ソリューション市場占有率で11年連続1位を獲得したと発表した。

ecbeingのシェアは47.1%で11年連続でトップを獲得。国内における「ecbeing」のECサイト構築実績は1200サイトを突破したという。

『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』(富士キメラ総研)における、「ecbeing」のECサイト構築ソリューション市場占有率
『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』(富士キメラ総研)における、「ecbeing」のECサイト構築ソリューション市場占有率

『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』によると、2018年度のECサイト構築ソリューション市場は165億5000万円。5年後の2023年には267億円に達すると予測している。なかでもクラウドECソリューション(SaaS)の伸び率が高く、市場規模は2018年に35億円。5年後には2倍以上の74億円に達すると予測されているという。

カテゴリ別市場でも高いシェア

ECサイト構築ソリューション市場の事業ジャンルについては、2017年に続き「アパレル」の割合が最多。越境EC、実店舗との連携を中心としたオムニチャネルの推進など、多角的に展開をする企業が目立っているという。

ecbeingのカテゴリ別市場シェアは「アパレル」が51.2%。「食料品・飲料」で61.0%、「健康・美容関連」で46.4%。

『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』(富士キメラ総研)における、「ecbeing」のECサイト構築ソリューション市場占有率
『富士マーケティング・レポート 2018年 ECソリューション市場占有率』(富士キメラ総研)における、「ecbeing」のカテゴリ別市場シェア

ecbeingによると、「ecbeing」とクラウド型ECプラットフォーム「mercart(メルカート)」で、2018年に複雑な定期購入機能やステップメールなどのCRM機能を拡充。「単品・リピートASPカート」では実現できない独自サービスの提供を実現したという。

また、消費者の購買行動が変化していくなかで「次世代オムニチャネル」を推進し、その一環でBIプラットフォーム販売を手がけるTableau Japanと協業。ECサイトの購買データと実店舗の購買データを統合、リアルタイム性の高いデータ連携で、顧客の状況を瞬時に把握するDMPサービス「「Sechstant(ゼクスタント)」の提供をスタートしている。

瀧川 正実
瀧川 正実

ショッピングカートはユーザーが欲しいものを保存する「外部記憶領域」である。【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

6 years 8ヶ月 ago
ネッ担まとめ

気になる商品を「お気に入り」や「あとで見る」に登録しようとしたら、会員登録やログインが必要だった……という経験はないでしょうか? そうなると必然的にカートに入れておくことになりますよね。

ウィッシュリストではなくショッピングカートに入れる理由とは?

ショッピングカートかウィッシュリストか: あとで買う商品を残しておく、ECサイトの機能 | U-Site
https://u-site.jp/alertbox/wishlist-or-cart

まとめると、

  • ECサイトにおけるショッピングカートとは、買い物客が買い物を続けている間、アイテムを比較したり商品を保存したりする目的で、あるいは後日そのサイトを利用するときのための「保持領域」
  • ウィッシュリストにアイテムを追加することは「“ぜひ”それが欲しい」ということ。カートにアイテムを追加することは「それが欲しい“かもしれない”」ということ
  • 今後のためにアイテムを保存できる機能を見つけやすいかたちで提供し、「ウィッシュリスト」以外のラベルを付け、ログインという壁で遮断しないようにするべき

ユーザーがすぐに買おうと思っているのはカートの中身の一部だけであることが多い。しかし彼らは、今は買わなくても興味のある商品を見つけ出すのに費やした作業をすべて無駄にはしたくないのである。今後のためにアイテムを保存できる機能を、見つけやすいかたちで提供して、それには「ウィッシュリスト」以外のラベルを付け、そして、その機能へのアクセスをログインという壁で遮断しないようにしよう。

ECサイトで考えるとわかりづらいかもしれませんが、スーパーでの買い物を思い浮かべるといいです。とりあえずカゴに入れたけど、同じような商品が違う場所で安く売っていたり、買い物をしているうちに献立が変わって必要なったりすることってありますよね。「ショッピングカートは外部記憶である」という意識は持っておきましょう。

関連記事
  • メール配信システム「Cuenote FC」にカートリマインド機能追加、カート放棄のタイミングでメール送信 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6549

ショップの袋や梱包資材も検討を

カナダ、使い捨てプラスチックを禁止へ 早ければ2021年にも | BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/48591071

まとめると、

  • カナダのジャスティン・トルドー首相は6月10日、使い捨てプラスチックの使用を早ければ2021年にも禁止すると発表した
  • これに加え、カナダはプラスチック製品の製造・販売会社に対して、自分たちが出すプラスチックごみに責任を持つよう、リサイクル目標を設定する
  • 2019年5月には、国連が海に流れ込むプラスチックごみの量を削減する方向で180か国が合意したと発表
プラスチック製品が生分解するまでにかかる年数。左から、発泡スチロールのカップ(50年)、アルミ缶(200年)、オムツ、ペットボトル(ともに450年)、釣り糸(600年)
https://www.bbc.com/japanese/48591071より、編集部でキャプチャ

欧州議会は昨年10月、海洋生物保護のため使い捨てプラスチック製品の使用を禁止する法案を可決し、ストローや綿棒、食器、マドラー、風船に付ける柄など、日常的に使われるプラスチックを禁止した。使い捨てのプラスチックの皿やカップの削減も規制対象に含まれる。

EUはこの規制が2021年までに全加盟国で施行されることを期待している。

日本ではあまり話題になっていない脱プラスチックの動き。世界ではどんどん加速しています。EC事業者の皆さんは梱包材などにプラスチックを使っていることと思いますが、近い将来に使えなくなるかもしれません。その時に重い腰を上げて仕方なく対応するのではなく、地球上に生きる生物のために前向きに早めに対応したいですね。まずは関連記事にあるような話題性のある動きでもよいので……。

関連記事
  • あの「シガール」がストローに!? ヨックモックの50周年企画がいろいろスゴい件 | | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/6533

メルカリはCtoCとメルペイに注力の流れ

メルカリ「6周年大感謝祭」、最大20%ポイント還元も | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/67661

メルカリで購入した自動車に3カ月保証、「メルカリあんしん自動車保証」 | ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1190259.html

「メルカリチャンネル」提供終了へ。経営資源集中のため【メルカリ】 | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/ecnews/22717/

メルカリ、シェアサイクル「メルチャリ」から撤退 | ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1190247.html

記事タイトルだけでわかるメルカリさんの選択と集中。CtoCに集中して他の事業は切り離すか停止になっていくようです。先日の記事にもあったようにメルペイもどんどん拡大路線ですので、メルカリさんの敵はフリマなどのCtoCではなくて「○○Pay」になってきました。

EC全般

Amazonと直接業務委託。デリバリーパートナー募集中 | Amazon Flex
https://flex.amazon.co.jp/

「週50時間で月額40~43万円が可能」とはいえ個人事業主向けのサービスなので、ちょっと稼ぎが少ないかもです……。

優れた"Place"を創れるかが成功のカギオイシックス・ラ・大地 COCO奥谷氏が語る、デジタル時代の顧客体験デザイン論 | b→dash
https://bdash-marketing.com/about-ma/blog/interview/8497/

