ネットショップ担当者フォーラム

Pinterestで購入前にリップカラーを試せるAR技術、米国で先行実装

5 years 11ヶ月 ago

写真投稿サービス「Pinterest(ピンタレスト)」の新機能として、拡張現実(AR)によってリップカラーを自分の顔で試せる「バーチャルトライ」が実装された。ユーザーはリップカラーを試した後、ブランドのネットショップへ移動して商品を購入できる仕組み。

「バーチャルトライ」は現在、米国においてiOSとAndroidのモバイルで利用できる。今後、対象地域を拡大するとしている。ピンタレスト・ジャパンが1月29日に発表した。

写真投稿サービス「Pinterest(ピンタレスト)」の新機能として、拡張現実(AR)によってリップカラーを自分の顔で試せる「バーチャルトライ」が実装された
ARによってリップカラーを自分の顔で試せる

写真を検索する際にPinterest レンズカメラのアイコンを開き、「バーチャルトライ」をクリックすると利用できる。現在、「Sephora」「bareMinerals」といったブランドのリップカラーを試せる。

「バーチャルトライ」のボタンは一部の商品や、「マット・リップスティック」や「レッド・リップ」といった関連キーワード検索にも表示されるという。

肌色の選択機能に「バーチャルトライ」を統合することで、ユーザーの肌の色に似合うリップカラーを探せるようにした。同社によると、ユーザーの声を受けて機能を実装したという。

渡部 和章
渡部 和章

ヤフーが始めた「EC+ゲーム」でYahoo!ショッピングアプリの利用を促進する新サービスとは

5 years 11ヶ月 ago

ヤフーは1月、さまざまなミッションをクリアすると「Yahoo!ショッピング」の50%割引クーポンなどがもらえるミニゲーム「お買い物クエスト」の提供を開始した。「Yahoo!ショッピング」のアプリ内でゲームに参加できる。iOS版は1月7日、Android版は1月29日から提供している。

「お買い物クエスト」は約30種類のミッションがあり、クリアしたミッションに応じてユーザーは経験値を獲得する。経験値の累積値によってユーザーのランキングが決まり、ランキングに応じて報酬を得られる。

ミッションの例

  • キャンペーンページを閲覧
  • 「PayPay」残高で購入

報酬の仕組み

  • 一定期間内に確定したランキングに応じて報酬が決まる。ランキングの上位に入ると5%~50%割引のクーポンを獲得できる。
  •  経験値をためてレベルアップをすると「着せ替えキャラクターカード」や「称号バッジ」などを獲得できる。
ヤフーは1月、さまざまなミッションをクリアすると「Yahoo!ショッピング」の50%割引クーポンなどがもらえるミニゲーム「お買い物クエスト」の提供を開始
ミニゲーム「お買い物クエスト」のイメージ

報酬として獲得した割引クーポンは「Yahoo!ショッピング」のアプリで利用できる。ウェブ版では使えない。注文金額が100~1万円の買い物でクーポンを利用することが可能。

2019年9月に「お買い物クエスト」のテスト版の提供を開始し、1月末時点で約70万人が参加したという。

渡部 和章
渡部 和章

楽天が目指すのは「多様性」と「統一性」の両立。送料無料だけを見ていると取り残されますよ【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

5 years 11ヶ月 ago
ネッ担まとめ

送料無料ラインの件は間違いなくショップにとっては大きな問題です。しかし、それがすべてではないですよね。「5万店舗が多様性をキープし、安心・安全を維持しながら、買いやすいサイトを作る」。楽天・三木谷社長が本当に考えていることはこれ。モールの戦い、自分たちの戦い。それぞれの思惑が重なるところで協力していきましょう。

送料無料ライン全店舗統一は楽天が成長するために必要なこと

楽天の国内EC流通総額が4兆円規模へ、三木谷社長が新春カンファレンスで公表 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7212

「楽天市場」の送料無料ライン全店舗統一3/18スタート、三木谷社長「なにがなんでも成功させたい」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7208

まとめると、

  • 楽天の2019年度(2019年1~12月期)国内EC流通総額が約4兆円に。前期の流通総額は3兆4310億円だったため、前期比16.5%前後の伸び率
  • 購入者の送料負担を0円とするラインを3,980円以上に設定する施策は、予定通り3月18日から開始予定
  • 三木谷社長は「公取委と対峙しても遂行していく――心の底から皆さんのためになると思ったから行った」と語った

「(この施策を)やらなければこれ以上の成長は難しい。前向きに捉えていただき一緒に成長していきたい。なにがなんでも成功させたい」
https://netshop.impress.co.jp/node/7208

注目の楽天新春カンファレンス。まず注目したいのは楽天の国内EC流通総額(楽天市場の流通総額に加え、トラベル、ブックス、ゴルフ、チケット、ブランドアベニュー、楽天ダイレクト、楽天西友ネットスーパーなどの流通額を合算した数値)が約4兆円になったこと。前期比16.5%前後の伸び率は素晴らしいのでここは見逃さないようにしましょう。

そして、本題(?)の送料無料ラインについては予定通り3月18日から実施とのこと。公取委の調査も開始されたようですが、三木谷社長も話しているように今後の成長を考えると、楽天全体として他のモールに対抗していかないといけませんので、もうこれはやるしかないと思います。店舗側がどう考えるのかは下記の記事で。

関連記事

モールにはモールの戦いがあり、自分たちには自分たちの戦いがある

「3980円送料無料」確定。楽天新春カンファレンス2020発表の要点まとめ | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/20200130-rakutenconference/

まとめると、

  • 世の中の流れとして革新に付いて来られないテナントや従業員には厳しく当たる企業が増える傾向がある。トヨタの豊田章男社長も今年の年頭に同じような発言をしている
  • モールにはモールの戦いがあり、自分たちには自分たちの戦いがある。モールに乗りたいなら乗るし、乗らないなら別の道を探す。それは自分たちの自由意思での選択
  • 楽天はあくまで出店者すべてで「多様性をキープしつつ、安心・安全・便利、消費者が迷わないショッピングサイトを如何に作るか」ということを実現していかないと生き残れないと考えている

今回発表のテーマは、「多様性」と 「統一性」の両立。楽天は、これを目指していきたいとのことです。

「多様性」・・・個性豊かな店舗の魅力を最大限引き出す
「統一性」・・・機能を統一することで、ユーザーの利便性向上

ユーザーサポートと、店舗サポート、この両輪で進むということですね。今までもそうでしたけど。そうすると、目指す姿としては、統一されたUI(使い勝手)を担保して、店舗の多様性を楽しめるUX(体験)を提供する、と言えそうです。

送料無料ラインのことばかりが注目されてしまっていますが、「多様性」と 「統一性」の両立については理解しておきたいところです。

統一感についてはAmazonをイメージするとよくて、どんな商品でも同じように買うことができて、送料もプライム会員なら無料と決まっていますよね。多様性はコミュニケーションツールの強化やジャンル別のマーケティングです。接客(お客様対応)に関しては店舗の個性が出せる部分ですし、レビューが荒れている現在は店舗の対応が重要度を増しています。

送料無料という話題だけにとらわれずに、モールの戦いと自分たちの戦いを冷静に見極めていくしかありません。

「ヒト」があってこそのテクノロジー

BEAMSとfifthの事例に学ぶ売上&ファンを増やし続けるECサイト運営 ~スタッフ主導のコンテンツ作りにおける動画・画像の活用法を徹底解説 ~ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7122

まとめると、

  • BEAMSの強みは「ヒト」。ファッションが大好きで、個性的なスタッフが多いという資産を店頭だけではなくオンラインでも活かすために、オウンドメディアを通じた接客を開始した
  • スタッフ1人ひとりが手持ちのスマホから投稿用のCMSにログインし、閲覧数や動画経由の収益を確認でき、あえて売上をKPIにしないことで、スタッフが自分のペースで楽しく投稿できるようにした
  • fifthのInstagramのフォロワーは2年で急増しているが、インスタライブに登場するのは普段、商品部で勤務しているスタッフ。しかし、そこがウケている要因だと分析している

実際の商品が手にとれないからこそ、等身大の人間がどう思うかがユーザーに刺さったのではないか。ライブ配信はカッコつけない方が応援してもらえる。社内でもスタッフがライブ配信を通じてやりたいことを、全員で応援していくというカルチャーを作るよう心がけている。
─fifthを運営するCODE SHARE 取締役副社長 南出憲吾氏

上手くいくかどうかは売上をインセンティブにしたニンジンぶら下げ作戦ではなく、スタッフが楽しく全員で参加できる環境作りにあるようです。テクノロジー面でも改善が必要で、簡単に操作できてユーザーがストレスを感じないものにしないといけません。

答えがここに書いてあるのですから、時間はかかっても目指していきたいところです。

EC全般

ワークマン、Click&Collect型の新サイトを3月にオープン 宅配コスト削減と顧客の固定化へ | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/7445

超強気!? なぜワークマンは楽天から撤退するのか――「店舗受取」の勝算とは | 文春オンライン
https://bunshun.jp/articles/-/29766

ブランド力があればモールに頼らなくてもいいですよね。逆にモールはブランド力がないショップに向いています。

【楽天SOY2019受賞店舗まとめ】総合賞、ジャンル賞を受賞した店舗を全掲載 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7206

【楽天SOY2019】総合グランプリはMOAの「A-PRICE」、2位は「くらしのeショップ」、3位は「アルペン楽天市場店」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7205

こちらは研究対象としてじっくり見るべきショップ。楽天で売りたければ楽天で売れているお店の研究を。

楽天の売上公式基準が変わった?! 専門家が語る「店舗への影響と対策、集客について」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7190

過去のデータは使えなくなってしまいますのでご注意を……。

「au Wowma!」が「au PAY マーケット」に名称変更 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7203

楽天の話題で完全にかすんでしまいました……。名称を変えても三木谷社長並みの覚悟がないと。

動いたメルペイ、オリガミ吸収でも続く苦境 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/326630

○○Payの生き残り合戦が佳境に。

EC-CUBE3.0系におけるsymfony/http-foundationの脆弱性 | EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/info/weakness/weakness.php?id=70

使っているショップは対応を。こういった所を突かれて、情報を漏えいさせるわけにはいきません。

どんな画像が売上につながる?ECサイト商品画像に必要な要素とは | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/7413

楽天、BEAMS、fifth。みなさん画像にこだわって売上を伸ばしているので軽視してはダメです。

今週の名言

そもそも映像があるんだから、実況なんてなくても試合内容は分かる。それでもわざわざ実況をつけるわけだから、プラスαの楽しみを届けられなければ、実況を足すことの意味はないかなと
─スポーツ実況者 下田恒幸氏

下田アナの絶叫が心揺さぶる理由。「20回言い間違えたとしても……」 | Number Web
https://number.bunshun.jp/articles/-/842253

ネットショップもそうですよね。商品を見ればだいたいはわかる。そこにコメントとか動画を足す意味を考えないと。

森野 誠之
森野 誠之

【2020年予想】EC業界に影響を及ぼすイベント&トピックスまとめ | E-Commerce Magazine Powered by futureshop

5 years 11ヶ月 ago
東京オリンピックの開催や次世代通信規格「5G」の商用化など、多くのイベントやトピックスが予定されている2020年。
EC事業者にとってどのような1年になるのか、主な出来事をピックアップしてEC業界への影響を予想します!

【1月~】公平な商取引へ、プラットフォーム規制の新法を政府が検討

ECモールやフリマアプリ、アプリストアなど、デジタル・プラットフォーマーの取引を透明化するための新しい法案「デジタル・プラットフォーマー取引透明化法案(仮称)」を政府が検討しています。2020年の通常国会(会期は1~6月予定)に提出する方針です。

新法の目的は、ECモールやアプリストアなどのプラットフォーマーと、出店者や出品者の取引条件を明確にすること。一般的に立場が弱くなりやすい出店者や出品者が、プラットフォーマーから不利な条件で契約させられることなどを避けるためのルールを整備するとしています。

法案の具体的な内容はまだ明らかになっていませんが、例えば、ECモール側が出店を拒否したり退店させたりする際の基準を明確にすることや、モール内検索エンジンの表示順位の基準を明示するといったルールが導入される可能性があります。

ECモールに出店している企業にとって大きな影響が予想されますので、法案の内容や法案が成立するかどうかを注視しておく必要があります

【2月】SSL非対応の画像など「混合コンテンツ」をChromeがブロック

Googleが提供しているブラウザ「Chrome」では、2020年2月から「混合コンテンツ(ミックスドコンテンツ/Mixed Content)」が表示されなくなります

「混合コンテンツ」とは、データを暗号化した「https」のページ内にある暗号化されていない「http」のコンテンツ(画像や動画、音声など)のこと。

ECサイトのページ自体はhttpsに対応(SSL化)していたとしても、ページ内の画像や動画がhttpのままだと「混合コンテンツ」はユーザーのパソコンやスマホに画像は表示されません

サイト内の画像が表示されなければ、ユーザーはECサイトから離脱しやすくなり、その企業に対するブランドイメージが低下するかもしれません。場合によっては、検索エンジンの表示順位が下がる可能性もあります

Googleは「混合コンテンツ」の表示条件を段階的に厳しくしてきました。そして、2020年2月にリリースされる「Chrome80」はデフォルトで「混合コンテンツ」を表示しません

「Chrome」のシェアはデスクトップPCで6割以上、モバイルやタブレット端末でも3割前後といわれており、「混合コンテンツ」の非表示化は多くのユーザーに影響します。2020年2月までに必ず「混合コンテンツ」をなくしましょう

さらにプライバシー保護やセキュリティ強化を目的に、Cookieの動作が一部変更されます。そこで登場するのが、SameSite(セイムサイト)属性

Chrome80の登場によってより重要な役割を果たすようになったSameSite属性はEC事業者にも関係する事項ですので、確認しておきましょう。

【3月】楽天市場は購入額3980円以上で送料無料に

楽天市場に新たな送料のルールが導入される見通しです。

2020年3月から、クール便や大型配送荷物など一部商品を除き、1回の購入金額が3980円以上の場合は全店舗共通で送料無料になる予定です。

全店舗共通の送料無料ラインを設ける理由について、楽天は「ユーザーにとって送料の基準が分かりやすくなり、購買促進効果が期待できる」と説明しています。

一方、出店者の中には送料をエンドユーザーに転化しづらく利益が減るとして、反発の声も上がっているようです。

送料無料ラインが導入されれば、客単価や粗利益率などに影響が出る可能性があります。ECモールでの販売戦略を見直す動きも出てきそうです。

【春頃】次世代通信規格「5G」の商用化がスタート

2020年予想 EC 5G

携帯電話キャリア大手のNTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどは、次世代通信規格「5G」を2020年春に商用化する予定です。

「5G」の通信速度は現在の通信規格である「4G」の約100倍とも言われており、これまでとは比べ物にならないほど大容量のデータ通信も可能になると期待されています。「5G」が商用化されると、どのようなサービスが登場するのでしょうか?

NTTドコモが開設した「5G」の専用サイトによると、大容量のデータ通信が必要なオンラインゲームや、VR(バーチャルリアリティ)のストリーミング動画などを快適に利用できるようになるとのこと。また、デジタル家電や白物家電がインターネットにつながった「IoT」を搭載したスマートホームなども実現するようです。

「5G」が商用化されることでECにどのような影響があるのかは、まだ未知数の部分も多いですが、動画コマースやライブコマースがさらに活発化したり、VRやAR(拡張現実)を活用した新しい買い物体験が実現するかもしれません。

すでに中国では、2019年11月から主要都市の一部で「5G」が商用化されているようです。消費者の購買行動を劇的に変える可能性がある「5G」がどのように使われていくのか、海外の動向にも注視しながら最新のツールなどにキャッチアップしておきましょう。

【4月】中小企業にも時間外労働の上限規制が適用、原則月45時間まで

長時間労働の是正などを盛り込んだ「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方関連法)」における時間外労働の上限規制が、2020年4月から中小企業にも適用されます。

法定労働時間(1日8時間・週40時間)を超える時間外労働の上限は、原則として月45時間、年間360時間です。

突発的なトラブルなど特別な事情がある場合でも、1か月あたり100時間未満、複数月の平均で80時間未満、年間720時間未満に制限されます。また、残業時間が月45時間を超えて良いのは年6か月まで。時間外労働の上限規制は、大企業には2019年4月から適用されています。中小企業は1年間の猶予期間が設けられていました。

時間外労働の上限規制に違反した場合、6か月以内の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があります。

もし、セール期間中などに長時間残業が常態化しているようであれば、法律に違反していないかチェックしてください。時間外労働が上限を超えてしまうようであれば、3月までに働き方を見直しましょう。

【注目トピックス】Yahoo!×ZOZO×LINE連合が始動

「Yahoo!ショッピング」や「PayPayモール」などを傘下に持つソフトバンクグループが、M&Aを通じてEC事業を拡大しています。「ZOZOTOWN」を運営するZOZOを2019年11月に子会社化したことに続き、「LINEショッピング」や「LINE Pay」を持つLINEも傘下に収めました。

2020年は「ZOZOTOWN」と「PayPayモール」の相互送客や、月間アクティブユーザー数が8000万人を超える「LINE」を起点とした集客などに取り組むと見られており、流通額がさらに伸びる可能性があります。

国内3大モールの一角であるソフトバンクグループが今後、どのような施策を打つのか。その施策がEC業界にどう影響するのか注視しておきましょう

【6月】キャッシュレス決済のポイント還元が終了

2020年予測 EC キャッシュレス還元
(キャッシュレス・ポイント還元事業​​​サイトより編集部がキャプチャし追加)

2019年10月に消費税率が8%から10%に引き上げられたことに伴い、政府はキャッシュレス決済で買い物をした消費者に2~5%相当程度のポイントを還元する制度を導入しました。この制度は2020年6月末に終了する予定です。

ポイント還元制度が消費増税後の景気を下支えしている側面もあり、制度終了後の反動減に注意する必要があります。予算枠を使い切れば2020年6月末よりも早く制度が終了する可能性もありますので、その点にも注意が必要です。

NHKなどの報道によると、ポイントの還元額は12月上旬時点で1日当たり平均12億5000万円とのこと。還元額が当初の予定を大きく上回っていることから、政府は2019年度の補正予算や2020年度予算で、総額7000億円規模まで予算枠を増額するとも報じられています。

【7~9月】東京オリンピック・パラリンピック開催、交通規制なら配送に影響も

通販新聞 2020年始状予測 通販 ネット EC

東京オリンピックが7月24日から8月9日まで、東京パラリンピックは8月25日から9月6日まで開催されます。

開催期間中の観客とスタッフは合計約1000万人と推計されており、鉄道やバスなど公共交通機関の混雑が予想されるほか、高速道路や主要道路で交通規制が行われる可能性もあります。

交通規制が実施された場合、宅配会社の配送網が影響を受け、地域によっては配送が遅れたり配送日や時間指定が行えない可能性があります。委託先の物流会社や配送会社に事前に確認しておきましょう。

また、配送の混乱やトラブルを避けるため、エンドユーザーに対してECサイトで告知する準備をしておきましょう。

【9月】「マイナポイント」で最大5000円(25%)還元

2020年予測 EC マイナポイント
(マイナポイント事業サイトより編集部がキャプチャし追加)

政府は景気対策の一環として、「マイナンバーカード」を活用したポイント還元制度を2020年9月に実施する方針です。

「マイナンバーカード」と専用のID(マイキー)を取得した人がキャッシュレス決済で買い物やチャージを行なった場合に、25%相当(最大5000円)の「マイナポイント」を還元します。

QRコード決済サービスなどにチャージすると、25%相当の「マイナポイント」が還元され、「マイナポイント」は実店舗やオンラインショップでのキャッシュレス決済に使えます。

関連法案が成立する前提にはなりますが、一定の経済効果が期待できるため実施条件などを確認しておきましょう。

【10月以降】東京オリンピック後の越境ECに期待感

東京オリンピック・パラリンピックでは多くの外国人観光客が来日します。訪日観光客が日本の商品を体験し、満足すれば、帰国後に越境ECでリピーターになってくれるかもしれません。

訪日観光客以外でも、東京オリンピック・パラリンピックをきっかけとして、海外の消費者が日本製品を知る可能性もあります。

自社の商品を知って気に入ってもらえても、海外から購入できるチャネルがなければリピーター獲得のチャンスを逃してしまいます

越境ECサイトを立ち上げるのが最善ですが、それが難しければ越境ECモールに出品したり、越境ECの代理購入サービスを活用したりして、海外ユーザーのニーズに対応できる体制を整えておきましょう。

まとめ

「5G」など新しい技術の普及に加え、東京オリンピック・パラリンピックによって世界中から日本に注目が集まる2020年。

時代の変化に対応していくために、今回ピックアップしたイベントやトピックスを踏まえて、プロモーションやブランディングの計画を練ってみてはいかがでしょうか。

E-Commerce Magazine
E-Commerce Magazine

最も利用しているQRコード決済は「PayPay」、非接触決済は「楽天edy」

5 years 11ヶ月 ago

MMD研究所は18歳~69歳の男女48,208人を対象に「スマートフォン決済利用動向調査」を実施、スマホ決済、QRコード決済の利用率などをまとめた。期間は2019年12月26日~2020年1月5日。

普段の支払いは「現金」が9割超え。「スマホ決済」は半年前より15.3ポイント増加

「普段の支払い方法」を聞いたところ、トップは「現金」(91.8%)。「クレジットカード」(73.2%)、「カード型の交通系電子マネー」(31.4%)が続いた。2019年7月の同調査と比較すると、「現金」は1.2ポイント減の91.8%、「スマホ決済」は15.3ポイント増の29.6%となった

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 電子マネー
普段の支払い方法(複数回答可/n=48,208)出典:MMD研究所

QRコード決済の認知は約9割。利用経験は半年前より14.5ポイント増加

QRコード決済の認知・利用状況をいたところ、「現在も利用している」(29.3%)が最多。「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」(22.8%)、「QRコード決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・名前はよく知らない」(20.4%)が続いた。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード
QRコード決済の認知・利用状況(​​​​n=48,208)出典:MMD研究所

QRコード決済の認知・利用状況をファネル分析で見てみると、「認知」(91.0%)、「内容理解」(61.7%)、「利用経験」(33.6%)に。2019年7月の同調査と比較すると、「認知」は6.2ポイント増の91.0%、「内容理解」は14.1ポイント増の61.7%、「利用経験」は14.5ポイント増の33.6%

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード
QRコード決済の認知・利用状況 ※ファネル分析(n=48,208)出典:MMD研究所

非接触決済は約25%が現在も利用。約20%弱が「全く知らない」

スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況について聞いたところ、最も多かったのは「現在も利用している」(25.2%)。「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」(22.7%)、「全く知らない」(19.7%)が続いている。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード
スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況(n=48,208)出典:MMD研究所

ファネル分析で見てみると、「認知」(80.3%)、「内容理解」(56.2%)、「利用経験」(28.6%)となった。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード
スマートフォンの非接触決済の認知・利用状況 ※ファネル分析(n=48,208)出典:MMD研究所

認知トップ、QRコード決済は「PayPay」で非接触決済は「楽天edy」

QRコード決済のサービス名認知以上の対象者(n=34,041)に知っているサービス名を聞いたところ、「PayPay」(80.3%)が最多。2位は「楽天ペイ」(63.2%)、3位は「LINE Pay」(61.3%)。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ
QRコード決済サービスの認知状況(複数回答可/n=34,041)出典:MMD研究所

スマートフォンの非接触決済のサービス名認知以上の対象者(n=32,177)に、知っているサービス名を聞いたところ、「楽天edy」(64.0%)が最多で、「モバイルSuica」(51.7%)、「iD」(41.4%)が続いた。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD
スマートフォンの非接触決済サービスの認知状況(複数回答可/n=32,177)出典:MMD研究所

利用検討トップも、QRコード決済は「PayPay」で非接触決済は「楽天edy」

「QRコード決済の利用を検討している」と回答した人(n=2,559)を対象に、具体的に検討しているサービス名を聞いたところ、トップは「PayPay」(57.2%)。以降は、「楽天ペイ」(31.3%)、「d払い」(19.5%)。その中で最も利用を検討しているサービスは「PayPay」(42.3%)

