購買単価1万円超え! 順調に伸びている「ANA Mall」。ANA経済圏はどこまで広がる?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2024年3月26日(火) 08:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「購買単価1万円超え! 順調に伸びている「ANA Mall」。ANA経済圏はどこまで広がる?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ」 からご覧ください。
ネットショップ担当者が読んでおくべき2024年3月18日~3月24日のニュース

開設から1年が経過した「ANA Mall」は順調に伸びているようです。ANA経済圏の拡大に欠かせないものなので、今後も伸びるのは間違いないでしょう。出店の機会があれば積極的にチャレンジしたいところです。

購買単価1万円超えは驚き!

ANAのモールEC「ANA Mall」、出店者数100店舗達成。売れ筋商品、顧客属性などの現状+今後の戦略とは?【責任者インタビュー】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12009

まずは2023年度目標だった出店者数100店舗を2月で達成したというところが大きい。流通額自体もかなり伸びていて、第1四半期から第3四半期までの伸び率で見ると、340%ぐらい伸長した。直近では、10月から1月にかけて160%という伸びになった。数字がかなり堅調に伸びている。

JR東日本の「JREモール」、JR西日本が2024年4月に立ち上げ予定の「WESTER モール」など、企業モール的なものが増えてきました。そのなかで、モール開設から1年が経った「ANA Mall」。流通額はわからないですが出店者数も増えて順調に伸びているようです。

AppleさんやECカレンツさんなどの高額なデバイス関連や家電などがある。販売件数としては食品関連も多い。とりわけ、第3四半期は年末年始需要のところで、海鮮系でカニなどの販売が好調だった。やはり一度、(ページ内で)人気商品ランキングに載ると買われ続ける面はある。

売れ筋や売れ方に関しては「楽天市場」などと同じ傾向があるようですね。これなら多店舗出店先としても負担なく展開できそうなので、多少の余力があれば出店を考えてみてもよさそうです。

ANAの搭乗客の属性(ANAマイレージクラブ会員、以下「AMC会員」)とほぼほぼイコールの状況。1件当たりの購買単価としては、当初のころから今も変わらず1万円超をずっと維持できている。デジタルデバイス系の高額商品だけでなく、雑貨や日用品などもその状況で、新規出店の店舗からも購入単価が高い売り場であるとの声をもらえている。

購買単価が1万円を超えるとのこと。これはかなり魅力的なのでは? 通常は送料が店舗負担になるラインが購買単価になりがちですからね。ちなみに数百円の商品もありますので、そもそも単価が高い商品が多いわけではありません。

マイルのインセンティブキャンペーンを積極的に行うと、マイルを使うよりも現金で購入してマイルを貯めるという方向にシフトしている顧客が多くなる印象を受ける。
(中略)
月末になると期限切れが近くなったマイルを償還する顧客が多くなり、逆に月初の客足を獲得する必要があった。そのため月初にマイルアップの施策を行うことが多い。新規の開拓やリピート購入の促進に向けてデータを見ながら継続的に実施しているところ。

ANAといえばマイルですね。ANAもクレジットカードを発行していますし、「ANA Pay」もあるので、ANA経済圏が広がっています。そして、月末にマイルが消費されていて、月初にはマイルアップ施策を行う出店者が多いとのこと。このあたりは「ANA Mall」特有の動きなんでしょうね。モール側がタイミングよくキャンペーンを実施してくれれば出店者も乗りやすいですし、買う側も買いやすくなります。今後はここがポイントになってきそうですね。

ニュースまとめ 運営堂 ANA Mall(画像はANAホールディングスの中期経営戦略発表資料から編集部がキャプチャ)

この中計3か年のなかで、いかにプラットフォームを発展させていくためのコア事業になっていくかということを、我々としては目標に置いている。単なるEC物販のモール事業にとどまらず、そこをプラットフォームにして事業拡大させていくというところがあるので、そこの基盤作りをこの3年間でやることが大きく掲げているものだ。

引用画像を見てわかるように、航空事業とノンエアの連結にECなどを使っていこうという構想です。移動手段として航空機を使っている人はマイルを貯めていることが多いです。そのマイルが貯めやすくなって使いやすくなれば、ANA経済圏にどっぷりという人も増えてきそうです。

世の中にはいろいろな経済圏があります。EC事業者の皆さんはどこにどんな経済圏があって、どれくらいの規模なのか、どんな人たちがいるのかをチェックしておきたいですね。その経済圏に入っていないと売れないわけですから。

今週の要チェック記事

「ライブドアショッピング」が本日オープン!「社会貢献×生活密着×趣味」の3方向からお客様の「心を潤す」商品を揃えるショッピングサイト | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/48410

ちょっと覗いてみましたが、まだまだ商品点数が少なめですね。これからに期待でしょうか。

Shopify Editions Winter’24で発表された「Shopify Subscriptions」を触ってみた! できること・有料アプリとの違いは? | REWIRED
https://rewired.cloud/editions-winter24shopify-subscriptions/

とりあえず始めるならこれで良さそうです。細かい調整が必要ならアプリ追加を。

こんな利用条件もあり?クーポン販促を成功させるための10のアイデア | au PAY magazine
https://media.aupay.wallet.auone.jp/articles/1545

「どんな時にクーポンが出たら心が動くのか?」を考えるとこういったアイデアも出ますね。

利益を伸ばす企業の共通点とは? カスタマーサービスが生み出す力、重要性を再考しよう | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12059

アフターコロナで接客の重要性が増しています。ここに投資できない企業は伸びないかも。

【ECサイト運営者の悩み】約半数が「カスタマイズに自由度がなく、やむを得ずサービス提供側の仕様に合わせている」と回答! | ジャクスタポジション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000125180.html

カスタマイズしすぎると後から困ることが多いです。自社の運用を見直したいですね。

ZOZO、4月から一律徴収の送料を250円→330円に改定、キャンセル可能条件も変更 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12054

避けられない部分なのでこういった動きは増えてきそうです。

越境ECで人気のアニメジャンルとは? 海外ユーザーのアニメグッズの消費動向をBEENOSが発表 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12058

「欲しいグッズが自国で替えないこと」が悩みだそうです。まだまだ開拓の余地がありますね。

今週の名言

長きにわたる「時間」と「人」のもとで重ねる古人との対話、それこそが「世界観」――茶人・木村宗慎さん | CreatorZine
https://creatorzine.jp/article/detail/5306

要するに、100%はありえない、と正しく前向きに諦めること。必ずしもわかり合えないからこそ人はわかり合いたいし、それならばどう伝えるかということに、より真剣味が増すと思うのです。

ECでの接客もこの気持ちで取り組みたいです。全部は伝わらないけれど、やり方によっては伝わり方が60%から80%になるかもしれませんしね。

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:購買単価1万円超え! 順調に伸びている「ANA Mall」。ANA経済圏はどこまで広がる?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

この本をAmazonで購入
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

LPO
リンクや広告をクリックしてユーザーが最初に着地(ランディング)するページの内容を ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]