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CSS Nite in Ginza, Vol.54(1)フォローアップ:ヤスヒサさんのセッション」 からご覧ください。
2010年12月16日、アップルストア銀座で開催したCSS Nite in Ginza, Vol.55(Shift 4)フォローアップとして、『多次元化するWebと今後のWebデザイン』(長谷川 恭久)のスライドと音声をシェアします。
メッセージ
「多次元化するWebと今後のWebデザイン」という内容で小難しい内容を話した長谷川です。年末のお忙しい中、ご参加ありがとうございました。
技術・デザインをテーマにプレゼンをすることが多いのですが、今回は概念的な話が中心で好き嫌いが分かれた内容だったと思います。たった10分間で話すにはあまりにも大きなトピックでしたが、未来を考えるのであれば、Webによって多次元化した社会環境や人の心理・行動の変化は無視出来ない話題だと考え、紹介しました。
いずれ、サイトという大きな枠をもつことがそれほど重要ではなくなり、情報(データ)のデザインや配信モデルの構築・演出がより注目されることになるでしょう。HTML5やセマンティックデータが話題になったり、ソーシャルメディアの活性化により人々が様々な場所で自由にネットワークを作っているという状況も、その先にはサイトという枠組みの重要性が低下するという仮説の裏付けになります。
スマートフォン向けのサイトも企業によっては、大幅に機能やコンテンツを絞って公開している動きをみても、情報はよりコンパクトでポータブル化しているのが分かります。
技術と社会は相互関係です。今 Web 業界でHTML5やスマートフォンが注目されているのは、社会背景や人の変化が影響しています。そこには単に「話題だから」「たくさん人が使っているから」とは別の理由が存在します。理由を掘り下げることで、さらに技術を利活用できますし、社会や人へ良い変化をもたらすと考えています。
技術と人がこれからさらに良い関係でいられますように。
それでは、よいお年を。来年もよろしくお願いします。