ファーストリテイリングが4月8日に発表した2020年9月-2021年2月期(中間期)の連結業績によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前年同期比40.5%増の738億円だった。
連結売上高は同0.5%減の1兆2028億円。国内ユニクロ事業は同6.2%増の4925億円だった。国内ユニクロ事業に占めるEC売上高の割合は15.0%。
今期のユニクロでは、ライブコマース「UNIQLO LIVE STATION」などをスタート。EC売上高が大幅に増加したものの、EC関連の物流費は金額ベースでは前年と同水準に抑えることができ、効率化が進んでいるという。
ジーユー事業のEC売上高は同約4割の増収。店舗受け取りなど店舗とECのサービスを融合したO2O(Online to Offline)が好調だったことや、アプリを通じた情報発信を強化したことが奏功した。
ファーストリテイリングの2020年8月期(通期)連結決算では、国内ユニクロ事業のEC売上高は1000億円を突破、前期比29.3%増の1076億円だった。

国内ユニクロ事業のEC売上高推移(画像はIR資料から編集部が作成)
ジーユー事業は通期EC売上高を公表していないものの、EC売上構成比を公表しており、それによると約9%。ジーユー事業の売上高は2460億円だったため、EC売上構成比から算出したEC売上は約221億円となる。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ユニクロの国内EC売上高、中間期は4割増の738億円【2021年度】
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.