生成AI広告は「条件が整えば活用してよい」52.0%、透明性への配慮が前提【日本インタラクティブ広告協会調べ】
インターネット広告を「信頼できる」は18.3%で低下傾向が続く。
8月24日 6:30
一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、2026年2月に実施した「2026年インターネット広告に関するユーザー意識調査」の結果を公表した。生成AIを活用した広告の受容性、詐欺広告の認知や通報状況、広告への信頼などに対し、全国15~69歳の男女個人3591人から回答を得ている。
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詐欺広告は70%が認知、過去1年以内の接触経験は10~20%台
生成AIを活用した広告について
「映像や音声などに『生成AI』を活用した広告について、あなたの考えに近いもの」を聞くと、「条件が整えば活用してよい」がもっとも多く全体の52.0%を占めた。ただし「あまり活用すべきではない」「活用すべきではない」も計43.7%を占めた。どの年代も「積極的に活用すべき」「条件が整えば活用してよい」の計が過半数で、若い世代ほど高い傾向が見られた。特に10代は66.0%ともっとも高かった。
一方で現在の生成AI広告への印象は、ネガティブイメージのほうが多かった。「本物らしさがない/不自然」という印象がもっとも多く26.4。特に10代では41.8%で良くも悪くも生成AIに敏感だ。
また「生成AI広告を受け入れやすくする条件」では「生成AIを活用していることの明記」がもっとも高く、透明性の確保が重視されているようだ。「法律・ガイドラインによる規制」「実在人物・キャラクター等の許諾明記」も求められている。逆に「生成AI広告で抵抗感が高い」ものは、「故人や実在人物」「声・会話」など人格的要素を含む表現だったことからも、許諾や表示の明確化が重要といえる。
詐欺広告への対応
この調査では、インターネット上の詐欺広告を以下の7タイプに大別。それぞれの認知と接触経験を聞いている。
- 当選詐欺広告
- 投資詐欺誘導広告
- 偽セキュリティ警告広告
- なりすまし型投資広告
- 副業・高収入うたい広告
- 出会い系ロマンス詐欺広告
- 偽ショッピング広告
まず認知については、どのタイプも約7割があり「テレビのニュース・情報番組」で知った割合がもっとも多かった。「過去1年以内の詐欺広告への接触(遭遇)経験」は10~20%台で、動画サイト上の広告で接触するケースがもっとも多い。
インターネット広告への信頼度
広告への信頼度をメディア別に見ると、現在の「インターネット広告への信頼度」は18.3%にとどまり、他媒体と比べて低い。1年前との信頼度の比較でも、インターネット広告は「信頼できなくなった」20.9%が「信頼できるようになった」13.9%を上回っている。
インターネット広告を「信頼できる」と回答した人は2025年の21.6%から低下。他のメディアと比べても低下傾向が強い。なお性年代別では、若いほど信頼度が高かった。


調査概要
- 【調査対象】全国15~69歳の男女個人(PC、タブレット、スマートフォンでインターネットを「ほぼ毎日」利用者)
- 【調査方法】Web調査(調査実施機関:ビデオリサーチ)
- 【調査時期】2026年2月16日~19日
- 【有効回答数】3591サンプル
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