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起業家ができる従業員に頼らない5つの事業の育て方」 からご覧ください。
シリアルアントレプレナーのQuickSproutの創業者が、従業員に頼らずに自分自身でできる事業の売上アップの方法を紹介。起業家に限らず、事業責任者や一人で活動しているフリーランサーやアフィリエイターにも参考になる点がありますね。 — SEO Japan
私は今のビジネスパートナーと8年も一緒に働いていて、これまで私たちはビジネスについて多くを学んできた。物事がうまくいき始めると自分は何でも知っているような気がし始めるかもしれないが、厳しい現実を言うとそんなことはないのだ。
ついこの間、ビジネスパートナーと電話で話していた時、私たちは企業が収入や利益を増加させるためにできる小さなこと全てを見つけ出そうとしていた。
面白いことに、私が思いついたアイディアの大部分は従業員の参加が要求されるものだった。ここで問題なのは、私たちの従業員はすでに忙しく、何ヶ月もの間それらのことに取り掛かることができないということだ。
では、私たちが取るべき正しいソリューションは何だろうか?新しい従業員を雇う?
追加で従業員を雇うことの問題点は、良い人材を見つけるのには時間がかかるということと、誰かを雇うことができたとしても必ずしも物事が早く進むとは限らないということだ。最初はその従業員に必要な情報を与え、教育をしなければならないのだ。たとえ彼らが全てのことを知っていると主張したとしても。
正しいソリューションは追加の従業員を採用することではなく、その代わりに自分の考え方を調整することなのだ。何年もの間私たちは、会社を次のレベルにするために我々のチームが出来ることは何かということについて常に考えていた。そしてこれはどんな企業もすべきことであるのだが、会社を次のレベルにするために自分にできることは何かということについて考えることができるはずなのだ。
つまり何が言いたいかというと、従業員の時間を奪わずに会社の収入を増加させるためにあなたができる5つのことは何か?ということなのだ。
私とビジネスパートナーがやってきたことで、会社の純利益を増加させるのに役だったことを紹介しよう:
コンテンツ制作
私が先週まではブログから“直接的に”お金を儲けてはいなかったことを多くの人は知っているだろう。私がブログを書いているのは他の人の役に立つことが好きだからというだけでなく、それが私に機会を与えてくれるからである。例えば、私が何百人もの成功した起業家に会っているのは、私がQuick Sproutにブログを書いていて、私が会った起業家の多くが私の会社の顧客になったからである。
ブログに加え、私はビジネスのためにニュースレターやその他様々な形のマーケティングの素材を書いている。このコンテンツは新しい顧客を連れてくるだけでなく、よりよいユーザー体験を作り出す助けにもなるのだ。そのために、我々の顧客はより長くサービスにお金を払うのである。
ソーシャルメディア・マーケティング
ソーシャルメディアはお金にはならない、そうだったはず?しかし、その活用の仕方を知っていればなるのだ。私たちは会社のTwitterアカウントを設置しただけでなく、Facebookのファンページとブログも設置した。
これらのメディアで日頃から活動することによって、それが私たちの役に立つのだ:
人々がそのスペースについて何と言っているのかを見れば、より知識に基づいたビジネスの決断をすることが可能になる。
顧客が私たちについて何と言っているのかを知ることが可能になる。もし彼らが怒っているのなら、問題解決に取り組むのだ。
人々が私たちの競争相手について何と言っているのかを見ることができる。そして、もし彼らが私たちの競争相手に満足していないのであれば、彼らにアプローチをして将来的に私たちの方に連れてくることができる。
私たちの会社をそのスペース内の思想的な指導者としてブランディングすることが大切である。思想的な指導者になることで、ビジネスにもっと多くの顧客をもたらすことになる。
もしあなたがソーシャルメディアを活用する秘訣は何なのか疑問に思っているのなら・・・あなたがすべきことは、毎日定期的に活動し本当に価値のある情報を提供することだけである。
あなたは顧客が得をすることについて書けるのだからブログを書くのだ。あなたは見込み客とやり取りをしたいと思っているのだからツイートするのだ。そして、Facebookのファンページを作って、顧客が自分たちの感情を表現できるようにするのだ。
人間関係を築く
販売やネットワーキングをやってくれる従業員やビジネス改善の専門家を採用するのは決して悪いことではない。しかし、彼らがあなたの会社を去る時に顧客も一緒に去っていくかもしれないということを頭に入れておかなければならない。
才能のある開発者やデザイナーを採用することが簡単ではないことは知っているが、あなたのために人間関係を築くことができる人物を雇うことはもっと難しいことだ。
私たちが所有している全ての会社において、他の起業家と会ったり、投資家とのネットワークを作ったり、大きなビジネス展開の契約を結ぶのは、常に私とビジネスパートナーだった。
なぜ私たちがこれを全てやるのか?それは、私たちが今の会社だけのために人間関係を築きたいわけでなく、これから10年、20年、30年経って、私たちがどんな会社をやっていたとしても助けてくれるような人間関係を作りたいからだ。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは決して楽しいことではないが、私とビジネスパートナーは全ての設立者は一日のほんの少しでもサポートの件を取り扱う時間を作るべきだと信じている。
もし顧客がどんな問題を抱え、何が彼らを怒らせているのか知らなければ、あなたが大きなビジネスを作り出すことはできないだろう。
前にも同じことを言ったが、あなたが何を必要としているかは問題ではなく、あなたの顧客が何を必要としているかが問題なのだ。そして、もしあなたが顧客の必要としているものを知りたいのなら、彼らと定期的に話す必要があるのだ。
それをしなければ、あなたは会社が次に何をするべきか分からない。自分が必要としているもののアイディアはあるかもしれないが、前にも言ったが、そんなことは関係ないのだ。だから、顧客、特に満足していない顧客の話を聞く時間を取ることだ。
結論
会社を成長させたいのなら、状況の改善のために従業員に何ができるのかという考え方から抜け出さなければならない。あなたがちょっと単独になり、状況を前に進めるためには自分が何をできるか見つけ出さなければならないのだ。
あなたが素晴らしいチームを持っていて、従業員が失敗をして、物事が遅れても私は構わないのだ。彼らを頼りたいだろうが、あなたは自分自身を信頼することも学ばなければいけない。そして、そのための一番の方法はあなたが出来ることは何かを見つけ出すことなのである。
この記事は、QuickSproutに掲載された「It’s not what your employees can do for your business, it’s what you can do!」を翻訳した内容です。
内容自体はシンプルながら確かに納得できる点もある記事でした。特に少し事業が軌道に乗り出した時は、何でもかんでも自分だけでなくスタッフを巻き込んで事業を育てて用途しますが、起業家、代表者が自分自身でできることも常にあるんですよね。私の場合はこのSEO Japan運営活動がまさにそうでしょうか。直接、売上アップにつながったわけではありませんし、コストも翻訳とか結構かかっていますが 汗 、会社のブランディングやそこから派生する成約率のアップには多少のプラス影響はある気はしています。正確に効果測定はできませんけどね。。。いずれにしてもスタッフにあれこれ指図する前に自分自身でできることが色々ある!ということは間違いなさそうです。 — SEO Japan