実店舗での買い物に「ワクワク」する人の割合は? 百貨店と家電量販店でも約3割【電通デジタル調べ】
リアル店舗での買い物に「ワクワク」を感じている人はどのくらい? デジタルサービスの普及についても調査。
2022/11/8 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
電通デジタルは、リテール業界で加速的に進行しているDXの支援に向け、「リテールDX調査(2022年版)」を実施した。コンビニエンスストア、ドラッグストア、スーパーマーケット、百貨店、家電量販店の5業態を対象に、生活者における買い物の楽しさと来店頻度への影響を調べている。
実店舗に行くとワクワクするのは? 百貨店と家電量販店でも約3割
まず、実店舗に行くと「ワクワクする」と感じるものについて聞くと、「百貨店」と「家電量販店」が33%と最も高く、「コンビニエンスストア」が16%と最も低かった。
また来店頻度について、ワクワクしている人・していない人で比較すると、いずれの業態においても「ワクワクしている人」の方が来店頻度が高い傾向にあった。
コンビニは「家からの近さ・BGM」スーパーは「商品の質と安さ」
コンビニエンスストアの「空間・立地」について、何がワクワク感に繋がっているのかを聞くと、「家から店舗までの近さ」「音(BGM)」が重視されていることがわかった。
またスーパーマーケットの「商品」については、「質の高さ」「安さ」「店舗限定商品」が重視されていた。
ドラッグストアの「商品」についても同様に調べると、「安さ」がワクワク感に繋がっているという結果となった。
セルフレジやECなど、基本的なデジタルサービスは普及
デジタルサービスについて、各サービスの利用経験率を調べると、「オンラインショッピング」は91%、「セルフレジ」は84%と高い数字になった。「モバイルオーダー」や「デリバリー」も半数以上の人が「利用したことがある」と回答した。
デジタルサービスを利用し始めた理由・きっかけについて聞くと、基本的なデジタルサービスについては「お得になるから」「便利になるから」という回答が多かった。
調査概要
- 【調査対象】東京都、名古屋市、大阪市の15~69才男女(会社員、パート/アルバイト、自営業/自由業、公務員、医療関係者、専業主婦・主夫、学生、年金が主な収入の方、お勤めでない方、その他)
- 【サンプル数】600サンプル(年代・性別ごとに50サンプル)
- 【調査期間】2022年6月14日~6月16日
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