Google アナリティクスの新しいユーザー管理ツール | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2017年11月27日(月) 10:00
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完全な状態のオリジナル記事は 「Google アナリティクスの新しいユーザー管理ツール」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「New tools for managing Google Analytics users」を元に構成しております。
先月の記事では、Google アナリティクスをご利用の企業向けの新しい管理ツールについて発表しましたが、今回はさらに一段進んだ機能強化についてのお知らせです。今後何か月かで、企業が抱える多数の Google アナリティクス アカウントにおけるユーザー管理を一元化し、チーム単位の権限管理を容易にするユーザー グループ機能を導入します。多くの企業からのフィードバックにより、重要な解析データへのアクセスを管理するシンプルで強力なツールの必要性が明らかになっています。今回の新機能はこういったニーズに応えるものです。

一元化されたユーザー管理組織にリンクされたすべての Google アナリティクス アカウントをまたいで、管理者が一元的にユーザー管理を行うことができるようになりました。多数のアカウントにユーザーを割り振る必要がある企業では、特に大幅な時間の節約が可能になります。たとえば、チームに加わった新しい社員に 25 個のアカウントへのアクセス権を付与する場合、従来なら各アカウントでそれぞれ設定を行う必要がありましたが、今回のアップデートにより 1 か所でまとめて設定できるようになりました。

組織のユーザー管理を一元化
また、以下の操作も可能です。

  • 管理下のユーザーについて、利用サービスやアカウントをまたいだ豊富な情報を表示
  • 多数のアナリティクス アカウントに対するユーザーのアクセス権を 1 つのコンソールで管理
  • 各ユーザーのアクセス権限の継承状態についての新たな情報を表示
  • 各アクセスレベルや権限について、サービス内で詳しい説明を参照

ユーザーの詳細画面で各サービスやアカウントへのアクセス権が表示されている様子

Google アナリティクスを使用しているだけで、アカウントをまたいだユーザー管理が必要ない場合も、アップデートのメリットは享受できます。ナビゲーションやドキュメント関連の改良点は、ユーザー管理機能にも Google アナリティクスにも同様に適用されています。


ユーザー グループ機能の導入組織の管理者は、何百人ものユーザーのアクセス権を管理しなければならないことも珍しくありません。特に複数のアナリティクス アカウントを扱う場合などは、かなり手間のかかる作業です。新しいユーザー グループ機能を使えば、多数のユーザーをグループにまとめ、グループ単位で適切なアナリティクス アカウントへのアクセス権を付与することができます。さらに、複数の階層に分かれた組織を管理する場合は、グループ内にグループを配置することも可能です。この機能を使用するには、まずアナリティクス 360 スイート内で組織を作成する必要があります。詳しくはこちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

「IT チーム」というユーザー グループの詳細を表示した様子

これらの新しい機能を、違反行為の一括チェック機能やユーザーに対するポリシー設定といった既存の機能と組み合わせることで、エンタープライズ クラスの運用管理が実現します。また今回のアップデートは、一元的なユーザー管理やユーザー グループ機能を他のサービスに展開することをはじめ、将来的な機能拡張の下地となります。



投稿者: Matt Matyas - Google アナリティクス担当プロダクト マネージャー
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