デジタルオーディオ広告の効果、想定上位は「認知」「興味関心」「ファン化」だと判明【JIAA調べ】

今後期待することは「クライアントへの説明のしやすさ」。

日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、「デジタルオーディオ広告に関する会員意識調査」の結果を発表した。大きく成長している「デジタルオーディオ広告」分野について初めて調査を実施したもので、JIAA会員の企業321社のうち53社・71件が回答している。

JIAAデジタルオーディオ広告部会では、「インターネット音声メディアで再生される“音声ファイル形式”の広告」をデジタルオーディオ広告と定義している。

急拡大するデジタルオーディオ広告分野

この調査では、マーケティングファネル(ダブルファネル)の図表を提示し、「デジタルオーディオ広告の効果が想定できる部分」を質問した。その結果、「興味関心」78.9%、「認知」76.1%が上位だった。また、既存顧客に対する効果として「ファン化」42.3%も高い。

また「デジタルオーディオ広告に対して今後期待すること」を聞くと、「費用対効果や分かりやすい成果などクライアントへの説明のしやすさ」69.0%が特に多く、「効果検証の精度向上」47.9%、「認知拡大、利用意向の向上」45.1%、「市場規模の明確化、成長性」45.1%などの声が続いた。

調査概要

  • 【調査対象】JIAA会員の321社
  • 【調査方法】Web調査(調査主体:JIAAデジタルオーディオ広告部会)
  • 【調査時期】2024年8月9日~30日
  • 【有効回答数】71件(53社)
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