優れた場を作るには「上から目線にならない」「プッシュ型にならない」。自然発生的にみんなが集まるのがいいですよね。

UIのお作法。28個の「〇〇できそう感」をまとめました。 | maiokamoto|note
https://note.mu/okamotomai/n/n6bba0b892778

ネットショップでもよく見るカテゴリや詳細を見るボタンの正解が載っています。分かりにくいものは直しておきましょう。

なぜ在庫の仕入れ数量を間違えるのか 「何個まで減ったら何個補充する」方式のデメリットとは | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6728

在庫は在庫のプロが管理しないと危険です。経営にも直結するので腰を据えて。

クロネコ後払いが多様なスマホ決済に対応、事業者は「ペーパーレス」などでコスト削減や新規獲得に期待 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6551

"クレジットカードを持たない若年層は後払いの利用が多いと言われている一方で、「請求書が送られてくると親に見られるので使いにくい」といった声があるそうなんです。「ペーパーレス」化はまさにこの課題を解決するにぴったりですよね。"(ネッ担メルマガより)

今週の名言

"おすすめ"には「買ってみてよかったもの」「使ってよかったもの」を知りたいという気持ちが見られますが、"人気"はどちらかというと「みんなが持っているものが気になる」という心理を反映しているような気がします。
─ヤフー CDO室兼バリューコマース 事業推進室室長 天野武氏

"人気"と"おすすめ"は何が違う? 博報堂とヤフーが探る「みんな」の正体 | Insight for D
https://d-marketing.yahoo.co.jp/entry/20190604676438.html

言われてみると納得の分類。定番商品は「人気」、新商品や便利グッズは「おすすめ」。ですね。

森野 誠之
森野 誠之

成長を続けるBtoB-EC。市場規模は344兆円に上昇。EC化率はついに30%を突破! | 鵜飼智史のBtoB-EC早わかり講座

6 years 8ヶ月 ago

成長を続けるBtoB-EC市場。経済産業省が発表した調査では、BtoB-ECの市場規模は344兆円に上昇。EC化率はついに30%を超え、業界全体でますます盛り上がりを見せています。

ハイペースでEC化が進行する巨大市場

経済産業省が2019年5月16日に公開した「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、日本のBtoB-EC市場規模は344兆2,300億円(前年比8.1%増)、EC化率は30.2%(前年比0.8ポイント増)となっています。

344.2兆円318.1兆円290.9兆円287.2兆円30.2%29.4%28.3%27.4%26.5%279.9兆円
BtoB市場規模 EC化率
BtoB-EC 市場規模の推移(2014年〜2018年)
※経済産業省の資料をもとに編集部で作成

2017年のBtoB-ECの市場規模は318兆1610億円、2018年が344兆2300億円。ということは、およそ26兆円分のアナログな業務がこの1年間でEC化されているのです。

ちなみに、下の表は2018年の日本のBtoB-EC市場規模の内訳です。

BtoB-EC市場規模の業種別内訳
EC市場規模
(億円)
対前年比EC化率
建設建設・不動産166,51010.4%11.0%
製造食品244,0406.2%55.6%
繊維・日用品・化学341,9507.9%40.6%
鉄・非鉄金属214,9008.9%35.8%
産業関連機器・精密機器156,64011.0%33.1%
電気・情報関連機器358,0006.3%53.5%
輸送用機械500,5605.8%63.2%
情報通信情報通信133,9905.6%18.8%
運輸運輸97,5504.7%15.9%
卸売卸売1,039,51010.5%27.7%
金融金融128,6206.1%20.9%
サービス広告・物品賃貸38,2104.7%12.8%
その他小売17,86019.8%
その他サービス業3,96027.7%
合計3,442,3008.2%30.2%
※経済産業省の資料をもとに編集部で作成

BtoC-EC市場と比較してみると……

ちなみにBtoC-ECの市場規模は17兆9845億円(前年比8.96%増)、EC化率は6.22%(前年比0.43ポイント増)。BtoB-ECは市場規模で約20倍という圧倒的な規模とスピードでEC化が進んでいることがわかります。

BtoC-EC
EC化率 30.2%
市場規模 17.9兆円
BtoB-EC
EC化率 6.22%
市場規模 344.2兆円
BtoC-ECとBtoB-ECの市場規模とEC化率の比較(2018年)

もちろんこの数字は物販に限定した話ではないので、これですべてがわかるわけではありませんが、企業としてBtoB-ECを取り組む価値がありそうなことはおわかりいただけると思います。

アナログな業務がEC化されていく

次にEC化率に注目してみたいと思います。市場規模が約344.2兆円ということで、割り戻して計算してみると、EC化率が30%を超えているといっても、まだおよそ800兆円がEC化されていないことがわかります。

26兆円/年
対面営業
FAX
電話
BtoB-EC未導入 73.5%(約800兆円)
BtoB-EC導入済み 26.5%
BtoB-EC導入済み企業と未導入企業の比率(2018年)

EC化されていない取引というのは、電話やFAX、対面営業など、昭和の時代から行われてきた取引ということになります。例えば「在庫確認をFAXで依頼する」「価格表を毎週作成して、取引先にメール」「受注したデータを社内システムに手入力する」……など、効率的とは言いがたい業務フローが、日本じゅうにまだまだたくさんあるということです。

必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありませんが、発注する側も受注する側も、「こんなに手間がかかるのは何かかおかしいな……」と思いつつ、状況を変えられず、いつも通り、非効率な業務を行っているという妙な現状があります。

BtoB-ECが盛り上がりを見せている理由は、そんな妙な状況を改善しようと考える企業が増えてきたことが一因だと思います。まだアナログな受発注業務を行っている皆さん、業務のEC化を検討してみてはいかがでしょうか?

鵜飼 智史
鵜飼 智史

スマホグッズECのHameeが売上高100億円を突破[2019年4月期]

6 years 8ヶ月 ago

スマホグッズのEC事業を手がけるHameeの2019年4月期における連結売上高は、前期比9.9%増の103億200万円だった。主力事業の国内ECや卸売りが増収だったほか、ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」を提供する「プラットフォーム事業」の売り上げも伸びた。

スマホグッズのEC事業を手がけるHameeの2019年4月期における連結売上高は、前期比9.9%増の103億200万円
Hameeの売上高(画像は編集部がHameeの決算説明会資料からキャプチャ)

コマース事業は5%増の85億円

ネット通販による小売りの売上高は同8.8%増の39億5600万円。BtoCのECサイトは国内で14店舗を運営している。海外にも進出しており、現在は米国、中国、韓国、インドでEC事業を手がけている。

卸売りの売上高は同2.3%増の45億8700万円。卸売りの顧客はロフト、東急ハンズ、ヴィレッジヴァンガード、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどがある。

小売りと卸を合計した「コマース事業」の売上高は同5.2%増の85億4400万円、セグメント利益は同5.4%減の16億8400万円だった。

スマホグッズのEC事業を手がけるHameeの業績
Hameeのコマース事業売上高(画像は編集部がHameeの決算説明会資料からキャプチャ)

