【寄稿】実はほとんどの会社が改善できていない?!「ウェブサイトのPDCAは回せていますか?データから改善案を考える方法」セミナーに参加してきました。 | リアルアクセス解析

リアルアクセス解析 - 2020年2月14日(金) 09:48
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こんにちは。マーベリック株式会社の吉田です。

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普段は事業企画部でサイト改善などを行っています。

 

www.mvrck.co.jp

  

今日は先週、幕張メッセで開催された「ウェブサイトのPDCAは回せていますか?データから改善案を考える方法」セミナーの様子をご紹介します。

 

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私自身、まさしく自社ウェブサイトのPDCAを回す業務を行っているのですがなかなか

改善チーム一体となって継続的に取り組むことに課題を感じていて、このセミナーに参加させてもらいました。

 

 

会場は幕張メッセ、セミナー開始時刻はAM10時と早い時間の開催となりましたが、

ご参加者の皆さんで会場が埋め尽くされました。皆さんとても真剣で熱量がすごい!

  

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今回は、サイト分析をお仕事にしている方だけでなく、数値を見て分析を行うことが少しでもある方にとっては目からウロコの内容の内容だったのではないでしょうか?

 

 【今回セミナーでお伝えしていたこと】

・分析したことがビジネスに生かせない理由とは?

・改善に繋げる分析の始め方

・分析したことを改善するためには?

・PDCAを継続して回すために必要なこと

・まとめ「捨てる勇気と踏み出す勇気」

 

この記事では、お伝えしたことで特に重要なことをまとめています。

 

 

分析したことがビジネスに生かせない理由とは?

実は企業規模を問わず、ほとんどの企業がデータをうまく使えていないんです、とのこと。なぜか?

 

ズバリ、「登る山とその山の登り方を事前に決めることができていないこと」に起因するとのこと。

 

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でも考えてみると、山に登っていないし、そもそもどの山にしようかな?と決めあぐねている段階では、こんなことが起きている状態と言い換えることができるのではないでしょうか?

 

 

・どの山に登るか決めてない=サイトのゴールを設定していない。

 ・徒歩なのかケーブルカーなのかどう登ろうか決めていない=ゴールを達成のためにどんな施策するか決めることができていない。

 (例:今の時期に富士山登るのは寒そうだからもっと暖かいアウター買って、ホッカイロも非常用で持っていこう)

 

 

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ウェブサイトの改善活動は

 

“ゴールが存在しており、ゴールに到達するための仮説→検証を行っていない状態では、そもそも改善はできない“

 

ということです。

 

では、この戦略(どの山に登る)と戦術(山の登り方)のあり方って?

どうやって決めていくの?という具体的な内容を小川さんが説明していきました!

言われてみると確かにできていないということが多いですよね。

 

改善に繋げる分析の始め方

今回は基本とも言える分析の仕方「トレンドとセグメント」について

参加者の方にも取り組む、ミニワークも複数用意し、解説!

例えば、こんなワークを行っていました!

 

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また過去に小川さんが取り組んでいた事例も紹介し、その時トレンド分析を行ったことで得られた気づきとその際の打ち手、結果どうなったか?という分析から気づきを得て、改善に繋がった一連についてもお話しておりました。

 

参加者の方もこの手法を駆使して、改善に繋がるイメージを持つことができたのではないでしょうか?

 

セグメント分析についても、実際にショッピングサイト、実店舗とGoogleAnalyticsのデバイスや性別による違いがどう結びついて改善していったのか?

 

セグメント分析から得ることができて、気づきがどう改善と結びついていったかをワークとともに解説!

 

GoogleAnalyticsなどの解析ツールはとても優秀ですが、セッションやページビュー、目標完了数だけを見ていても、改善に繋がる気づきは得ることができません。

ツールの数値を眺めるだけに終わるのは勿体無いんです!そこにセグメント分析の必要性があるんですね!

 

 

分析したことを改善するためには?

