サイバーエージェント「AI Lab」などが遠隔操作ロボットの接客販売実験を共同で実施

大阪南港の複合商業施設で実験、卓上型対話ロボット「Sota」を別の場所から遠隔操作

サイバーエージェントは、同社の人工知能(AI)技術研究開発組織「AI Lab」が、大阪大学基礎工学研究科と、東京都港区の開発プロジェクト事業会社のアルベログランデとともに3者で「遠隔操作ロボットによる実演販売実験」を行う、と2月18日発表した。大阪南港の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」で2月29日と3月1日に実施する。

アルベログランデは、複合高層ビル「東京ポートシティ竹芝」の開発を推進するために東急不動産と鹿島建設が設立した。販売実験は、ATC内に開設した実験用ポップアップショップで卓上型対話ロボット「Sota(ソータ)」がショップの店員になって商品を販売する。Sotaは別の場所にいるスタッフが遠隔操作し、Sotaを介して顧客と会話する。

AI Labが研究開発したシステムによる接客と販売が売り上げ向上に寄与するかや、人手不足が社会的課題になる中、遠隔から質の高い接客サービスが提供できるかを検証する。接客できる遠隔操作ロボットの実用化と広告技術の研究を進めると同時に、高齢者や主婦などが遠隔勤務で社会参画する利用方法を視野に実用化を目指す。

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