プラットフォーム事業は約40%増収、買収したコンサル事業は売上高2.8億円

「ネクストエンジン」を提供する「プラットフォーム事業」の売上高は同39.1%増の17億2200万円、セグメント利益は同32.3%増の5億2700万円。

「ネクストエンジン」の契約社数は2019年4月末時点で3622社(前年比527社増)。店舗数は2万8006店舗(同4154店舗増)だった。

2019年4月期における年間受注処理件数は8571万件(同1711万件増)、年間流通額は約5985億円(同1061億円増)だったという。

当期から連結対象となったコンサルティング会社Hameeコンサルティング(旧JSコンサルティング)の年間売上高は2億7800万円。Hameeコンサルティングの売り上げはプラットフォーム事業に計上している。

スマホグッズのEC事業を手がけるHameeの業績
Hameeのプラットフォーム事業売上高(画像は編集部がHameeの決算説明会資料からキャプチャ)

2022年に売上高138億円、営業利益率16%計画

2022年4月期を最終年度とする中期経営計画を公表、グループの売上高は138億円以上、営業利益率16%以上をめざす。

事業別ではコマース事業単体で売上高100億円を計画。プラットフォーム事業で売上高26億円、新規事業で売上高12億円を計画している。

スマホグッズのEC事業を手がけるHameeの業績
Hameeの中期経営計画(画像は編集部がHameeの決算説明会資料からキャプチャ)

コマース事業は、従来の売り切り(フロー)型のビジネスモデルから、データを活用したストック型のビジネスモデルへ移行をめざす。

インターネットにつながった子ども用のメッセージロボットなどを販売しており、将来的には「ネクストエンジン」など他の事業のデータベースと統合し、ユーザーにとって有益なAIソリューションを提供するとしている。

渡部 和章
渡部 和章

米国の小売チェーン「Kohl's(コールズ)」が求める顧客体験とは? | 米国大手小売りのデジタルマーケティング─Adobe Summit2019レポート

6 years 8ヶ月 ago

アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市で開かれたAdobe主催のプライベートイベントAdobe Summit」を取材した。このイベントは同社のデジタルマーケティング支援クラウドサービス「Adobe Experience Cloud」をテーマにしたイベント。ブレイクアウトセッションに登壇したのは「Kohl's(コールズ)」。Kohl'sは「Adobe Experience Cloud」の中でも顧客ごとにパーソナライズされたコンテンツを表示させるツール「Adobe Target」などを利用し、ユーザー体験の提供に取り組んでいる。

Kohl'sは米国ウェスコンシン州ミルウォーキー市に本社を構える米国の小売事業者。全米に1000店以上の店舗を持っている。全米の主要都市にKohl'sブランドの店舗を構え、可能な限りローコストで店舗運営を行ないつつ、ブランド製品を比較的安く販売している。全米でデパートが苦戦している中、健全な経営を行なっている企業として知られている。

Kohl'sのECサイト
Kohl'sのECサイト(編集部でキャプチャ)

やらなくても倒れることはないが、やれば確実に効果が出る

Kohl'sでデジタルテスト&最適化担当 シニアマネージャを務めるトム・ゴレス氏はこう語った。

どのようなパーソナライゼーションを実現するのかは純粋に技術的な問題だが、やるかやらないかはジムの会員権を買って始めるか、買わないでやらないかのようなもの。ジムに通うことは生きていく上で必ずしも必要ではないが、ジムに通えばより健康を手に入れることができる。パーソナライゼーションも同じようなものだ(ゴレス氏)

Kohl's デジタルテスト&最適化担当 シニアマネージャ トム・ゴレス氏
Kohl's デジタルテスト&最適化担当 シニアマネージャ トム・ゴレス氏
Personalization
パーソナライゼーションはもはやオプションではなく、多くの組織にとって必須になりつつある

今回のAdobe Summitにおいて繰り返し登場したキーワードの1つが「CXM(Customer Experience Management/望ましい顧客体験の実現)」。パーソナライゼーションは「CXM」を実現する手段の1つ。特定のIDに対してそのIDの特性に合ったサービスを提供することで、ユーザー体験を向上させる仕組みだ。

Adobeは「Adobe Experience Cloud」の一部として「Adobe Marketing Cloud」というマーケティング支援ツールを提供しており、その中でターゲット・マーケティングを実現する支援ツールが「Adobe Target」。Kohl'sでは顧客一人ひとりに合ったデジタル体験を実現するためにこの「Adobe Target」を利用しているという。

パーソナライゼーションはいつか取り組まないといけない課題なので、今こそ取り組んでおくべき。どのように取り組んで行くかは、どのように始まるか、何をリターンとして期待するか、そしてどのようにしてリターンを数値化するかを考えて進めればいい。(ゴレス氏)

Building a practice
①どう始めるか、②何を返すか、③効果をどう測るか、という3つの段階を踏んで取り組んでいく

テストとリサーチを経て導入ツールを選定

ゴレス氏はまず施策についていくつかのテストを実施し、社内で効果を確認することで、目標やゴールを共通認識として持てるようになった。その上で、Adobe Summitのようなデジタルマーケティングのカンファレンスに参加し、他社の事例などをチェックし、実際に他社のスピーカーなどに質問したりすることでノウハウを吸収し、自社の場合にはどうしたらいいか検討を重ねた。

Testing evolution
Kohl'sにおけるテストの各段階

そして、「Adobe Experience Cloud」を構成する「Adobe Audience Manager」「Adobe Analytics」「Adobe Target」の3つのツールを協調させて動作する仕組みを作っていった。

「Adobe Audience Manager」はデータ収集からセグメンテーション、ターゲティング、最適化など、データ管理に必要な機能を備えたツール。「Adobe Analytics」はデータの測定/分析ツール。「Adobe Target」 は、顧客のエクスペリエンスのカスタマイズやパーソナライズを行うツールだ。

Operation at scale
「Adobe Audience Manager」「Adobe Analytics」「Adobe Target」を統合して利用できるようにする

「Your Price」ができるまで

こうした環境から生まれたのが顧客ごとに異なる最終価格を提示する「Your Price」だ。

カスタマーは明快な価格を求めており、そこにクーポンや値引きなどのパーソナライズされたサービスをどうやって提供していくかが重要になる。テスト環境をきちんと整え、継続した最適化が重要だ。実際のサービスの環境の中でも調査項目を決め、A/Bテストを行ない、その結果から学習するというシーケンスを何度も繰り返すことで効果がより上がる。(ゴレス氏)

Your Price
1 customer needs for price clarity
2 leverages testing platform
3 Continuous optimization
Initial concept tested well on a small scale and served as project catalyst
your price: Project sequence
Step1
Qualitative research
Step2
A/B testing conducted on site to experiment with creative and measure impact
Winning creative evolution
step3
technology teams took learnings from testing to develop permanent solution
顧客の求めているのは明快な価格。小規模なテストからスタートした

同社の決算でもケビン・マンセルCEOが「価格のパーソナライゼーションがKohl'sの成長の鍵になっている」と語ったという。

AIや機械学習もパーソナライズに活用

Kohl'sではその後、「Adobe Sensei(アドビ・センセイ)」でAIやマシンラーニングも導入し、よりスマートなパーソナライゼーションサービスが実現できるようになった。

Operating at scale : Sophistication
AI(Adobe Sensei)を導入することでサービスの洗練させていく
key takeaways
set yourself up for success
-Process and structure
-guidelines and roles
-technical support
Share
-evangelize the value of testing and democratize the findings
Persistence
- Culture Shifts take time
準備を整え結果を社内でシェアし、持続することが成功のポイント

