EVERRISEが「GA4」のデータを容易に抽出・集計するツール「JetJunction」の提供を開始

GA4のデータを扱う際のデータ加工作業などの手間を軽減、APIやDWHでの各種課題を解決

マーケティングDX(デジタル変革)の技術支援を行うEVERRISE(エバーライズ)は、Googleのウェブ・アプリ測定ツール「Googleアナリティクス4(GA4)」のデータを容易に抽出・集計するツール「JetJunction(ジェットジャンクション)」の提供を始めた、と11月30日発表した。GA4のデータを扱う際の課題となるデータ加工作業などの手間が軽減できる。

GA4はさまざまな分析が可能なツール。GA4が提供するAPIか、Googleのデータウェアハウス(DWH)「Google BigQuery」を利用すると、詳細なデータを使った分析ができる。しかし、APIで抽出できるデータ形式や項目に制限がある▽APIリクエスト上限でデータ抽出に時間がかかる▽BigQueryに必要なデータ加工の作業量が多い--などの問題がある。

JetJunctionは、こうした問題を解決するツールで、APIリクエスト制限とBigQueryのデータ加工作業の手間を削減する。BigQueryや、AmazonのDWHサービス「Amazon Redshift」に対し、全てのGA4のRAWデータ(整形前の生データ)や、JetJunctionで扱いやすい形に独自加工したデータが連携でき、データの分析や施策実行に役立てられるようになる。

JetJunctionはAPIリクエスト上限を気にすることなく、ユーザー単位で全RAWデータを最短1分間隔で取得。RAWデータを必要な形に加工したり、扱いやすい形を定義して加工したりする前処理が不要。RedshiftにもGA4データが出力可能で、BigQueryを既に使っていてもJetJunctionで加工したデータが連携できる。課金はPV(ページビュー)ごととなる。

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