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ
利用を検討しているQRコード決済サービス(複数回答可/n=2,559)出典:MMD研究所​​​​​
QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ
最も利用を検討しているQRコード決済サービス(n=2,559)出典:MMD研究所

「スマートフォンの非接触決済の利用を検討している」と回答した人(n=2,341)を対象に、具体的に検討しているサービス名を聞いたところ、「楽天edy」(43.6%)がトップに。2位以降は「モバイルSuica」(28.2%)、「iD」(18.5%)。その中で最も利用を検討しているサービスは「楽天edy」(37.8%)だった。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD
利用を検討しているスマートフォンの非接触決済サービス(複数回答可/n=2,341)出典:MMD研究所
QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD
最も利用を検討しているスマートフォンの非接触決済サービス(n=2,341)出典:MMD研究所

強さを見せる「PayPay」は利用経験でもトップに

「QRコード決済を利用したことがある」と回答した人(n=16,174)を対象に、利用したことのあるサービスを聞いたところ、トップは「PayPay」(61.0%)。2位は「楽天ペイ」(31.7%)、3位は「LINE Pay」(28.7%)。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ
QRコード決済サービスの利用経験(複数回答可/n=16,174)出典:MMD研究所

「現在もQRコード決済を利用している」と回答した人(n=14,115)を対象に、最も利用しているQRコード決済を聞いたところ、「PayPay」(46.7%)が最多で、「楽天ペイ」(16.4%)、「d払い」(11.8%)が続いた。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ
最も利用しているQRコード決済サービス(n=14,115)出典:MMD研究所

「スマートフォンの非接触決済を利用したことがある」と回答した人(n=13,778)を対象に、利用したことのあるサービスを聞いたところ、「楽天edy」(41.3%)がトップに。2位は「モバイルSuica」(31.0%)、3位は「iD」(26.0%)。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD
スマートフォンの非接触決済サービスの利用経験(複数回答可/n=13,778)出典:MMD研究所

「現在もスマートフォンの非接触決済を利用している」と回答した人(n=12,128)を対象に、最も利用しているスマートフォン非接触決済を聞いたところ、トップが「楽天edy」(31.5%)で、続いて「モバイルSuica」(21.6%)、「iD」(18.1%)だった。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD
最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービス(n=12,128)出典:MMD研究所

QRコード決済利用開始時期は2019年後半から増加

「現在もQRコード決済を利用している」と回答した人(n=14,115)に対して、最も利用していると回答したサービスの利用開始時期を聞いたところ、「2019年7月~2019年12月」(45.2%)が最も多かった

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード PayPay LINE Pay 楽天ペイ 利用開始時期
最も利用しているQRコード決済サービスの利用開始時期(n=14,115)出典:MMD研究所

「現在もスマートフォンの非接触決済を利用している」と回答した人(n=12,128)を対象に、最も利用していると回答したサービスの利用開始時期を聞いたところ、「覚えていない」(40.5%)が最多となった。

QRコード決済 非接触決済 スマホ決済 現金支払い クレジットカード QRコード 楽天edy モバイルSuica iD 利用開始時期
最も利用しているスマートフォンの非接触決済サービスの利用開始時期(n=12,128)出典:MMD研究所
調査実施概要
藤田遙
藤田遙

台湾で人気のECサイト・ECモールまとめ【最新版】 | 台湾の最新ネット通販事情~トランスコスモス台湾からの現地レポート~

5 years 11ヶ月 ago

インターネットとスマホの普及率が高い台湾ではネットショピングも浸透していますが、知名度の高いECサイトに人気が集中している傾向があります。その中でも「Yahoo」「PChome」「Momo」が長く人気を集める一方、近年は「Shopee」が大きく伸長しています。そんな台湾の直販型、モール型のECサイトを紹介します。

台湾で有名なBtoCの通販サイト

1:PChome 24h

台湾最大のBtoC型のECサイトを運営しているのがPChomeです。複数の形態のECサイトを運営しており、BtoCは「PChome購物中心」、24時間以内配送の「PChome24h購物」、モール型の「PChome商店街」などを展開しています。

画像元:PChome24ホームページ
「PChome 24h」(画像元:PChome24ホームページ)

PChomeの代表的なサービスは、24時間以内配送を行う「PChome24h購物」です。他社に先駆けて自社倉庫を構え、注文から24時間以内配送を実現。24時間以内に配送できなかった場合は、100台湾ドル(約380円)のポイントを購入者に付与しています。

もう1つの特徴は、台湾最大とも言われている150万点以上のアイテムを取り扱っていることです。

台湾Top10のBtoCサイトの商品数ランキング
台湾Top10のBtoCサイトの商品数ランキング(出典:EZprice

2:Yahoo!奇摩購物中心

「Yahoo!奇摩」 は日本のYahoo!の台湾版で、台湾ヤフーが運営するショッピングサイトです。BtoC(仕入販売/委託販売)、BtoBtoC(モール出店)、CtoCの3業態で事業を展開している点が特徴です。規模は、CtoC(月間1000 万UU)、BtoC(月間800 万UU)、BtoBtoC(月間700 万UU)。

BtoC は化粧品やファッション関係が多いため、男女比は2:8。台北市内では注文から8 時間以内に配達、その他の国内地域は24 時間以内配送を実施しています。

なお、「Yahoo!奇摩」が最もリソースを投入しているのがBtoBtoC(モール出店)型の事業。BtoBtoC は家電製品が比較的多く男女比は3:7。

Yahoo!購物中心
「Yahoo!購物中心」(Yahoo!購物中心ホームページ)

3:momo 購物網

「momo購物網」は台湾で有名な金融グループである富邦グループ(ちなみに携帯キャリアの台灣大哥大も富邦グループです、日本のNTTドコモのようなイメージです)の会社momoが運営しています。「PChome24h」と比較すると、視覚的に女性好みのデザインが特長。扱う商品も女性向けのコスメや衣料品が充実しています。2019年には、台湾国内のみならず中国への配送も可能になりました。

momo購物網ホームページ
「momo購物網」(画像元:momo購物網ホームページ)

4:博客來

1996年にオンライン書店からスタートした企業で、編集力を生かして商品のプロモーションを行っています。売上高の約9割が台湾国内からで、残り1割が台湾国外。香港などのアジア市場から利用されています。

博客來ホームページ
「博客來」(画像元:博客來ホームページ)

台湾で有名なBtoBtoC

事業者(B)がプラットフォーム(B)に出品もしくは出店して、消費者(C)へと販売を行うビジネスモデルです。BtoCがメインの「PChome」「momo」「Yahoo!」もBtoBtoCのECサイトを運営しています。

1:PChome商店街

「PChome 商店街」は2005年10月に正式スタート。12万店舗以上が出店し、4億点以上のアイテムを扱っています。出店者にはECサイトを開設するプラットフォームに加え、ロジステイクスサービスも提供しています。

2:momo摩天商城

Momoは「momo摩天商城」というECモールを運営しています。「momo購物網」がAmazon(本体)だとすると、「momo 摩天商城」はAmazon マーケットプレイスに相当する位置付け。

  • momo 購物網 → momo 本体が商品発送
  • momo 摩天商城 → モールに出店している店が商品発送

そのため、「momo 摩天商城」は、個人から商品が発送されることもあります。

3:Yahoo超級商城

「Yahoo!奇摩」には、BtoCの「Yahoo!奇摩 購物中心」と、「Yahoo!奇摩 超級商城」の2つのECサイトがあります。「Yahoo!奇摩 超級商城」はBtoBtoCサイトで、多種多様なECサイトが出店するスタイルのECグモールです。同じ商品を扱うショップが数店存在しており、価格もショップごとに異なります。

4:楽天

2008年に楽天が初めて海外でEC 展開したのが台湾です。以前は台湾大手の流通企業と提携して展開していましたが、現在は独自運営をしています。ECサイトのデザインは日本とほぼ同じです。

Rakuten楽天市場ホームページ
「台湾楽天市場」(画像元:台湾の楽天市場ホームページ)

台湾で有名なCtoC

1:蝦皮購物

「蝦皮購物」はシンガポールに本社を置くショッピー(Shopee)というECサイトで、2015年に台湾に進出。若い世代から絶大な人気を誇っております。

出店料無料・手数料無料・配送料支援などので、瞬く間にシェアを伸ばした今最も勢いのある通販サイトです。進出当初は「蝦皮拍賣」というCtoCを意味するサイト名で運営しいましたが、2017年8月に現在の「蝦皮購物」という名称に変更しました。

本社はシンガポールにありますが、この会社の母体であるSEAグループの発行株式の39%以上は中国のテンセント(騰訊)が所有しています。実態は中国資本の会社であるとされています。

蝦皮購物
「蝦皮購物」(画像元:蝦皮購物ホームページ)

2:Yahoo! 拍賣

Yahoo!台湾は、台湾国内最大のポータルサイト。前述したように、BtoC、BtoBtoC、CtoCをすべて網羅しています。

CtoCのサービスは日本のヤフオク! と似ている内容で、古き良きサービスと認知されています。

3:露天拍賣

PChome系列のオークションサイトです。圧倒的な商品点数が特長(総商品数が3億6千万点)。CtoCのため価格が安いという特徴があります。

ただオークション形式の個人売買で、正規店からの購入ではないため、保証がなくユーザーが不安に思っているという側面もあります。

露天拍賣
「露天拍賣」(画像元:露天拍賣ホームページ)
トランスコスモス台湾
トランスコスモス台湾

Amazonの2019年売上は2805億ドルで2割増――直販ECは1412億ドル、プライム会員は1.5億人を突破

5 years 11ヶ月 ago

米Amazonが1月30日に発表した2019年度(2019年1~12月)決算によると、前期比20.5%増の2805億2200万ドルだった。純利益は同15.0増の115億8800万ドル。

日本銀行が参考計数として公表している「東京外為市場における取引状況(2019年中)」の2019年平均レート「1ドル=108.99」を参考に、1ドル=109円で換算した場合、日本円ベースの売上高は30兆5768億9800万円、純利益は約1兆2630億円となる。

ネット通販に関するセグメント別売上高を見てみると、直販にあたるオンラインストア売上は1412億4700万ドルで前期比14.8%増。

大部分が買収したホールフーズ店舗が占める実店舗売上は171億9200万ドル。前期よりも0.2%減少している。

第三者販売サービス売上(マーケットプレイスを通じた第三者が販売するサービスに関する手数料売上など)は537億6200万ドルで同25.8%増。

サブスクリプションサービス売上(「Amazonプライム」の会員費など)は同35.6%増の192億1000万ドル。プライム会員は世界中で2019年末までに1億5000万人を超えたことを明らかにしている。

AWS(アマゾンウェブサービス)は350億2600万ドルで同36.5%増。その他(広告サービスやクレジットカード契約などの売上)は140億8500万ドルで同39.3%増。

瀧川 正実
瀧川 正実

通販・EC業界への転職希望者と企業のマッチングイベント「通販・EC業界転職フェア」(2/21~22開催)

5 years 11ヶ月 ago

通販検定事業を手がける一般社団法人通販エキスパート協会と広告代理業の読売ISは2月21日(金)~22日(土)、通販・EC業界への転職を希望する人と人材を求める企業とのマッチングなどの場を提供するイベント「通販・EC業界転職フェア」を開催する。

通販・EC業界への転職を希望する人と企業のマッチングイベント「通販・EC業界転職フェア」

「通販・EC業界転職フェア」は、通販・EC事業者の企業説明ブース60小間、通販・EC支援関連事業者のPRボードスペース20小間、企業説明会用の特設会場(60分交代制)を用意。加えて、両日で通販・ECの人材などに関するセミナーを提供する。

転職希望者と企業のマッチングの場

「通販・EC業界転職フェア」へは、アマゾンジャパン、ジャパネットホールディングス、えがお、テレビ東京ダイレクト、QVCジャパンなどが参加する。

通販・ECの人材などに関するセミナー

  • 変化に対応できる事業と強い人材の関係(2/21 14:30~15:30)
    (株式会社アイスタイル Senior Vice President 濱田 健作氏)
  • 輝くビジネスパーソンのための自分キャリアの創り方(2/21 19:00~20:00)
    (株式会社morich 代表取締役 森本 千賀子氏)
  • EC・通販業界で一流プレイヤーになるための条件(2/22 11:30~12:30)
    (株式会社ダイレクトマーケティング ゼロ 代表取締役社長 田村 雅樹氏)
  • 通販を超えたリアル+ECの大きな潮流(2/22 14:30~15:30)
    (オムニチャネルコンサルタント 逸見 光次郎氏)

