10月のSEO,検索エンジンの動き | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2012年11月9日(金) 17:10
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少々遅くなりました、SEOにおける10月1ヶ月間を振り返ってみたいと思います。

まず、10月の変動を数値化したグラフです。
$CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)-2012年10月変動推移グラフ
※通常数値は55以下程度とお考えください

この1ヶ月はグラフで示した通り、非常に小幅な変動だった1ヶ月でした。
9月も非常に変動幅としては小さな数字でしたので2ヶ月連続であまり検索順位としては変化がなかった1ヶ月だったと言えると思います。

大きなイベントとしては、
10/3 ウェブマスター向けガイドラインの更新
10/6 ペンギンアップデート
10/10 ページレイアウトアルゴリズム更新
10/17 リンク否認ツールのリリース
10/23 パンダアップデート日本語版更新の発表
10/29~30 小規模変動
というところでしょうか?

10/3 ウェブマスター向けガイドラインの更新

ウェブマスター向けガイドラインの更新では、ウェブマスター向け公式ブログ
ウェブマスター向けガイドラインを更新しました
にて発表されたように、リンク関してどのようなものがNGなのかを
今までよりも具体的に明記しています。
更新されたページはこちらですが、リンクプログラムに関しての項目を更新され、「過剰なリンク交換」や、「相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。」などがNGリンクであると追記されています。(詳細はこちら;リンク プログラム ウェブマスターツールヘルプ
もちろんこれ以外のものでも警告や手動ペナルティ、ペンギンアップデートによるランクダウンなどが発生するケースはありますが、より明確に基準を出していくことでリンクに対して厳しい対応をしていく意志を表しているのではないかと思います。

10/6 ペンギンアップデート

リリース時とあわせて3回目でしょうか。ご存知の通り、ペンギンアップデートは常時走っているアルゴリズムではなくデータ更新することによって動くアルゴリズムです。
今回はデータ上でもほとんどランクに動きはありませんでした。ペンギンアップデートの基準自体変えず、新しく基準にかかったものや過去に見過ごされていたものだけが動いているのではないでしょうか?英語圏でも影響度はクエリに対して0.3%ということなのでほとんど分からないレベルの変化だったと思われます。

10/10 ページレイアウトアルゴリズムの更新

$CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)-ページレイアウトアルゴリズム
ページレイアウトアルゴリズムは、ファーストビューにメインコンテンツなく広告が多く表示されているものなどのランクが下がるアルゴリズムであり、この基準が更新されたようです。
おそらく精度が高まったものと思いますが、あまり大きな動きはありませんでした。
USのGoogleのデータとしては若干動きがありましたのでこの影響の可能性はありますが、日本ではこのアルゴリズムの影響と思われる変化を確認できていません。
もともと広告がメイン部分を占めるようなコンテンツは、薄いコンテンツでありパンダアップデートの影響等で最初からランクアップしていなかったということもあるかもしれませんね。
なお、英語圏での影響は0.7%と発表されています。

10/17 リンク否認ツールリリース

ラスベガスで行われていたPUBCONの壇上で、Matt Cutts氏自らがリンク否認ツールのリリースを発表しました。
我々もこの場に立ち会うことができましたが、Matt Cutts氏が嬉しそうに話していたのが印象的でした。
USでは、競合のサイトのランクを低品質な人工リンクによって落とすネガティブSEOが出現しているということで、
これへの対応もあったものと思われます。
詳細は、
過去記事:Googleリンク否認(無効化ツール)について
をご覧ください。
現在も実際に否認申請したものの返答を待っている状態です。早く結果が出てくることを心より祈っております。

10/23 パンダップデート日本語版更新発表

パンダアップデートに日本語版の更新が発表されました。
日本語圏にだけ影響が出る更新ということで、かつてのYahoo!における日独変更を思い出した方も多いのではないでしょうか?
発表時点では、予告のような記述になっており実際に大きなランク変動は確認できておりませんでした。
5%程度に影響ということで比較的大きな影響がある数値でしたが、
この発表後に起きたやや大きな変動は10/29~30にかけての変動でしたので、
この部分でのリリースだったのかもしれません。

なお、この期間で目立った変動としては、
企業が独自ECサイトを持っているようにみせかけて、実際はそこから各ECサイトにアフィリエイトリンクで飛ばしている
少々ドアウェイっぽいアフィリエイトサイトでのランクダウンが見られました。
オリジナルコンテンツという意味合いでは厳しいサイトですので、
パンダアップデート対象となってもおかしくないようには思います。
(実際にこの期間の変動が本当にパンダアップデートだったかどうかは不明です)

以上、いくつかのニュースやイベントがありましたが
やはり一番大きなものはリンク否認ツールではないでしょうか?
外せない悪質リンクに悩んでいる、「ユーザーのためになるサイト」の救世主となることを祈っております。

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