「Repro Booster」でページランディング時の表示を高速化する機能「LCP Preloader」提供

Repro、メインコンテンツが表示されるまでの時間を指すLCPの要素を自動特定して優先表示

山川 健(Web担 編集部)

4月18日 7:02

マーケティングソリューション事業のReproは、同社が展開するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」で、ページランディング時の表示を高速化する新機能「LCP Preloader」の提供を始めた、と4月17日発表した。ウェブページのメインコンテンツが表示されるまでの時間を指すLCP(Largest Contentful Paint)の要素を自動特定して優先表示する。

LCPは、視覚的に最も大きい画像、動画、テキスト要素がブラウザに表示されるまでの時間で、ウェブサイトのユーザー体験を評価する指標「Core Web Vitals」の1つ。SEO(検索エンジン最適化)のランキング要素に導入されている。LCP Preloaderを利用することで、LCPに関する指標の改善と併せ、ユーザーが視覚的に感じる表示速度の向上も可能になる。

Repro Boosterを導入しているサイトにLCP Preloaderを追加して適用した検証では、LCPが5%以上改善した例が確認されたという。Repro Boosterは、独自技術の「クリック予測&先読み機能」と「画像フォーマット自動変換機能」でウェブサイトの表示を高速化するツール。タグを入れるだけで高速化でき、効果の確認も可能。導入後の運用の必要はない。

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる