サイカがクロス・マーケティンググループと提携、共同で広告運用代理サービスを開始

サイカの広告効果分析ツール「XICA magellan」活用、CPAの10%以上改善を目標に展開

マーケティング用統計分析システム開発のサイカは、リサーチとITソリューション、マーケティング事業を展開するクロス・マーケティンググループと業務提携した、と2月18日に発表した。サイカと、クロス傘下のクロス・マーケティング、同ディーアンドエムの3社共同でインターネット広告運用代理サービスを始める。

サイカの広告効果分析ツール「XICA magellan(サイカマゼラン)」を活用し、例えば「商品の認知度が1%上昇すると売上が100万円増加する」といった消費者意識指標の事業成果を定量的に明らかにする。これまでコストの制約で精度の高い調査は頻繁にできなかったが、クロス・マーケティングの調査技術で安価で効率的にデータを取得する。

こうした分析に基づいて、ディーアンドエムはマーケティング支援事業を提供。CPA(顧客獲得単価)の10%以上改善を目標にしたインターネット広告を運用する。運用開始から3カ月以内にCPAが10%以上改善しなかった場合は無料にする。3社はテレビとインターネットの双方に広告を出稿する企業をターゲットに展開する。

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