大事なことは、成功するために自分たち自身を変えていくことだ。そのために常に“価値はなんなのか”ということを組織全体でシェアし、常に文化を変えていくことが重要だ。(ゴレス氏)

笠原 一輝
笠原 一輝

宅配スタッフの本音――「再配達2回以上続くと辛い」「宅配ボックスを使ってほしい」

6 years 8ヶ月 ago

宅配ボックスの製造などを手がけるナスタは6月7日、福岡市で実施した宅配ボックス「スマポ」の使用による実証実験に伴う、宅配便配達員へのアンケート結果を発表した。

それによると、配達員の過半数が「2回以上の再配達が続くと辛い」と回答。配達員の約9割が「宅配ボックスを利用してほしい」と回答したことがわかった。

宅配ボックスの設置で配達員のストレスが軽減

配達員に対して、「再配達が何回以上続くと辛いか」を聞いたところ、2回以上と答えた配達員が49.5%とほぼ半数を占める結果となった。3回以上が20.1%、1回でも辛いと答えた配達員は18.0%だった。無回答者を除く平均回答は2.04回。

ナスタが実施した宅配便配達員へのアンケート 再配達が何回以上つづくと辛いかについて
再配達が何回以上つづくと辛いかについて

宅配ボックス設置後の配送ストレスについて聞いた結果、すべての項目で配送に関するストレスが減少していることが判明した。特に「荷物をお渡しする際、お客様に警戒された」「時間指定の枠から数分(1~5分程度)遅れた際、お客様から申告を受けた」については、宅配ボックスに荷物を預け入れることでストレスが軽減していることが分かった。

ナスタが実施した宅配便配達員へのアンケート 荷物の配送に関するストレスの度合い
荷物の配送に関するストレスの度合い

「宅配ボックスの大型化」「食品への対応」を要望

配達員に対し、宅配ボックスを使ったほしいか聞いたところ、88.8%が「宅配ボックスを使ってほしい」と回答。その内訳は「とても利用してほしい」が62.0%、「できれば利用してほしい」が26.8%となっている。消費者側の宅配ストレスにおいても、宅配ボックス設置後、ストレスが軽減したと回答した人は8割に達しており、9割の人が「宅配ボックスは必要」と回答している。

ナスタが実施した宅配便配達員へのアンケート お客さまに宅配ボックスを利用してほしいかどうかについて
お客さまに宅配ボックスを利用してほしいかどうかについて

配達員に今後、宅配ボックスに期待することを聞いた結果、「ボックスサイズの大型化」や「食品の受け取り」といった回答が目立った。「宅配ボックスに入れられたらいいなと思うもの」を聞いたところ、調査実施後の結果では「ゴルフバッグや家具などの比較的大きなサイズの商品」が49.9%、「書留」が44.7%、「食品・食材」が38.7%、「冷凍品」が20.1%。

ナスタが実施した宅配便配達員へのアンケート 配達員が宅配ボックスに入れることができたらいいと考えている商材について
配達員が宅配ボックスに入れることができたらいいと考えている商材について

調査概要

宅配ボックス設置前後の2回、配達員へ「宅配ストレス(配送ストレス)」に関するアンケートを実施。日本郵便の協力のもと、福岡市内に在籍する配達員延べ403人の回答データを集計した。宅配ボックス設置前の調査は2018年10月25日~10月31日(有効回答数632)、宅配ボックス設置後は2019年1月21日~1月27日(同403)に実施した。

石居 岳
石居 岳

「リスティング広告」を活用して集客をアップさせよう【今さら聞けないECサイトの集客施策 2】 | E-Commerce Magazine Powered by futureshop

6 years 8ヶ月 ago

ECサイトの集客に活用できるネット広告には、Webサイトに掲載される「バナー広告」や、アフェリエイターに宣伝してもらう「アフェリエイト広告」、YouTubeに出す「動画広告」など、さまざまなものがありますが、今回注目するのは「リスティング広告」です。

「リスティング広告」とは検索結果の画面の広告枠に表示される広告で、前回解説したSEOと並び、ECサイトの広告としては最も簡単で結果が出やすい方法と言われています。リスティング広告とはどのようなものなのか、活用のポイントやメリットについてお伝えします。

リスティング広告とは?

「ECサイトを立ち上げると同時に、すぐに集客を始めたい」。リスティング広告はそんな時にもおすすめです。GoogleやYahoo!など、掲載したい検索エンジンの審査さえ通ればすぐに掲載され、集客開始までの時間がとても短いのが特徴です。

リスティング広告は有料広告ですから、ユーザーが適合するキーワードで検索した際、連動した広告が必ず表示されます。また、クリック毎に料金が発生するクリック単価制が採用されていますので、実際に何人が目にするのか不明確な新聞や雑誌の広告と比べ、効率的良く活用できます

具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。ここではGoogleの「ショッピング広告」と「テキスト広告」について説明します。

Googleの検索結果画面 ショッピング広告 テキスト広告
Googleの検索結果画面におけるショッピング広告(オレンジ)テキスト広告(水色)の例

Googleのショッピング広告

Googleのショッピング広告は広告枠内の最上部に表示されます。商品写真や価格、店名、店舗へのリンクなどが表示され、商品を個別にPRするのに優れています。まさにECサイト向けの広告施策と言えるでしょう。

1クリック毎に広告費が発生し、競合が多いキーワードに広告を出す場合は単価が高くなります。また、自然検索(オーガニック検索)の検索結果の方がリスティング広告でよりもクリック率が高い傾向があるので、その点は短所と言えるでしょう。

Googleのテキスト広告

ショッピング広告の下、自然検索の上に掲載されるのがテキスト広告です。掲載内容はサイトのタイトルとその説明文とURLです。ショッピング広告同様、1クリックごとに広告費が発生します。

参考

リスティング広告は集客だけでなく、ユーザーを知る意味でも有効です。リスティング広告で得られるデータと、回遊率や離脱率、CV完了数など「Google Analytics」をはじめとしたアクセス解析ツールで得られるデータを合わせて解析することで、より効果的に集客できるようになるでしょう。

まとめ

リスティング広告を活用するメリットは次の通りです。

・即効性が期待できる

リスティング広告はアカウントを開設して入稿した後、媒体での審査を通過すればすぐに広告が掲載されます。審査日数はGoogleなら1営業日程度と、とてもスピーディーです。すぐに掲載されるので、開設したばかりのサイトや新しいサービスを知ってもらうのに適しています。上手く活用して、アクセスアップに活用しましょう。

・広告投下範囲を自由に選択できる

リスティング広告は広告を配信したい地域や曜日、時間帯、PCかスマホなのかといった端末の選択、ユーザーの性別や年齢などを細かく設定できます。そのため、ターゲットを絞って狙った層に効果的に広告を配信できます。

・運用成績を簡単に把握できる

クリック数やコンバージョン率、広告表示回数などの運用成績が管理画面で確認できます。広告の効果を検証し次の施策に役立てられることも、リスティング広告ならではのメリットです。

◇◇◇

リスティング広告は比較的すぐに効果が現れやすく、即効性の高い集客方法だと言えます。もちろん、一定の費用がかかるため「いつまで掲載するのか」「どういう効果を狙い、どのように出稿するか」などの計画や工夫は必要です。ぜひSEOと並行して広告を上手に活用し、集客力をアップさせてください。

