11月21日(火)に開催する「EC物流フォーラム」は、アスクル、オルビス、ビームス、フェリシモ、スクロールといった有名企業が登壇。東京・虎ノ門ヒルズで4年ぶりにリアル開催します!
「物流2024年問題」「サステナブル物流」「自動化省人対応」などのテーマについて、物流の責任者などが講演。全7講演すべて無料で聴講できます。
当日は、講演会場での生聴講、講演者との名刺交換のほか、Wi-Fi、電源などテレワークができるスペースをご用意。自社のECビジネスの課題解決や交流の場として、ぜひ会場に足をお運び下さい。
まだお申し込みをしていない方のために、イベントの見どころをご紹介します。
見どころ① アスクルのEC物流 ~物流コスト増など変化対応で進化を続けるサステナブル物流~
10:30~11:15 KL1-1 オープニング基調講演
インフレ・原価高騰、物流コスト増(物流2024年問題)などビジネス環境は大きく変化しているなか、アスクルはこれを「進化を続ける機会」と捉え、物流面でさまざまな取り組みを進めています。
UI/UX改善による1箱あたりの売上単価向上施策、物流・環境負荷の低減を進めるための取り組み、物流DXによる在庫配置最適化、物流センターの高度自動化、輸配送の自社ネットワーク強化などです。
こうした物流・配送原価の維持・改善、配送比率の低減などの取り組みを踏まえた、サステナブルなアスクルの物流戦略を解説します。
アスクル株式会社 ロジスティクス本部 執行役員 本部長 成松岳志氏
2007年アスクル入社。オフィス向け通販サイト「ASKUL」のCRM、プロモーション、新規サービス企画担当を経て、個人向け日用品EC「LOHACO」立上げに参画。2022年5月より、執行役員としてLOHACO事業本部を統括するとともに、ECマーケティングディレクターとして企業間のデータ利活用を推進。2023年3月に、ロジスティクス本部の本部長に就任。
見どころ② サステナブルを実現する“オルビス流”物流DX ~コスト低減・物流負荷軽減と自動省人化対応~
13:25~14:10 KL1-4 ゼネラルセッション
2024年問題を筆頭に物流を取り巻く環境は厳しく、荷主としては配送費高騰への対応とドライバーの方の負担を軽減し、出荷の安定を図ることが求められています。
オルビスではその課題解決の為に、2023年よりデータサイエンス企業と機械学習を活用した梱包サイズ最適化の検討を開始。実証実験の内容とともに、実施しているサステナブルな物流構築の為のAGV・AMR活用による自動省人化への取り組みについて解説します。
オルビス株式会社 SCM部 ロジスティクス管理グループ グループマネジャー 柳田和宏氏
06年オルビス株式会社に入社。お客さま対応部門、システム部門を経験後、18年現在のロジスティクス管理グループに異動。12年に実施した配送東西2拠点化にはシステム担当として、20年に実施した通販向け出荷ラインへのAGVなど活用、23年に実施した店舗・BtoB向け出荷ラインへのAMR活用については主担当として従事。国際資格であるPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)保有。
見どころ③ ビームス、スクロール、フェリシモが語る「物流2024年問題」 ~流通、通販・EC、3PL、配送キャリアの立場で考える送料値上げ対策など~
16:15~17:15 KL1-7 クロージング講演
「物流2024年問題」によって、EC事業者は配送料金の値上げ、荷物引き取り時間の切り上げ、総量規制(荷受け個数制限)、翌日配達エリアの縮小などの影響を受けるという予測があります。こうした状況が目の前に迫った今、EC事業者はどんな対策を講じればいいのか? ビームス、スクロール、フェリシモが流通、通販、EC、3PL、配送キャリアの立場から、その解決策のヒントをお届けします。
株式会社ビームス オペレーション本部 本部長(兼任)株式会社ビームスホールディングス ロジスティクス本部 本部長 竹川誠氏
