ネットの悪評・クレームが多い業種1位は? 8期連続首位の「EC・通販」が陥落【アラームボックス調べ・2026年上期】

商品やサービス、接客への不満が爆発? 1社あたりのクレーム件数は4年で約4.9倍に。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

アラームボックスは、「2026年上半期 インターネット上で悪評・クレームが多い上位10業種」を発表した。モニタリング対象の9,021社について、インターネット上に投稿されたクチコミや評判から、悪評・クレームを抽出・集計している。

ネット上の悪い口コミが多い業種、「宿泊業」が初の1位に

2026年上半期 インターネット上で悪評・クレームが多い上位10業種

調査によると、2026年上半期に1社あたりの平均悪評・クレーム数が最も多かった業種は「宿泊業」で、前回の2位から初の首位となった。平均件数は9.00件で、計1,251件の悪評・クレームが寄せられている。

また、2022年上期から8期連続で首位だった「無店舗小売業」は2位に後退し、平均件数は6.92件となった。以下、3位「各種商品小売業」(6.47件)、4位「医療業」(5.30件)、5位「飲食店」(4.57件)と続いた。

業種別 インターネット上の悪評・クレーム件数と順位の推移(2022年上期~2026年上期)

業種全体における1社あたりの平均悪評・クレーム数は、2022年上期の約0.41件から、2026年上期には2.00件まで増加。約4年間でおよそ4.9倍となった。

特に宿泊業は、2025年下期以降に平均件数が大きく上昇し、2026年上期には9.00件に達した。また、各種商品小売業は前回の5位から3位、飲食店は7位から5位に順位を上げている。

1位「宿泊業」:客室の状態やサービスに不満

宿泊業の悪評・クレーム頻出単語

1位の宿泊業に関する投稿では、「ホテル」「部屋」「残念」「対応」「スタッフ」などの単語が多く見られた。客室の清掃状態や臭い、設備の不具合といった滞在環境への指摘のほか、食事の内容や提供方法、温泉・浴場などのサービスが「料金に見合わない」といった声も多かった。

2位「無店舗小売業」:商品や配送、対応に不満

無店舗小売業の悪評・クレーム頻出単語

無店舗小売業では、「商品」「購入」「発送」「残念」「連絡」などが頻出していた。投稿内容を見ると、商品の破損や汚れ、掲載されている写真・説明と異なる商品が届いたといった指摘が目立った。また、発送の遅れや未着、梱包の不備のほか、問い合わせへの返信、返品・交換、キャンセル対応に関する不満も見られた。

3位「各種商品小売業」:接客に関する指摘が多数

各種商品小売業の悪評・クレーム頻出単語

百貨店や総合スーパーなどを含む各種商品小売業では、「商品」「対応」「購入」「店員」「残念」などの単語が多く見られた。商品そのものへの不満に加え、店員の態度や説明不足、返品・交換、問い合わせなどへの指摘が目立ち、店舗とオンラインの双方で対応品質にばらつきがあることがうかがえた。

調査概要

  • 【調査期間】2026年1月1日~6月30日
  • 【対象企業】アラームボックスでモニタリングしていた企業のうち9,021社
  • 【対象データ】インターネット上に投稿されたクチコミのうち、アラームボックスが「悪評・クレーム」と分類したもの
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