開催概要

  • 日時:2月21日(金)14~21時、2月22日(土)11~18時
  • 場所:東京国際フォーラム ガラス棟B2 E-2(東京都千代田区丸の内3-5-1)
  • 主催:通販・EC業界転職フェア実行委員会
  • 想定来場数:3000人(2日間合計予測)
  • 申し込みと詳細https://t-tenshoku.com/
瀧川 正実
瀧川 正実

大丸松坂屋がECサイトでInstagramを使ったビジュアルマーティング、「visumo」導入で実現

5 years 11ヶ月 ago

visumo(ビジュモ)は1月30日、Instagram(インスタグラム)の写真や動画をECサイトで活用し商品訴求力を高めるビジュアルマーケティングツール「visumo social curator(ビジュモソーシャルキュレーター)」を、大丸松坂屋百貨店が運営するギフト商材を中心としたECサイト「大丸松坂屋オンラインショッピング」に導入したと発表した。

「大丸松坂屋オンラインショッピング」の取扱商品は、ギフト好適品が中心。中元や歳暮の商品を日常のちょっとしたぜいたくや誕生日、自宅でのパーティーなどにも活用したいとの声が寄せられていた。

こうした顧客ニーズに対応するため、大丸松坂屋オンラインショッピングの公式インスタグラム「大丸松坂屋でおうちごはん」は、〈日常生活で召し上がるシーン〉をイメージした画像を〈自宅で味わうギフト〉として紹介している。このインスタグラムで訴求している写真を公式ECサイトのコンテンツとしても活用できるのではないかと判断、「visumo social curator」の導入を決めた。

visumo(ビジュモ)は1月30日、Instagram(インスタグラム)の写真や動画をECサイトで活用し商品訴求力を高めるビジュアルマーケティングツール「visumo social curator(ビジュモソーシャルキュレーター)」を、大丸松坂屋百貨店が運営するギフト商材を中心としたECサイト「大丸松坂屋オンラインショッピング」に導入
「visumo social curator」を導入したECサイト

「visumo social curator」は、インスタグラムの写真や動画をECサイトのコンテンツに活用できる「social curator」と、ECサイトに活用して動画制作が行える「video maker」の2つのラインアップで構成している。

ecbeingは2017年、Instagramユーザーが投稿した写真素材をECサイトやオウンドメディアで活用し、商品購入率の向上を支援する「visumo(ビジュモ)」の提供を開始。2019年5月には、デジタル施策におけるビジュアル活用支援に特化した子会社、visumoを設立した。「social curator」は2017年のサービス開始以来、契約サイト数は国内で150サイトを超えている。 

「social curator」はインスタグラム上の写真検索や投稿者への利用許諾、直感的なCMS機能、クリエーティブを分析する機能などを備え、次世代のクラウド型ビジュアルマーケティングツールとして機能拡張を進めている。

瀧川 正実
瀧川 正実

楽天市場、3月18日から送料無料ライン統一へ/BEAMSとfifthのECサイト運営【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

5 years 11ヶ月 ago
  1. 「楽天市場」の送料無料ライン全店舗統一3/18スタート、三木谷社長「なにがなんでも成功させたい」

    オープニング講演に登壇した三木谷浩史会長兼社長は、購入者の送料負担を0円とするラインを3980円以上に設定する施策(3月18日から開始予定)に関し、参加者の出店者に対して「(この施策を)やらなければこれ以上の成長は難しい。前向きに捉えていただき一緒に成長していきたい。なにがなんでも成功させたい」と説明

    2020/1/29
  2. BEAMSとfifthの事例に学ぶ売上&ファンを増やし続けるECサイト運営 ~スタッフ主導のコンテンツ作りにおける動画・画像の活用法を徹底解説 ~

    人気ファッションECサイトを運営するBEAMSとfifthが取り組んでいるのが、アパレル業界で浸透しつつあるスタッフによるコーディネート情報発信。動画と写真をフル活用して売り上げを伸ばす両社の取り組み例を紹介する

    2020/1/27
  3. 楽天の売上公式基準が変わった?! 専門家が語る「店舗への影響と対策、集客について」

    「楽天市場の売上公式が訪問者(UU)基準からセッション数基準に変更になった」という話を受けて、元楽天店長の私(藤田)がECコンサルティングを手がける二天紀の山本頼和氏に話を伺いました。

    2020/1/28
  4. 「au Wowma!」が「au PAY マーケット」に名称変更

    「au WALLET アプリ」を「au PAY アプリ」へと名称変更。「au PAY アプリ」は、1つのアプリで家計や日常生活に関わるすべての入り口となる「スーパーアプリ」をめざすとしている

    2020/1/28
  5. 【楽天SOY2019】総合グランプリはMOAの「A-PRICE」、2位は「くらしのeショップ」、3位は「アルペン楽天市場店」

    「楽天市場」に出店する約5万店舗(2020年1月時点で4万9533店)のなかから、購入者からの投票や売り上げなどが優れたショップを選出して表彰する「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2019」(楽天SOY2019)を開き、家電やデジタル製品、日用品などを扱う「A-PRICE楽天市場店」(運営はMOA)が総合グランプリを初受賞した

    2020/1/28
  6. スマホでのECサイト利用、「応答速度が遅くて離脱」が約6割

    スマートフォンからECを利用する人のうち、購入意向があったにもかかわらず、ECサイトまたはECアプリの応答速度が遅く、タップしても反応しない、ページが遷移しないといった理由から離脱したことが「頻繁にある」人は13.4%、「ときどきある」人は44.1%で、合わせて57.5%にのぼった

    2020/1/24
  7. 【楽天SOY2019受賞店舗まとめ】総合賞、ジャンル賞を受賞した店舗を全掲載

    総合賞10店舗、ジャンル賞125店舗(42ジャンル)、サービス賞26店舗、特別賞12店舗の計173店舗(同一店舗による複数賞受賞含む)が表彰された

    2020/1/29
  8. Amazonが「置き配」の標準配送めざし都内3区や大阪府3区、名古屋市などで実証実験

    実証実験の対象地域では「置き配」を標準とし、顧客が在宅か不在かに関わらず玄関などの指定場所に商品を届ける。

    2020/1/24
  9. 楽天の「Rakuten EXPRESS」配送地域が34都道府県に拡大、国内人口カバー率は約61%に

    「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアは合計34都道府県となり、国内人口におけるカバー率は約61%となった

    2020/1/29
  10. 楽天の国内EC流通総額が4兆円突破へ、三木谷社長が新春カンファレンスで公表

    楽天が1月29日に開いた「楽天新春カンファレンス2020」で、オープニング講演に登壇した三木谷浩史会長兼社長が明らかにした

    2020/1/30

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    800超のブランドがECと実店舗の連動をめざして利用する「STAFF START」の年間流通総額が400億円を突破

    5 years 11ヶ月 ago

    バニッシュ・スタンダードは1月24日、実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の2019年1~12月における年間流通額が、前年比約311%の412億円だったと発表した。

    導入ブランド数は811ブランド、1投稿あたりの最高売上高は619万円だったという。

    バニッシュ・スタンダードは、実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の2019年1~12月における年間流通額が、前年比約311%の412億円だった
    「STAFF START」流通総額の推移

    「STAFF START」はコーディネート画像に商品情報をひも付け、画像からECサイトの商品ページへユーザーを誘導できるシステム。コーディネート画像を経由して商品が売れた場合、販売実績が投稿者ごとに集計される。

    バイヤーやマーチャンダイザーなどが販売を検討しているサンプル品の情報を販売スタッフに共有し、現場の販売スタッフが「売れそう」か「売れなそう」かを評価できる「バイヤー機能」なども備えている。

    「STAFF START」はこれまでアパレル業界で導入が進んできた。バニッシュ・スタンダードによると、2020年以降は化粧品や家電、食品といった業界への導入を進めるという。また、サービス業において店舗スタッフの投稿経由で予約が入った場合に、そのスタッフを評価できるようにするなど、活用の幅を広げるとしている。

    渡部 和章
    渡部 和章

    楽天の国内EC流通総額が4兆円突破へ、三木谷社長が新春カンファレンスで公表 | 大手ECモールの業績&取り組み&戦略まとめ

    5 years 11ヶ月 ago

    楽天の2019年度(2019年1~12月期)国内EC流通総額が4兆円を超えたようだ。前期の流通総額は3兆4310億円だったため、前期比16.5%以上の伸び率となる。

    楽天が1月29日に開いた「楽天新春カンファレンス2020」で、オープニング講演に登壇した三木谷浩史会長兼社長が明らかにした。

    「楽天新春カンファレンス2020」で公表された資料

    国内EC流通総額は「楽天市場」の流通総額に加え、トラベル(宿泊流通)、ブックス、ゴルフ、チケット、ブランドアベニュー、楽天ダイレクト、楽天西友ネットスーパーなどの流通額を合算した数値。

    2019年度は年間3200億を超える楽天スーパーポイントを発行。ポイントを軸にした販促でヘビーユーザーやライトユーザーの購買が伸びたという。

    アフィリエイト料率変更によるアフィリエイト経由の流入増、商品画像の「テキスト要素20%以内」「枠線なし」といった取り組みなども寄与したとしている。

    なお、2018年度(2018年1~12月期)国内EC流通総額は前期比11.2%増の3兆4310億円だった。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    ワークマンがEC専業に対抗を宣言、「店頭在庫+店舗受取」型Click&Collectの新ECサイトとは

    5 years 11ヶ月 ago

    作業服・作業用品とアウトドアウェアのフランチャイズ小売店を全国に857店展開するワークマンは3月16日、「店舗在庫」による「店舗受け取り」を軸にした次世代Click&Collect型(オムニチャネル)の新ECサイトをオープンする。

    ネット通販専業に対抗するための体制を築くという。新ECサイトの立ち上げに合わせて、2月末で「楽天市場」から退店する。

    ワークマンが店舗受け取り通販を本格化する理由は、全売上高の5割を占めるPB製品ラインを強化するため。アウトドアウェアや作業服とともに、ネット大手に「定価」で負けないPBをそろえる。

    作業服PBには10年間の供給保証を付けており、参入障壁を高める。EC最大の規模の経済による宅配コストの優位性には、宅配コストのかからない「店舗在庫の店舗受け取り」で対抗。受け取り拠点強化のため、都心や唯一の空白県である宮崎県にも出店する。

    ワークマンは3月16日、「店舗在庫」による「店舗受け取り」を軸にした次世代Click&Collect型(オムニチャネル)の新サイトをオープンする
    次世代Click&Collect型ECの仕組み

    多額な投資を行って開発したネット通販の新システムの狙いと特徴は以下の通り。

    • 店舗受け取りで来店した顧客は高い確率で固定客化する
      店舗受け取り以外で、自発的に来店したプロ客の9割が月1回、一般客の7割が年2~4回購入する固定客になっている
    • ネット販売の注文の約7割は店舗に在庫がある
    • 店舗に在庫がある場合は最短3時間で店舗受け取りが可能
    • 店舗在庫がない製品は、本部から店舗へ毎日行くチャーター便に乗せる(追加コストなし)
    • 受け取り店舗のない地域へは直送するが、最短では「当日配送」が可能になる
    • 受け取り店舗で試着とサイズ変更が可能になる
    • 人気製品は新サイトで先行予約が可能になる
    • 店舗在庫を顧客に公開するため、お急ぎの場合は直接店舗に行って購入が可能
      加盟店への人気製品在庫の電話問い合わせが減少し、加盟店の負担を軽減できる

    Click&Collectの受け取り拠点としては全国での店舗数がまだ不足している。今後は以下の措置を実施する。

    • 都心ターミナル駅周辺の商業施設への出店を検討
    • 空白県(宮崎県)と出店密度の低い県(鹿児島県・大分県、長崎県)の早期解消
    • 最近の年間新規出店は25店前後だったが、来期からは出店目標を年40店に引き上げる