1997年、株式会社ビームスへ入社。社内物流センターのWMS構築(2002年)物流改革プロジェクトに参画(2004年)、基幹システム刷新PJのPL(2010年)を経て、2012年には、RFIDプロジェクトのPMとして、RFIDオペレーションの全店舗展開を完結させた。2016年には自社オンラインEC物流の内製化を推進し、在庫一元管理を実現。2020年、コロナなどのリスク分散を目的にBCP関西物流センターを開設し、現職にて次世代物流センターを構想中。
株式会社スクロール360 常務取締役(兼務)株式会社スクロール ソリューション事業セグメントオフィサー 高山隆司氏
1981年株式会社スクロール(旧社名株式会社ムトウ)に入社後、新規通販事業の立上げ、販売企画、INET戦略策定を経て、2008年に株式会社スクロール360の設立に参画。以来、多くの企業の通販事業の立上げ、EC戦略策定、物流立上げを経験。現在、スクロール360では300社のEC通販企業のサポートを行なっている。
株式会社フェリシモ 新事業開発本部 副本部長(兼務)株式会社LOCCO 取締役 市橋邦弘氏
1995年入社。震災後の神戸でEC開始。2002年にネット販売室長としてEC全般を担当。2009年にWebシステム開発リーダーとしてホスト連携、オープン化、クラウド化を推進。2015年に事業部長として自社物流基盤を活かしたプラットフォーム事業を拡大。2020年にLCC宅配JV株式会社LOCCO取締役、JAAデジタルマーケティング研究機構West委員長に就任。2023年から新事業開発本部 副本部長。
見どころ④ 自動化ソリューション、フレキシブル物流、EC物流改善、社会課題を解決する物流施設などを公開!
急成長するEC物流に適した自動化ソリューションとは
11:30~12:10 L1-2 講演
EC市場は現在急激に伸びている、まだ伸びる余地があるという背景のなか、ECは平時と繁忙期の物量の差が大きく自動化を推進していく必要性自体は多くの会社が感じていると思います。
しかし、自動化を進めるにもどのような規模の設備ないしは自動化ソリューションを導入するのが正解か、多くの会社が頭を悩ませているのも事実ではないでしょうか。VUCA時代に合ったソリューションを紹介します。
ラピュタロボティクス株式会社 PA-AMR事業部 事業部長 相澤和宏氏
宮城県仙台市出身。NTT Electronics社で通信関係技術の研究開発及び事業開発に従事し、IoTシステム事業開発 光通信用半導体プロダクトマネージャーを努める。楽天モバイル社においてIoTプラットフォーム開発に従事、法人向けIoTサービス開発、エコシステム開発統括責任者。技術経営修士、 MOT(Master of Management of Technology)
“Plug and Play” グッドマンとギークプラスが作るフレキシブル物流
12:30~13:10 L1-3 ランチセッション
ビジネスの拡張をするたびに定期借をし、オペレーション構築を繰り返すのではなく、ディベロッパー倉庫に自動化装備を完備し、倉庫オペレーションの入出荷の従量課金で支払う新たな物流のスタイルをグッドマンとギークプラスが解説します。
グッドマンジャパン株式会社 CEO アンガスブルックス氏
グッドマンジャパン株式会社のCEOとして日本事業全般を統括する。日本赴任の13年間を含め、不動産および金融業界で20年以上の豊富な経験と実績を有する。オーストラリア・アデレードのブティック投資会社からキャリアをスタートし、バンク・オブ・スコットランドのシドニー支社、マッコーリーグループ・シドニー本社およびヨハネスブルグ支社の不動産投資グループを経て、グッドマンに入社し現職に至る。
株式会社ギークプラス 代表取締役CEO 加藤大和氏
小学校より単身でイギリスへ留学、高校を卒業後に帰国、慶應義塾大学へ入学。2001年に卒業。同年モルガン・スタンレー証券に入社、投資銀行部門所属。05年に退社後、起業。アッカ・インターナショナルを設立。ネット通販に必要な一気通貫型フルフィルメントセンター運営を手掛け、近年はセンター運営に加え、メーカーのオムニチャネルに対応する商品データ一元管理システム(ALIS)の提供を軸に、売上を伸ばすスキーム造りに、オペレーションとシステムの両面から取組む。2017年8月プロロジスパーク千葉ニュータウンにて、Geek+社の物流ロボットEVEを稼働。2019年6月にNIKE専用センター「The Dunk」の稼働開始。2022年4月ユーザー側の視点をもとにGeek+の代表取締役社長に就任