E-Commerce Magazine
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弁護士やECの専門会に悩みや課題を相談できる「JECCICA大相談会」【6/21開催】

6 years 8ヶ月 ago

一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA、ジェシカ)は、ECの専門家、ECに詳しい弁護士に悩みや課題などを相談できる「大相談会」を6月21日(金)に開催する。

大相談会は以下、10の分科会にわかれ、2時間にわたってECの専門家であるJECCICA講師、弁護士が参加者の相談に乗る。

  • シリコンバレー式ビジネスモデル構築術
  • 令和時代の独自ドメインサイト再構築相談会
  • 最新!本年度実施の補助金・助成金について
  • ゼロからのEコマース相談会 現場第一線に立ち続けるECコンサルタントがアドバイス!
  • スマホ時代の楽天ショップ運営のポイントと落とし穴
  • Amazon売上を創る最新情報(売れる出品と広告)
  • SNS担当必見!! SNS運用ノウハウ顧客囲い込みの方法
  • AIがもたらすECの未来 ~EC事業者がAI時代に備えること~
  • 特別企画 本物の弁護士が相談に乗ります
  • 海外向けに商品を販売する、最初の一歩を解説!

弁護士への相談は特別企画という位置付け。「EC事業やECソリューションでお困りの企業の方、ご相談に乗ります」としており、クレームや訴訟など、事業者が抱える課題や悩みを受け付ける。

なお、相談会終了後に交流会を実施する。

大相談会の開催概要

  • 日時:6月21日(金) 15:00~19:00
  • 場所:Eストアー5階セミナールーム(東京都港区西新橋1-10-2 住友生命西新橋ビル)
  • 人数:100人
  • 料金:前日までの申し込み → JECCICA男性会員4000円、女性会員2000円 JECCICA非会員の男性5000円、JECCICA非会員の女性4000円
  • 詳細と申し込みhttps://jeccica.jp/jecccica-large-meeting/
瀧川 正実
瀧川 正実

楽天のフリマアプリ「ラクマ」、中古スマホショップを試験的にオープン

6 years 8ヶ月 ago

楽天は6月12日、フリマアプリ「ラクマ」に中古のスマートフォン端末を販売する「ラクマ公式 中古スマホショップ」を試験的にオープンした。専門業者が検品やクリーニングを施した端末を扱う。

「ラクマ」において中古のスマホ端末の取引が拡大する中、ユーザーが安心して中古端末を購入できるよう公式ショップを立ち上げた。

「ラクマ公式 中古スマホショップ」では、モバイル端末の保守や検品の実績を持つ専門業者が、検品からクリーニングまで実施した中古のスマホ端末を取り扱う。製品状態を反映した価格で販売。一部を除き、製品の保証期間を設けている。

楽天はフリマアプリ「ラクマ」に中古のスマートフォン端末を販売する「ラクマ公式 中古スマホショップ」を試験的にオープン
「ラクマ公式 中古スマホショップ」の販売スキーム

「ラクマ」は原則として個人ユーザーが出品するためのプラットフォームだが、今回はユーザーのニーズに対応するため、例外的に事業者が出品する形式を採用したという。

事業社さまの出品は原則禁止です。ただ、ラクマが認めた場合のみ可能で、今回のケースはユーザーのニーズに応える形で実施しています。キャンペーンなどで芸能事務所などに出品していただくことはありますが、営利目的の事業者出品はないです。(楽天広報)

「ラクマ」では中古の携帯電話端末の取引が拡大しており、2018年の取引額は2017年の5.74倍だったという。一方、「ラクマ」のユーザー1万6660人を対象としたアンケート調査によると、携帯電話端末を中古で購入することに「やや抵抗がある / かなり抵抗がある」と回答した割合が72%を占めるなど、中古端末を購入することに不安を感じているユーザーが多かった。ユーザーが安心して取引できる環境を整備するため、中古スマホの公式ショップを試験的に立ち上げた。

渡部 和章
渡部 和章

世界で最も価値のあるブランドは「Amazon」。7位にアリババ

6 years 8ヶ月 ago

世界最大規模の広告代理店WPPと、その調査・コンサルティング業務を担うカンターは、2019年の世界のブランド価値ランキングTop100および、調査レポートを公開した。

それによると、2019年のランキングではGoogleやAppleを押さえ、Amazonが世界で最も価値のあるブランドとなった。Top10ブランドで見ると、アリババが初めてテンセントを抜いて7位となり、最も価値のある中国ブランドとなった。

2019年の世界のブランド価値ランキングTop100 2019年のBrandZ Top10
2019年のBrandZ Top10

テクノロジーブランドの支配に終止符

初のランキング1位となったAmazonは、堅実な買収で新たな収益源を生み出し、優れたカスタマーサービスを提供しながら、製品やサービスの多様なエコシステムを展開。Amazonは常に競合他社の先を行き、ブランド価値を拡大し続けている。

調査開始の2006年にMicrosoftがブランド価値ランキングでトップの座を獲得して以来、「BrandZ Top」にランクインするブランドの大半はテクノロジーブランドが占めてきた。今回、小売りのAmazonがテクノロジーブランドの支配に終止符を打ったことになる。

テンセントは3ランクダウンの8位に後退。その原因は、市場がより不安定になり、各ブランドが消費者の期待やニーズの進化に絶えず応えていかなければならなくなったことがあると考えらえるという。

そのような中で消費者を獲得し、急成長しているブランドを見てみると、エコシステムという新たな潮流がブランドの成功をもたらしている。

資生堂が急成長ブランドランキングの6位に

日本ブランドではTOYOTAとNTTがTop100に入ったが、いずれも前年より順位を落としている。パーソナルケアカテゴリーで10位の資生堂のブランド価値は、前年より56%上昇し、急成長ブランドランキングで6位。カテゴリー全体の価値の伸びをはるかに上回った革新的なブランドとして急成長している。

資生堂は過去10年間で想起性と差別性の評価を高めてきた。ポテンシャルの高いスコアは、今後も成長ペースが続くであろうことを示している。

2019年の世界のブランド価値ランキングTop100 アジアブランドTop20
アジアブランドTop20

「BrandZ Top100」とは

「BrandZ」は世界最大のブランド資産データベース。毎年、300万人以上の世界中の消費者アンケートの結果から集めたブランドデータと、各企業の財務実績や業績の分析を組み合わせた唯一のブランド評価調査で、毎年更新されている。

石居 岳
石居 岳

「G20大阪」がEC物流におよぼす影響─佐川急便、日本郵便の場合【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

6 years 8ヶ月 ago
  1. 【G20大阪】佐川急便の配送・集荷への影響まとめ――大阪府などで飛脚クール便や指定日配達を中止

    6月27日から30日までの4日間、大阪市内への配送では「飛脚ジャストタイム便」「指定日配達サービス」「時間帯指定サービス」を中止。「飛脚クール便」は大阪府と兵庫県、奈良県、和歌山県への配送と、対象地域から全国への配送を中止する