    2月末でネット通販の2割を占めてきた「楽天市場」経由での販売を停止する。「楽天市場」ではユーザーへの直送だけだったが、今後はClick&Collectにシフトするため「楽天市場」からの撤退を決めた。

    ただ、「楽天市場」経由の販売の9割以上が自社PB製品だったため、大半の顧客は新たなネット販売サイトに移行すると見ている。

    ワークマンは2月末でネット通販の2割を占めてきた「楽天市場」経由での販売を停止する
    ワークマン楽天市場店のお知らせ(編集部が楽天店の画像をキャプチャ)

    Click&Collect新サイトでの初年度売上目標は30億円。このうち、8割以上が店舗受け取りとなり、フランチャイズ加盟店の売り上げとなる。ネット販売は従来通りのペースで今後も毎年売上高を倍増していく予定。

    石居 岳
    石居 岳

    リピーターを生む「返品対応」とは? EC事業者のピンチをビジネスチャンスに変える5つのヒント | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    5 years 11ヶ月 ago

    商戦期が終わると、小売事業者は新たな課題に直面します。そう、返品ラッシュです。賑やかな音楽や装飾が消えると、慎重に購入した後の美しく包装されたギフトの多くが企業に返品されます。消費者は、疲れ、イライラし、苦情を言う気満々の状態です。

    全米小売業界は、購入品の30%が返品されると予想

    2020年はオンラインショッピングの増加に伴い、返品件数は膨大になることが予想されています。全米小売業協会は、購入品の30%が返品されると見積りました

    2019年のホリデーシーズンの売り上げは、2018年比で3.8~4.2%増加と予想(全米小売業協会「NRF forecasts holiday sales will grow between 3.8 and 4.2 percent」より編集部が作成)

    返品率が高いと、小売事業者の利益が損なわれる可能性があり、返品プロセスでトラブルが生じることもあります。返品の際、つまり顧客が期待していない時に、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供するにはどうすればよいでしょうか。返品を待つ長蛇の列に並んだ消費者、領収書がないために現金ではなくお店のポイントで返金された消費者が否定的なレビューを書いた場合、大惨事を避けるにはどのように対応するのが良いのでしょうか?

    購入品が気に入らなかった場合でも、簡単に返品できるとわかれば、消費者は競合店ではなくあなたのお店で買い物する可能性が高くなります。

    今回は、否定的なレビューを避けるだけではなく、消費者に肯定的なレビューを書くように促し、有料顧客にさらにブランドのファンになってもらうための5つのポイントを紹介します。

    返品対応で評判を上げるための5つの心得

    1. 返品プロセスをスムーズにする

    スムーズで簡単なチェックアウトプロセスが好印象につながるのと同様、スムーズで簡単な返品プロセスによって、消費者への感謝の気持ちと、「これからも宜しくお願いします」というメッセージを伝えることができます

    満足していない消費者を相手にしているとしても、返品は彼らと積極的に関わることができる重要な機会なのです。実際、スムーズな返品は、消費者にコアなファンになってもらうためには非常に重要です。なぜなら、あなたの店での買い物はリスクが低いというメッセージを送ることができるからです。

    購入品が気に入らなかった場合でも、簡単に返品できるとわかれば、消費者は競合店ではなくあなたのお店で買い物する可能性が高くなります

    一例ですが、Amazonは2018年に記録的な売り上げを作り、12月1~19日には大手競合を押しのけ、インターネット上の売り上げの81%を占めました。Amazonに何か返品したことがある方はおわかりになると思いますが、返品コードが送られてきて、送料も支払われるなど、Amazonの返品プロセスはシームレスです。消費者が荷物をUPSに預けると、Amazonはすぐに返金します。これほど簡単に返品ができると、続けて利用したくなります。Amazonの利益が前年比で上昇し続けるのも不思議ではありません。

    2. 収益ではなく、長期的な関係を築くことを考える

    Zendeskの調査によると、消費者の82%がカスタマーサービスの悪さを理由にECサイトの利用をやめるそうです。一方、消費者の89.7%は苦情が適切に処理され、満足できれば、企業にもう一度チャンスを与えると言います。スムーズに返品を受け入れ、プロセスをシームレスにすることで信頼を築き、お店を好きになってもらうのです。

    消費者は友人やソーシャルメディアに、あなたの店で返品するのがどんなに大変かと文句を言う代わりに、いかに返品が簡単だったかを明らかにし、感謝の気持ちを示すことでしょう。このような好意的な感情は、消費者との長期的な関係を構築し、リピーターを獲得するために大いに役立つはずです。

    実際、調査会社の米Edelmanが2019年に実施した「Trust Barometer(信頼バロメーター)」調査によると、信頼感は、消費者がどの小売事業者を選ぶかを決める上で最も重要な要素の1つであり消費者の81%が購入決定に影響を与えると答えています。

    顧客の購入の意思決定に関わるポイント(「Edelman「EDELMAN TRUST BAROMETER SPECIAL REPORT」より編集部が作成)

    3. レビューの依頼

    店頭カウンターでスムーズな返品プロセスを提供したら、ぜひレビューを依頼してください。調査によると、ほとんどのレビューは好意的で、多くのレビューが、Googleなど主要検索エンジンで評価とランキングを上げる要因になっていることが証明されています。

    レビューを依頼されれば、人は書くものです。消費者の80%はレビューを書くことに抵抗がありません。レビューが増えるほど、あなたが提供する素晴らしいカスタマーエクスペリエンスが正確に評価されることにつながるのです。

    レビューを生み出す方法はたくさんあります。販売者は、「(消費者が店を出る前に)店内で書いてください」とお願いしたり、紙の領収書やオンラインでレビューの依頼をしたりすることも可能です。店内のサイネージにQRコードを表示し、スキャンすればGoogle Reviews(Googleマイビジネスへのレビューなど)のページに直接アクセスできるようにするのも良いでしょう。

    お店の営業スタッフが消費者にレビューサイトへのリンクをテキストで送れるような、新しい携帯用アプリもあります。どのような方法であれ、すべての消費者にレビューを依頼することが、各店舗での優先事項であることを理解してください。

    4. 否定的な評価を受けても、慌てない

    きちんと対応しましょう。「2019 Retail Reputation Report」によると、ほとんどの小売事業者はネガティブなレビューに対応していません。米国の小売事業者トップ100を分析したところ、オンラインレビューに対応するのはわずか2%にすぎないことが明らかになりました。これは問題です。

    消費者からの苦情を無視することは、消費者がブランドを通じて経験したネガティブな感情に頓着しないというメッセージを発信することになります。それだけではなく、消費者との関わりや肯定的な感情を生み出す機会も逸していることになります。

    消費者の苦情を認識することで、悪い経験は静まり、ブランドのコミットメントは問題の解決中心になります。時々、ネガティブなレビューが書かれた時、それに対処する最善の方法は、ポジティブな新しいレビューをたくさん生み出すことです。

    5. フィードバックを分析し、行動を起こす

    ネガティブなレビューは贈り物だと思いましょう。消費者の期待や、改善が必要な店舗の情報を提供してくれます。小売事業者は、レビュー、ソーシャルメディア、各種調査で消費者の傾向を明らかにし、カスタマーエクスペリエンスを向上させるために業務を改善することができます。

    驚くことではありませんが、カスタマーエクスペリエンスを積極的に向上している小売事業者は、最大3倍の売上成長を達成できているのです。チャンスをつかむ小売事業者にとって、カスタマーエクスペリエンスと評判を管理することは常に重要ですが、返品シーズンは特に実力を発揮できる時期です。この機会を無駄にしないでください。

    ◇◇◇

    返品を悪と考えるのではなく、それぞれの返品がもたらす消費者とのエンゲージメントの機会を想像し、それを最大限に活用してください

    Internet RETAILER
    Internet RETAILER

    「楽天市場」の送料無料ライン全店舗統一3/18スタート、三木谷社長「なにがなんでも成功させたい」

    5 years 11ヶ月 ago

    楽天が1月29日に開いた「楽天新春カンファレンス2020」で、オープニング講演に登壇した三木谷浩史会長兼社長は、購入者の送料負担を0円とするラインを3980円以上に設定する施策(3月18日から開始予定)に関し、参加者の出店者に対して「(この施策を)やらなければこれ以上の成長は難しい。前向きに捉えていただき一緒に成長していきたい。なにがなんでも成功させたい」と説明した。

    この施策は、楽天ユーザーからあがっている「送料がわかりにくい」といった課題を解決するのが目的。全店舗共通で購入者の送料負担を0円とする無料ラインを3980円以上に設定するもの。

    • 酒類
    • 大型宅配便やクール便、国際配送
    • 沖縄や離島など宛ての配送は9800円
    • 沖縄や離島などが出荷地の店舗

    などは、3月18日の施策スタート段階では対象外。

    三木谷社長は講演のなかで、7割近くの消費者が送料が原因で購入をあきらめた経験があるとするデータを披露。それを踏まえ、「(顧客ロイヤルティを測る指標である)NPSがAmazonに肉薄してきた。負けている理由は送料。送料であきらめてしまうユーザーが7割近くにのぼる。「楽天市場」に送料無料ラインが統一していれば購入をあきらめるユーザーが減る。日本の店舗だったら応援してくれる」と説明した。

    楽天の送料に関する調査
    送料に関する楽天独自の調査結果

    そして、送料無料ラインの全店舗統一施策を3月18日にスタートする方針を訴えた三木谷社長は、次のように語った。

    5万店舗が多様性をキープし、安心・安全を維持しながら、買いやすいサイトを作る。そうしなければ「楽天市場」の持続的な成長はできない。送料無料ラインの変更は大変だということは理解している。

    楽天が考える、送料無料ライン全店舗統一施策を行うことで期待する効果
    送料無料ライン全店舗統一施策を行うことで期待する効果

     

    「公取委と対峙しても遂行」した従量課金制度への変更

    今回の施策に関して、一部出店者などが参加する楽天ユニオンが、楽天が始める送料無料施策は独占禁止法で禁じている「優越的地位の乱用」にあたるとして、公正取引委員会に調査を求める陳情書を提出。陳情書には、楽天に出店する約5万店舗のうち約4000署名している(他の施策への陳情を含む総数)。

    「優越的地位の乱用」に関して2005年、楽天が実施した出店料の固定制度から従量課金制度への変更などが、取引上の優越的地位の乱用を禁じた独占禁止法に違反するとして、一部の出店者が公正取引委員会に申告した事案がある。

    翌年、公取委は楽天、ヤフー、ディー・エヌ・エー(DeNA)の3社に対し、出店者に対する優越的地位の乱用などで、独占禁止法違反につながる恐れがある取引関係が存在すると指摘する調査報告書を発表。その後、2005年に申告した出店者に対して、公取委は実質的な“シロ”判定の決断を下している。

    その当時のことを踏まえて、三木谷社長は次のように述べた。

    (従量課金制度への変更がなければ)サーバも耐えられなかった。当時、(出店している)70%以上の店舗がやめるんじゃないかと考えたが、私たちはそれが店舗の成長につながると思った。公取委と対峙しても遂行していく――心の底から皆さんのためになると思ったから行った。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    カミソリのサブスクリプションサービス「SMARTSHAVE(スマートシェーブ)」をシック・ジャパンが本格展開

    5 years 11ヶ月 ago

    ウェットシェービング国内トップシェアを誇るシック・ジャパンは1月23日から、ECのオリジナルカミソリブランド「SMARTSHAVE(スマートシェーブ)」のサブスクリプションサービスを開始した。

    「SMARTSHAVE」はEC発のオリジナルブランドとして2019年1月23日から「楽天市場」で販売を開始。1周年を迎え、シック・ジャパンのブランドとして定期購入サービスをリニューアルし、サービスの強化をめざす。

    「Less is more をシェービングにも。」 をテーマに掲げ、1人ひとりのニーズに応える製品やサービスを提供する。

    シック・ジャパン スマートシェーブ SMARTSHAVE サブスクリプション カミソリ サブスク
    サービスの価格や商品内容、送料について

    「SMARTSHAVE」は、保管方法によって本来の剃り味が長持ちしにくくなること、使い続けるうちに本体が汚れてしまうといったカミソリの課題を解決するのが特長。初回購入時に本体を保管する専用スタンドを同梱するなど、「快適に使い続けられること」をめざした定期購入サービスを提供する。サービスの特徴は以下の通り。

