「Buyee」を利用する海外ユーザー749人に実施したアンケートによると、条件付きで外国人観光客の受入れを再開した2022年6月以降に訪日したユーザーは43%。1年以内の訪日予定者は67%で、韓国が93.2%、マレーシアが76.9%。訪日時の買い物予算は、半数以上が10万円超えとなりました。かなりの金額を使っていそうですね。
訪日意欲の高い人は越境ECでの購入意欲も旺盛
越境ECを利用する海外のお客様749名に聞いた、海外・訪日旅行の消費行動と越境EC利用に関するアンケート | BEENOS
https://beenos.com/news-center/detail/20230907_bcr_pr/
BEENOSグループが運営する越境EC 流通総額No.1(※1)の海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を利用されている海外のお客様749名(アメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリス)に「海外旅行および訪日旅行における消費行動と越境ECに関するアンケート」を実施しました。
BeeCruiseさんの越境ECの調査データで、対象国はアメリカ、台湾、韓国、マレーシア、イギリスで749人です。
(画像はBEENOSのプレスリリースより)
「条件付での外国人観光客の受入れが再開された2022年6月以降に訪日したユーザーは43%」となっていて、国単位で見て見ると韓国、台湾マレーシアの順で多くなっています。ヨーロッパからは少し遠いものの、アジアからだと日本は身近な旅行先となっていますね。
(画像はBEENOSのプレスリリースより)
「1年以内に訪日を予定しているユーザーは67%と、過半数を超える結果」となっていて、韓国は93.2%、マレーシアは76.9%と非常に高くなっています。アメリカ、フランスでも25%以上となっており、日本への興味は依然として高くなっています。
(画像はBEENOSのプレスリリースより)
訪日時のお買い物予算は「10万以上」が50.7%となっています。10万円「以上」なので実際はかなりの金額を使っていそうです。
越境ECのサービスを使っている外国人の皆さんは日本に興味があって、しかも買い物総額は10万円以上で、35.4%が訪日後にECで買い物をしている。つまり、リアルでもネットでも良いので海外ユーザーと接点が持てれば、相乗効果が高いということになります。
最近はリスクの少ない越境ECも増えてきましたので、諦める前に出品してみてはいかがでしょうか?
今週の要チェック記事
「makeshop」、アプリストア公開 手軽に機能拡張、2025年中に100個のアプリ提供へ | 日本ネット経済新聞 | 日本ネット経済新聞
https://netkeizai.com/articles/detail/9609
makeshop apps ECサイトを自由に拡張できる アプリプラットフォーム | GMOメイクショップ
https://apps.makeshop.jp/
makeshopもアプリで機能が追加できるようになりました。執筆時点では45個のアプリがあって今後どんどん増えそうです。
KDDIの「au経済圏」を攻略するには? ECモール「auPAYマーケット」の特徴+最新動向を解説 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11269
「auPAYマーケットは、注力すれば必ず売り上げが伸びるモール」とのこと。
インターファクトリーがコマースプラットフォーム「ebisumart」の大規模EC向けの新サービス「ebisu commerce」を提供開始、その特徴とは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11327
規模が大きくなると選択肢が狭くなってしまうので、新たに参入する企業があるのはいいこと。
「送料無料」表示を見直す場合は「送料弊社(社名)負担」などコスト負担の明示を。「小売業全体で取り組むことを希望」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11344
「大手オンラインモールも含めて抜け道を作らず全事業者が従うことが必要」とのコメントがある通り、正直者が損をする状況では定着しないですね。
ネットショップ開設意欲度 都道府県ランキング2023を発表しました | BASE U
https://baseu.jp/information/20230906
開設数÷人口で算出された意欲度ランキング。ほぼ前回通りの結果となっています。
楽天ラクマ、楽天市場の購入履歴から出品できる機能を実装予定 クロスユースの促進を図る | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/13435
「楽天市場での商品検索時に、検索結果として楽天ラクマで出品される関連商品情報も表示」。価格勝負になるときついお店も出てきそうです。
【楽天が「おせちトレンド」発表】流通額は3年で1.9倍 今期は「奮発」「特化型」の二極化 | 日本ネット経済新聞
https://netkeizai.com/articles/detail/9656
「おためしおせち」が人気。色々なおせち料理を食べてみて本命を家族で、という流れですね。
【2023年 最新独自調査】EC消費者意識調査レポートを無料公開。「企業独自ECサイトでの購入」が2019年より大幅に増加。購買行動の傾向からOMOの必要性が明確に | システムインテグレータ
https://corporate.sint.co.jp/notice/news/20230905
企業ECからの購入は「2019年の当社調査で5.3%から23.3%に急増」となっています。コロナ前と大きく変わっていますね。
アマゾンが競合ショッピファイと提携する理由 何がウインウイン関係もたらすのか? | JBpress
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76830
「(1)ショッピファイにはPrime会員による商品購入からもたらされる決済手数料が、(2)アマゾンにはショッピファイ加盟店からもたらされる物流サービス料が入ってくる」という両社にとってメリットのある提携です。
今週の名言
「正しいことをやれ。」大きな決断をする時、必ず思い出す言葉 | GIFTFUL
https://giftful.jp/articles/18
大きな意思決定する時はいつも「自分たちが取る選択は正しいか」を考えるようにしています。
売れるか売れないか、反響があるかないか、といった判断ではなく、正しいかどうかを判断基準にしたいですね。正しいことをしていれば信頼されて売り上げにもつながるはず。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:買い物予算「10万円以上」が半数超え! 訪日旅行者は高額消費傾向【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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