    2019/6/7
  2. 【G20大阪】日本郵便はゆうパックなどで配送が1~2日程度遅れる見込みと発表

    日本郵便は、6月27~30日の期間は郵便物や宅配便「ゆうパック」の配達が1~2日遅れる見通しであることを明らかにした

    2019/6/10
  3. ライブ配信の「メルカリチャンネル」終了、法人向けライブコマースサービスも

    メルカリの広報担当者は、BtoCの法人向けサービスについて、「一般のお客さま同様、2019年7月8日(月)に配信が終了となる」とコメント

    2019/6/11
  4. 設立5年でEC売上65億円のベンチャー「ビタブリッドジャパン」、急成長のカギは「商品力」「マーケティング」「Amazon」

    設立5年でEC売上65億円のベンチャー「ビタブリッドジャパン」、急成長のカギは「商品力」「マーケティング」「Amazon」

    2019/6/12
  5. 化粧品通販の新日本製薬が東証マザーズへ上場、調達資金でEC向け広告やスマホアプリ開発など強化

    株式上場に伴う調達資金約13億円を、新規事業の創出に向けたスマホアプリの開発や、ECの利用者を増やすためのSNS広告などに使う。

    2019/6/12
  6. あの「シガール」がストローに!? ヨックモックの50周年企画がいろいろスゴい件

    究極のエコ!? 全部食べられる「シガール・ストロー」を青山で体験しよう

    2019/6/11
  7. ECホールディングスに措置命令、「白髪が黒髪に」イメージ表示での「使用感に個人差」は“打ち消し”にならない

    自社サイトで販売していた「ブラックサプリEX」という食品を、あたかも商品を摂取することで白髪が黒髪になる効果が得られるかのように表示していたとしている

    2019/6/7
  8. 決済手段トップ3は現金、クレジット、カード型交通系電子マネー。キャッシュレスウィークは「まったく知らない」が4割超

    MMD研究所「2019年5月 キャッシュレスウィークとキャッシュレス利用に関する調査」

    2019/6/11
  9. ネット販売強化のライフコーポレーション、アマゾンの「Prime Now」に出店する理由

    ライフコーポレーションがネット販売事業の拡大に向けて配送まわりの強化に本腰を入れ始めた。前期(2019年2月)は24億円にとどまっていたネット販売事業を2年後には4倍の100億円まで拡大したい考え

    2019/6/10
  10. "シャコっ!"と横に動いてバナー認識率が2倍に! 中川政七商店が考えた次世代UX【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき、2019年6月3日〜9日のニュース

    2019/6/11

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    ファッションECサイトでカード情報2407件が漏えいの可能性、カード情報入力画面が改ざん

    6 years 8ヶ月 ago

    レディースファッションの製造販売を手がけるジュニアーは6月10日、リニューアル前の直営ECサイト「ジュニアーオンラインショップ」から最大2407人分のクレジットカード情報が流出した可能性があると発表した。

    第三者によるサーバーへの不正アクセスにより、ECサイトのカード情報入力画面が改ざんされ、顧客情報が流出したという。一部の顧客はクレジットカードを不正利用された可能性がある。

    流出した可能性があるカード情報は、2017年9月18日から2018年9月21日に「ジュニアーオンラインショップ」で購入した顧客の①クレジットカード名義人名②クレジットカード番号③有効期限④セキュリティコード。

    顧客のクレジットカード情報は自社で保持していなかったものの、「ジュニアーオンラインショップ(旧サイト)」のシステムの脆弱性を突かれ、顧客が入力したカード情報を取り出せるようにカード情報入力画面が改ざんされたことで、カード情報が漏えいしたという。

    2018年11月22日に、一部のクレジットカード会社から、カード情報が流出した可能性について連絡を受けた。第三者調査機関による調査を実施し、2019年1月10日に調査が完了して情報漏えいの可能性を確認した。一部のクレジットカードで不正利用があったことを確認したため、今回の発表に至ったとしている。

    ジュニアーによると、「ジュニアーオンラインショップ」は2019年9月21日にリニューアルしており、現在の「ジュニアーオンラインショップ」は改正割賦販売法に基づくカード情報の非保持化対策や、セキュリティー対策を行うなど、再発防止を図ったとしている。

    EC業界におけるセキュリティ対策について

    経済産業省主導の「クレジット取引セキュリティ対策協議会」(事務局は日本クレジット協会)は、2017年3月8日に公表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-2017-」において、EC事業者に対して2018年3月までにカード情報の非保持化、もしくは「PCI DSS準拠」を求めていく方針を掲げた。

    カード情報の漏えいの頻度が高い非対面(EC)加盟店については原則として非保持化(保持する場合はPCI DSS準拠)を推進。EC加盟店におけるカード情報の非保持化を推進するため、PCI DSS準拠済みのPSP(決済代行会社)が提供するカード情報の非通過型(「リダイレクト(リンク)型」または「JavaScriptを使用した非通過型」)の決済システムの導入を促進するとしている。

    2018年6月1日に施行された「割賦販売法の一部を改正する法律(改正割賦販売法)」では、クレジットカードを取り扱うEC事業者などに対して、「クレジットカード情報の適切な管理」と「不正使用防止対策の実施」が義務付けられている。

    また、独立行政法人情報処理推進機構では不正アクセス対策についての資料をまとめており、「安全なウェブサイトの作り方」などを閲覧することができる。

    渡部 和章
    渡部 和章

    メール配信システム「Cuenote FC」にカートリマインド機能追加、カート放棄のタイミングでメール送信

    6 years 8ヶ月 ago

    ユミルリンクは6月13日、同社のメール配信システム「Cuenote FC」にカートリマインド機能を追加した。買い物の途中でカート放棄したユーザーにリマインドメールを自動送信し、販売機会の損失を防ぐ。

    カートリマインド機能は、Cuenote FCのオプション機能(有料)または単体サービスとして提供する。導入時は、ECサイトのショッピングカートページに指定のJavaScriptを設置、メールコンテンツと配信タイミングの設定が完了すると自動でリマインドメールが送信される。

    リマインドメールの配信は、最短でカート放棄の15分後から。あらかじめECサイトの在庫データと連携しておけば、在庫切れ商品のリマインド配信事故を防止できる。

    Cuenote FCは独自のHTMLエディアを搭載しており、スマートフォン向けのHTMLメールやキャリアのドメイン配信に対応したHTMLメールを簡単に作成可能。また、効果測定画面では、カート放棄された金額や放棄率、リカバリー率・金額、売り上げ額などを確認できる。

    メール配信のタイミングは任意で設定可能。管理画面ではカート放棄率やリカバリーした金額などの効果が確認できる

    カートリマインド機能(単体サービスおよびオプション)の導入費は、初期費用50,000円(税別)、月額費用35,000円(税別)。Cuenote FCは2019年5月時点で1,500社以上が利用しており、月間メール配信数は42億通に上るという。

    池田真也
    池田真也

    エイチームの事例に学ぶ、ABテストの成果を最大化する秘訣[6/25開催の無料セミナー]

    6 years 8ヶ月 ago

    ビービットは、「エイチーム引越し侍のマネージャーが本音で語る、ABテスト勝率UPの秘訣とは? ~ABテストの価値観が劇的に変わった新手法『モーメント分析』」と題したセミナーを6月25日(火)に東京・千代田区で開催する。