EC物流で●●●●に困ったら……パートナー協業で実現するEC物流改善
14:25~15:05 L1-5 講演
荷主側の視点では「データが整えばヒト・モノも動く」と思いがちですが、物流の現場では変更対応や流通加工、破損対応、入庫遅延などトラブルが日常的に発生しています。
多品種少ロットかつ商材も激しく入れ替わるEC物流を改善するためには、WMSとの連携から入出庫・輸配送までの全体最適に向けた「ヒトとモノ」の改善が必須です。
セミナーでは、EC物流で必ず必要となる「最適化に向けたトライ&エラー」を物流パートナーとの協業で実現する方法を解説します。
株式会社ロジテック 代表取締役 川村将臣氏
2002年 上智大学 外国語学部を卒業。綜合キャリアグループ入社。2008年にバイトレ事業に創業メンバーとして参加し、2010年、株式会社バイトレを設立。同社代表取締役を務める。2021年 株式会社ロジテック設立、代表取締役に就任。
【EC事業者向け】三菱地所グループが手掛ける社会課題解決型基幹物流構想とは ~三菱地所の次世代基幹物流施設とTRCの最新都市型物流施設~
15:20~16:00 L1-6 カフェセッション
三菱地所は、次世代物流施設の開発戦略として日本初の高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」の開発を検討しています。
基幹物流施設では、完全自動運転トラックなど次世代モビリティの受け入れを視野に入れており、関東圏と関西圏の両方で基幹物流施設の整備を進め、三大都市圏を結ぶ物流ネットワークの自動化・省人化対応を推進しています。
また、物流拠点最適立地である大田区平和島に位置する三菱地所グループの東京流通センターでは2023年8月31日に「都市型物流施設」物流ビルA棟が竣工。マルチテナント型物流施設である物流ビルA棟は最小区画144坪からと希少な面積設定で、倉庫やラストワンマイル拠点としてはもちろん、事務所、軽作業場、メンテナンス拠点など、倉庫+αのニーズに応えられる都市型施設です。
基幹物流構想のなかに物流ビルA棟を組み込んだ三菱地所グループとしての次世代社会課題解決型物流施設についてお話しします。
株式会社三菱地所 物流施設事業部 担当部長 吉竹宏樹氏
1993年4月 三菱地所株式会社入社。2010年4月 株式会社三菱地所設計に出向。2015年4月 株式会社東京流通センターに出向。2018年4月 三菱地所株式会社 物流施設事業部ユニットリーダー(兼)ソリューション業務企画部。2019年4月 同社物流施設事業部ユニットリーダー。2020年7月 物流施設事業部ユニットリーダー(兼)プロジェクト企画部。2023年6月 物流施設事業部担当部長(兼)株式会社東京流通センター 常務取締役
株式会社東京流通センター 営業部 営業部長 植村宗広氏
2000年4月 株式会社東京流通センター入社。2016年7月 営業部営業二課長。2023年6月 営業部長兼営業二課長。2023年10月 営業部長
来場者プレゼント、ランチ、軽食、抽選会など各種特典をご用意!
当日は来場者全員にイベントオリジナルウェットティッシュをプレゼント! さらに、該当の講演を聴講すると参加できる抽選会も行います。
ランチセッションでは軽食、カフェセッションではコーヒーとお菓子をご用意しています。
皆さまのご参加を編集部一同、心よりお待ちしています!
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:アスクルのサステナブル物流、オルビスのコスト低減施策、ビームス&フェリシモの「物流2024年問題」への対応などが学べる【11/21開催】
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