    1. いつでも送料無料
    2. ポストインで受け取り不要
    3. 最長90日まで希望の間隔でお届け
    4. スキップ・解約はいつでも簡単に可能
    5. 初回お届け時には専用のスタンドをお届け
    6. 1サイクルごとに新しいカミソリ本体をお届け
    シック・ジャパン スマートシェーブ SMARTSHAVE サブスクリプション カミソリ サブスク
    (SMARTSHAVEのサイトより編集部がキャプチャ)
    藤田遙
    藤田遙

    楽天の「Rakuten EXPRESS」配送地域が34都道府県に拡大、国内人口カバー率は約61%に

    5 years 11ヶ月 ago

    楽天は1月28日、配送サービス「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアを、秋田県、岩手県、山梨県、静岡県、岐阜県、三重県、滋賀県、愛媛県、山口県、佐賀県および長崎県に拡大したと発表した。

    これにより、「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアは合計34都道府県となり、国内人口におけるカバー率は約61%となった。

    楽天は1月28日、配送サービス「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリアを、秋田県、岩手県、山梨県、静岡県、岐阜県、三重県、滋賀県、愛媛県、山口県、佐賀県および長崎県に拡大したと発表
    「Rakuten EXPRESS」の配送対象エリア

    「Rakuten EXPRESS」では、楽天グループで生活用品や日用品を取り扱う「Rakuten24」などの直販店舗、「楽天ブックス」、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」、家電ECサイト「楽天ビック」の商品と、「楽天市場」出店店舗を対象とする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託する一部の荷物を自社配送している。

    再配達においては、24時までの時間指定に対応するほか、不在再配達を減らす取り組みとして、住宅敷地内への置き場所指定配達「置き配」にも対応している。

    楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の「Rakuten EXPRESS」の配送エリア拡大もその一環。

    1月28日時点での配送対象エリアは、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、宮城県、福岡県、北海道、熊本県、岡山県、栃木県、群馬県、奈良県、広島県、福島県、石川県、富山県、徳島県、新潟県と、今回対象となった秋田県、岩手県、山梨県、静岡県、岐阜県、三重県、滋賀県、愛媛県、山口県、佐賀県および長崎県の一部地域。

    楽天は「Rakuten EXPRESS」の配送対象地域を順次拡大する予定。

    石居 岳
    石居 岳

    熱烈ファンが集まるスノーピークに学ぶ、EC売上拡大の秘訣とUGC活用法

    5 years 11ヶ月 ago

    「人生に、野遊びを。」をコーポレートメッセージとする、アウトドア用品分野のリーディングカンパニー「スノーピーク」の本社は、新潟県三条市のキャンプ場の中にあり、キャンパーの間では「聖地」と呼ばれている。社員とユーザーが一緒になって行うキャンプイベントの歴史、EC の売上拡大に向けた取り組みをスノーピークの早瀬佳奈氏(営業本部EC推進課)が語る。

    全社員が心に留める「The Snow Peak Way」

    2018年に創業60周年を迎えたスノーピークは、自然指向のライフスタイルを顧客に提案するアウトドア用品分野のリーディングカンパニー。会社のミッションステイトメント「The Snow Peak Way」は全社員が心に留め、サービスにも生かされている。

    スノーピークの強みは2つある。「つくる」強みと、「つながる」強みだ。

    「つくる」強み=市場創造

    企画開発力の高さで知られるスノーピーク商品は、多数の受賞歴を持つ

    「つくる」とは、まさに市場創造のこと。他社が真似できない企画開発力から生まれるオリジナル商品は、アイテム同士がスムーズにドッキングしたりスタッキングできたりするなど、見た目と機能性を併せ持ったデザイン力で世界的に支持を集める。

    また、仮説と検証を繰り返す商品開発の結果、20年以上販売を続けるロングセラー商品もある。「良いものは使えば使うほど数えきれない思い出が宿り、かけがえのない存在になる」という考えから、傷つけることを恐れずにどんどん使ってもらえるよう、全ての商品は「永久保証」とし、アフターサービスを充実させている。

    「つながる」強み=ユーザーと地域に密着

    1998年から開催しているキャンプイベントには、累計12万人が参加

    2つ目の「つながる」とは、ユーザーと地域に密着すること。スノーピークでは1998年から、ユーザーと社員が共に参加するキャンプイベント「Snow Peak Way」を全国各地で開催している。同イベントは、キャンプブームの終焉により6期連続で売り上げが落ち込んでいた頃、「お客様の声を聞こう、一緒にキャンプしよう」と社員が声を上げて始まったものだ。累計参加者数は計12万人にのぼり、キャンプに参加したユーザーの声を元に開発された商品もある。

    スノーピークからは役職関係なくあらゆる社員が参加。ユーザー側はベテランキャンパーの参加も多く、スノーピークの新入社員にキャンプの手ほどきをしてくれるのだという。

    Snow Peak Wayのようす。焚き火を囲み、社員とユーザーが夜通し語り合うことも

    この一大イベントでは、ユーザーからスノーピーク商品に対して厳しい意見が上がることもあれば、プライベートな話で盛り上がることもあり、ユーザーと一企業以上の強いつながりが生まれている。

    UGCを活用し、世界観を作る​

    リアルなコミュニティをオンラインでも

    スノーピークの実店舗は全国に約90店舗ある

    ユーザーとのリアルな体験を重視するスノーピークだが、なぜECを立ち上げたのか。それは「買いたくても買えない。全商品を見られない」という声があったからだ。

    今でこそ、全国90店舗近くある実店舗でスノーピークの製品を手に取ることが可能になったが、以前は「買いたくても買えない」という遠方ユーザーの声も多かった。そこで、自社ECサイトやモール出店を含めたオンラインチャネルを拡充した。

    現在、スノーピークのECは日本だけでなく、米国、韓国、台湾でも展開している。2019年10月に立ち上げたスノーピークUKでは、実店舗のオープンよりも先にECを立ち上げた。

    元から存在するコミュニティを最大限生かす​

     

    何年もかけてリアルの場で築き上げた強力なコミュニティは、オンラインにも反映されている。2000年代にスタートし約10年間運用したインターネット掲示板には、商品の使い方や商品のエピソードが1万件以上書き込まれるなど、熱心なファンがオンラインでもその力を発揮した。

    スノーピークのFacebookグループ。ユーザー同士の交流が積極的に行われている

    2015年に交流の場をFacebookグループに移すと、参加者数12万人を超える巨大コミュニティに成長。グループには世界中のキャンパーから投稿が寄せられ、ユーザー間で専門的な質問や相談がやり取りされるなど、顧客主導の積極的な情報交換が行われている。

    リアルと同様に顧客とつながるために

     

    しかしFacebookグループはあくまでも囲われた空間。そのコミュニティを知らないユーザーにも購入前に商品をリサーチできる場を提供するため、スノーピークはECの必要性や可能性を再定義した。

    そして2018年、グローバルで20万サイトが利用するUGC(User Generated Content:ユーザーが生成、制作したコンテンツ)マーケティングツール「YOTPO」(提供はギャプライズ)を導入。導入にあたり、オンラインでもリアルと同じようにユーザーとの繋がりを作るため、以下4点の実現を目指した。

    1. ユーザーの声が聞ける(レビュー収集)
    2. ユーザーと会話ができる(レビューへの返信が可能)
    3. ユーザーが気軽に自由に質問できる(Yahoo! 知恵袋のようなQ&A機能)
    4. ユーザーが自身のキャンプスタイルを投稿できる(Instagramにユーザーが投稿した写真をECに盛り込みコンテンツ化)
    商品購入者にレビュー依頼メールを送付。回答率は3.3%と高水準

    まずレビューを収集するため、オンラインストアで購入したユーザーに対し購入から10時間後に、商品レビューの依頼メールを自動送信するよう設計。購入時の熱量が損なわれないよう、メール本文のデザインもブランドの世界観を徹底的に意識している。その結果、メール経由で書かれるレビューは3%強と高い反応率を誇っている。

    レビューを通して、定番アイテムのテントや焚火台だけでなくニッチな商品にもあらゆる情報が付加されるため、SEOにも期待が持てるという。

    また任意回答ではあるが、レビュー投稿者に、キャンプ歴、年間キャンプ数、利用人数、利用シーンなど、自身のキャンプスタイルも投稿してもらっている。商品購入を検討しているユーザーが、自分のキャンプスタイルに近いユーザーのレビューを読めるようにするためだ。

    スノーピークの世界観を体現するInstagram投稿はECを作る上で貴重な情報源となっている

    世界中のユーザーがInstagramに投稿する写真もYOTPOが取集し、ECで活用。「スノーピークらしさ」という世界観作りに役立てている。早瀬氏はUGCの活用メリットを以下のように説明する。

    一方的な販促施策とは違い、当社の商品を使うことでどのような体験ができて、生活がどのように変わるのかを自然にユーザーに伝えられるのがUGCの良いところ(早瀬氏)。

    スノーピークの早瀬佳奈氏(営業本部EC推進課)

    UGC接触ユーザーは非接触ユーザーに比べCVRが高い

    UGC収集・活用に対して効果検証を行った結果、導入から約1年で、EC売上全体の19パーセントがUGC経由であることが分かった。UGCに接触したユーザーは非接触のユーザーよりもCVRが圧倒的に高いため、まだレビューが不十分なアイテムについても今後は情報を集めていく予定だ。

    またスノーピークのECサイトの特徴として、レビュー投稿数が、「競合他社に比べて約10倍」(早瀬氏)という点がある。

    これらのレビューに対し、EC担当スタッフが個別に返信するなど、新たな取り組みも始めている。担当スタッフも一人のキャンパーとしてユーザーと繋がり、コミュニケーションを取りたいという思いからだ。

    大きく伸長したEC売上

    ロイヤルユーザー育成に向けた限定イベント構想も

    2019年度第2四半期のEC売上は、スノーピークの直営店や卸チャネルよりも大きく伸長した。

    EC担当者の使命は、トップラインを伸ばすことだけではなく、お客様にリピーターになっていただくこと(早瀬氏)。

    その思いから、今後はECサイトで頻繁に購入履歴のあるユーザーを対象に、招待制キャンプイベントの開催を検討するという。

     

    株式会社クマベイス
    株式会社クマベイス

    【楽天SOY2019受賞店舗まとめ】総合賞、ジャンル賞を受賞した店舗を全掲載

    5 years 11ヶ月 ago

    「楽天市場」に出店する約5万店舗(2020年1月時点で4万9533店)のなかから、購入者からの投票や売り上げなどが優れたショップを選出して表彰する「楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2019」(楽天SOY2019)。

    総合賞10店舗、ジャンル賞125店舗(42ジャンル)、サービス賞26店舗、特別賞12店舗の計173店舗(同一店舗による複数賞受賞含む)が表彰された。

    「楽天SOY」を受賞した店舗はどこなのか? 以下に受賞した全店舗を掲載した。

    総合賞

    賞名店舗名企業名
    総合グランプリA-PRICE株式会社MOA
    総合2位くらしのeショップ株式会社山善
    総合3位アルペン楽天市場店株式会社アルペン
    総合4位サプリ専門SHOP シードコムス株式会社エフ琉球
    総合5位アースコンタクト株式会社ブラスト
    総合6位& Habit株式会社I-ne
    総合7位Think Rich StoreThink Rich Store
    総合8位タオル直販店 ヒオリエ/日織恵株式会社丸中
    総合9位アットコンタクト株式会社カズマ
    総合10位サンドラッグe-shop株式会社サンドラッグ

