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iPhone ユーザーへの人気度は ?」 からご覧ください。
2009年 3 月 18 日
Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト
先日より、
アドバンス セグメントのデフォルトのセグメントに [iPhone からのセッション] という項目が加わっていることにお気付きでしょうか。アドバンス セグメントは Google Analytics の強力な機能の 1 つで、これを活用することによって、 Google Analytics のデータを自在に切り分けて見ることができます。新しい [iPhone からのセッション] セグメントを使うことにより、iPhone で訪れたユーザーだけを簡単に抽出することが可能です。
[クリックすると画像が大きくなります]
iPhone セグメントを使うのは難しくありません。今見ているレポートの右上にある [アドバンス セグメント] のドロップダウンメニューをクリックして開き、デフォルトのセグメントの中から [iPhone からのセッション] にチェックを入れてください。iPhone からのサイト訪問者の比率が小さい場合には、[全セッション] のチェックは外した方が iPhone ユーザの動向が見やすいかもしれません。
iPhone セグメントでは、他のアドバンス セグメントと同様に、すべての Google Analytics のレポートを見ることができます。AdWords のパフォーマンスも調べられます。AdWords をご利用になっている場合、
iPhone を対象としたデバイス プラットフォーム ターゲットを用いたキャンペーンの分析をより詳細に行うことが可能です。ただし、iPhone だけでなく Android のような他のハイエンド携帯デバイスを含めたセグメントを見たい場合には、そのためのカスタム セグメントを作る必要があります。
iPhone と Android を対象としたセグメントを作成するには、アドバンス セグメントのドロップダウンメニューで [アドバンス セグメントの新規作成] をクリックして、2 つの条件を含むカスタム セグメントを作ります。ディメンジョンからシステムの下にある OS を点線の枠にドラッグし、値フィールドに iPhone と入力します。次に [「or」ステートメントの追加] をクリックし、同様に Android を追加します。最後に「iPhone & Android」のようなセグメント名を付けて、[セグメントの作成] ボタンをクリックすると、カスタム セグメントとして保存されます。
こうして得られた情報を元に、今までなかった視点であなたのサイトを分析してみましょう。iPhone での訪問が多いのに直帰率が高いような場合には、iPhone ユーザーのブラウズに適したテンプレートを用意する必要があるかも知れません。Google Analytics の強力なレポート機能を活用して、一歩踏み込んだ分析をしてみましょう。