しまむらは、「しまむら」「アベイル」「バースデイ」「シャンブル」の各ECサイトに後払い決済サービスを導入した。
「しまむら」では決済手段の拡充を告知している(画像は「しまむら」から編集部がキャプチャ)
購入商品の店舗受け取りを希望する顧客が多かったことから、顧客ニーズに対応する後払い決済の導入を検討してきた。従来の事前決済に限定すると、現金払いを希望する顧客が決済画面で離脱してしまう「カゴ落ち」が発生していた。
この課題を解決するために導入したのが、ネットプロテクションズが提供している後払い決済サービス「atone(アトネ)」。ECのほか、実店舗レジでの後払い(顧客読み取り式、店舗読み取り式)にも対応しているため、消費者が求める店舗受け取りニーズに応えることができる。
また、商品の予約から受け取りまでの期間が長い予約販売でも、「atone」であれば商品配達後の支払いに対応することが可能。コンビニ支払いを含む複数の決済手段にも対応しており、しまむらはこうした機能性を重視して「atone」の導入を決めた。
しまむらの2023年3-11月期(第3四半期)業績状況によると累計EC売上高は52億円で、年間予算を達成。ECによる店舗受け取りは9割に達し、ECと店舗の合わせ買いは4割を占める。
しまむらのECビジネスは、実店舗の物流・配送網を使いコストを抑制、「ローコストEC」を事業構造の根幹としている。店舗受け取りの場合はしまむらの物流網で配送。個人宅配送の場合は宅配業者に配送を委託している。
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オリジナル記事:しまむらのECサイト「しまむら」「アベイル」「バースデイ」「シャンブル」が後払い決済を導入
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