    ファッション

    賞名店舗名
    レディースファッションジャンル大賞antiqua
    レディースファッションジャンル賞丸井(マルイ)楽天市場店
    レディースファッションジャンル賞and Me(アンドミー)
    メンズファッションジャンル大賞2nd STREET 楽天市場店
    メンズファッションジャンル賞だるま商店
    メンズファッションジャンル賞MinoriTY マイノリティ
    靴ジャンル大賞ABC-MART楽天市場店
    靴ジャンル賞LOCOMALL(ロコンド公式ストア)
    靴ジャンル賞SELECT SHOP LOWTEX
    バッグ・小物・ブランド雑貨ジャンル大賞カバンのセレクション
    バッグ・小物・ブランド雑貨ジャンル賞インポートセレクト musee
    バッグ・小物・ブランド雑貨ジャンル賞LUCIDA
    インナー・下着・ナイトウェアジャンル大賞サンテラボ
    インナー・下着・ナイトウェアジャンル賞エメフィール(aimerfeel)
    インナー・下着・ナイトウェアジャンル賞glamore(グラモア)
    ジュエリー・アクセサリージャンル大賞cream dot
    ジュエリー・アクセサリージャンル賞ボディピアス専門店 凛
    ジュエリー・アクセサリージャンル賞KOMEHYO ONLINESTORE 楽天市場店
    腕時計ジャンル大賞ジャックロード 【腕時計専門店】
    腕時計ジャンル賞朝廷屋
    腕時計ジャンル賞GINZA RASIN 楽天市場店
    キッズ・ジュニアジャンル大賞Plus Nao
    キッズ・ジュニアジャンル賞デビロック devirock
    キッズ・ジュニアジャンル賞NARUMIYA ONLINE(ナルミヤ)
    ベビー・マタニティジャンル大賞ナチュラルリビング ママ*ベビー
    ベビー・マタニティジャンル賞レックダイレクト 楽天市場店
    ベビー・マタニティジャンル賞n&o Living

    グルメ・ドリンク

    賞名店舗名
    海産物ジャンル大賞越前かに職人 甲羅組
    海産物ジャンル賞越前かに問屋「ますよね」
    海産物ジャンル賞北海道産直グルメ ぼーの
    米・雑穀ジャンル大賞こめたつ
    米・雑穀ジャンル賞九州米大将
    米・雑穀ジャンル賞ぎんしゃり屋
    肉・野菜・フルーツジャンル大賞【 くまもと風土 】
    肉・野菜・フルーツジャンル賞産直だより
    肉・野菜・フルーツジャンル賞竹城青果
    惣菜・食材ジャンル大賞板前魂 おせち
    惣菜・食材ジャンル賞松屋フーズ
    惣菜・食材ジャンル賞吉野家公式ショップ楽天市場店
    スイーツジャンル大賞おいもや
    スイーツジャンル賞横浜チョコレートのバニラビーンズ
    スイーツジャンル賞母の日お中元内祝ギフトふみこ農園
    水・ソフトドリンクジャンル大賞暮らし健康ネット館
    水・ソフトドリンクジャンル賞クリックル【水・ソフトドリンク】
    水・ソフトドリンクジャンル賞ベイシア楽天市場店
    ワインジャンル大賞ワイン&ワインセラー セラー専科
    ワインジャンル賞ワイン通販 エノテカ楽天市場店
    ワインジャンル賞MyWineCLUB(マイワインクラブ)
    ビール・洋酒ジャンル大賞リカーBOSS 楽天市場店
    ビール・洋酒ジャンル賞お酒の専門店 リカマン楽天市場店
    ビール・洋酒ジャンル賞リカオー
    日本酒・焼酎ジャンル大賞越後雪国地酒連峰(新潟店)
    日本酒・焼酎ジャンル賞世界のお酒ニューヨーク1号店
    日本酒・焼酎ジャンル賞ベルーナグルメショッピング

    住まい・暮らし

    賞名店舗名
    インテリア・寝具・収納ジャンル大賞ニトリ
    インテリア・寝具・収納ジャンル賞リビングート 楽天市場店
    インテリア・寝具・収納ジャンル賞収納・家具・寝具の収納宅配館
    日用品雑貨・手芸・旅行用品ジャンル大賞タオル直販店 ヒオリエ/日織恵
    日用品雑貨・手芸・旅行用品ジャンル賞ランドリープラス
    日用品雑貨・手芸・旅行用品ジャンル賞BOS-SHOP
    文房具ジャンル大賞ハンコヤストア
    文房具ジャンル賞印鑑はんこ製造直売店@小川祥雲堂
    文房具ジャンル賞オフィスランド
    キッチン用品・食器・調理器具ジャンル大賞scope version.R
    キッチン用品・食器・調理器具ジャンル賞キッチン・雑貨の店 ラクチーナ!
    キッチン用品・食器・調理器具ジャンル賞Z-MALL
    花ジャンル大賞花の専門店 行きつけのお花屋さん
    花ジャンル賞アールdeフルール ボン・サーンス
    花ジャンル賞LAND PLANTS 楽天市場店
    ガーデン・DIYジャンル大賞DCMオンライン
    ガーデン・DIYジャンル賞ガーデニングライフ
    ガーデン・DIYジャンル賞ホームセンターヤマキシ楽天市場店
    ペットフード・ペット用品ジャンル大賞ペットゴー 楽天市場店
    ペットフード・ペット用品ジャンル賞Pet館~ペット館~
    ペットフード・ペット用品ジャンル賞快適ペットライフ
    百貨店・総合通販・ギフトジャンル大賞くらしのeショップ
    百貨店・総合通販・ギフトジャンル賞ぱーそなるたのめーる
    百貨店・総合通販・ギフトジャンル賞ディノス楽天市場店

    美容・健康

    賞名店舗名
    ダイエット・健康ジャンル大賞サプリ専門SHOP シードコムス
    ダイエット・健康ジャンル賞歯科医院専売品のデンタルフィット
    ダイエット・健康ジャンル賞くすりのうみがめ君
    医薬品・コンタクト・介護ジャンル大賞アースコンタクト
    医薬品・コンタクト・介護ジャンル賞アットコンタクト
    医薬品・コンタクト・介護ジャンル賞サンドラッグe-shop
    美容・ヘアケア・ネイルジャンル大賞アンファーストア
    美容・ヘアケア・ネイルジャンル賞ネイルタウン/NAILTOWN
    美容・ヘアケア・ネイルジャンル賞ネイル工房
    コスメ・香水ジャンル大賞プレコハウス
    コスメ・香水ジャンル賞ルイール コン美ニエンスショップ
    コスメ・香水ジャンル賞FANCL 楽天市場店

    エンタメ・デジタル家電

    パソコン・周辺機器ジャンル大賞HP Directplus楽天市場店
    パソコン・周辺機器ジャンル賞コンプモト 楽天市場店
    パソコン・周辺機器ジャンル賞オフィス文具堂
    生活家電ジャンル大賞A-PRICE楽天市場店
    生活家電ジャンル賞アンド ハビット
    生活家電ジャンル賞THINK RICH STORE
    TV・オーディオ・カメラジャンル大賞風見鶏
    TV・オーディオ・カメラジャンル賞ディーライズ2号店
    TV・オーディオ・カメラジャンル賞ウインクデジタル 楽天市場店
    おもちゃ・ホビー・ゲームジャンル大賞ヤマダ電機 楽天市場店
    おもちゃ・ホビー・ゲームジャンル賞ハピネット・オンライン
    おもちゃ・ホビー・ゲームジャンル賞ゲオオンラインストア 楽天市場店
    おもちゃ・ホビー・ゲームジャンル賞スーパーフジの通販 FUJI netshop
    CD・DVD・本ジャンル大賞ブックオフオンライン楽天市場店
    CD・DVD・本ジャンル賞VALUE BOOKS
    CD・DVD・本ジャンル賞Joshin web CD/DVD楽天市場店
    楽器ジャンル大賞chuya-online
    楽器ジャンル賞島村楽器
    楽器ジャンル賞サクラ楽器
    スマートフォン・タブレット・周辺機器ジャンル大賞Hamee(ハミィ)
    スマートフォン・タブレット・周辺機器ジャンル賞HANARO-SHOP
    スマートフォン・タブレット・周辺機器ジャンル賞アンカー・ダイレクト楽天市場店

    車・スポーツ

    スポーツジャンル大賞アルペン楽天市場店
    スポーツジャンル賞野球用品ベースボールタウン
    スポーツジャンル賞adidas Online Shop 楽天市場店
    アウトドア・レジャージャンル大賞スポーツオーソリティ 楽天市場店
    アウトドア・レジャージャンル賞OutdoorStyle サンデーマウンテン
    アウトドア・レジャージャンル賞Victoria L-Breath楽天市場支店
    ゴルフジャンル大賞ゴルフ プレスト
    ゴルフジャンル賞ゴルフパートナー 楽天市場店
    ゴルフジャンル賞アトミックゴルフ
    車・バイクジャンル大賞オリックス自動車
    車用品・バイク用品ジャンル大賞クレールオンラインショップ
    車用品・バイク用品ジャンル賞カーポートマルゼン 楽天市場店
    車用品・バイク用品ジャンル賞シャチホコストア

    サービス賞・特別賞

    ラ・クーポン大賞サプリ専門SHOP シードコムス
    ラ・クーポン賞アンド ハビット
    ラ・クーポン賞leffe
    あす楽大賞イーベストPC・家電館
    あす楽賞サンテラボ
    あす楽賞LOCOMALL(ロコンド公式ストア)
    海外販売大賞You STYLE
    海外販売賞ゴルフパートナー 楽天市場店
    海外販売賞カメラ・レンズ・家電のDigiMart
    中古販売大賞ブックオフオンライン楽天市場店
    中古販売賞2nd STREET 楽天市場店
    中古販売賞VALUE BOOKS
    中古販売賞ブランド古着ベクトルプレミアム店
    定期購入・頒布会大賞チャップアップ 楽天市場店
    ギフト大賞おいもや
    ギフト賞越前かに問屋「ますよね」
    ギフト賞まるひろオンラインショップ
    動画大賞インテローグ
    動画賞家具インテリア DENZO
    動画賞Sunflower (サンフラワー)
    ROOM大賞家具・インテリアのベルメゾン
    ROOM賞HAPTIC(ハプティック)
    ROOM賞Z-MALL
    スーパーDEAL大賞レンズ20
    スーパーDEAL賞ブラウンビューティー公式ストア
    スーパーDEAL賞脱毛ラボ通販 イーラボ公式ストア
    NATIONS大賞tu-hacci(ツーハッチ)
    NATIONS賞野球用品ベースボールタウン
    NATIONS賞おもしろ雑貨通販エランドショップ
    ふるさと納税大賞宮崎県都城市
    ふるさと納税賞北海道白糠町
    ふるさと納税賞山形県寒河江市
    アライアンス大賞ヤマダ電機 楽天市場店
    新人賞鶴西オンラインショップ
    新人賞インテローグ
    新人賞コンタクトレンズ通販のグランプリ
    CSR賞オーガニックSHOPメイドインアース
    ベスト店長賞サプリ専門SHOP シードコムス
    瀧川 正実
    瀧川 正実

    デロンギ・ジャパンが挑む“買いやすい”“使いやすい”買い物環境作りとは――ブランド価値を引き上げるメーカー公式EC事例

    5 years 11ヶ月 ago

    欧米を中心に昨今メーカーが直接消費者とつながって商品を販売する、メーカー直販(D2C)モデルに注目が集まっている。イタリアの家電メーカーの日本法人である「De'Longhi Japan(デロンギ・ジャパン)」も、新たな顧客接点作り、製品のブランド価値向上という目的を掲げ、ECサイトを運営している。

    そこで重要視しているのは、直営店舗と同様に、ECサイトでいかに消費者をおもてなしし、ECサイトを利用するにあたっての“使いやすさ”と“買いやすさ”を追及できるかだった。デロンギ・ジャパンの取り組みについて取材した。写真:吉田浩章

    自社ECサイトは製品のブランディングが主目的

    デロンギ社はイタリアの家庭用小物家電メーカーで、北部イタリアの都市ベネチアの郊外にあるトレヴィーソという町に本社を構えている。元々製造販売していたデロンギ・ブランドの製品群に加え、現在はブラウンのハンドブレンダーを中心とした家庭用小物家電の製造・販売も手がけ、全世界33か国に商品を供給している。「日本市場はさまざまな市場の中でも最重要マーケットの1つとして位置付けられています」(井上創介 オペレーション部 デジタル推進室 シニアマネジャー)

