総務省が米国Google・米国X・米国Meta・湘南西武ホーム・ドワンゴに情プラ法に基づく是正勧告

誹謗中傷や偽情報など悪質投稿への対応状況を公表する義務に違反、修正して再公表するよう要求

山川 健(Web担 編集部)

7:00

総務省は、情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法)に基づく是正勧告を米国Google、米国X、米国Metaと、匿名掲示板「爆サイ.com」を展開する湘南西武ホーム、KADOKAWA子会社で「ニコニコ動画」などを手掛けるドワンゴのSNS運営5社に出した、と7月24日発表した。誹謗(ひぼう)中傷や偽情報など悪質な投稿への対応状況を公表する義務に違反があった、と判断した。

情プラ法はネット上の誹謗中傷や権利侵害情報への対応強化を目的に2025年4月に制定された。大規模事業者に対して毎年1回、削除申請、対応件数、停止アカウント数など送信防止措置の実施状況の公表を義務付けている。各事業者が5月31日までに公表した2025年度の送信防止措置の実施状況を確認したところ、この5社は公表事項の全部か一部を公表していなかった。

総務省は、違反を是正する修正を行って再公表するよう要求。GoogleとXには、全事項を確実に公表するための措置やスケジュールなどの改善計画の提出も求めた。他の3社は改善の取り組みを報告していることから、修正が技術的に困難な場合は翌年度に向けて必要な措置を講じることとした。LINEヤフー、サーバーエージェントなども公表の対象だが勧告はなかった。


総務省の発表文(画面キャプチャ)

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る