自社サイトと比較してみると、ユーザーにとってモールはメリットだらけ。なのに、そこを見ていない人って多いです。「買う理由」を作らないことには、自社サイトではずっと売れません。
モールはお客様にメリットだらけという現実を認識すること
ショッピングモールで売れるのに自社サイトで売れない理由を考える【no.1415】 | ECMJ
https://www.ecmj.co.jp/no1415/
まとめると、
- モールのお客様に自社サイトへ来てもらうには、「運営側ではなくお客様のためのメリット」が必要
- 自社サイトは会員登録のハードルが高いので、Amazon Payや楽天ペイを導入するのもアリ
- 自社サイト専売の商品を必ず作ること、難しければ自社サイトだけの販促企画をおこなうことが大切
ショッピングモールでネットショップを展開している会社さんが必ずいうのが「ショッピングモールに料率を払いたくない。自社サイトにお客様が移行できれば利益率が改善する」ということでしょう。しかしこれはあくまで「ネットショップ運営側」のメリットであり、「お客様側」のメリットではありません。
モールを使えばポイントがもらえて、ログインの手間もなく、商品も選び放題とメリットだらけですよね。そのメリットを上回る何かがないと自社サイトで買ってくれないのは当たり前です。記事内にあるように「自社サイト専売の商品」を作ることから。
未経験でもできる越境EC
英語は苦手、HTMLも未経験の50代一般男性が、時計の越境ECで大成功 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4856
まとめると、
- 2003年に会社員と兼業でECサイトを立ち上げ2年後に42歳で独立
- 3年前にShopify(ショッピファイ)を導入。簡単に使えてプラグインで機能追加もできるのがメリット
- 越境ECで必要なセンテンスは20個くらい。Google翻訳も使えるので英語はなんとかなる
最近、Shopify.jpでは日本語サイトが立ち上がり、日本語でのブログも更新が始まりました。Shopify.comの英語の記事も、技術的な情報や、ブラックフライデーなどのアメリカのセール情報など、日本にいてはわからないことも教えてくれます。集客方法、Facebook広告や値引きの仕掛けかた、ECの最新トレンド、ショッパーのインタビューなど、さまざまな記事が読めます。
越境ECのヒントがてんこ盛りです。とりあえずShopifyを使っていればどうにかなりそうな感じですが、在庫管理や伝票の作成、発送などのバックヤードはかなり丁寧に進めているようです。「なるべく運営者の人柄がわかるほうがいいとも思っているので、英語でブログを書いたり、Facebookやインスタをやったりもしています」ともおっしゃっています。
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今までなかったEC部長向けの記事
三越伊勢丹のEC責任者を辞めた中島郁さん、これから何するんですか? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4638
まとめると、
- ECサイトを運営するにはやっぱり人材。プロパー社員だけでは難しいので外部から新しい血を入れる
- 店頭での取扱商品や認知のある商品に比べ、Webサイト上だけでの訴求では販売が難しい
- 店舗のチラシや店頭の袋、ポスターにURLを入れたりと実店舗とECの相乗効果を狙う手法を2000年ごろから実践していた
店舗活用という点で言うと、店頭取扱商品をECサイトで掲載・販売しない会社がよくあるのに驚かされます。また、なぜか「EC限定商品の方が売れる」と思っている経営者が多いこと。
店舗をたくさん持っていればそこでの認知はかなり大きいです。TVなどのマスを使っていても資金がショートした事例もアメリカにはあります。組織が大きくなると縄張り意識も出てきますので、全体を見る部長さんが必要ということですね。
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EC全般
ゾゾの「ツケ払い」利用者が100万人を突破 利用者の7割は女性 | WWD
https://www.wwdjapan.com/459640
衝動的に買いたくなるのは女性が多い、ということでしょうか。
撮影から動画作成まで超簡単! ECのお仕事でもきっと使える「GoPro HERO5」のすごいところ【オトナの社会科見学】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4609
「GoProは撮影からシェアまでを行うカメラ」でアプリ連携も。これは欲しくなる。
無印良品が「ネットストア」含むWebサイトをリニューアル――その目的と内容は | ネットショップ担当者フォーラム
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ブランドページとネットストアの融合。ユーザーから見れば1つのブランドなので、この流れは他でも進みそうです。
ECサイトも省エネ法の規制対象へ――「事業者を荷主と捉えて省エネ取組を求めるべき」 | ネットショップ担当者フォーラム
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宅配便ロッカー「PUDO」利用件数増加、阪神電鉄が3駅に増設 | 通販通信
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ZOZOTOWN、商品受取場所に宅配便ロッカー「PUDO」追加 | 通販通信
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大都市圏は駅の宅配ロッカーの受け取りが増えてきそうですね。配送は早いだけでなく受け取りやすく。
Amazon「仮想ダッシュボタン」日本上陸 スマホから2タップで商品届く | ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1708/23/news064.html
実際に使ってみましたが、リピートしそうなものはとりあえず登録したくなります。雑誌の定期購読など出てきたら脅威。
今週の名言
予算をすべて使い切るのが仕事ではなく、広告でなくても実現できるものがあるなら、その手段も考慮しなければなりません。
老舗通販がECに本腰 ディノス・セシールCECOが考えるカタログとECの融合とは | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4914
まさにその通り! 持っている予算で最大の効果を上げる方法を考えるのが、広告担当者の仕事です。
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オリジナル記事:モールで売れるのに自社サイトでは売れない……そのたった1つの理由とは?【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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