    日本市場への参入は約40年前で、日本でのビジネスの歴史は長い。現在はヒーターや全自動コーヒーメーカー、ハンドブレンダーやケトルなどのキッチン家電など、日本の家庭に「手の届くプレミアム」商品を輸入・販売している。家電量販店や百貨店での販売の他、自社販売のチャネルとして表参道、御殿場および神戸三田のプレミアムアウトレットに出店。オンラインでは、自社ECサイト、Amazonでの販売やその他ECモールへの出店なども行っている。

    デロンギ・ジャパンの製品
    デロンギ・ジャパンが扱う製品

    自社ECサイトは5年以上前に立ち上げていたが、主な目的は消耗品の販売だった。「オンラインが重要な顧客接点となることは明白でしたので、自社ECサイトの位置付けを明確化し、最終製品の紹介やブランディングにも力を入れていこうと考えてプロジェクトチームを組成しました」(井上氏)と方針を転換したのは約1年前。トップページやカテゴリページを刷新し、消費者にメーカーとして伝えたい情報を掲載するようにした。

    スマートフォンなどを使って商品情報を簡単に検索できるようになったので、現在多くの家電メーカーは、自社チャネルにおいて商品の情報をしっかりと案内する事に力を入れていると思います。家電のような耐久消費財を購入する際、お客さまは必ず商品の情報を調べ、口コミや価格を確認されます。メーカーが公式のECサイトを展開する意味として最も大切な事は、お客さまにお届けしたい商品の特徴や使っていただく際の利点や注意点をお伝えすることが必要だと思いました

    店頭で手にとっていただいた時に、その場でご購入いただければベストですが、後で少しでも気になってメーカーサイトに訪れた時に、お客さまが気になっていた点を解消できるようにすることをチームの皆に伝えるよう心がけています。(井上氏)

    デロンギ・ジャパン 井上創介 オペレーション部 デジタル推進室 シニアマネジャー
    デロンギ・ジャパン 井上創介 オペレーション部 デジタル推進室 シニアマネジャー

    “買いにくい”“使いにくい”を改善しブランドの価値を向上

    自社ECサイトの運営をスタートしてから5年。この間にオンラインでの商品購入は当たり前のこととなり、消費者はECサイトに対し、“使いやすさ”と“買いやすさ”を求めるようになってきた。消費者にとって“買いにくい”“使いにくい”ECサイトであれば、ブランド価値の毀損(きそん)につながってしまう可能性がある。ブランディング目的で運営される自社ECサイトが消費者のニーズに応えるにはどうすべきか。

    商品購入における重要なプロセスである決済は、当初、代引き決済とクレジットカード決済のみでした。その後の世の中の変化を受けて、2019年から“使いやすさ”と“買いやすさ”を両立できるECサイトを作るためにはどうすればいいのかを、さまざまな角度から検討していました。(井上氏)。

    こうした課題に向き合う中で、改善策の机上にあがったのが、Amazonが提供するID決済サービス「Amazon Pay」だった

    デロンギ・ジャパンが導入しているECカートは、「Amazon Pay」のパートナーであるEストアーが提供する「ショップサーブ」。「ショップサーブ」では、店舗側が追加開発などを行うことなく自社ECサイトに「Amazon Pay」を導入することができる。

    「Amazon Pay」はAmazonアカウントに登録された配送先情報やクレジットカード情報を使い、Amazon以外の自社ECサイトでログインや決済ができるID決済サービス。デロンギ・ジャパンがAmazon Payを導入した背景には、購入プロセスをよりシンプルにして、顧客体験のプロセスを向上させたい、という考えがあった。井上氏はこう言う。

    デロンギ・ジャパンは40年日本でビジネスしていますが、まだまだ皆さんに認知されているブランドではありません。ECサイトにおいても、デロンギを知らないお客さまにとっては情報を登録するハードルが高く、購入の手前で止めてしまうお客さまも一定の比率でいらっしゃいました。

    「Amazon Pay」ならAmazonでの購買体験を自社ECサイトでご提供することができ、お客さまへの安心を高めることができると考えました。弊社のようにブランディングに力を入れている他の家電メーカーさまが「Amazon Pay」を導入していることも導入の後押しになりました

    「Amazon Pay」導入でカゴ落ち率が約10%改善

    「Amazon Pay」なら、初めて利用するECサイトでも、Amazonアカウントでログインすることでクレジットカード情報などを入力する必要がない。「当時はカート離脱率が少し高かったことも課題でした」と振り返る井上氏。2019年8月の「Amazon Pay」導入後、どのように変わったのか。

    導入前は代引き決済とクレジットカード決済を提供していたが、すぐに変化が現れる。「Amazon Pay」導入初日から「Amazon Pay」経由で注文が入り、「Amazon Pay」の利用率があっという間に約2割を超え、その後、3割前後にまで増えている

    ECサイトで実施している他のさまざまな施策の要因もあるものの、売上高は昨対を超え、当初の目的だったカート離脱率も10%程度改善した。

    ECシステムを提供しているEストアーから見ても、「Amazon Pay」導入による面白い効果が数字に表れているという。Eストアーの松本怜士ソリューション営業部プロモーションマネジメント ジェネラルマネージャーは次のように説明する。

    ECサイト全体の月次受注における新規顧客:リピート顧客の割合は平均で8:2なのですが、「Amazon Pay」だけで見ると9:1。新規購入者による「Amazon Pay」の利用比率が高いです。初回購入時の「入力の手間」の改善につながっているのではないかと考えられます

    Eストアー 松本怜士 ソリューション営業部 プロモーションマネジメント
    Eストアー 松本怜士 ソリューション営業部 プロモーションマネジメント ジェネラルマネージャー

    デロンギ・ジャパンによるAmazon Payの導入から約4か月後となる昨年11月に、井上氏はECサイト運営者として、顧客の購買行動の変化を感じたという。

    自社ECサイトのリピーターであるお客さまが消耗品を購入される際にも「Amazon Pay」で購入するようになってきています。数百円のものから1個十数万円のものまで、さまざまな価格帯で「Amazon Pay」が利用されるようになっていることを感じます。(井上氏)

    「Amazon Pay」で変わった「問い合わせ対応」「安心・安全の提供」

    全体の決済利用率の3割程度まで拡大した「Amazon Pay」。これまでコールセンターへ寄せられていた問い合わせの一部が、「Amazon Pay」経由のメール問い合わせに移行しているという。

    「Amazon Pay」の購入履歴には、購入したサイトの問い合わせ情報としてEメールアドレスなどが記載されているので、メール経由でお問い合わせされるお客さまが多いんです。購入履歴のフォーマットから察するに、Amazonを使っているような感覚で、問い合わせしやすい設計になっているのでしょう

    Amazonのお客さまの多くはITリテラシーが高いと考えられるので、メールで簡単に問い合わせをしたいという場合には大きなメリットになると感じています。(井上氏)

    注文履歴の確認>注文の詳細を表示→販売事業者に問い合わせ
    「Amazon Pay」にログインし注文の詳細を表示。画面右側に販売事業者への問い合わせ情報が記載されている

    また、井上氏は、「Amazon Pay」の導入によって自社ECサイトで2つの「安心・安全」を提供できるようになったと説明する。

    1つ目が「Amazonマーケットプレイス保証」(Amazonマーケットプレイスでの購入時に、販売事業者と購入者の間で万一のトラブルが発生した場合に、配送料を含めた購入総額のうち、最高30万円までをAmazonが保証する制度)の適用。「Amazon Pay」経由で商品を購入すると、サービスやデジタル商品など一定の場合を除き、顧客には「Amazonマーケットプレイス保証」が適用される。

    デロンギの製品は数万円から十数万円もする高価格帯商品が多い。初めて使うECサイトで高額商品の購入に不安を持つ人は多く、少なからず購入プロセスにおける心理的ハードルが上がる。「Amazonマーケットプレイス保証」の存在によって、不安などの払しょくにつながっていると推測できる。

    2つ目がAmazonの堅牢なセキュリティー環境だ。「Amazon Pay」では、Amazonがアカウントやカードの不正利用を24時間365日監視する世界水準の不正検知システムを採用。「Amazon Pay」は、顧客とEC事業者の双方に「安心・安全」を提供している。

    デロンギの製品

    数ある○○Payの中からAmazon Payを選んだ理由は「マーケティングに活用できるから」

    近年、ECサイトで利用できるオンライン決済が増えている。「ショップサーブ」も「Amazon Pay」のほか、各種オンライン決済サービスに対応している。そんな中、「Amazon Pay」をどのような基準で選択したのか。井上氏が振り返る。

    Amazon Pay」では、お客さまの同意が得られれば、Amazonアカウントに登録された会員情報を、EC事業者がメール配信などのマーケティングに活用できるためです。Amazonを利用されているお客さまにプッシュ型でアプローチできるようになるメリットは大きいですね。

    ただ、「カゴ落ち改善」「安心・安全」「マーケティング面での活用」といったメリットを理解しているものの、決済手数料率が決済金額の4%(デジタルコンテンツは4.5%)であることに二の足を踏む事業者は少なからず存在する。井上氏はこうした意見を一蹴するかのようにこう私見を述べる。

    (「Amazon Pay」の手数料は)お客さまへの利便性向上、信頼性の提供に加え、新規購入者の増加効果といったことを考えれば気になりません。デロンギを知っている方もそうでない方も「Amazon Pay」なら安心してご利用いただけますので、事業者としてはとてもありがたく、効果的な決済サービスだと思います。

    「Amazon Pay」を導入していることが自社ECサイトにおけるスタンダードに

    「Amazon Pay」の活用を含めてECビジネスは好調に伸びているというデロンギ・ジャパン。その背景には、Eストアーの高いサポート力があるという。

    EC業界では、Eストアーといえば「ショップサーブ」というイメージが浸透しているが、近年は売上アップなどのマーケティング支援にも非常に注力している。たとえば、「ショップサーブ」のAPIを開放し、新しい機能やサービスの開発、他のEC支援サービスとの連携強化などを進めている。

    「Amazon Pay」の導入もEストアーの担当者からの紹介でした。この営業担当の方はデロンギの“ブランド力向上”という意向を理解し、サポートしてくださっています。ヘルプデスクの対応など、事業者へのバックアップ体制が素晴らしいと思います。(井上氏)

    安心、安全、購入しやすいというECサイトの要素は、消費者にとってとても大事なことです。個人的には今のところ、「Amazon Pay」を越えるオンラインでの決済手段は他にないだろうと思っています。現在のクレジットカードのように、今後、「Amazon Pay」が決済手段に入っていないからこの自社ECサイトでは買わない、といったケースが増えていくでしょう

    つまり自社ECサイトにおいて「Amazon Pay」はスタンダードになる可能性があると思うんです「Amazon Pay」を導入することが他社ECサイトとの差別化になるのではなく、「Amazon Pay」が決済手段として存在しないことがデメリットになる

    こうしたことを踏まえ、Eストアーではクライアント企業様にとって最適な提案をしています。デロンギ様で言えば、“買いやすい”“使いやすい”ECサイトにするにはどうすればいいのか。その改善策の1つとして「Amazon Pay」の導入を提案しました。(松本氏)

    デロンギ・ジャパンの井上氏とEストアーの松本氏
    デロンギ・ジャパンの井上氏とEストアーの松本氏の会話は盛り上がり、話題は音声ショッピングへ。2人は「Webを介さないECがいずれやって来るはず」と話が進み、「Amazon Alexaへの対応も興味深い」と松本氏は答えた

    【Amazon Payからのお知らせ】

    Amazonでは現在、ID決済サービス「Amazon Pay」をデモサイト「Amazon Payデモショッピングサイト」で体験すると、500円分のAmazonギフト券をプレゼントする企画を実施しています。

    Amazonが用意した「Amazon Payデモショッピングサイト」で、あなたが普段利用しているAmazonのアカウントを使って、「Amazon Pay」で便利なお買い物を体験(デモサイトのため注文はされません)。その後、表示される専用フォームに必要事項を入力すれば、登録したメールアドレス宛に500円分のAmazonギフト券のご案内が届きます。

    ※お申し込みはこのバナーをクリック。「Amazon Payデモショッピングサイト」にジャンプします。キャンペーン期間は、2/19(水)23:59まで

    1月に掲載した別記事の「お申し込み手順」と「注意事項」をお読みの上、この機会にぜひ「Amazon Pay」を体験してください。

    瀧川 正実
    瀧川 正実
    確認済み
    19 分 46 秒 ago
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