    ▼「エイチーム」が登壇するセミナーの詳細はこちら

    セミナーは2部構成で、「モーメント分析」(顧客のモーメントを行動データとして可視化することで、顧客の状況を把握する手法)が主要テーマ。

    エイチームが「モーメント分析」を実践してABテストの勝率を上げた事例などを、ビービットとエイチームの担当者がそれぞれ解説する。セミナー修了後、質疑応答を行う。

    • 【第1部】
      モーメント分析クラウドUSERGRAMのご紹介
      (ビービット 生田 啓氏)
    • 【第2部】
      パネルディスカッション
      (パネリスト:エイチーム 引越し侍 中川 翔太氏、立石 千尋氏、ビービット 佐藤 駿氏 モデレータ:ビービット 三宅 史生氏)

    セミナーの概要

    • 日時:2019年6月25日(火)16:00~18:10(15:30受付開始)
    • 会場:ビービット セミナールーム(東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル 10F)
    • 参加費:無料
    • 定員:40名
    • 詳細と申し込みhttps://www.bebit.co.jp/seminar/article/20190625
    瀧川 正実
    瀧川 正実

    鏡とモニターを融合したスマートミラー、EC連動など店頭での実体験をデジタル化

    6 years 8ヶ月 ago

    ITサービスなどを手がけるテック・パワーは6月11日、インターネットに接続して動画配信や動画の撮影、ECサイトへのリンクなどが可能なスマートミラー「actiMirror」のレンタルを開始すると発表した。

    化粧品ブランドの店頭で、店員が顧客にメークを行うようすを撮影し、動画を顧客のスマートフォンに送信するなど、店頭での体験をデジタル化する。

    テック・パワーは、インターネットに接続して動画配信や動画の撮影、ECサイトへのリンクなどが可能なスマートミラー「actiMirror」のレンタルを開始する
    スマートミラー「actiMirror」のイメージ

    「actiMirror」は21.5インチのモニターやカメラ、内蔵スピーカー、人感センサー、LED照明、Wi-Fiなどを備えている。

    鏡にデジタル機能を融合させたデザインで、スマートミラーとして使用する際は、ボタンなど必要な機能のみを鏡面に表示させたり、全面をモニター表示したりできるという。表面はタッチスクリーンで、スマートフォンのように画面上で直感的に操作できる。

    店頭で接客時に動画を撮影し、その動画を顧客のスマホに転送すれば、顧客専用のメーク動画を提供できる。「actiMirror」に商品番号を登録し、ECサイトのリンクを紐づけることも可能。VRでメークのシミュレーションを行う機能もある。

    スマートミラーとして使用していないときは、デジタルサーネージとして動画などを表示できるほか、通常の鏡としても使用できる。

    渡部 和章
    渡部 和章

    クロネコ後払いが多様なスマホ決済に対応、事業者は「ペーパーレス」などでコスト削減や新規獲得に期待

    6 years 8ヶ月 ago

    ヤマトホールディングス傘下のヤマトクレジットファイナンスとヤマトフィナンシャルは6月11日、後払い決済の新たな機能として、商品購入者にSMSとEメールで支払い手続きメールを送り、コンビニ払い・クレジットカード払い・クロネコペイなどの決済方法を商品受け取り後に選択できる「スマホタイプ」機能を6月27日から開始すると発表した。

    商品到着後に後払い決済方法が選択できるため、購入者の利便性向上によって通販事業者の売り上げ拡大に貢献するとしている。

    ヤマトクレジットファイナンスとヤマトフィナンシャルは6月11日、後払い決済の新たな機能として、商品購入者にSMSとEメールで支払い手続きメールを送り、コンビニ払い・クレジットカード払い・クロネコペイなどの決済方法を商品受け取り後に選択できる「スマホタイプ」機能を6月27日から開始する
    購入者の利用イメージ

    手数料は1取引ごとに160円、別途決済手数料が発生

    「スマホタイプ」機能は、買い物時に支払い方法で「スマホタイプ」を選択し、SMS認証を行う。

    商品到着後、購入者にSMSとEメールで支払い手続きメールが届き、URLからコンビニ払い、銀行振込、au かんたん決済、クレジットカード、クロネコペイなどの決済方法が選択できるようになる。クレジットカードとクロネコペイは10月から対応する予定。

    通販事業者側が支払う手数料は1取引ごとに160円(税別)。このほか、月額費用と購入金額に応じて、2.9%、3.6%、4.4%、5.0%の決済手数料が発生する。

    ヤマトクレジットファイナンスとヤマトフィナンシャルは6月11日、後払い決済の新たな機能として、商品購入者にSMSとEメールで支払い手続きメールを送り、コンビニ払い・クレジットカード払い・クロネコペイなどの決済方法を商品受け取り後に選択できる「スマホタイプ」機能を6月27日から開始する
    スマホタイプ運用フロー

    購入者のメリット

    • 支払い手続きメールとして商品受け取り後、最短30分でSMSとEメールで届くため、商品購入後に請求書(払込票)の到着を待つ必要がない
    • 支払いの際に、請求書(払込票)の店舗への持参が不要。銀行振込、auかんたん決済やクレジットカード払いやクロネコペイを選択(クレジットカード払い・クロネコペイは10月に対応予定)すれば、自宅や自由なタイミングで支払いが可能

    導入企業のメリット

    • 後払い利用時に多様な決済方法が選択できるなど購入者の利便性が向上、他社とのサービス差別化により売上拡大が期待
    • 支払い手続きメールが購入者のスマホに直接届くので、請求書(払込票)の発行や商品発送時の請求書同梱作業がなくなり、コスト削減につながる
    • 支払い手続きメールが最短30分でSMSとEメールで購入者に届くため、請求書(払込票)が届かないという問い合わせ対応などによる業務負荷が軽減
    • SMS認証による本人確認を行うため、なりすましなどによる不正注文のリスクを軽減

    後払いは、購入後に請求書が商品と別で送られてくるため、通信費などのコストがかかる。若年層の中には親に請求書を見られることを避けるため、後払いを選ばない人も多いという。コスト削減に加え、後払いを避けてきた人の新規獲得といったことにつながりそうだ。

    石居 岳
    石居 岳

    米国EC市場のスピード配送競争――アマゾン、ウォルマート、グーグル、ベストバイなどの物流テックまとめ | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    6 years 8ヶ月 ago

    Amazon(アマゾン)が配送に関する期待値を上げ続ける中、他のオンライン小売事業者は、新たなテクノロジーの導入や物理的な拡張を行い、可能な限り迅速かつ低価格で消費者に荷物を届けようと努力しています。

    アマゾンとウォルマートがリード

    アマゾンは、フルフィルメントと配送のハードルを上げ続けています。アマゾンは2019年4月、プライム会員向けに注文から1日で商品を配送するサービスの無料化を発表。プライム会員サービスは年間119ドルで、無料の2日以内配送以外にも多くの特典が提供されています。

    「私たちはすでに取り組みを始めています」と、アマゾンの最高財務責任者であるブライン・オルサヴスキー氏は4月25日に行われたアナリストたちとの電話会議でこうコメント。Seeking Alphaの記事によると、同氏は「過去数か月間で、私たちは1日配送が可能な商品群を大幅に拡大し、また1日配送可能なエリアも拡大した」と話したそうです。

