CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングを手がけるJ.D. パワー ジャパンは7月22日、2025年法人向け通販サービス顧客満足度調査の結果を発表した。それによると、オフィス部門はAmazon、製造/現場部門はアスクル、医療/介護は大塚商会がそれぞれトップとなった。
オフィス部門は9ブランドを対象に顧客満足度を調査。トップはアマゾンジャパンの「Amazon Business」だった。「ウェブサイト/カタログ」「料金/請求」「提供商品・サービス」の3要素で最高評価を得た。2位はアスクルの「ASKUL」、3位は富士フイルムビジネスイノベーションの「イー・クイックス」だった。

オフィス部門の1位はAmazon Business
製造/現場部門は6ブランドを対象に調査。1位はアスクルの「ASKUL」で、「配送対応」「ウェブサイト/カタログ」「料金/請求」「提供商品・サービス」「サポート対応」の5要素で最高評価を得た。2位はMonotaROの「モノタロウ」だった。

製造/現場部門はアスクルがトップ
医療/介護部門は7ブランドを対象に調査。1位は大塚商会の「たのめーる」だった。「配送対応」「ウェブサイト/カタログ」「料金/請求」「提供商品・サービス」「サポート対応」の5要素で最高評価を得た。2位は歯愛メディカルの「Ciモール」、3位はMonotaROの「モノタロウ」だった。

医療/介護は大塚商会がトップ
法人購買におけるSDGs/サステナビリティ、半数以上が「意識して購入」
調査では、法人向け通販サービス利用時におけるSDGsやサステナビリティへの意識について聞いた。意識して利用している(「常に意識して利用している」、「意識して利用することがよくある」、「意識して利用することがたまにある」)という回答は、オフィス部門で計56%、製造/現場部門で計60%、医療/介護部門で計59%。半数以上のユーザーが何らかの形でSDGsやサステナビリティを意識している。

SDGs/サステナビリティ、半数以上が「意識して購入」
法人向け通販サービス事業者におけるSDGsやサステナビリティに関する取り組みについて、どのような項目に関心があるかも聞いた。全体で最も関心が高かったのは「リサイクル活動(資源回収サービス)」で、オフィス部門(48%)、製造/現場部門(39%)、医療/介護部門(42%)のいずれで最多となった。

最も関心が高かったのは「リサイクル活動(資源回収サービス)」
調査概要
- 実施期間:2025年5月中旬~5月下旬
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:従業者数3人以上規模事業所における法人向け通販サービス利用者
- 調査回答者数:オフィス部門:3226人、製造/現場部門:1512人、医療/介護部門:1514人
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オリジナル記事:法人向け通販の顧客満足度トップ、オフィス部門はAmazon、製造/現場部門はアスクル、医療/介護は大塚商会
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