良い広告体験とは? 好感度の高いインターネット広告、1位は「お得情報」【JIAA調べ】
ストレスを感じない広告の条件は「スキップできる」「閉じるボタンがわかりやすい」など。
10/2 8:20 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
日本インタラクティブ広告協会は、「2023-2024年インターネット広告に関するユーザー意識調査(定量)」の結果を公開した。本調査は2019年から継続して実施している。
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ユーザーがポジティブに感じる広告は「お得情報」「セレンディピティ」
まず、「インターネット広告を通じて感じた“良い体験”」について聞くと、「セールや割引情報等が得られる」が64.4%で最も多く、ついで「思いがけない商品・サービスの情報が得られる」が62.3%となった。以下「興味のありそうな企業・ブランドと出会えた」「ちょうど探していた情報を得た」などが続いている。
広告接触による“良い体験”とその媒体の種類をみると、「お得情報」「セレンディピティ」「タイミング」などの項目では「検索サービス」が最も多かった。一方で、「クリエイティブ」や「話題の情報」などの項目では「動画共有サービス」が1位となっていた。
また、インターネット広告に対する信頼度と良い広告体験の関係をみると、「セレンディピティ」や「お得情報」は広告への信頼度の高い・低いに関わらず“良い体験”と受け止められていることがわかった。一方、その他の項目においては、ネット広告への信頼度が高い層ほど“良い体験”と感じている傾向が見られた。
ストレスを感じない広告体験の条件としては、「スキップできる」が66.4%で最も多く、以下「閉じるボタンが分かりやすい」が54.7%、「不本意なクリックをさせない」が51.9%と、操作性の面で不快感を与えないことが特に重視されていた。
調査概要
- 【調査主体】JIAA ユーザーコミュニケーション委員会
- 【調査対象】全国、15~69歳、男女個人
- 【対象者条件】PC、タブレット、スマートフォンでインターネットを「週1回以上」利用する人
- 【調査方法】Web調査
- 【サンプル数】591サンプル
- 【調査期間】2024年2月10日(土)~ 19日(月)
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