日経リサーチが生の声を実態に即した形で収集・分析できる新調査「Voice Basket」開始

アンケートの自由回答を収集、代表的な意見はどれかという分析結果が迅速に確認可能

日本経済新聞社グループで市場・世論調査を行う日経リサーチは、消費者の生の声を実態に即した形で収集・分析できる新たな調査サービス「Voice Basket」を始める、と5月27日発表した。アンケートの自由回答に寄せられる意見を収集。代表的な意見はどれかといった分析結果が迅速に確認できる調査サービスとなる。

従来、アンケートの自由回答の分析では回答者の意見を前後の文脈を無視して単語ごとに分解して出現頻度などを測定することから、どういう文意で使われたか分からなかった。インタビューでもサンプル数が限られるなど課題があった。Voice Basketは、特別に用意した設問に答えてもらう形で回答者の生の声を集める。

自由回答を集めることに加え、集まった意見について回答者に質問・評価してもらうことが特長。どの意見が回答者の間で賛同されているか客観的に分かり、定性的な調査で定量的な結果が得られるという。商品開発、サービス改善、ブランドイメージなどの調査や、大規模調査前のプレテストでの利用を想定している。

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