リンクアンドパートナーズが実施した「X.Y.Z世代のECモールの利用状況に関する調査」によると、頻繁に利用するECモールは「楽天市場」が最多で41.6%、「Amazon」は37.4%、「Yahoo!ショッピング」が10.8%だった。
「楽天市場」はX世代が48.6%、Y世代が46.3%と高い利用率を示した一方、Z世代は29.7%にとどまった。
「Amazon」ではZ世代による利用率が43.1%と最も高い。X世代の利用率は33.0%、Y世代は36.1%。「Yahoo!ショッピング」は各世代で利用率は10.8%〜12.7%で推移した。
頻繁に利用するECモール
「オンラインで同じ商品を再度購入(リピート)する際、重視するもの」について、最も多かったのは「価格」で76.3%。「商品の品質」が48.1%、「レビュー・評価」が41.9%で続いた。
「価格」は全世代で最も重要視されており、特にX世代では80.6%に達した。Y世代も77.6%、Z世代でも70.6%が「価格」を重要視した。
「商品の品質」についてはX世代が52.4%、「レビュー・評価」はY世代が46.7%、「レビュー・評価」はX世代で40.6%が支持した。
リピート購入する際に重視すること
「ECモール内で商品を探す際、どのように検索するか」を聞いたところ、最も多かったのは「キーワード検索」で70.5%。「カテゴリー別検索」が34.5%、「価格帯で絞り込む」が29.2%が続いた。
「キーワード検索」はX世代で利用傾向が高く78.7%が使用している。Y世代も74.4%が利用しているが、Z世代は58.2%にとどまった。
「カテゴリー別」検索の利用率は全体で34.5%。X世代は37.5%、Y世代は36.4%、Z世代は29.7%だった。「価格帯で絞り込む」検索の利用率は31.3%、X世代は29.8%、Y世代が26.5%だった。
「レビュー評価でフィルターをかける」はY世代の16.0%がトップ。X世代は11.8%、Z世代は13.1%だった。「人気商品をチェックする」はZ世代で最多で21.4%。X世代は14.0%、Y世代は16.6%で続いた。
ECモールで商品を探す方法
調査概要
- 調査名:X.Y.Z世代のECモールの利用状況に関する調査
- 調査期間:2023年12月22日~25日
- 調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット超査
- 調査対象:年に1回以上ECモールを活用しているZ世代(15~27歳)、Y世代(28~42歳)、X世代(43~58歳)
- 調査人数:941人
- モニター提供元:ゼネラルリサーチ
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オリジナル記事:【ECモール利用調査】頻繁に利用するECモールは1位「楽天市場」、2位「Amazon」、3位「Yahoo!ショッピング」
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