そもそも分析→改善で得れることは、3つしかありません。

 悪いものを減らす

良いものを増やす

傾向をどう生かすか

 

 では分析したことを基に施策に落とし込むためにはどうすればいいのでしょうか。

もっとも施策に落とし込みやすい方法をご紹介!

 

【社内にデータがある場合】

過去実施した施策で「もっとも成果が良かった施策内容と悪かった施策内容」の違いを見つけていきましょう。

 

例えば、CVが多かったメルマガと全く反応がなかったメルマガなど。違いを見つけることで改善するべき具体的なポイントを見つけることが簡単になります。

 

ここでも事例をもとに実際に改善したことがどれだけ成果に繋がっていったかを紹介しました。

 

 【同業他社との比較】

これを行う際の注意点が1つあります。

それは見るべきポイントを予め整理して同業他社のサイトを見に行くことです。

 

自社の課題

何を見るべきかをどの部分が自社と違うか

同業他社を見に行く

 

 

この一連が重要です。

なぜか?

 

戦略戦術の説明同様、課題ありきではない見方をしてしまうと

 

「サイトの色がキレイ」

「文字が大きい」など

 

色や文字を変える事により、何を改善していくかが見えません。

 

結局、点の施策になりうまくいかないケースばかり、、、そんな経験、皆さんもおありではないでしょうか?だからどういう課題を解決するために、という前提条件がとても大切なんです!

  

このパートでも、事例を基にした

 

課題→見るべきポイントの整理→同業他社サイトを見に行く

 

この一連が実際どのように行われて、課題をクリアしていったかを説明し、参加者の方々にも改善に繋げていく、ことの流れがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

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PDCAを継続して回すために必要なこと

試しに改善までの流れを社内でやってみたけど、なかなか継続的に、長期的に改善していくことができない、ことも実務を行っていくうえではよくあることです。

 

このパートでは、社内で継続して取り組み続けるためのコツ、導入すべきことを公開!

 

プロセスの可視化をすることはもちろん重要です。でも重要とはわかっていつつ、おざなりになることもよくありますよね?

小川さんのリクルートやサイバーエージェント勤務時代、実際に行っていた会議体やどんなシートを使って経過を管理していったか、経験を踏まえてやるべき方法を公開!

 

改善を行うためのミーティングとは、どんな職務の人まで参加させるべきか?また内容は?

数値管理を行うシートに必要な項目とは?

サマリシートで社内にデータ分析、改善に興味を持ってもらうコツとは?

 

当日はすぐ自社でも取り組めそうな内容ばかりで参加者の方もメモを必死に取られていました。

 

まとめ「捨てる勇気と踏み出す勇気」

実行するために、これまで行っている業務の5%でもいいから削減して、新しい取り組みをやっていきましょう。とのこと。

 

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資料での説明

始めやすい所から少しずつやっていくのが現実的ですしね!

「データで自分と人を動かす」ための第一歩を踏み出しましょう!

  

 

おわりに

今回はエキスポが同時開催されている幕張メッセの会場だったため、普段は解析ツールをあまり使わない!という方もいらっしゃったかと思いますが、すべて事例を基にしたセミナーだったため、具体的に今自分で行っている業務にどう取り入れていけばいいのかを想像しながら聞ける、実践的な内容となりました。

 

セミナーは60分間と短時間でしたが、超凝縮といった感じで今日会社に帰って取り入れてみよう!と思って帰社しました!

 

セミナー終了後は、小川さんの前に参加者の皆さんの長蛇の列、、、

 

セミナーの内容を実践されようとされている方々が各々のウェブサイトの場合にどうやって取り入れたらよいかなどを小川さんに相談されていて、熱いセミナーとなりました。

 

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以下のオンライン講座で自社のウェブサイトを改善させていくためのスキルを身につけていくことも良いかもしれません!

 

提案型ウェブアナリスト育成講座オンライン版

happyanalytics.co.jp

 

 

 

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