不快な言動の経験者は5割以上、退職を検討したことがある割合は48%<職場のグレーゾーンハラスメント実態調査> | ネットショップ担当者フォーラム

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KiteRaが全国のビジネスパーソンを対象に実施した職場の「グレーゾーンハラスメント」の実態と社内規程の機能性に関する調査によると、回答者の45.8%が業務上または日常の職場で上司や部下、同僚から受けた不快な言動が原因で「退職を検討した」と答えた。

グレーゾーンハラスメントとは、「ハラスメントとまでは言えないが不快感や戸惑いを覚える言動」を指す。調査対象は18〜65歳のビジネスパーソン1196人で、調査期間は2025年6月13〜17日。

4割近くが会話やメールで不快感を持った経験あり

これまで職場で10歳以上歳が離れた人との会話やメールなどで不快に感じたことがあるか聞いたところ、「はい」が38.9%、「いいえ」が61.1%だった。

これまで職場で10歳以上歳が離れた人との会話やメールなどで不快に感じたことがあるかこれまで職場で10歳以上歳が離れた人との会話やメールなどで不快に感じたことがあるか
5割以上が「不機嫌な態度」や「飲み会・接待への参加強制」など職場での不快な言動を経験

業務上または日常の職場で、上司や部下、同僚から受けたことがある言動について、最多は「ため息や舌打ち、あいさつを返さないなど、不機嫌な態度で接された」で26.2%、続いて「社内の飲み会や接待への参加を強制された」が16.2%、「過去の慣習や個人的な価値観・先入観に基づいた発言をされた」が14.5%だった。

「このような言動は受けたことがない」と答えた割合は49.8%。回答者の約半数が何らかの不快な言動を経験していることがわかった。

業務上または日常の職場で、上司や部下、同僚から受けたことがある言動(複数回答可)業務上または日常の職場で、上司や部下、同僚から受けたことがある言動(複数回答可)
4割強が不快な言動で退職を検討

受けた言動が原因で退職を検討したかを聞いたところ、「はい」が45.8%、「いいえ」が54.2%だった。

受けた言動が原因で、退職を検討したか受けた言動が原因で、退職を検討したか
退職を検討した言動、最多は「無視されたり仲間外れにされた」

不快な言動が原因で退職を検討した人が受けた言動との因果関係を深掘りしたところ、退職検討につながる不快な言動は「無視されたり仲間外れにされた」が最多で70.2%、続いて「社外の飲み会や接待への参加を強制された」が66.4%、「業務時間外のプライベートな付き合いへの参加を強制された」が65.1%だった。

不快な言動が原因で退職を検討した人が受けた言動との因果関係不快な言動が原因で退職を検討した人が受けた言動との因果関係
不機嫌な態度・雰囲気を経験した7割以上が「不快感や違和感を感じた」

具体的な言動について、職場で経験した際にどのように感じたかを聞いたところ、48.0%が「『私が若い頃は』『今の若い子は』といった発言」を経験し、そのうち25.5%が「不快感や違和感を感じた」と回答した。

また、44.1%が「不機嫌な態度や雰囲気で接する(ため息、舌打ち、あいさつを返さないなど)」を経験し、そのうち32.1%が「不快感や違和感を感じた」と回答。

40.5%が「『絶対〜したほうがいい』と断言される」を経験しており、そのうち21.8%が「不快感や違和感を感じた」と回答した。

具体的な言動について、職場で経験した際にどのように感じたか具体的な言動について、職場で経験した際にどのように感じたか

経験した言動に対して不快感や違和感を感じたかを聞いたところ、「不機嫌な態度や雰囲気で接する(ため息、舌打ち、あいさつを返さないなど)」については「不快感や違和感を感じた」が72.9%、「『君のためを思って』と一方的にアドバイスされる、または評価される」については同56.8%、「『○○(性別・容姿・年齢など)だから仕方ないね』といった、相手を限定するような発言」については同54.6%だった。

経験した言動に対して不快感や違和感を感じたか経験した言動に対して不快感や違和感を感じたか
グレーゾーンハラスメント規定について6割強が「全く設けられていない」「わからない」

勤務する会社の規則に、このような言動について抑制する規定は設けられているかを聞いたところ、「全て設けられている」が12.0%、「一部設けられている」が22.7%で、一部を含めて「設けられている」と回答したのは34.7%だった。6割以上が「全く設けられていない」「わからない」と回答した。

勤務する会社の規則に、グレーゾーンの言動について抑制する規定は設けられているか勤務する会社の規則に、グレーゾーンの言動について抑制する規定は設けられているか

回答者が勤務する企業の社員規模別で見ると、従業員数1001人以上の企業では5割が何らかの規定を設けている。これに対し、100人以下の企業では47.9%が「全く設けられていない」、31.3%が「わからない」と回答した。

勤務する会社の規則に、グレーゾーンの言動について抑制する規定は設けられているか(社員規模別)勤務する会社の規則に、グレーゾーンの言動を抑制する規定は設けられているか(社員規模別)
設けている規定の最多は「プライバシー保護」

勤務する会社の規定に設けられている項目について聞いたところ、最も多かったのは「社員のプライバシー保護に関する項目」で33.9%、続いて「年齢や世代を理由に、差別や嫌がらせを行うことを禁止する項目」が32.3%、「立場を利用した言動により心理的負担を生じさせることを禁止する項目」が27.3%だった。

勤務する会社の規定に設けられている項目(複数回答可)勤務する会社の規定に設けられている項目(複数回答可)

勤務する会社の規定に設けてほしい項目は、最多が「立場を利用した言動により心理的負担を生じさせることを禁止する項目」で37.5%、続いて「年齢や世代を理由に、差別や嫌がらせを行うことを禁止する項目」で37.0%、「社員のプライバシー保護に関する項目」は35.1%だった。

勤務する会社の規定に設けてほしい項目(複数回答可)勤務する会社の規定に設けてほしい項目(複数回答可)
調査概要
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査期間:2025年6月13日〜17日
  • 調査対象:18〜65歳のビジネスパーソン 1196人
  • 調査企画:KiteRa

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オリジナル記事:不快な言動の経験者は5割以上、退職を検討したことがある割合は48%<職場のグレーゾーンハラスメント実態調査>
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