    数週間後、Walmart Inc.(ウォルマート)は2万商品以上の商品を対象に、35ドル以上の購入に関しては、翌日配送を無料にするという計画を発表しました。

    しかし、他の小売事業者達はアマゾンやウォルマートが計画を発表する前から、フルフィルメント競争に巻き込まれています。小売事業者は、小売店舗や配送センターから消費者の家に荷物を届ける「ラストマイル」のために、小型ドローンや自動運転車をテストしているのです。

    配達の準備をするために高度なロボット技術を利用したり、フルフィルメントを強化するためにさまざまな技術を利用したりしている小売事業者もいます。ドローンや自動運転車による配送は、長い間懐疑的に捉えられていましたが、まだ制限はあるものの、実現に近づいています。

    小型ロボットによる無人配送がついに実現

    Google(グーグル)は4月、ドローン事業者として初めて、航空会社としての認可を政府から受けました。グーグルの子会社であるWing(ウィング社)は、米国連邦航空局(FAA)と米運輸省から小規模な航空会社と同じ認証を受け、バージニア州の2つの農村地域で、ドローンによる小型消費財の定期配送を数か月以内に始める予定です。

    ウィング社のトップページ(ネットショップ担当者フォーラム編集部でキャプチャ)

    ただ、ドローン規制は依然として、人混みや都市部でのドローンの飛行を許可していないため、ウィング社の活動範囲は制限されています。そのため、ほとんどのロボット型フルフィルメントおよび配送技術が地上で活用され、その多くが店舗や倉庫に限定されているのも当然と言えるでしょう。

    たとえば、クローガーは2018年夏、自動運転のスタートアップと提携し、自動運転車を使って店舗から消費者の家まで食品を届けるテストを実施しました。また同年12月、同社はアリゾナ州スコッツデールにおいて一般向けに無人配送サービスを開始しています。同社によると、この種のサービスは史上初とのことです。

    アマゾンは2019年1月、歩くペースで歩道を走るクーラーサイズの無人搬送装置「アマゾン・スカウト」の自律走行車のテストを開始しました。アマゾンは、ワシントン州スノホミッシュ郡で、人やペットなどの障害物を避けて移動する6台のロボットを使って荷物を配達しています。

    フルフィルメントの現場で活躍するロボット

    配送以外にも、小売事業者はロボットを活用してオンライン注文のピッキング、梱包などを行っています。AlbertsonsとAhold Delhaize USAは、店内でロボット型のマイクロフルフィルメントセンターをテストしています。このロボット型デバイスは、店舗受け取り用の商品や、人間によって自宅に配送される商品の仕分け作業をサポートします。

    一方ウォルマートは、最近改装されたニューハンプシャー州セーレムの店舗で、ロボットによるECフルフィルメントシステムを実験しています。

    食料品以外では、Best Buy(ベストバイ)もロボットを取り入れています。ベストバイは、物流システムのインテグレーター、ビンストレージシステム(収納システム)のプロバイダと協力して、配送センターの抜本的な見直しを行いました。

    都市圏にあるベストバイの3つのECセンターには、それぞれ3万のビンと73台のロボットが配置されています。ベストバイは店舗在庫の最大40%をそれらのセンターから配送し、店舗への配送は通路ごとに区分されています。また、同社のサンフランシスコとオハイオ州フィンドレイにある地域配送センターには、15万個のビンと195台のロボットがあります。

    2025年までに世界中の5万以上の倉庫に商用ロボットが設置される

    市場調査会社のABI Research社によると、柔軟で効率的なEC業務を実現するため、2025年までに世界中の5万以上の倉庫に商用ロボットが設置される見込みで、これは2018年の4000か所から12倍以上の増加だと言われています。

    ABI社の上級アナリスト、ニック・フィニル氏によると、米国内だけでもロボットを使った倉庫の数は2018年の2,500件から2025年には23,000件に増加するそうです。

    フルフィルメントと配送を改善するためには、単に技術を追加すれば良いだけではありません。スペースを追加することも必要になるでしょう。たとえば、女性向けアパレルブランドのLulu's Fashion Loungeは、最近ペンシルベニア州パーマー郡に25万平方フィートのフルフィルメントセンターを開設しました。この新施設は、配送時間の短縮を目指す同社の取り組みの一環です。

    Lulusのトップページ
    Lulusのトップページ(ネットショップ担当者フォーラム編集部でキャプチャ)

    同社は2019年末までに配送期間を2日~4日以内にすることを目指しており、2日以内の無料配送を提供するという最終目標に向けた第一歩となります。CEOのコリーン・ウィンター氏は、「競争が激化しているためやるしかない」と言います。

    配送の期待値がとても高く設定されています。消費者は商品をできるだけ早く欲しいと思っているのです。(コリーン・ウィンター氏)

    カリフォルニア州チコで9万平方フィートのフルフィルメントセンターも運営する同社は、ここ数年毎年約50%成長し、数億ドルの純収益を上げています。その結果、チコの倉庫がはちきれそうになったため、施設を拡大しました。ペンシルベニア州にフルフィルメントセンターを構えることで、東海岸と中西部の消費者に迅速にアクセスできるようになったのです。

    倉庫・配送機能を3PLに外注

    Lulusは昨年、ベンチャーキャピタルIVPとCPPIV(カナダ年金基金投資委員会)から1億2000万ドルの資本を受け、新しいフルフィルメントセンターを開設しました。このような資金を持たない小売事業者には、サードパーティーの物流会社(3PL)が別の選択肢を提供しています。企業は3PLを使って、流通、倉庫、配送機能を外注しているのです。

    3LPは、小規模小売事業者が独自に構築困難な機能を提供しています。企業のフルフィルメント能力を上回って、売上が急速に成長する場合に重要になります。オンラインでサングラスを販売しているSunskiが昨年3PLを採用したのも、6年前の発売以来、毎年20%から30%の売上増を記録してきたからです。

    Sunskiのトップページ
    Sunskiのトップページ(ネットショップ担当者フォーラム編集部でキャプチャ)

    Sunskiはすでに、3PLと連携する注文管理システムを利用していました。現在は、すべての注文は注文管理システムを経由し、消費者からの注文は3PLのフルフィルメントセンターに、卸売注文はサンフランシスコにあるSunskiのセンターに振り分けられます。Sunskiは3PLに対し、自社商品が倉庫に占める割合によって計算される月額フィーと、数セントのピッキング及び梱包手数料を注文ごとに支払います。

    オンライン、5つの小売店舗、男性向けアパレルBombfell経由で販売している高級スニーカーブランドKoioも3PLを利用している小売事業者です。

    ◇◇◇

    より良く、より速く、より安く配送するための競争は収まる気配がありません。ドローン、ロボット、自律走行車など様々な技術がありますが、すべての小売事業者にとって唯一無二のソリューションになるものはないでしょう。しかし、技術の進歩に伴って、消費者の膨らむ期待に応えるために、より優れたツールを小売事業者は提供し続けていくはずです。

    今まで通り、アマゾンは消費者の期待値を上げています。1日配送が新基準となる環境では、小売事業者はこれまで以上に迅速で創造的であることが求められるのです。効果的なフルフィルメントと配送を実現するのは常に大変でした。今後、ますます大変になることは間違いないでしょう。

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