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最近取り上げるデータはモバイルが多いのは何故だろう [週刊IFWA 2012/5/7]」 からご覧ください。
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http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html■ 最近取り上げるデータはモバイルが多いのは何故だろう
基本的に私は継続調査のデータが好きです。それは長期のトレンドを知ることができるからです。逆に言えば、どこかの瞬間風速を切り取った面白おかしいデータは、あまり信用しません。
継続調査とは、例えば今積読になっている「NHK国民生活時間調査」なんていうのがその代表格でしょう。これは5年に一度の調査で、この頻度では国勢調査も大事なデータです。人口ピラミッドなどで日本の20年後の姿を比較的正確に予想できますから。
また年に一度楽しみにしているのが、年度末の消費動向調査です。各種機器の普及率の定点観測データとして重宝します。あとは毎年2月下旬に発表される電通の日本の広告費といったところでしょうか。
そんなことで各種調査や市場データなどをブログで紹介している訳ですが、下記のようにカテゴリー分けして1週間のまとめを行っていると、結構はやり廃りがあって、まとめ方(カテゴリーの括り方)が微妙に変化していきます。
このところ感じているのはタイトルにも書きましたが、モバイル関連のデータが多いということです。逆にソーシャルは一時よりは下火になってきた感じがしています。
もちろんこれは自分の今の関心事のフィルターの結果であるとも言えるので、出回っている調査データや市場データの数と私がブログで紹介する数に相関があるかどうかは、極めて怪しいでしょう。
しかしモバイルはスマートフォンの普及が全世界で進行しているのと、タブレットという新しいデバイスの登場で、何年というスパンでの大きな動きになっていると感じていますので、定点観測データが重要な状況は暫く続くように思います。
いずれにしてもデータ提供会社に対しては、ころころとキャッチーなトピックを追うだけのデータを出すのでなく、中期的にも意味のあるしっかりした定点観測データを追っていって欲しいということを改めて思った次第です。